自分の希望どおりの家を建てることができる注文住宅ですが、実際に建てたいとなった際にどのようなことを調べて検討すれば良いのかわからない部分もあるのではないでしょうか。この記事では、尾張地区に注文住宅を建てたいときに、どの地域に建てるべきか、周囲の環境はどうか、子育てしやすいかどうかなど、知っておきたいポイントについて詳しく紹介します。
稲沢市
大都市と自然の両方を感じられる稲沢市
愛知県稲沢市は県西部の濃尾平野の中央に位置しており、名古屋市から近いうえに自然にも恵まれています。稲沢市の2015~2020年までの平均人口は13万6496人(【GD FREAK】稲沢市 愛知県「人口と世帯」を参照)です。また、面積は79.35平方キロメートルで、東西に約14.6km・南北約9.2kmとなっています。(【稲沢市】位置・地勢を参照)
地味肥沃なので野菜の栽培にも向いていますが、稲沢市は植木や苗木の産地として有名です。
交通面では、市東部にあるJR稲沢駅が多く利用されています。ただし、稲沢駅は通過する列車も多めなので、停車する列車本数が多めの市役所の最寄り駅「名鉄国府宮駅」を利用する人のほうがより多くなっています。JR名古屋駅・名鉄名古屋駅からの所要時間と運賃を考えるとJRを利用するほうが節約できるので、状況によって使い分けるのも良いでしょう。安い運賃で乗ることができるコミュニティバスや限られた停留所のみ利用可能になるコミュニティバス接続便もあります。どちらも基本的に200円で乗車可能です。小学生は100円、障がい者手帳を持っている人は5割引・小学生以下は大人もしくは小学生1人につき、2人まで無料で乗れます。
稲沢市で食べておきたいグルメ
稲沢市にはおいしいと評判になっているものがいくつもあります。おすすめのグルメをいくつか紹介します。
#銀杏
稲沢市の特産物として、銀杏があります。市内には樹齢100年以上のイチョウの木が数多くあり、毎年そぶえイチョウ黄葉まつりも開催されています。稲沢市祖父江町の「祖父江銀杏」を使用したものが、麺や刺身こんにゃく・ういろなどです。祖父江銀杏はもっちりとして苦味が少ないのが特徴となっており、このもっちりさを活かしたういろです。同じく、ようかんやだんごなどもあります。和菓子は、銀杏のほんのりと感じる苦さと和菓子ならではの甘味をバランスよくとった素朴な味わい。麺は祖父江銀杏と郡上の天然水である「粥川の水」で練りこんであります。腰がある麺で自然の風味を活かした麺となっています。
#よりぼし漬
稲沢市の特産である「よりぼし大根」を使用したよりぼし漬は、すべて手作りで作り手も少ないため貴重となっています。よりぼし大根は宮重大根の中でも質が特に良いものを細かく切った状態で吊るし、伊吹おろしにさらして干したものです。伊吹おろしはこの地方特有の寒風で、伊吹山から吹き降ろす季節風のことをさします。よりぼし大根を作る際には伊吹おろしにさらす・天日に干すことを1カ月間ほど繰り返し、引き締まったものをよれば出来上がりです。よりぼし大根を椎茸やゴマ・昆布・ナス・しその葉などを加えた醤油に漬け込んだものが「よりぼし漬」となります。
#あしたば
稲沢市では、青汁の原料としても有名なあしたばが特産の1つとなっています。あしたばはミネラルやビタミンが豊富に含まれており、稲沢市では夏場はあしたば入りひやむぎ、冬場はあしたばうどんなどが販売されているのです。また、パウダーも販売されているので、青汁として飲むこともできます。
稲沢市の1度は行きたいおすすめスポット!
稲沢市で注文住宅を建てることを考えた際、せっかくなので周囲にどのようなお出かけスポットがあるのか知っておくのも良いのではないでしょうか。
#桜ネックレス
稲沢市平和町にある全長2800mも続く桜並木「桜ネックレス」は、お花見シーズンにゆっくり散策できるおすすめスポットです。桜ネックレスでは約60種類1400本ほどの桜を眺めることができます。これだけ多種の桜を眺めることができる並木は、全国でも非常に珍しいものです。3月上旬から5月上旬頃まで約2カ月間にわたって、美しい桜を楽しめます。
#善光寺東海別院
稲沢市祖父江町にある善光寺東海別院は郊外の住宅地にあり、名鉄尾西線森上駅から車で5分ほどの距離です。こちらは「極楽をこの世で拝める善光寺」として知られています。極楽かいだんめぐり(戒壇めぐり)を目的に訪れる人が多く、本尊下の回廊を念仏を唱えながら巡ります。参拝自体は無料ですが、戒壇めぐりは有料で、リーフレットや手首につける蛍光バンドをつけて歩くのです。ちなみに、バンドはそのままもらえるので記念にもなります。こちらの寺では「おびんずるさま」と呼ばれているなでぼとけ(十六羅漢の1人)をなでることで病気が治るといわれています。
稲沢市は子育てに向いている?
稲沢市には児童公園・ちびっこ広場・地区広場などが96カ所ほどあり、子どもと一緒に気分転換をする場所には事欠きません。また、イベントなどが行われる際、稲沢市から「移動式赤ちゃんの駅」というテントもレンタルすることができます。「移動式赤ちゃんの駅」は、授乳やおむつ交換をできる小さなテントで、折り畳み式チェアが2つほど設置されているものです。利用も無料なので、稲沢市開催のイベントに参加したいときにも安心して出かけられます。白いテントに赤いハートと赤ちゃんの絵が描かれているのが目印です。
また、「PaPaノート」と呼ばれる子育てノートも用意されています。母親が中心となって行われることが少なくない子育てですが、稲沢市では父親にも子育てに参加し、夫婦の絆を深めてほしいという目的をもってPaPaノートを提供しているのです。子育てで困ったことやアドバイスなどが随所に記載されており、我が子の手形・足形を記載できるページなどもあります。アドバイスは赤ちゃんカレンダーに記載されており、「夫が妻にどう接したらよいのか」「赤ちゃんの成長の目安」などについて知ることができます。
子育て家庭優待事業として、「はぐみんカード」も用意されています。妊娠中や18歳未満の子どものいる子育て家庭が対象で、全国の協賛店舗や施設で提示することで、それぞれの店舗や施設の優待サービスが受けられるのでお得です。18歳未満の子ども1人につき1枚配布されるので、たとえば、3人子どもがいる場合は3枚配布されることになります。各小中学校や保育園・幼稚園で配布されますが、未就学児の場合は市役所や保健センター、市民センターなどいくつかの場所で受け取れます。その際には、対象者であるとわかるものを持参しましょう。本人の場合は子ども医療費受給者証や生徒手帳・健康保険証など、保護者が受け取ることも可能です。
両親が忙しい家庭ではファミリー・サポートセンターを利用できます。保育園や幼稚園などへの送り迎えや産前産後の手伝い、突発的出来事が起きた際の一時的な育児、医師から許可が出ている場合は病児・病後の子どもの預かりもしてくれるのです。対象となるのは稲沢市在住の0歳~小学6年生までの児童をもつ親となっています。産前産後のケアについては稲沢市内在住・在勤で、妊娠8カ月~産後2カ月(多胎児は12カ月)までの人です。ちなみに、病児や病後の子どもの預かりをしてもらうときには、稲沢市が1時間あたり400円の補助をしてくれます。
子育てしやすい環境がある稲沢市
稲沢市は自然豊かな反面、名古屋市にも近いというメリットがあり、非常に便利です。また、子育て支援を積極的に行っているため、注文住宅を建てて住み始めた後も安心です。次に気になるのは注文住宅にどのような設備を取り入れるのかなどではないでしょうか。
建築設計事務所「フリーダムアーキテクツ」では土地探しはもちろん、注文住宅のデザインについてのアドバイスももらえるので、1度相談してみるのも良いでしょう。
春日井市
春日井市ってどんなところ?市内の基礎情報を解説!
#春日井市の人口は?
愛知県春日井市の人口は、2016年~2020年までの5年間を見ると増加傾向にあります。5年間の平均人口は約31万人。(春日井市公式ホームページを参照)
県内では6番目に人口の多い都市です。県内で人口が30万人を超えているのは6つの市のみとなり、都会の住みやすさを求める人には有力な候補地の一つになるでしょう。(愛知県公式Webサイト「県市区町村別推計人口と世帯数」を参照)
人口とともに世帯数も増加傾向にあることから、人口減少に悩んでいる自治体が多いなかで春日井市は持続的な成長を実現しています。
#春日井市の面積や地形は?
春日井市は、名古屋市や小牧市をはじめとした愛知県内の5つの自治体と、岐阜県多治見市に接しています。市の面積は92.78平方キロメートル。南北に13.7キロメートル、東西に15.7キロメートルで少し横長の形です。春日井市は古来より庄内川を中心に発展しており、市内には内津川や繁田川など、庄内川水系の支流が多く見られます。市の最高峰は、岐阜県との県境にある高さ437メートルの弥勒山。自然歩道が整備され、一年を通して登山やハイキングを楽しむことができます。(春日井市公式ホームページを参照)
#交通アクセスの良さは住民にとって大きなメリット
春日井市から名古屋市までの交通アクセスは、市内を東西に横断するJR中央本線を利用すると便利です。市の中心部である勝川駅から名古屋駅までは、乗り換えなしで約20分。名古屋市の中心部栄駅までは、市営地下鉄の東山線に乗り換えて最短約17分で到着できます。また、国道19号が春日井市を横断しているため、市内各所からの車移動も便利です。東名高速道路や名古屋第二環状自動車道を使えば、遠くへの車移動も快適に行うことができるでしょう。県外へ向かう際には、市西部に位置する県営名古屋空港を利用できます。東北から九州まで8空港に定期路線が就航しています。空港までは、JR勝川駅からバスや車で約20分の距離です。
春日井市で子育てすることのメリットとは?
#春日井市の子育て支援「子はかすがい、子育ては春日井」
春日井市で注文住宅を建てる場合には、新しい土地での子育てをイメージしている人も多いでしょう。市では、これから子育てを始める家庭に対して、手厚い子育て支援を行っています。「子はかすがい、子育ては春日井」という宣言のもと、自治体やNPO法人、子育て支援団体などが市内各地で開催しているイベントを、「春日井ハッピーマムズ」という情報発信サイトで一元管理しています。サイトを閲覧すると開催予定のイベントが一目でわかるのは便利です。イベントの種類は、子どもとのふれあいを目的とした講演や体験型教室、フリーマーケットなど多岐にわたっており、自分の好みに合ったものを選ぶことができます。
子育てママの就労を支援する「ママインターン」も好評です。結婚や子育てのために仕事を辞めたが、機会に恵まれればもう一度働きたいと考えている子育てママは少なくありません。そういった女性に就労体験を提供することで、働くためのきっかけにしてもらおうという取り組みがママインターンです。本格的に仕事を始める前に、子育てと両立できるかを確認しておくのは貴重な経験になります。市内の企業や事業者から話を聞く「ママのお仕事見学バスツアー」も定期的に開催しています。
乳幼児を抱えている保護者が、公立保育園に集まって情報交換ができる「子育て支援コミュニティーカフェ」も多くの子育てママが参加しています。同じ悩みを抱えている子育てママと話をしたり、保育士に育児相談したりすることで、心に余裕が生まれる人も少なくないでしょう。また、春日井市では、子どもが中学校を卒業するまで、入院・通院にかかる医療費を助成しています。子どもの病気やケガへの心配が緩和されることで、保護者の負担軽減につながります。
#都会の便利さと豊かな自然を満喫できる生活環境
勝川駅や春日井駅などの駅前は開発が進み、暮らしに便利なサービスや施設が充実しています。買物に便利な大型ショッピングセンターとともに、昔ながらの商店街も残っているため、住民は好みのライフスタイルを選ぶことができるでしょう。こうした都会の便利な暮らしに加えて、春日井市は緑豊かな土地でもあります。「日本の都市公園100選」に選ばれた落合公園を代表として、市内中心部には大小の公園や緑地が点在し、岐阜県との県境の弥勒山周辺では登山やハイキングを楽しむこともできます。便利な暮らしと豊かな自然を満喫できる春日井市は、家族が子育てをするには適した場所です。
春日井市のグルメ・特産品情報をチェックしよう
#春日井市のグルメ情報
愛知県には、味噌カツや手羽先、ひつまぶしなど、その土地ならではの名物料理がたくさんあります。知多半島で育てられたブランド牛である知多牛も絶品で、春日井市内にもグルメ雑誌やネットなどで高い評価を得ているお店が軒を連ねています。他の地域に住んでいる人にあまりなじみのないのは、郷土料理である味噌煮込みうどんでしょうか。愛知県名産の八丁味噌で作られた濃厚なスープは、一度食べるとやみつきになります。
#春日井市の特産品はサボテン!料理にも使う?
春日井市は日本有数のサボテン苗生産地です。実生サボテンの生産では日本一を誇り、市のゆるキャラにもサボテンが登場します。市内ではサボテンにちなんださまざまな商品が販売されていますが、サボテングルメに取り組んでいる店舗もあります。サボテンラーメンやサボテンアイス、サボテンういろうなど特徴的な商品も多く、春日井市に立ち寄ったときにはサボテングルメに挑戦してみるのも楽しそうです。
春日井市で注文住宅を建てるときの3つのポイントを解説
#業者への相談や資料請求を通してその土地の相場を知る
注文住宅を建てるときに、土地の場所と面積は重要な問題です。春日井市は、東京や大阪、名古屋といった大都市ほど地価は高くありませんが、それでも地域に応じて価格差はあります。まずは、予算を考慮に入れて、土地の相場を見極めていきましょう。また、すでに土地を保有している場合には、その土地の広さや形に応じてどのくらいの予算で希望の家が建つのかを知る必要があります。家を建てる土地の周辺環境もチェックしながら総合的な判断をしていきましょう。
#優先事項をできるだけ明確にする
外観や室内の機能性、全体的なデザインなど、家を建てる際には気になることがたくさんでてきます。注文住宅は自由度が高いこともあって、自分の理想に近づけていく努力は必要ですが、すべての希望がかなえられるわけではありません。土地の制約や予算の都合なども考えながら、自分が住居にもっとも望んでいることをできるだけ明確にしておきましょう。そうしないと、業者の都合に合わせる形で、施主の要望とは異なる条件を渋々ながら認めてしまうといったことも起こります。必ず通したい要望と、状況に応じてあきらめるつもりの要望とを区別しておきましょう。
#実際に面談してから業者を選ぶ
資料請求や電話、メールでのやりとりだけで業者を絞り込むのはおすすめしません。数社の担当者と実際に会って面談してから、信頼できる業者を見極めていくべきです。注文住宅は建売住宅とは異なり、業者と何度も打ち合わせを重ねることによって、どのような家にするのかを決めていきます。土地探しから始める場合には、その業者と数カ月間、何度も会って話し合うことになるでしょう。そのときに、見積額が少し安いからといって、こちらの要望を相談しにくい相手では円滑な情報交換が行えません。丁寧な対応をしてくれる業者を選びましょう。
春日井市に注文住宅を建てるなら「フリーダムアーキテクツ」
春日井市は、都市の便利さと豊かな自然を満喫できることから、子育て世代が生活を始めるのに魅力的な土地です。
土地探しから注文住宅の建設を行いたい人は、土地と設計をまとめて提案できる建築設計事務所「フリーダムアーキテクツ」をおすすめします。年間400棟以上の注文住宅を手がける実績は、顧客のさまざまな要望に対応してきた結果です。
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小牧市
名古屋から約15km北に位置し、東名高速道路が横断する小牧市
小牧市は愛知県の県庁所在地である名古屋市の北から北東にかけて広がり、愛知県全体のなかでは北西部に位置しています。小牧市内で南北に最も長い場所は9.22km、東西は14.82kmで東西に少し長く、面積は62.81平方キロメートルです。(※1)
人口は2013~2018年にかけて約15万人余りを推移しています。(※2)
小牧市内を通る鉄道路線は「名鉄小牧線」のみです。小牧駅から北方向にある犬山駅までは約20分でアクセスでき、名鉄犬山線と名鉄広見線に乗り継ぐことができます。(※3)
一方、小牧駅から南方向へは名古屋市営飯田線との直通運転がされており、平安通駅まで乗換不要です。名古屋市街地の栄駅や名鉄名古屋駅などに行く場合は乗り換えが必要ですが、小牧駅から40分前後でアクセスすることができます。(※4)
小牧市はバス路線も充実しています。名古屋や栄方面からは「名鉄都市間高速バス」が運行されており、名古屋からは約40分、栄からならば約25分です。(※5)
また、市内には複数の民間バス路線のほか、市内各地を網羅するコミュニティバス「こまき巡回バス」が走っています。
小牧市内には東西に東名高速道路や国道155号線、北尾張中央道、南北に名古屋高速11号小牧線など主要道路が通っています。東名高速は市内西部に小牧ICがあるほか、東部にある小牧JCTからは中央自動車道が分岐しています。そのため、自家用車を利用することが多い人にとっては利便性があるでしょう。さらに、小牧市に隣接してすぐ南には県営名古屋空港があり、東北から九州まで国内路線が複数運航されています。
※1.小牧市の概要を参照。
※2.小牧市小牧市の人口を参照。
※3.NAVITIME乗換案内 小牧 ⇒ 犬山を参照。
※4.NAVITIME乗換案内 小牧 ⇒ 名古屋を参照。
※5.小牧市小牧市役所へのアクセスを参照。
市民病院から民間の病院まで医療体制が充実している小牧市
小牧山のすぐ南にある小牧市役所近くに小牧中学校があります。小牧中学校区の周辺では北には岩崎中学校区、西に小牧西中学校区、南に北里中学校区があり、北東は味岡中学校区、東南は応時中学校区がカバーしています。小牧市のなかでも東部では、桃花台ニュータウンの開発が進められました。そのうち桃ヶ丘や城山から以西は桃陵中学校区、その北に広がるエリアは篠岡中学校区、光ヶ丘以西は光ヶ丘中学校の校区です。小学校はもう少し細かく市内に16校あります。
小牧市役所から南東方向には「小牧市民病院」があり、地域のかかりつけ医と連携しながら地域医療に取り組んでいます。三次救急指定病院として対応できる救命救急センターを備えているほか、高次医療に対応しながら地域がん診療連携拠点病院、地域周産期母子医療センター、地域中核災害拠点病院など、さまざまな役割を担っている病院です。また、小牧市保健センターに隣接する場所には小牧市休日急病診療所もあるほか、市内には小児科の指定を受けた施設も点在しています。
小牧第一病院は二次救急医療機関として指定されている病院です。一般病床および療養病床の合計で170床を有する民間の病院で、街のクリニックや小牧市民病院、隣接する春日井市の春日井市民病院とも連携をとり、地域医療を担っています。内科・外科・整形外科・循環器科など幅広い診療科目に対応し、市民の健診や人間ドックなどの予防医療にも力を尽くしている病院です。
歴史の舞台であり市民の憩いの場でもある小牧山がシンボル
小牧市のシンボルである「小牧山」は、戦国武将として名高い織田信長が美濃攻めの本拠地として、自身ではじめて築いた城として知られています。また、本能寺の変以後には「小牧・長久手の戦い」が勃発し、徳川陣営と羽柴陣営が戦いを繰り広げた場のひとつとなりました。1927年には国史跡の指定を受け、歴史を感じられる場所であるとともに緑豊かな環境が残され、市民の憩いの場となっています。
山頂にある「小牧市歴史館」からは眼下に広がる小牧市の街並みを見渡すことができ、小牧山のふもとにある「れきしるこまき(小牧山城史跡情報館)」周辺は小牧山周辺を散策する拠点になっています。どちらも、小牧山や小牧城にまつわる展示がされており、周囲に自然を感じながら歴史も学ぶことができる施設です。
小牧市の東部には緑豊かな丘陵地が広がり、その自然環境を生かした「市民四季の森」や「兒の森」があります。市民四季の森には動物と触れあえるちびっこ動物村や大型遊具のあるわんぱく冒険広場、ソリスベリの丘など無料で遊べる施設が豊富です。有料ですがパークゴルフ場やディスクゴルフ場もあり、子どもから大人まで楽しめます。兒の森は四季折々の自然が美しい、森の植物や生息する動物の観察ができる自然体験フィールドです。
ほかにも、小牧市にはパワースポットとして知られる「田縣神社」をはじめとした歴史ある寺社仏閣、数々の絵画や彫刻などの芸術作品を所有する「メナード美術館」など、さまざまなスポットがあります。
実は名古屋コーチン発祥の地はここ小牧市
日本三大地鶏のひとつであり、名古屋グルメのひとつとして有名な「名古屋コーチン」は、実は小牧市が発祥です。名古屋コーチンは元尾張藩士の兄弟が明治時代に誕生させ、国産実用品種第1号の鶏として認定されました。小牧駅前には撫でるとご利益があるといわれる名古屋コーチンの像が設置されています。小牧市内では現在も名古屋コーチンを育てる養鶏場があり、地域振興を目的として名古屋コーチンを普及させるための活動を行っています。名古屋コーチンは弾力に富んだ肉質やコクのある卵が特徴で、地元小牧市では鶏肉を使ったすき焼きの「ひきずり鍋」が有名です。ほかにも、市内では「名古屋コーチンシュウマイ」や卵を使ったスイーツなど、名古屋コーチンを使ったグルメを味わえる飲食店や商品を購入できるお店が点在しています。
小牧市は桃の産地としても知られ、市の東部エリアには桃花台や篠岡など桃畑が広がる風景も見ることができます。初夏から夏にかけての桃の収穫期になると直売所で桃を購入することも可能です。
育児支援が充実した小牧市
小牧駅の西方向にあるラピオには「児童センター」があり、キッズビクスクラブや体育遊びクラブなど、さまざまなクラブ活動が実施されています。また、ちびっこ広場や読み聞かせ、リトミック、キッズ英語など、親子で楽しめる子育て支援活動のプログラムも豊富です。同じくラピオ内には子育てに関してさまざまな相談ができる「子育て世代包括支援センターすくすくパオーンルーム」や「えほん図書館」なども入っています。
小牧市では子育て支援として「すくすくこまキッズ」という応援アプリでさまざまな情報が発信されています。登録しておくとイベントや子育て講座のお知らせなどをいち早く受け取ることができ、子どもの成長記録を入力してグラフでチェックすることも可能です。さまざまな育児支援が充実している小牧市は、子育てしながら注文住宅を建てようと考えている人に向いている街だといえます。
自然に恵まれ交通の利便性もある小牧市!
小牧市は名古屋市から約15kmの場所にあり、東名高速道路など主要道路が通る交通の利便性が高い市です。濃尾平野の中央に位置し、市の東部には丘陵地が広がっています。小牧市のシンボルである小牧山はかつて織田信長が城を築いた歴史ある場所であるとともに豊かな緑があり、市民の憩いの場となっています。
愛知県で注文住宅を建てようと考えているならば、小牧市も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
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尾張旭市
尾張旭市ってどんな特徴がある?
尾張旭市は、愛知県の北西部に位置し、近隣には名古屋市や瀬戸市があります。名古屋市が近くにあるため、全国の地域の中でも栄えていますが、一級河川である矢田川などが通っていたり、水田や緑を感じられる公園があったりするので、自然にも触れることもできる街です。尾張旭市は、市民の健康づくりに力を入れていることから、WHOが率いる健康都市連合に加盟しています。
尾張旭市では、自立心を育ててお互いの多様性を認め合うこと、将来は幅広い分野で活躍できることはもちろん、生まれ育った環境に対しても社会貢献できるように、子どもたちに教育を行っています。そのため、学校では学力を向上させる取り組みだけでなく、郷土の文化に触れる地域学習などにも力を入れています。また、尾張旭市は、子どもから大人まで市民全員がつながりを作ることができる環境を目指しているため、人の温かみを感じられる地域です。
尾張旭市は、全国の地域と比較すると気温が安定しているので過ごしやすい地域となっています。ただ、真冬には、気温の差が激しい日もあるため、注文住宅を建てる際は防寒対策を十分に考慮するとよいでしょう。冬の時期は、雪が降ることもありますが、東北地方のように積もって通勤が困難になる日はほとんどありません。
尾張旭市の人口や交通網について
尾張旭市は規模がそれほど大きくないので、人口は全国的に見るとそれほど多くありません。閑散としているわけではなく、スーパーやドラックストアなどは街の何カ所かにあるので、生活に困ることはないでしょう。尾張旭市には、名古屋鉄道の瀬戸線が通っているため、他の街にアクセスしたいときに便利です。名古屋鉄道の瀬戸線には、印場駅、旭前駅、尾張旭駅、三郷駅から乗車することができます。
尾張旭市では、名鉄バスや名古屋市営バス、JR東海バスなども利用できるため、市内の移動だけでなく、名古屋市へのアクセスもしやすい環境です。ショッピングをしたいときなどに利用するとよいでしょう。また、東名高速道路や国道363号が通っているので、車で遠くに移動するときに利用できます。東名高速道路では、旭BSが休止(2020年3月現在)になっているので、近隣の守山SIC、名古屋IC、大森IC、春日井IC、引山ICなどを利用するとよいでしょう。
尾張旭市にはどんなグルメがある?
ここからは、尾張旭市で有名なグルメを紹介していきます。
#味噌煮込みうどん
味噌煮込みうどんは、愛知県の郷土料理として全国的に有名です。そのため、尾張旭市にも市内各地に味噌煮込みうどんを楽しめるお店がたくさんあります。鶏肉やネギ、白菜、シイタケなどの具材を愛知県ならではの八丁味噌(赤みそ)を使用し、生卵を入れて鍋でぐつぐつと煮込みます。特に冬の時期には、体の芯から温まる一品です。
#尾張煮豚料理
尾張煮豚は、尾張旭市の名物です。国内産豚バラ肉を秘伝のタレで煮込み、保存料や着色料を使わずに、全て手作業で製造しているため、豚肉の旨味を最大限に引き出しています。ラーメンのトッピングはもちろん、丼ぶりやチャーハンなど、さまざまな料理に活用されています。一般的なチャーシューとは一味異なる味わいを楽しむことができるでしょう。
尾張旭市は子育てに向いている地域か?
尾張旭市には、合わせて20箇所以上の幼稚園と保育園があります。尾張旭市の規模を考えると、市内の各地に数多く稚園と保育園が設立されているため、子育てがしやすい環境といえるでしょう。(NAVITIME「愛知県尾張旭市の幼稚園/保育園」を参照)
尾張旭市の学区は、旭中学校学区、東中学校学区、西中学校学区の3つにわかれていて、小学校はそれぞれの学区に3〜4つ設立されています。そのため、どの学区に住んでも子供が通学しやすい環境です。尾張旭市では、子育て世代の家庭にさまざまな割引やサービスを受けられる「はぐみんカード」を配布するなどの支援事業を行っています。他にも、出産や子育ての不安を和らげるため子育て応援メールなど、尾張旭市ならではの施策も実施されているので、子育て世代に優しい街です。
尾張旭市の人気スポットや観光スポットについて
ここからは、尾張旭市で有名な人気スポットや観光スポットについて紹介していきます。
#スカイワードあさひ
スカイワードあさひは、愛知県尾張旭市城山公園の中にある観光スポットです。尾張旭市を一望できる55mの展望塔や天体観測室、旭城があります。天体望遠鏡や太陽専用望遠鏡から宇宙を眺めることができるため、子どもも楽しめる場所です。別館イベントステージでは、さまざまなイベントが行われたり、レストランがあったりするので、1日中遊ぶことができるでしょう。
#愛知県森林公園
愛知県森林公園は、尾張旭市と名古屋市守山区に広がる大きな森林の中に、公園や植物園、ゴルフ場、運動広場など、さまざまな施設が設置されている人気スポットです。広場で思いっきり遊んだり、のんびり自然観察をして過ごしたりできるため、子どもから大人まで幅広い世代の人たちから利用されています。
尾張旭市で注文住宅を購入するときに気をつけたいこと
尾張旭市では、冬の時期に積雪で生活が困ることはほとんどありませんが、「伊吹おろし」という冷たい風が吹くことがあり、寒さの厳しい日があります。また、夏場は猛暑日になる日もあるため、注文住宅を購入する際は防寒や暑さ対策を十分に考慮して設計事務所に依頼するとよいでしょう。
どの場所でも同じことがいえますが、注文住宅は建売と比べて、施工不良やミス、イメージしていた家と違うといった施工業者とのトラブルが多くなっています。工事が終わってから施工業者にクレームを入れても、追加費用を支払わなければ取り合ってくれないというケースがあります。場合によっては、裁判になってしまうケースもあるので十分に注意することと、できるだけ工事がはじまる前に確認して変更できるようにするべきです。施工業者とトラブルになってしまう原因には、施工業者が購入者の要望をよく聞いていないことや、依頼者が詳しい指示をしないで施工業者に全て任せてしまうなどといったことがあげられます。
そのため、注文住宅を購入する際は、親身になって相談を聞いてくれる施工業者であるかどうかを見極めることが大切です。また、購入する側も施工業者に任せきりにしないで、必要な情報を収集して知識を身につけておくとよいでしょう。注文住宅に関する適切な情報は、ハウスメーカーに資料請求を行うことによって収集することができます。
住みやすい尾張旭市に注文住宅を建ててみよう!
尾張旭市は、自然の豊かさを感じられる住みやすい街であり、交通網も発達しているため、近隣の名古屋市にもアクセスしやすい環境が整っています。そのため、都会の少し離れた場所で落ち着いて生活したいという人にピッタリな地域です。
注文住宅の購入を考えている人は、ぜひ住みやすい尾張旭市を選んでみてはいかがでしょうか。
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瀬戸市
瀬戸市は焼きものの街!学校や病院も充実!
瀬戸市は、1000年以上もの歴史を持つ焼きものの街で、「日本六古窯」の一つとして知られています。日本遺産にも指定されており、どこか懐かしい風景が残る穏やかな雰囲気の街です。子育てにも向いている地域で、瀬戸市の公式サイト「市内の小学校・中学校・特別支援学校」のページを参照すると、市内の小学校は2013年時点で20校、中学校は8校、さらに、障害を抱えた児童生徒に向けた特別支援学校も設置されています。
世代に関係なく生活するうえで欠かすことができないのは病院です。必要な治療を近くで受けられるのは、暮らすうえで安心感につながるでしょう。「瀬戸旭医師会」公式サイトの「医療機関案内」を参照すると、2020年時点で瀬戸市内だけでも内科や小児科、眼科、整形外科といった60の病院があります。また、瀬戸市では休日診療にも力を入れているのが特徴的です。瀬戸旭医師会によって休日専門の診療所が設置されており、日曜日と祝日、年末年始の急な病気に対応可能で、いつでも安心して暮らせる医療体制が整っています。
瀬戸市の人口や交通網などのエリア情報
瀬戸市は、県庁所在地である名古屋市から北東へおよそ20kmの位置にあります。ユキサキNAVIの「瀬戸市の鉄道駅」を参照すると、瀬戸市内には瀬戸市駅や瀬戸口駅、山口駅をはじめ8つの駅があり、名古屋市など他の地域へのアクセスがしやすいことがわかります。通勤や通学はもちろんのこと、ショッピングや病院への通院などにも便利です。また、乳幼児の同伴で無料または半額で利用できるコミュニティバスも運行しているので、子育て世帯にも暮らしやすい環境といえるでしょう。
瀬戸市の公式サイトに掲載されている「市の沿革」によれば、市の総面積は111.40平方キロメートルで、標高100〜100メートルの山々が周囲を囲む温暖で暮らしやすい地域です。また、瀬戸市の公式サイト「人口と世帯(町別一覧)」を参照すると、2018〜2020年の瀬戸市の平均人口は約12万9600人で、同じく3年間の平均で5万6200世帯が暮らしています。
瀬戸市の名物やグルメは?
瀬戸市では、「せとめし」と呼ばれる地元ならでのグルメが人気です。せとめしには「瀬戸焼きそば」「うなぎ」「ごも飯」「瀬戸豚」の4つがあり、瀬戸市の名物として欠かすことはできません。瀬戸市に住むなら、まずはこの4つの名物を堪能しましょう。
#瀬戸焼きそば
豚の煮汁でダシをとり、しょう油で味付けした焼きそばです。具材はキャベツと豚肉だけというシンプルなもので、地元では長く愛されてきたグルメです。焼きそばはソースで味を整えることが多いですが、醤油味でコクのある味わいが楽しめます。
#うなぎ
うなぎは「土用の丑の日」に好んで食べられるなど、スタミナ食として知られています。瀬戸市では特に好まれており、古くからスタミナをつけるときの食べ物として人気です。瀬戸市には愛知県で1位といわれる有名なうなぎ店があります。
#ごも飯
ごも飯とは五目飯のことです。焼きものの街として知られる瀬戸市には、窯元がたくさんあります。焼きものは1度火を入れると数日間は火を絶やすことができません。そのため、職人さんはそのまま徹夜することも多く、すぐに食べることができる五目飯が好まれたことから、瀬戸市の名物になっています。ごも飯は、瀬戸市内の飲食店でも提供されています。
#瀬戸豚
瀬戸豚は、甘味のある脂身が特徴の、瀬戸市で飼育されているブランド豚です。瀬戸豚にこだわって提供している飲食店も増えているので、瀬戸市に住んだらぜひ味わってみましょう。瀬戸豚は臭みも少なく、食べやすい豚肉です。
瀬戸市は子育て世帯から夫婦世帯まで暮らしやすい街
瀬戸市は学校数や病院の数も多く、子育て世帯にとって暮らしやすい街といえます。名古屋市をはじめ近隣の地域へもアクセスしやすいため、通勤やショッピングにも便利な街です。そのため、これから子どもをもうけようと考えている夫婦や高齢者にとっても住みやすい地域といっていいでしょう。観光地でありながら暮らす人も楽しめるスポットも多く、穏やかな中に利便性もある瀬戸市は、都心から田舎暮らしを考えて移住する場所としても向いています。特に、焼きものをはじめ物づくりに興味を持っている人が楽しめる街ではないでしょうか。
人気スポットや観光スポット
焼きものが有名な瀬戸市には、窯元や焼きものを扱う専門店など、さまざまな人気スポットや観光スポットがあります。家族や友人とのお出かけに、そして普段の散歩コースとして瀬戸市の街並みを堪能しましょう。ここでは、瀬戸市ならではの人気観光スポットをいくつか紹介します。
#窯垣の小径
古い窯道具をいくつも積み重ねて作られた塀が見ごとな石畳の小径です。その昔、焼きものを出荷するために多くの人が往来した通りが風情を残したまま整備されています。全長400mほどの手頃な距離で、散歩コースに程よいのも人気です。途中にある「窯垣の小径資料館」で瀬戸市の歴史に触れるのもいいかもしれません。
#瀬戸蔵ミュージアム
瀬戸市の懐かしい景色が再現されているミュージアムです。昭和30〜40年代の街並みが広がる館内には、今は走っていない「瀬戸電」も展示されています。1階の「瀬戸蔵セラミックプラザ」では、地元の窯元の作品が購入できます。
#うなぎの田代
瀬戸市のグルメとして紹介したうなぎを提供している人気店です。秘伝のタレをつけ、備長炭で丁寧にじっくり焼き上げたうなぎは、遠方からわざわざわ食べに来る人も珍しくはありません。お昼には行列ができることも多い人気のうなぎ専門店です。
#一里塚本業窯
有形文化財に指定されている登り窯です。登り窯の一部は再構築され、昭和40年頃まで実際に使われていました。現在は使われてはいませんが、当時のままの状態で見ることができます。ここでは焼きもの体験もできるので、自分の器を作ってみるのもいいでしょう。
瀬戸市で注文住宅を立てる際は景観を損ねないことがポイント
瀬戸市は自然豊かな地域です。そのため、注文住宅を建てる際には、瀬戸市ならではの景観を優先することが求められます。景観計画区域は、瀬戸市全域が対象です。緑が豊富な瀬戸市の景観を損なわないような注文住宅を建てるように注意しましょう。特に色や外観などに気を配ることは大切です。実際に注文住宅を建てるときは、着工の30日前までには瀬戸市都市整備部都市計画課に図面を添付して届出しなければなりません。新築はもちろん、増改築や色の変更なども届出が必要です。
焼きものの街である瀬戸市は懐かしさが残る暮らしやすい場所
瀬戸市は焼きものの街として知られ、懐かしい景観がそのまま残されています。名古屋市をはじめ他の地域へのアクセスもしやすく、利便性が高い暮らしやすい街といえます。注文住宅を建てるなら、瀬戸市の景観を損なわないように注意することがポイントです。
瀬戸市での土地探しや注文住宅の建築設計は、建築設計事務所「フリーダムアーキテクツ」に相談してみましょう。
東海市
東海市ってどんな街?
東海市は、愛知県に属する地域で名古屋市と知多市の間に位置します。名古屋市のすぐ近くにあるため、住宅や商業施設などが多く、全国的に見ると栄えている地域です。街全体は栄えていながらも、緑に触れることができる場所があったり、大田川や奥山川など、いくつかの河川が流れていたりするので、自然の豊かさも感じられます。東海市では、生活に必要なものはすぐに手に入れることができ、自然の豊かさも感じられる非常にバランスのよい地域といえるでしょう。また、市の西側には中部地方の貿易の中心となっている名古屋港があり、南には中部国際空港、北部には伊勢湾岸自動車道があるなど、交通機関が非常に発達しています。
東海市は鉄鋼の街として知られていて、工業が盛んに行われているため、名古屋南部臨海工業地帯の一部となっています。農業では、春先の食材として有名な「ふき」の生産地として知られていたり、洋ランの生産も盛んに行われていたりします。東海市では、地域を愛する心、文化や伝統を子どもたちに引き継いで欲しいという思いから、子どもセンターなどでさまざまな取り組みを行っています。第36回緑の都市賞で東海市は、緑の街づくり部門、国土交通大臣賞を受賞しました。市民が住みやすい環境となるようにさまざまな施策が実行されているため、愛知県内でも住みやすい街の上位であるといえるでしょう。
東海市の人口や交通網について
東海市の総人口は、11万4958人、5万0947世帯となっています。街の規模を考えると非常に多くの人が東海市に住んでいるといえるでしょう。総務省の国勢調査によると、東海市の人口は年々増加傾向にあり、2020年現在でも増え続けています。
※愛知県東海市公式サイト「人口の推移」を参照。※GD Freak!「総務省 国勢調査及び国立社会保障、人口問題研究所 将来推計人口」を参照。
東海市では、交通網が非常に発達しているため、市内だけでなく、他県にもアクセスしやすい環境が整っています。名古屋鉄道の常滑線には、名和駅、聚楽園駅、新日鉄前駅など、全部で5つの駅から乗車することが可能です。名古屋鉄道の河和線も通っていて、太田川駅や高横須賀駅、南加木屋駅などから利用することができます。東海市には新幹線の駅はありませんが、名古屋鉄道を利用すれば名古屋駅まで乗り換えなしで行けるため、それほど不便に感じることはないでしょう。東海市内には、らんらんバスが北ルート、中ルート、南ルートに分かれて広い地域で走っているので、市内全域の移動もしやすくなっています。
東海市のグルメは?
ここからは、東海市の有名なグルメを紹介していきます。
#味噌カツ
味噌カツは、愛知県の人々に愛されている郷土料理です。愛知県岡崎市八帖町でつくられている八丁味噌をベースにしたタレは、クセになる濃厚な味わいです。愛知県の郷土料理には八丁味噌を使ったものが多く、東海市にも味噌カツが食べられるお店がたくさんあります。
#ひつまぶし
ひつまぶしは愛知県の郷土料理のひとつで、ご飯を小さなおひつに入れ、そこに蒸さないでそのまま焼き上げたウナギの蒲焼きを細かく刻んで盛りつけて食べる料理です。ひつまぶしは、さまざまな食べ方ができる料理で、ウナギの蒲焼きをご飯と一緒にそのまま食べる、ネギや海苔、ワサビなどの薬味をのせて食べる、お茶や出汁などをかけて食べる、などができます。東海市にも、ひつまぶしを食べることができる専門店や寿司屋、海鮮料理店などがたくさんあります。
東海市で子育ては安心してできる?
子育てをするうえで、環境面を重視する人が多いのではないでしょうか。東海市は、冬場には、雪が降ることがありますが、積雪で通学に支障が出るということはほとんどありません。また、全国的に見て栄えていますが、自然の豊かさも感じられるバランスのとれた地域であることから、子育てがしやすい環境といえるでしょう。東海市では、子育てを支援するさまざまな施策が行われています。たとえば、児童手当や医療費助成はもちろんのこと、夜間や休日に病気にかかっても受診ができるように在宅当番医制を導入しているなど、東海市ならではの施策が充実しています。そのため、子育て世代の家庭が安心して生活ができる環境といえるでしょう。
東海市の人気スポットや観光スポットについて
ここからは、東海市で有名な人気スポットや観光スポットを紹介していきます。
#大池公園
大池公園は、遊戯広場がある子供連れの家族に人気のスポットです。遊戯広場には、カラフルでオシャレなブランコや滑り台などがたくさんあるので、子どもがのびのびと遊ぶことができるでしょう。大池公園には、その他にも無料動物園があったり、季節ごとに梅や桜、花しょうぶといった綺麗な花を見ることができたりします。売店や休憩所も設置されているため、家族で1日中遊ぶことができる人気スポットです。
#聚楽園大仏
名古屋鉄道の聚楽園駅からでも見える聚楽園大仏は、昭和天皇の結婚を記念して開眼供養された有名な大仏です。大仏といえば、奈良や鎌倉の大仏をイメージする人が多いでしょうが、実は聚楽園大仏はそれよりも大きい大仏になります。聚楽園大仏は展望台になっているため、中に入って街の景色を見ることもできます。
東海市で注文住宅を購入する前に注意しておきたいこと
東海市で注文住宅を購入する際には、土地探しに注意しましょう。東海市の中でも人気の高い住宅エリアでも、宅地造成規制法や砂防法などの規制がかけられているケースがあります。このようなケースは珍しくなく、あらかじめ東海市に宅地造成許可を受ける必要があります。その際には、土地を購入する費用以外にも、許可を得るための費用もかかってくるということを理解しておきましょう。
注文住宅を購入する際には、施工業者とトラブルになるケースもあるので、注意が必要です。施工業者とのトラブルには、イメージしていた家とかけ離れていた、工事不良があった、工期が大幅に遅れるなどがあげられます。このようなトラブルの原因は、施工業者の対応がいい加減だったり、購入者の理想とする家のイメージを聞き出せていなかったりするためです。
また、施工業者に任せておけば大丈夫という考えで任せきりにしてしまう購入者側にも原因がある場合も。そのため、信頼できる施工業者かどうかをしっかり見極め、購入者側も全てを任せきりにしてしまうのではなく、注文住宅を購入するにあたっての十分な知識を身につけておくことが重要です。注文住宅についての情報は、ハウスメーカーに資料請求をすることで知ることができます。
全国的に見ても東海市は住みやすい環境といえる
東海市は大都会ではないものの、栄えている街で生活に必要なものはすぐに手に入れることができます。交通網も発達しているため、市内や市外にアクセスしやすい環境が整っている住みやすい地域です。子育てに関してもさまざまな支援が行われているので、子育て世代でも安心して生活することができます。
注文住宅の購入を考えている人は、ぜひ東海市を検討してみてはいかがでしょうか。
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豊明市
豊明市は名古屋のベッドタウンながら自然にめぐまれ歴史もある街
豊明市は愛知県のなかでも中央より少し西側の尾張地方、名古屋市の南東部に隣接している市です。名古屋市に近いロケーションにあることからベッドタウンとして発展し、人口は2013~2018年にかけて約6万6000~6万8000人を推移しています。(※1)
市内にはそれほど高い山などはなく、低地や台地が広がり、面積は23.22平方キロメートルです。(※2)
豊明市内には名鉄名古屋本線が通っており、急行や準急が停車する前後駅と準急が停車する豊明駅があります。また、名古屋市緑区との市区境を超えたすぐ先にある中央競馬場前駅も、豊明市の南西部に住む人にとっては利用しやすい駅です。なお、前後駅から急行に乗車すると名鉄名古屋駅までは約20分でアクセスすることができます。(※3)
市内には前後駅を起点に名鉄バスの路線が複数運行されているほか、コミュニティバスの「ひまわりバス」が市内各地を網羅しています。豊明市は公共交通機関を利用して名古屋や知立など周辺エリアへアクセスするのはもちろん、市内の移動にも便利です。
豊明市には市内の南端をかすめるように伊勢湾岸自動車道が通り、豊明ICがあります。また、国道1号線や23号線、県道57号線(瀬戸大府東海線)など主要道路も通っているため、自家用車で移動することが多い人にとっても利便性が高いといえるでしょう。
※1.豊明市行政活動情報を参照。
※2.豊明市豊明市の地勢を参照。
※3.NAVITIME前後 ⇒ 名鉄名古屋 時刻表を参照。
市内の学区と地域医療の拠点となる大きな大学病院について
豊明市内には中学校が3校あり、沓掛中学校が市の北東部から東部、南東部までの広い範囲をカバーしています。県道57号線沿いに位置する豊明市役所から北西部を校区におさめるのが豊明中学校です。市の西部から南部にかけてのエリアには栄中学校があります。
小学校は市内に全部で9校です。中学校と小学校の校区はピッタリ同じではありませんが、沓掛中学校の校区のうち北部には沓掛小学校、南部には中央小学校があります。栄中学校の校区内のうち南部をカバーしているのが豊明小学校、市の最も西にあるのが舘小学校、そのすぐ東のエリアをカバーするのが栄小学校です。豊明中学校の校区のうち、豊明市役所に近いエリアには三崎小学校があり、さらに名古屋市よりのエリアには西から大宮小学校、唐竹小学校、双峰小学校の3校があります。
豊明市内には市民病院など市が運営している大規模病院はありません。ただ、市内の沓掛町に基幹災害拠点病院や特定機能病院などの指定を受けている藤田医科大学病院があります。藤田医科大学病院には内科や外科、小児科、救急科など幅広い診療科目があり、地域医療の拠点としての役割を担っています。また、豊明市保健センターには休日診療所が置かれているほか、市内各地に内科や外科、整形外科、小児科などさまざまな診療科目のクリニックがあります。
自然豊かな市民の憩いの場があり、歴史も感じられる豊明市
豊明市は主に南部の名鉄名古屋線や伊勢湾岸自動車道、国道1号線、23号線などが通るエリアに市街地が形成されています。一方で、市街地から少し離れると田園風景が広がり、北部の沓掛町にある「二村山」や「勅使水辺公園」などは自然が豊かです。二村山の山頂にある展望台からは周囲を見渡すことができ、勅使池周辺に散策路が整備された勅使水辺公園はウォーキングやジョギングを楽しむ人が多く訪れます。また、市街地にある「三崎水辺公園」にも散策路やジョギングコースが整備され、春は桜の名所として市民に親しまれているスポットです。
豊明市内には西部の栄町に「桶狭間古戦場伝説地」があります。桶狭間古戦場伝説地は戦国時代、織田信長が今川義元に勝利した桶狭間の戦いの舞台となった地です。国指定史跡になっており、春には毎年武将の霊を慰める祭りが開催され、さまざまなイベントも行われています。豊明市にある「尾三消防本部豊明消防署」は消防車や救急車などの緊急車両、隊員の訓練風景などを近くで見ることができる、実は子どもに人気がある消防署です。また、市の北西部にある中央競馬場は馬場内遊園地やポニーに乗れるポニーリンクなどの施設があり、大人だけではなく子どもも楽しむことができます。
愛知県のご当地グルメや新鮮な食材も手に入れやすい豊明市
愛知県の郷土料理のひとつである「ひきずり鍋」は鶏肉を使ったすき焼きです。豊明市でも古くから振る舞い料理として食べられてきた引きずり鍋をご当地料理の「豊明ひきずり」としてPRする取り組みが行われてきました。また、地域の食文化を知り、郷土料理に親しむ機会を子どもたちにも持ってもらうために、給食でも取り上げられています。豊明ひきずりは鶏肉と野菜を使って醤油と砂糖で味付けし、できる限り地元の食材を使うことと定義され、市内複数の飲食店でも味わうことができます。
豊明市内では栄町の曹源寺で毎月9のつく日に「九の市」、2と7のつく日に新田町で「吉池二七市」など朝市が開かれ、新鮮な食材を直接購入することができます。また、イチゴの摘み取り体験ができる「StrawberryFarm 雫」やブルーベリー狩りができる「ブルーベリーとよあけ」、トマト狩りができる「愛知いしかわ菜園」などがあります。ほかにも地元JRの産直のお店もあり、豊明市は地元の新鮮な食材を手に入れられる環境が充実している街です。
充実した育児支援制度がある豊明市
豊明市の育児支援施設としては乳幼児を連れて外出する際に授乳やおむつ替えに利用できる「赤ちゃん駅(Baby Station)」が2009年時点で27カ所、児童館が8カ所あります。また、子育て支援センターとして「すまいる」と「ともとも」、「あおいとり」の3カ所があります。すまいるは絵本コーナーやままごとコーナーなど就学前の子どもが遊べる設備が充実している施設です。平日の月曜日から金曜日までプレイルームを開放しているほか、月齢別の集いやさまざまな催しが開かれています。ともともは閉園した東部保育園跡に2020年3月に開所した施設です。2009年に青い鳥保育園の1室を利用してはじまったあおいとりは、子育てに関する情報提供や相談に対応しています。
ほかにも、豊明市はファミリー・サポート・センターの仕組みが整っているのも特徴のひとつです。育児支援事業の「ふぁみさぽ」では、育児の手助けをしてくれる提供会員が子どもの送り迎えや預かりなどのサポートをしてくれます。また、家事・育児支援事業として「ままさぽ」という仕組みもあり、家庭での家事や育児のサポートも受けることが可能です。
豊明市は名鉄名古屋本線や主要道路沿いなどに市街地が広がり、各地にスーパーやドラッグストア、飲食店なども点在しているため、買い物をするのに便利です。また、市街地を少し離れると自然豊かな環境もあります。育児支援の制度も整っており、注文住宅を建てて子育てをするのに向いている街だといえるでしょう。
利便性と良好な自然環境、育児支援制度も整っている豊明市
豊明市は名古屋市に隣接し、電車やバスなどの公共交通機関が便利に利用できます。それでいて市街地を離れると田園風景が広がり、自然豊かな二村山や勅使水辺公園などもあります。新鮮な地元食材を購入できる朝市が開かれていたり、季節によってイチゴやブルーベリーなどの果物狩りができたりなど、食の面でも恵まれている市です。
愛知県で注文住宅を建てようと考えているのなら、豊明市も選択肢として考えてみてはいかがでしょうか。
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