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    注文住宅の脱衣所・洗面所は照明にこだわろう!おしゃれな建築実例5選

    CASE35 眺望のある外断熱住宅

    皆さんは家の照明でこだわっているところはありますか?リビングや寝室など、家族が長時間いる場所は気にしている家庭も多いかもしれませんが、洗面所の照明はいかがでしょうか。

    洗面所は洗濯などの家事をはじめ、洗面や身だしなみチェックなど家族それぞれが別の目的で頻繁に使う場所なので、それに応じた照明を設置することが大事になります。

    この記事では、新築時に押さえておきたい洗面所に適した照明について詳しく紹介します。

    みんなが考えた脱衣所・洗面所の照明を選ぶときのこだわりポイント!

    まずは家を新築したことのある人を対象に、洗面所に照明を設置する際にこだわったポイントがあるかどうかについてアンケートをとってみたので、詳しいコメントを見てみましょう。

    【質問】
    洗面所の照明を設置するときに気をつけたことやこだわりはありますか?

    【回答結果】
    ある : 86
    とくにない : 53

    調査地域:全国
    調査対象:【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59 60
    調査期間:2017年09月04日~2017年09月11日
    有効回答数:139サンプル

    洗面所の照明を設置するときに気をつけたことやこだわりはありますか?

    多くの人が洗面所照明の位置や明るさにこだわり

    アンケートでは、洗面所の照明にこだわりがあると答えた人の方が多い結果となりました。それではまずはこだわった人のコメントを見てみましょう。

    ・夜寝る前に歯を磨くために使うことを考えて、照明が明るくなり過ぎないようにした。(20代/女性/パート・アルバイト)
    ・天井の照明だけでなく、正面の鏡の上部にもライトを付けてメイクの際にも便利なようにした。(40代/女性/パート・アルバイト)
    ・洗面所は身だしなみを整えるための大切な場所ですので、明るめの照明にしました。(30代/女性/パート・アルバイト)

    特に女性で多かったのが、洗面台で化粧がしやすいよう顔に光がしっかりあたるような位置や照明を選んだという声でした。また中には、時間や使用状況に応じて明るさが変えられるよう3段階に調節できるタイプを設置したという人もいました。

    一方、特にこだわりがないと答えた人の意見は次の通りです。

    ・特にこだわりはなく窓の光と洗面所兼脱衣室の電気をつけて明るくしました。(30代/女性/パート・アルバイト)
    ・洗面所を明るく照らしてくれればいいと思ったので、こだわりはない。(30代/女性/正社員)
    ・洗面台の照明と洗面所全体の照明があればいいと思った。(60代/女性/個人事業主・フリーランス)

    「とくにない」と答えた人の声を見てみると、洗面所は明るければ問題がないと思っている人が多く、工務店などにお任せしたというケースも見られました。また中には建売を購入した人もいましたが、「すでに機能的で満足だった」という声もありました。

    今回のアンケートでは、多くの人が洗面所の照明にこだわっており、仕上がりや使い勝手に満足している人も多いということがわかりました。

    こだわっていると答えた人の多くが女性でしたが、男性の中にも「間接照明のようにしたかった」、「節約のためにLEDにした」などと答えている人もいました。洗面所は性別問わず照明にこだわりたいスペースであるようです。

    後悔しない!脱衣所・洗面所照明の選び方

    脱衣所や洗面所の照明の色は、使い勝手や全体の印象も大きく左右します。後悔しない選び方についてまとめました。

    洗面台と天井、2つの照明を配置する

    多くの家庭で、天井と洗面台の2カ所に照明が設置されていますが、主に天井の照明だけ使って、洗面台の照明はほとんど使わない人が多くいます。

    しかし、女性が洗面台の前で化粧をするや男性が髭を剃るときに天井照明だけ使うと、仕上がりにムラが出てしまう可能性があります。それは天井照明の位置が原因です。

    洗面所にあるほとんどの天井照明が洗面所の中央に設置されています。照明が中央に設置されていることで、洗面所をまんべんなく照らすことができます。一方、化粧をするときや髭を剃るとき、多くの人が鏡に向かって前のめりになることで、天井照明が皆さんの背後に位置し、顔に影ができて暗くなってしまいます。

    そのため、身だしなみをきちんと整えるためには天井にある照明と一緒に洗面台の照明もつけ、しっかり活用することがポイントなのです。

    また人感センサーがついた自動照明を使うのもおすすめです。準備に忙しい時間帯もいちいち照明スイッチを切り替えなくていいほか、水でぬれたり汚れたりした手でスイッチを触らなくていいため、とても快適に使うことができます。

    照明の色や明るさは洗面台と天井で分ける

    洗面所の照明は、色合いにも気を配るとより使いやすさがアップします。「同じスペースなのだから、同じ色合いのライトを使ってもいいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、光の色合いによって見え方や雰囲気が大きく変わるので、ぜひ使い分けてみてください。

    例えば、一般的な洗面台に付属されている照明は昼白色のように青みがかった白のライトが使われます。その理由としては、昼白色の照明は、その名前にも表されているように、「昼間のような白さ(明るさ)を放つ」のが特徴で、細かい作業でもはっきりと見ることができるからです。

    照明の色はケルビンという単位の色温度で表されます。メイクや歯磨き、洗濯など脱衣所での作業を想定すれば、4000~5000ケルビンの昼白色の電球を選ぶのが作業のしやすさの面からおすすめです。

    洗面台の前で作業をする際は、髭剃りや化粧、ヘアアレンジのような細かい作業や、ヘアケア、スキンケアといったじっくり確認しながら行う作業がほとんどです。その際にしっかり見やすい明るさだと、作業もスムーズに行えます。

    一方、天井の照明には3000ケルビン程度の温かみのあるオレンジ系の電球色がおすすめです。オレンジ系の照明は昼白色よりも明るさが柔らかいためリラックス効果があり、就寝前に視界に入っても睡眠の質に影響しないと考えられています。

    このように、洗面台と天井照明では必要な明るさや色が異なります。もしそれぞれ同じ色の照明を使うと洗面台のライトが暗くなり過ぎてしまったり、天井のライトが明る過ぎて落ち着かなくなったり、雰囲気に違和感を覚えてしまったりする可能性があります。

    防湿防水タイプがおすすめ、照明の種類や形

    浴室の照明は防水型や防湿型の照明が多く採用されています。

    洗面所は洗面ボウルや洗濯周りの水はねに気を付けるほどで、浴室よりも照明の防水性を意識しなくてもいいと思われがちです。確かに浴室のように完全防水型の照明にする必要はありませんが、お風呂上りに浴室から流れ込む湿気もあるので、防湿防水タイプだと安心です。

    洗面所は家族が頻繁に使うスペースでもあるので、万が一照明が故障して使えなくなるのはとても不便です。そうならないためにも、洗面所の照明は防湿防水タイプにした方がいいでしょう。

    ただし、脱衣所とお風呂場が扉で仕切られているのなら、防湿型照明でなく普通のタイプで問題ありません。

    脱衣所や洗面所にぴったり!おすすめの照明

    脱衣所や洗面所にぴったり!おすすめの照明
    CASE745 自由が丘の家

    脱衣所や洗面所で使う照明は、おしゃれさも大事ですが、作業の邪魔にならないことも考えて選ぶ必要があります。ライトにはシーリングライトやペンダントライト、ダウンライトなどさまざまな種類があり、おしゃれなデザインの照明も多いので選ぶのが楽しみになるはずです。

    シーリングライトやダウンライトなら洗濯物干しの邪魔にならないため、比較的脱衣所の照明に向いているといえます。脱衣所で洗濯物を干すならペンダントライトは作業の邪魔になるためあまりおすすめできません。

    ただし、洗面台の上であればペンダントライトであってもさほど作業の邪魔にはならないため、気に入ったものがあれば取り入れても問題ありません。

    おしゃれな照明を取り入れた脱衣所・洗面所の建築実例5

    ここでは、過去にフリーダムアーキテクツが手掛けた住宅のうち、おしゃれな照明が印象的な脱衣所・洗面所の建築実例を紹介します。

    オレンジ系の電球色が木の温もりを引き立たせる脱衣所

    CASE736 アンモナイト

    家全体が木とグレーの壁で統一された落ち着きのある空間が印象的な住宅の洗面所を紹介します。洗面所で木とグレーの壁を使うというこのコンセプトは一般的な住宅にも見られるデザインですが、オレンジ系の電球を使うことで木の温もりをより引き立たせています。

    壁付けのセパレート水栓や、モルタル風の壁など非日常空間を演出する工夫もちりばめた、モダンな雰囲気の洗面所です。浴室の壁は白で統一し、扉もガラスを使うことで開放感を持たせました。

    光のラインとスリット窓から取り込む明るさが印象的な洗面台

    CASE584 ソラノスキマ

    「ソラノスキマ」という名前からもわかるように、室内に明るい光を普段に取り込むことをテーマにした住宅の例を紹介します。家の他の場所と同様、洗面所にもスリット窓を設け、光がふんだんに差し込むように工夫しました。

    洗面台もダブル洗面とし、2人が同時に使えるゆとりを持たせています。鏡の上下にも照明をつけ、作業のしやすさとデザインのアクセントとしての機能を両立させました。

    LEDライトが目を引くホテルライクな空間

    LEDライトが目を引くホテルライクな空間

    CASE743 two-sidedness

    狭小住宅であっても、工夫次第でおしゃれな洗面所・脱衣所を作ることは可能です。この実例では、洗面所にLEDミラーを取り付け、作業のしやすさとおしゃれさを実現したホテルライクな空間に仕上げました。

    また、洗面所と浴室の仕切りには壁ではなくガラスを使い、閉塞感を感じさせないように配慮しました。これらの工夫により、土地の面積を感じさせない広々とした空間を作り上げています。

    タイルの壁から光を放つ洗練された脱衣所

    タイルの壁から光を放つ洗練された脱衣所

    CASE756 utsuwa

    タイルが埋め込まれた壁の隙間から光が漏れている様子が印象的な脱衣所を持つ家です。バスタブとシャワーを壁で仕切った造作の浴室やバスローブが掛けられる壁など、ホテルのバスルームのようなおしゃれな雰囲気をさらに引き立てています。

    浴室からは目隠し壁でかこまれた中庭が眺められ、リラックスして入浴できそうです。また、洗面所は白と黒でまとめられ、シックな雰囲気に仕上がっています。

    間接照明を効果的に取り入れたおしゃれな脱衣所

    間接照明を効果的に取り入れたおしゃれな脱衣所

    CASE436 イドコロハウス

    木目とグレーを効果的に使ったおしゃれな脱衣所の例を紹介します。木目の洗面台カウンターの上には白の洗面ボウルを2台配置し、家族が同時に身支度ができるようにしました。

    照明には間接照明を使い、しっかりと照らしつつもおしゃれな雰囲気を出しています。鏡は洗面台一面に配置し、しっかりと身だしなみが確認することが可能です。浴室と脱衣所の区切りには壁ではなくガラスを使い、開放感のある仕上がりを目指しました。

    照明を効果的に使っておしゃれな脱衣所・洗面所を作るには?

    照明を効果的に使っておしゃれな脱衣所・洗面所を作るには?

    脱衣所・洗面所は照明や壁紙、洗面台やミラーなどで大きく印象が変わる場所といえます。

    たとえば、建築実例でも紹介したように、狭小住宅など脱衣所・洗面所に割けるスペースがあまりない場合でも、壁ではなくガラスで区切ることで開放感を持たせることは可能です。

    実際に家を建てる際は、どのような脱衣所にしたいのかイメージに近い画像を用意して設計士に相談するとイメージが伝わりやすくなるでしょう。

    完全自由設計の設計事務所に依頼すれば、照明だけに限らず造作洗面台を取り入れることができ、個性溢れるおしゃれな脱衣所が完成します。具体的なイメージがない場合は、作品集を見て一緒に考えましょう。

    ライフスタイルに合わせて脱衣所の照明を選ぼう

    新築時に洗面所で気にするポイントといえば、収納スペースなどが中心となりがちです。しかし、家族のスムーズな身支度のためには照明の位置や明るさを考える必要があります。

    また、安全面を考えると防水タイプの照明の導入も大切です。照明の明るさひとつとっても、洗面所の使い勝手や雰囲気は大きく変わるので、家族のライフスタイルに合わせて最適な照明を設置しましょう。

    今はまだイメージが固まっていないという場合でも、作品集を見れば何となく「こういう洗面所は良いな」といった感覚はつかめるはずです。早いうちから作品集を見て、自分たちにとっての理想の洗面所を思い描いてみましょう。

    ◆◆「フリーダムアーキテクツが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。

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