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  • 明石市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

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    兵庫県の明石市は県庁所在地である神戸市に隣接しており、交通網も充実しています。そのため、近畿地方で注文住宅を建てたいと思っている人のなかには、明石市を有力な候補地として考えている人も少なくないのではないでしょうか。しかし、結論を出すには詳細な情報が欠かせません。そこで、この記事では明石市における交通アクセスや子育て及び住宅環境、さらには、グルメや人気スポットなどについて解説していきます。

     

    人口の推移と交通アクセス

    明石市の総面積は約49平方キロメートルで、人口は2015~2019年の平均で29万人ほどです。しかも、特筆すべき点は人口の推移にあります。1960年に13万人ほどだった人口が1990年には倍増し、2000年から減少傾向に転じるものの、2013年以降は再び増加し始めているのです。(【明石市ホームページ】推計人口を参照)

    全国的な人口の減少や少子化が問題視されるなかで、人口が増えているという事実は明石市が住みやすい街であることの傍証となります。特に、若い世代の人口が増えているのは大いに注目すべき点だといえるでしょう。

    また、明石市は交通アクセスに優れた街でもあります。市の中心街にはJR神戸線明石駅と山陽電鉄本線山陽明石駅があり、大阪梅田駅までは40分弱です。さらに、JR神戸線で隣の西明石駅までいけば、山陽新幹線を利用することもできます。一方、明石港からは淡路島行きの高速船が出ており、所要時間はわずか13分です。そのうえ、国道2号線をはじめとする幹線道路も多く、車での移動も便利です。特に、第二神明道路は山陽自動車道や神戸淡路鳴門自動車道、阪神高速神戸線などに接続しているため、神戸市や大阪の中心部、さらには淡路島経由で四国へもスムーズに行くことができます。

     

    経済的負担を削減できて子育ても安心!

    子どもを育てている世帯にとって明石市は非常に安心感の高い街です。まず、医療費に関しては中学3年までは無料です。しかも、所得制限がなく、夜間の救急が有料だったりすることもありません。文字通り完全無料なのです。また、保育所や幼稚園に通うための保育料も第2子以降は無料になります。兄弟姉妹の年齢や保護者の所得に関係なく無料というのは関西でも初めての試みです。さらに、明石市では待機児童ゼロを目指し、保育所や認定こども園などの大規模整備を行っています。

    一方、小学校の教育で特筆すべきなのは、1クラス30人体制を県内で初めて実現したという点です。2019年度の時点ではまだ小学1年生のみですが、就学のスタート地点で少人数制によるきめ細やかな授業を受けられるのは画期的だといえます。ちなみに、明石市の市立小学校と中学校はすべて学校給食です。そのため、弁当を用意する手間を省くことができ、共働きの家庭の場合は大いに助かるはずです。なお、明石市の小学校は28の学区に分かれており、自分の子どもがどの学校に通うのかは役所で確認することができます。

    また、仕事を休めないのに子どもが急に病気になってしまったという場合でも、明石市では病児保育施設に預けることができるので安心です。生後6カ月~小学6年までの子どもが対象で、夕方の6時まで預けることができます。明石市民の場合、料金は1日最大2000円ですが、所得によっては割引対象となります。

     

    明石駅北側に広がる閑静な住宅街!注文住宅を建てる場合のおすすめエリア

    注文住宅を建てる場合は場所選びが重要ですが、利便性を重視するのであれば、JR明石駅周辺がおすすめです。南口にバスロータリーがあり、駅周辺には複数の自転車置き場が設置されています。そのため、気軽に買い物を楽しむことができるわけです。そして、駅前にはスーパーや商店街などが充実しており、日用品を買い揃えることができます。病院も複数あるので、病気になったときも安心です。また、駅の北側の明石城跡周辺には閑静な住宅街が広がっています。しかも、徒歩圏内に小学校や幼稚園などが複数あるのが大きなメリットです。公園も多く、子育て世帯や若い夫婦世帯にはぴったりのエリアだといえます。

    一方、駅周辺以外のエリアの場合は徒歩圏内にスーパーなどがあまりないというデメリットがあります。駅の近く以外に注文住宅を建てるのであれば、車はほしいところですが、駅周辺に向かう途中で渋滞することが多いのがネックです。

     

    美味しいものがいっぱい!明石市のグルメ事情

    明石市は食文化が豊かなことで知られており、さまざまな特産品があります。そのなかでも、特に有名なのが明石鯛です。餌が豊富で潮の流れが早い明石海峡に面しているため、身の引き締まった美味しい鯛がよくとれるのです。また、明石といえば、タコも欠かせない存在ですし、タレをつけて焼き上げるアナゴも絶品との評判を得ています。これらは明石ブランドとして全国的に名が通っているものばかりです。その他に、地酒の銘酒もあり、この地ならではの美味しいお酒を飲むこともできます。

    さらに、明石市には美味しい料理も数多くあります。たとえば、明石名物として有名な明石焼き。小麦粉とじん粉、卵、だし汁で生地を作り、専用の鉄板に流し込んで、小口切りにした明石ダコを入れ丸く焼いた料理で、だし汁につけて食べます。市内には数十件の明石焼きのお店があり、それぞれ味付けが異なります。食べ比べてみるのも一興ではないでしょうか。そして、明石といえば、忘れてはならないのがお寿司です。海の幸が豊富なだけに、季節に応じて新鮮な旬のネタを満喫することができます。その他にも、明石市には名物料理が盛りだくさんです。それらの料理を把握しておけば、明石市での生活はより豊かなものになるでしょう。

     

    見どころ満載!明石市の観光スポット

    明石市には観光スポットが数多くあります。まず、休みの日に家族で訪れたいのが明石公園です。園内にはボートに乗れる剛ノ池や運動場、子ども向け遊具の揃った広場といった具合に、さまざまな施設があります。それになんといっても、春には千本のソメイヨシノが咲き乱れる桜の名所として有名です。自然の中でのんびりと過ごしたい人にはおすすめのスポットだといえます。また、明石公園内にある明石城は1619年に建てられた歴史あるお城です。明治時代に廃城となって本丸は壊されたものの、現代でも天守台や櫓は残っており、土日には櫓の内部を見学することができます。

    また、柿本神社は歌人の柿本人麻呂が祀られており、境内の石碑には万葉集で有名な歌が刻まれています。一方、岩屋神社は1800年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。海の安全を祈願して海上で行う7月のおしゃたか舟神事は、岩屋神社で祭典が執り行われ、無形民俗文化財にも指定されています。同じく、住吉神社も海上安全の御利益があるとされる神社です。観光の旬は梅雨の季節で、2000本のアジサイが咲き乱れるさまを見ることができます。そのうえ、毎年6月にはあじさいまつりが開催され、能や地元の名産品の販売などが行われます。

    さらに、夏の海水浴には大蔵海岸や林崎・松江海水浴場がおすすめです。大蔵海岸は明石海峡大橋とその先の淡路島を一望でき、夜にはライトアップした明石海峡大橋の美しい姿を目にすることができます。ちなみに、海水浴場、バーベキューサイトや多目的広場といったものも完備されており、遊具付きのこども広場もあるため、家族でのレジャーにもピッタリです。それに対して、林崎・松江海水浴場は、白い砂と青い海に囲まれた美しいビーチです。遠浅なので泳ぎに自信のない人でも安心して遊ぶことができます。そして何より、この海岸は水平線に沈む夕日が美しいことで有名です。オレンジ色に染まった海岸でロマンチックなひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

     

    明石市は快適に暮らせる条件の揃った街

    明石市は兵庫県の中核都市であり、交通アクセスが良いうえに、子育てサポートが充実しており、おまけに食べ物も美味しいなど、快適に暮らせる条件が揃っています。家を建てる場所によっては車が必須なのは難点ですが、それも土地の選び方次第です。その点さえうまくいけば、理想の生活に近づける可能性は高くなります。一度検討してみてはいかがでしょうか。

     

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