注文住宅の打ち合わせにおける注意点と気をつけたい3つのポイント!

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念願のマイホームを建てるにあたり、住宅設計図は夢を実現するための重要アイテムです。
設計図の作成のために、施主は何度も設計事務所との打ち合わせを重ねることになります。
この打ち合わせは後々の家づくりに大きな影響を与えるため、しっかりと話し合いをしたいものです。
マイホームへの希望を反映させて、なおかつ暮らしやすい家をつくるために、どのような点に気をつければいいか、注意点を3つお話します。

街の声を調査!設計者との打ち合わせで注意したいポイントは?

注文住宅の打ち合わせでは、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか?
150人にアンケートを取ってみました。

大切なのは自分の意見をしっかり伝えて後悔しないこと!

・思っている事をしっかりと伝える事。後悔しないためにも(自営業(個人事業主)/女性/30代)

・専門的な知識はないので、細かいことでも分かるように説明してもらうことだと思います(契約・派遣社員/男性/30代)

・余計なオプションやいらない備品はつけないように気をつけることですね(会社員/男性/30代)

・余計なお金をかけていないか(会社員/男性/30代)

・まずは相手が信用できるかどうか(学生/女性/30代)

【質問】

注文住宅で新居を造る場合、設計者との打ち合わせで注意するポイントはどんなことだと思いますか?

【回答結果】

フリー回答

調査地域:全国

調査対象:【年齢】20 –

調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日

有効回答数:150サンプル

お金や期間をかけて注文住宅を建てるため、後悔したくないという気持ちが強く反映されているようです。
そのために納得できるまで打ち合わせを重ねたり、要望はきちんと伝えたりすることが重要!と思っている人が多く見受けられました。
実は、今回挙がった意見のほかにも注意ポイントがあります。
一緒に見ていきましょう。

アドバイスは具体的?設計者の提案力を見極めよう!

おしゃれなキッチンにしたい、広々として陽当りの良いリビングにしたいなど、家づくりを考えると自ずと夢が膨らむものです。
そのためか、あれもこれもといろいろな希望が出てきますが、ほとんどの場合ファーストプラン通りとはいきません。
なぜならば、予算との兼ね合いや、実際に建築可能かどうか、法律に則った住宅になっているかどうかなどで希望とは調整する必要があるからです。
設計事務所の仕事は、そんな施主の希望をすべて吸い上げ、用意できる資金と照らし合わせたうえで、快適に暮らせる住宅を設計することです。
また、良い設計者とは、できることとできないことを明確にし、そのうえで施主の希望に沿ったアドバイスができる人のことです。
「それはできません」とただ言うだけの設計者では、施主の希望は叶えられません。
能力のある設計者なら、できないことの代替案を出したり、妥協しても良い部分を指摘したりしてくれます。
また、住宅は一度建てたら何十年も住むものですから、ライフスタイルの変化を踏まえた提案をしてくれるかどうかも重要です。
施主が気づかない部分にも心を配り設計に反映させてくれるかどうか、設計者の対応力を見極めるようにしましょう。

設計者とのイメージ共有!納得できるまで打ち合わせを!

家族みんなが満足できる家づくりには、設計者とのイメージ共有が欠かせません。
家づくりは必ずしも希望通りに進むわけではなく、時には思わぬ壁にぶつかって頭を悩ますこともあるでしょう。そんな時に頼りになるのが設計者です。
希望と実現可能なことの落差を埋めるために、設計者はさまざまな提案をしてくれます。しかし、時には施主の希望に沿わず、意見の食い違いが出てきてしまうこともあります。
大切なのは、意見の食い違いを修正して、同じイメージを抱けるようにすることです。そのために、家づくりの打ち合わせは複数回行いましょう。
何回も打ち合わせをしていると鬱陶しいかな?などと遠慮する必要はありません。
設計者も「良い家づくりをしたい」という想いは同じですから、施主のイメージを誤解したまま設計を進めるより、些細な事でも話してくれたほうがありがたいものです。
家づくりにはお金も期間もかかりますから、納得できるまで何度でも打ち合わせすることをおすすめします。
打ち合わせを複数回行うことのメリットは、お互いの信頼関係を築きやすいこと。コミュニケーションを密にして、納得できるまで打ち合わせができれば、理想の家に近づくことができますよ。

仕上げ材料のサンプルチェックは大きなものを確認!

注文住宅を建てる過程で仕上げ材のサンプルを見せてもらう場面があります。
この時、なるべく大きなサンプルを用意してもらうのが、家づくりを失敗しないための注意点です。
仕上げ材とは、天井や壁、床などの仕上げに使う材料のことで、住宅の外観や内装イメージを決定づけるため軽視できません。
そのため、仕上げ材を選ぶ時は、色彩の面積効果を意識しておくことが大切です。色彩の面積効果とは、面積の大きさによって色の見え方が変わる効果のことをいいます。
色の面積が大きければ大きいほど、明るい色は明るく鮮やかに、暗い色はより暗く見えるものです。
そのため、仕上げ材のサンプルを見て気に入ったとしても、実際壁や床に使われた場合、思っていたのと違う……というケースが出てきてしまうのです。
また、色は陽当りや照明のあたり具合によっても見え方が変わってきます。目立つ色や柄であるほど、仕上げ材選びは慎重にしたいものです。
これらのことを考慮して、設計事務所には、あらかじめ一番大きいサイズのサンプルを用意してもらうようにしましょう。
そして、そのサンプルが壁や床になった時のことを想像するようにしてみてください。
イメージと実際の出来上がりに差が出ないように、設計者のアドバイスを聞いてみるのもおすすめです。

まとめ

家づくりを成功させるための一番の注意点は、設計者にすべての判断を丸投げするのではなく、自分もきちんと参加することです。
理想の家づくりのために希望はすべて反映させたいところですが、理想と現実は必ずしもマッチするものではありません。
大切なのは、最初の希望と少し違っても実際に暮らしはじめて快適に生活ができること、家族それぞれのライフスタイルが充実することです。
そのために、納得がいくまで設計者と打ち合わせを重ねるようにしましょう。

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