• 【注文住宅】家が建つまでの期間はどれくらい?アイデア整理から入居までの流れとポイントを徹底解説!

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    注文住宅を建てよう!と思っても、どのくらいの期間が必要なのか、どのようなことをしなくてはいけないのか、わからないことも多いのではないでしょうか?

    せっかく注文住宅を建てるなら、家族のライフスタイルを反映させたいものです。自分たちらしい家づくりのためには、期間や流れを把握することはとても重要です。

    そこで、自分たちらしい家づくりを叶えていただくために何をすればいいのか、家づくりに必要な情報の集め方などをこちらの記事で紹介します。

    ぜひ、実際の家づくりに役立ててください。

    家づくりにかかる期間のイメージは?

    注文住宅での家づくりにかかる期間はどのくらいだと思うか、アンケートを取ってみました。

    【質問】

    「注文住宅で家を建てよう!」と思ってから完成までにかかる期間はどれくらいだと思いますか?

    【回答数】

    6ヶ月:22

    9ヶ月:37

    12ヶ月:91

    調査地域:全国

    調査対象:【年齢】20 –

    調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日

    有効回答数:150サンプル

    「12ヶ月」が多かった!やっぱり注文住宅は時間がかかる?

    もっとも多かったのは12ヶ月という回答でした。

    ◆具体的に設計事務所と相談したり見積もりをとったりを繰り返すわけですから、1年くらいはかかるかと思います(40代/無職/女性)

    事務所探しや打ち合わせ、見積りや工事などいろいろしなければいけないことが多いため、だいたい12ヶ月はかかるのではないか?という意見が多く見られました。

    では、次に多かった9ヶ月と回答した人の意見を見てみましょう。

    ◆半年だと思慮が足りない場合も考えられ、一年だと逆に長すぎると思います(50代/女性)

    期間が短いと心配だけど、1年は長い……という意見が多く見受けられました。

    早く家を建てたいけど期間が短いと構造や安全面で不安に思うのかもしれませんね。

    最後に、6ヶ月の意見を紹介します。

    ◆けっこうあっという間に建つ気がします(40代/パート・アルバイト/女性)

    思っているより早く建つイメージを持っている人が多いようです。

    なかには実際に半年で建てたという人もいました。

    家は一生のものですから、多くの人が建てるのに長い期間がかかるというイメージを持っていました。

    それでは、実際の家づくりの流れを見ていきましょう!

    家づくり完成までの手順と流れ!

    では、家づくりにはどのような流れで進むのでしょうか。ここでは、家づくりの一般的な流れを紹介します。 

    STEP1 理想のイメージ・条件の整理

    まずはじめに、住みたい家イメージと、現実的な条件の整理をしましょう。

    具体的には、以下のような点を考慮しましょう。

    ✓優先事項はなにか?(子育て、デザイン、場所、価格、住宅性能など)

    ✓10年、20年、30年、40年、50年後のライフスタイルはどう変わるか?

    イメージや条件を整理することで、より効率的に土地探しや、住宅会社の選択ができるようになります。

    本来、優先事項が低い項目の検討に時間をとられてしまう、費用対満足度が低い部分にお金を使ってしまう、将来的に不要になる部分に費用をかけることを防げるなど、事前のイメージ・条件の整理は、家造りでもっとも重要なSTEPといえます。

    適切な住宅会社選びのために!種類と選び方を知ろう!

    家づくりの流れが丸分かり!抑えておきたい家づくりの基本!

    STEP2 予算の決定

    実際に使える資金はどの程度あるのか、ローンの借り入れ枠はどのくらいで、それは余裕をもって返済が可能かなどを確認します。家づくりには、「土地代」「建築費」以外にも、さまざまな手数料や調査費、申込費などの諸費用がかかります。

    具体的な金額は、設計事務所との相談の上で決定しますが、この段階でも、今後どのような費用が必要になるか、およその確認を行なっておきましょう。

    家づくりの予算と費用については、以下の記事もぜひご一読ください。

    注文住宅の予算を立てるには費用の内訳を知ることから!

    住宅ローンの諸費用はいくらが目安?節約できる方法はあるの?

    STEP3 土地探し

    イメージや条件を整理し、予算の確認ができたら、いよいよ土地探しです。

    希望のエリア、予算、広さ、その他の条件に当てはまる物件を、不動産会社や、施工会社に伝える方法が一般的です。

    フリーダムでも、土地探しのご相談を承っています!

    また、実際に希望のエリア・地域を歩いてみて、土地を探すという方法もあります。

    実際のところ、すぐに理想の土地が見つかった!というケースはそれほど多くないのが現実です。

    とはいえ、事前にしっかりイメージと条件・妥協できるポイント、譲れないポイントを決めておくことで断然土地が見つけやすくなります。

    以下の記事なども参考に、理想の土地を見つけて行きましょう。

    STEP4 設計事務所探し

    ハウスメーカー、工務店、設計事務所が主な施工会社候補ですが、注文住宅をつくるなら設計事務所がおすすめです。

    その中でも、フリーダムでは、自由度の高い設計のご提案を強みとしています。

    また、土地探しからまとめてご提案しているため、土地をまだお持ちでない方でもお気軽にご相談いただけます。

    適切な住宅会社選びのために!種類と選び方を知ろう!

    STEP5 設計事務所への相談

    家族構成やライフスタイル、現在住んでいる住宅の不満や改善点、希望する間取りなどを設計事務所に伝えます。

    2-6 STEP6 資金計画、おおよその間取り決め

    相談した内容をもとに設計事務所がおおよその間取り図を作成してくれます。

    同時に資金計画を行い、住宅に対する希望と予算のすりあわせを行いましょう。

    STEP7 見積り、契約

    資金計画が決まったら、実際に希望通りの家を建てられるか確認するため、設計事務所から工務店に見積りを出します。

    内容に問題がなければ設計監理契約を結びましょう。

    STEP8 図面完成、工事契約

    工務店からあがってきた見積書をチェックしましょう。

    予算オーバーしているようならコストコントロールを行い、さらに図面の訂正を経て、最終図面を完成させます。

    図面と見積書に問題がなければ、工事契約へ進みます。

    STEP9 工事着工

    地鎮祭のあと、工事着工です。竣工に向かってさまざまな工事と検査をしていきます。

    STEP10 竣工

    住宅ができあがり、引き渡しです。引っ越しをして新生活をスタートさせましょう! 

    フリーダムアーキテクツの家づくりの流れはこちら

    注文住宅で家づくりを決めてから完成までの期間は?

    CASE484 やまのいえ

    設計事務所で注文住宅を建てる際の期間は、人によってさまざまです。

    ただ、一般的な期間は14ヶ月から15ヶ月ほどになります。

    住まいを注文住宅で建てることを決めたら、まず設計事務所への相談から資金計画、おおよその間取り決めをすることになります。ここにかかる期間の目安は約3ヶ月です。

    施主の希望を吸い上げ、ファーストプランを練り上げていきます。

    さまざまな希望があり話し合いが長くなる場合は、その分だけ期間も長くなる傾向にあります。

    大切な基本設計をしていくため、とても重要な時期です。

    図面完成後に、設計事務所から建築業者に見積り依頼を出し、最終的な金額を決めて設計監理契約を結びますが、ここまでにかかる期間がスタート時から約7ヶ月程度が目安になります。

    その後はいよいよ工事契約を結んで、工事に入ります。一般的な木造住宅なら、工事期間は約7ヶ月です。

    ただし住宅の規模や構造、工法によって長くなることもあります。

    特殊な工法だったり特注の資材を使ったりなどがあると、やはりその分だけ工期も伸びます。

    なるべく短い期間で家づくりをするなら、「ここは譲れない!」というこだわり部分と、妥協できる部分を明確にすることがポイントです。妥協しすぎるとライフスタイルと合わない家が立ってしまいますので、こだわり部分と妥協部分のすり合わせをきちんとしてくださいね。

    住宅ローンの審査にかかる期間とは?

    住宅を購入する際の最も重要なプロセスとなる、住宅ローンの審査にかかる期間について解説します。住宅ローンの審査は、事前審査と本審査の2回が基本です。

    このとき、事前審査から大きく金額が変更になると、本審査で落とされてしまう可能性があります。事前審査は、購入する物件の金額や、ローン契約する人物の職業や年収などが調べられます。

    この内容は基本的に自己申告です。給与所得者であれば、金融機関によって源泉徴収票などの収入を証明する資料の提出が必要なこともあります。

    事前審査は、スムーズにいけば1週間程度で結果が出ます。インターネットで申し込む場合には、4営業日程度で結果がわかることもあるようです。 

    本審査にかかる期間は、追加の書類や質問事項などがなく、スムーズに進んだ場合で1~2週間程度となっています。本審査は書類審査です。物件が申請されたローンの融資枠組みに合っているかどうか、また実際に建築行為が実現するための基本的な条件が整っているかどうかを調べます。

    物件に関しては、売買契約書、重要事項説明書、建築確認済証などを提出します。ローン契約する人物に関しては、源泉徴収票、住民税課税証明書、印鑑証明書などが必要です。

    実際には、追加書類や確認事項を求められることも多くあるため、2週間~1カ月程度はみておいたほうがよいでしょう。

    担保となる建物と土地の評価額が借入金額より明らかに低かったり、団体信用生命保険加入が義務付けられていたりする場合は注意が必要です。特に、健康状態により団体信用生命保険に加入できないなどの場合は、仮審査に通った後でも本審査で落とされてしまうことがあります。

    コントロールできない期間は3つだけ!

    CASE593 CAMP

    注文住宅を建てるうえで施主や設計事務所がコントロールすることのできない工程が3つあります。住宅ローンの事前審査と本審査、及び工事開始から完成までの建設プロセスの3つです。

    住宅ローンに関しては、申請を出したあとは結果を待つしかなく、建設プロセスに関しては、監理はするにせよ、基本的には施工業者に任せるしかありません。

    しかしながら、その他の期間は自分次第で短くできます。十分な情報収集を行ってスケジュール管理をしっかり行えば、効率よく短い期間で注文住宅を建てられるでしょう。 

    フリーダムには「家づくり」に関する各種相談窓口がございます。

    家づくりを検討されている方、土地をお探しの方、新築・中古問わず住宅の購入を検討されている方、すでにフリーダムとご契約されている方など、どのようなご相談にも無料でお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。

    ◆◆「フリーダムが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。」

    完成させたい時期も考慮!逆算して行動開始!

    あなたはいつまでに家がほしいですか?家づくりを決めたら、完成させたい時期についても考慮したいところです。

    希望の竣工シーズンとして一般的なのは、年度末の3月や年末の12月などです。3月を希望する人は、4月の新しいシーズンを新しい家でスタートさせたい、12月に希望する人はお正月を新居で祝いたいと思う傾向にあるようです。

    もし3月に竣工、引っ越しまでこぎつけたいのであれば、上記で紹介したスケジュールで考えると、前年の2月くらいには設計事務所との相談をはじめたいところです。

    ただし、家づくりは土地探しや設計事務所選びなど、ほかにもやることはたくさんあります。

    特に、子どもの学校や幼稚園の近く、スーパーや駅から近い場所など、条件にあった土地探しには時間がかかるものです。

    なるべく早めにインターネットや雑誌などで情報収集を行い、希望の竣工時期に間に合わせられるようにしましょう。

    また、家族同士でどのような家に住みたいかを話し合い、希望のすりあわせを行うことも大切です。

    家づくりをするとなると、義理両親や親戚などからのアドバイスが入ることもあります。

    ただし、実際に優先すべきはその住宅に住む家族の意向です。まわりに振り回されず、思い通りの家づくりをしてくださいね。

    完成までのスケジュールを立てるときの注意点

    注文住宅の建設スケジュールを立てる際には、時間がかかりやすい手順を把握し、余裕を持たせることが重要です。注文住宅では、特に土地探しや設計プラン、設備を決めるのに時間を要する傾向にあります。

    自分たちで土地を探すことも可能ですが、ハウスメーカー選びの段階で伝えておくと、条件に見合った土地に出会える可能性が高まります。また、設計プランや設備について譲れないこだわりがある場合は、どこまで妥協できるかのライン引きをしっかりと行い、優先順位を決めておきましょう。

    工事が始まってからは、悪天候や作業員・建材不足などの影響で、工期が遅れる可能性も考えられます。計画時に多少余裕を持たせておけば、遅れが生じても想定の範囲で完成や入居を実現できるでしょう。

    最短で注文住宅を建てるためのポイント

    「時間がない中で少しでも早くマイホームを建てたい」という場合もあるでしょう。ここで、注文住宅を最短期間で建てるために、押さえておきたい事前準備と計画のポイントについて解説します。

    土地探しに期限を設ける

    土地探しは、条件に合う土地がそもそも見つかりにくく、難航する可能性もあります。良さそうな土地を見つけても、迷っている間に売れてしまい、住宅を建てるタイミングを逃すケースも少なくありません。

    条件と大きさ、金額すべてが100%希望に合う土地に出会うことは非現実的であり、どこかで折り合いをつける必要があります。そこで、土地探しの期限を区切ることで、期限内に最も条件に合った土地に決めて、住宅の建設を始めることが可能です。

    子どもの学区や予算など、こだわりたい土地の条件を明確にし、いつまでに決めるかを期限を出しておくことで、土地探しの時間短縮につながります。

    希望条件に優先順位をつける

    設計プランや設備選びにこだわりすぎて、予算をオーバーしてしまう場合があります。予算内に収めるために何を優先し、何を諦めるか迷っていると、工期遅れにつながります。

    その場合、住宅の希望条件に優先順位をつけておくことで、判断の時間を短縮できます。「絶対に譲れない部分だけは必ず実現する」と決め、それ以外の部分については「やむを得ない場合は諦める」くらいの気持ちを持つことも大切です。

    また、家族や同居人で意見が別れた場合に、どのように決めるか考えておくこともポイントです。「多数決を取って決める」「よく利用する人の意見を優先する」などのルールをあらかじめ共有しておけば、話し合いがスムーズに進むでしょう。

    設計事務所の相談会で情報収集を

    設計事務所ではなくても、注文住宅を建てることはできます。施工会社の候補としてハウスメーカーや工務店がありますが、個性やこだわりを重視したい方には、やはり設計事務所がおすすめです。

    フリーダムでは、年間約400棟という全国No.1のデザイン住宅実績があり、すべてがお客様のご要望やライフスタイルに合わせたご提案となるため、ひとつとして同じ住宅はありません。そのため、自由設計におけるノウハウも豊富にあります。

    全国17スタジオにて、注文住宅に関する無料の相談会を、水曜日を除く毎日開催しています。

    土地探し、設計プラン、資金計画のご相談・ご提案をすべて無料で行っているので、ぜひお気軽にご相談ください!

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