練馬区の
注文住宅と建築実例

練馬区の人口は、平成25年～30年の平均人口で717,738人です。

参考：練馬区「統計書平成30年版「土地・気象・人口」」

昭和50年代の一時期、人口減少に陥ったものの、昭和58年以降は人口が増加し続けており、23区内では世田谷に次いで2番目に人口の多い区です。面積は、48.16平方キロメートルであり、23区内では5番目の広さです。

参考：練馬区ホームページ「練馬区のあらまし」地勢

地形は高低差がなくなだらかで、地盤高では西側が高く東側が低くなっています。夏場はヒートアイランド現象により熱せられた空気が運ばれやすく、都内最高気温を記録することが多くなりました。注文住宅を検討される場合、最も気になるのは地盤の良し悪しではないでしょうか。地盤ネット総研の「いい地盤ランキング」によると、練馬区は東京23区内では最も強い地盤とされています。地盤が強いと地震の際に揺れにくいとされています。練馬は大地震の際も安心できるエリアといえるでしょう。

鉄道は「西武池袋線」「西武新宿線」「西武豊島線」「西武有楽町線」「東武東上線」「東京メトロ有楽町線・副都心線」「都営大江戸線」が乗り入れています。また、道路は練馬区役所前を通る目白通りをはじめ、幹線道路が東西南北に走っており、関越道練馬インターへは渋滞がなければ練馬駅付近から10分程度です。さらに外環道、放射各線の整備が完了すると、道路事情は一層向上するでしょう。

練馬区は緑の多い公園やアミューズメント施設が多数あり、子育て世代にもお年寄りにも住みやすい街です。石神井池と三宝寺池を囲む石神井公園は、武蔵野の面影を残す自然豊かな公園です。春夏秋冬の景色を楽しんだり、水辺の貴重な動植物を観察したりすることができます。ほかにも、公園内に田や農家風の建物があり、かつての農家の暮らしを垣間見ることができる秋の陽公園、石神井公園同様に湧水をたたえた富士見池がある武蔵関公園、光が丘公園、土支田農業公園などがあります。

豊島園駅前の「としまえん」は、長年都内有数の規模を誇るレジャー施設として人気を博してきましたが、2020年に段階的に閉園されることになりました。2023年には新たにハリー・ポッターのテーマパークが開園される予定です。豊島園駅前にはこのほか、映画館「ユナイテッドシネマとしまえん」や温泉施設「庭の湯」もあり、今後も練馬区内のアミューズメントスポットであり続けることが期待されます。

西武線練馬駅前には練馬文化センターがあり、オペラやバレエ、歌舞伎、落語など一年中さまざまな公演や催し物が行われています。また、練馬は漫画とアニメの聖地でもあります。日本漫画界の神様、手塚治虫さんの虫プロは練馬区富士見台にありましたし、「うる星やつら」の高橋留美子さんや、「銀河鉄道999」の松本零士さんらも輩出しています。さらに、日本初の劇場用長編アニメは練馬区大泉にあった東映動画（現・東映アニメーション）が制作しました。2018年には東映アニメーションスタジオの一角に『東映アニメーションミュージアム』が建てられ、人気アニメのキャラクター展示やスタジオで作られたアニメのさまざまな情報を紹介しています。これらの背景から、練馬区は区をあげて漫画やアニメの振興に取り組んでおり、アニメ関連イベントなども数多く催されています。

練馬区内には区立学校のほか、有名私立中学や高校、大学もあります。女子校の富士見中学・高校は西武線中村橋駅、男子校の都内御三家の一つである武蔵中学・高校、武蔵野音楽大学、日大芸術学部はいずれも西武線江古田駅周辺です。このため、江古田駅周辺には飲食店や書店など学生向けの店舗が多く、また芸術系の大学が２校もあることから音楽教室やスタジオなども集まっていて、活気のある街並みとなっています。

病院は、2005年に開院した練馬高野台駅徒歩1分という好立地に建つ順天堂大学医学部附属練馬病院のほか、練馬総合病院、練馬光が丘病院、浩生会スズキ病院などの総合病院をはじめ、クリニック、リハビリテーション専門病院などがあります。

練馬にはあらゆるジャンルのグルメがありますが、店内は比較的広めで価格も都心よりリーズナブルに楽しむことができるのが特徴です。人気の高い焼肉店もあります。桜台にある焼肉「格之進TOKYO」は六本木にある「格之進R」の系列店ですが、桜台店は気取らないカジュアルな雰囲気のお店です。また、富士見台にも常に行列の絶えない焼肉店「牛蔵」があります。１階の惣菜コーナーも大人気でこちらも常に行列となっています。このほか、豊島園駅周辺にもリーズナブルな焼肉店があります。また、練馬駅から徒歩10分の閑静な住宅街にある園芸店「渋谷園芸」内にあるイタリアンレストラン「樹藝夢」には広いテラス席があり、休日にはペットとともに食事を楽しむ人の姿が見られます。石神井公園の目の前にあるピザレストラン「ヴィノテカ・ラ・ガッツァ」は眺めの良いレストランとなっていて、天気の良い休日のランチは常に予約で満席です。

このほか、練馬駅と中村橋駅のいずれからも徒歩15分ほどの住宅街にある蕎麦屋「田中家」があります。「La毛利」は、店舗隣の農園で作られた採れたて野菜を使った料理が人気です。ただし、大泉学園駅からは徒歩40分とアクセスは良くありません。練馬グルメの名店は住宅街にぽつんとたたずんでいる店も多く、地元の人だけが知る隠れた名店もあります。マンションの建設ラッシュに伴い、新たな飲食店も増えており、ますます目が離せません。

練馬には大きな祭りがいくつかあります。最も大きな祭りが、毎年10月に開催される「練馬まつり」です。平成26年以降はとしまえんで行われ、練馬区や地方の特産物のほか、各種模擬店が並び、特設ステージでは区民がさまざまなパフォーマンスを熱演します。4月には室町時代に石神井城主であった豊島泰経とその娘、照姫の伝説にちなんだ「照姫まつり」があります。石神井周辺には当時の時代装束でのパレード、照姫行列があり、多くの観光客で賑わいます。このほか、「光が丘よさこい祭り」「中村橋阿波踊り」「きたまち阿波踊り」など、エリアごとの夏祭りも盛んです。11月には練馬駅の大鳥神社で「酉の市」が行われます。一の酉、二の酉、三の酉が開帳され、社前は熊手を求める大勢の人で溢れます。