京都府の知っておきたいポイント

京都で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

京都府は歴史ある街並みと豊かな自然、近代的な都市の3つが合わさった魅力あふれる地域で、日本内外を問わず多くの観光客が訪れています。そんな京都府に住みたくて注文住宅を検討している人も多いでしょう。しかし、注文住宅を建てると長く住むことになるので、候補地のリサーチは慎重に行ったほうが無難です。そこで、この記事では京都府の概要や人気のあるエリア、注文住宅を建てるときの注意点などについて紹介していきます。

まずは京都府の概要を知っておこう

2019年10月1日現在の「京都府の推計人口」によると、京都府の人口はおよそ258万人です。人口年次別推移を参考にすると、第二次世界大戦後の1945年の人口はおよそ160万人で、1961年にはおよそ200万人を超えています。その後1979年には人口が250万人を超えましたが、それから2019年までは大きく増えていないことが分かります。京都府というと人混みでごった返しているイメージが強い人もいるでしょう。しかし、データから見るとやはり観光で訪れている人が多いのが事実です。

また、京都府における人口の特徴として挙げられるのが、京都市内の一極集中です。京都府全域の人口およそ258万人のうち、その半数以上にあたる146万人が京都市内に住んでいます。その理由としては京都府の地形が大きく影響しています。京都府の面積は公式ホームページによると、およそ4613平方キロメートルで、南北に長い形状をしているのが特徴です。南部にある京都市を中心としたエリアは愛知県や東京都をつなぐ東海道の終点であり、西日本最大級の繁華街のある大阪府との中継点でもあります。そのため、人の往来がとても盛んな地域で、歴史ある街並みを維持しながら繁華街も多く、にぎやかなエリアとなっています。一方、京都府の北部は山間地域や日本海に面しているエリアですが、どちらかというと福井県や兵庫県北部との交流が盛んな地域です。京都府は南部と北部で経済圏が異なり、賑わいも異なるということは理解しておきましょう。

経済圏が異なるという理由から、主な交通手段も南部と北部では変わってきます。南部は東海道新幹線や名神高速道路、新名神高速道路などが主な移動手段になりますが、北部は舞鶴線や山陰本線、舞鶴若狭自動車道などがメインです。通勤方法などを事前に調べたうえで注文住宅を建てるエリアを決めましょう。

京都市内のエリアごとの特性について

注文住宅を建てる人に人気があるエリアはやはり京都市内です。京都市内をエリアごとにすると、主に5つに分けられます。そこで、京都市内のエリアごとにどのような土地なのかについて紹介していきます。

#京都市中心部エリア
京都市中心部エリアとは、四条駅や京都駅周辺地域です。このエリアはオフィスビルや観光施設が混在しており、観光客も多く訪れるので住める場所はあまり多くありません。しかし、京都駅から少し離れた場所であれば、住める地域もわずかではありますが存在します。京都市内の公共交通機関は時間帯や曜日によっては人混みがすごいので中心部まで自転車や徒歩で通える点は便利です。ただし、土地単価も高い傾向にある点は注意しましょう。

#京都市北部エリア
地下鉄烏丸線の北山駅や北大路駅を中心としたエリアです。このエリアは中心部から少し離れていることもあって、閑静な住宅街が広がっていることから注文住宅を建てる人にも人気があります。スーパーや飲食店もほどよくあるので、日常生活で困ることはないでしょう。また、地下鉄烏丸線を利用すれば、京都市中心部エリアまでおよそ15分で通える利便性の高さも魅力です。

#京都市東部エリア
京都駅からおよそ5分で到着する山科駅や叡山電鉄本線の修学院駅まであたりのエリアが該当します。山科駅周辺は大きな商業施設が存在するので、生活に便利なエリアです。にぎやかな地域であるため治安の面では少し注意する必要はありますが、京都駅までの交通の便が良い点はメリットだといえます。一方、叡山電鉄本線沿いの地域は、落ち着いた雰囲気でスーパーもそれなりにあるのでファミリー世帯でも暮らしやすいでしょう。ただし、京都市中心部までは乗り継ぎをしないといけない点には気を付けたほうが無難です。

#京都市南部エリア
地下鉄烏丸線の竹田駅~十条駅周辺までが該当するエリアです。京都市中心部まで地下鉄で10分程度という利便性はとても魅力的で、公示地価も京都市内のなかでは低い傾向にある点もメリットだといえます。特に注意する点はありませんが、あえていうなら京都の下町としての雰囲気が残っている場所があることです。人によっては寂しい雰囲気を嫌うケースもあるので、一度実際に現地を訪れてみて雰囲気を確かめておいたほうが無難です。

#京都市西部エリア
京都市内のなかでも急速に人気が高まっているのが西部エリアです。特に東海道本線や阪急京都線を利用できる桂駅周辺は人気が高く、大手不動産会社が実施する京都市の住みたい街ランキングで1位になったこともあります。エリア内にはラクセーヌやイオンモール京都桂川などの大型商業施設が存在するため、買い物に困ることはないでしょう。人気が高まっている半面、今後の地価の上昇には注意しなければいけません。

京都で住みたい場所についてアンケート!

京都府にはそれぞれの地域で異なった魅力があります。「どの地域に住むか」について、他の人の意見を参考にしたいと考えている人もいるでしょう。そこで、「京都府内で住みたい街」についてアンケートをとってみました。

#第一位京都市
京都市は有効回答数の56.2%の人が選び、第一位でした。京都市を選んだ人の理由を見ると、「交通が便利」「観光地が多く出かけるのも楽しい」など、生活の利便性と娯楽が共存している地域であることが分かります。また、京都市内には嵐山のように、自然豊かな場所も多く存在します。そのため、「都会すぎない」という点も高評価されているようです。

#第二位宇治市
宇治市を選んだのは全体のおよそ22%でした。宇治市は京都府の南に位置する人口およそ18万人の中堅都市です。人口では京都市に次ぐ、第二位となっています。宇治市を選んだ人の理由として多かったのは、「京都市に比べると人混みが少ない」「都会でも田舎でもなくてちょうどよい」といった意見です。京都市内へのアクセスもJR奈良線を利用すれば、およそ30分程度で到着します。落ち着いた雰囲気で暮らしたいファミリー世帯にぴったりのエリアだといえます。

#第三位長岡京市
長岡京市は京都府の南西に位置している人口8万人程度(http://www.pref.kyoto.jp/tokei/monthly/tokeikyoto/tk2019/tktokushu201911a.pdf)の都市です。長岡京市を選んだのは全体の14.3%で、その理由としては、「大阪府へのアクセスが良い」という意見が多かったです。長岡京市にはJR西日本と阪急電鉄の2つの路線が通っており、京都市からはおよそ10分、大阪市内へおよそ30分で到着します。大阪市内も通勤圏になるため、人気が高いエリアだといえます。

京都府で注文住宅を建設する際に知っておきたいポイント

京都府で注文住宅を建設する際に、まず知っておきたいのは「京都は歴史と伝統ある街並みを守るために住宅建設にも規制が設けられている」という点です。特に観光地の多い京都市内ほどその規制は強い傾向にあり、「外壁や屋根の色」「建物の階数」など、地域によっては非常に細かく決められている場所もあります。ただし、あくまでも地域によって異なるため、必ずしも和風のデザインでなければいけないわけでもありません。そのため、建設予定地を決める際には、その地域の利便性や住環境だけでなく、「景観規制のある地域かどうか」も前もって調べておく必要があります。

また、京都府の気候は「夏は暑く冬は寒い」のが特徴です。京都府は山間地域が多く、盆地に街並みが集まっている地域が多いことが原因となっています。京都府に注文住宅を建てるのであれば、「通気性を良くして夏を涼しく快適に過ごせるようにする」のと同時に「断熱性を高めて保温効果を上げる」ことが重要です。一年中快適に暮らすためにも、京都府の気候にあった家を建てるようにしましょう。

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