リビング照明の種類と選び方！おしゃれなリビング照明の実例も紹介

CASE484 やまのいえ

夢にまで見た新築戸建のリビング照明をどうするか、もう決まりましたか？食事をしたりテレビを見たりと家族が毎日集まる場所なので、部屋全体を照らす明るい照明は基本です。

しかし、リビングは家族がくつろぐための場所でもあります。日頃の疲れを癒やしてリフレッシュするために、照明は重要な役割を担っています。

今回はさまざまな方向からリビング照明について解説していきます。すてきな癒やし空間を作るために、ぜひ今後の参考にしてください。

リビング照明の種類

リビング照明にはさまざまな種類があるため、それぞれがどのような照明なのかを知ったうえで選ぶのがポイントです。ここでは、リビング照明の種類とそれぞれの特徴を紹介します。

シーリングライト

シーリングライトは、直接天井に設置するタイプの照明です。まんべんなく部屋全体を明るく照らせる特徴があるため、リビングの照明に向いています。価格が手頃なので、多くの住宅で選ばれているのも特徴です。

形状は圧迫感のないフラットのものが多いため、さまざまなリビングの雰囲気に合わせられます。また、インテリアにアクセントを加えたいなら、デザイン性の高いスポットライト型シーリングライトもおすすめです。

ペンダントライト

ペンダントライトは、天井から照明器具をチェーンやコードで吊るすタイプの照明です。

ベンダンドライトには素材やデザインの幅が広い特徴があるため、インテリアのアクセントになります。また、照明の高さ調整も可能なので、部屋の雰囲気を変えたり模様替えしたりすることも容易です。

ただし、素材・デザインの幅が広いため、種類によってはリビングのインテリアに合わないケースもあります。リビングのインテリアに合ったデザイン・サイズ感のものを選ぶのがポイントです。

ダウンライト

ダウンライトは、照明を天井に埋め込んで天井とフラットな位置から部屋を照らすタイプです。

照明を天井に埋め込んでいるため、圧迫感がなくリビングをすっきりとした空間に演出できるのが特徴です。また、ホコリがたまりにくいので、手入れがしやすいのも特徴といえます。

リビング全体を照らすには、配置や数の考慮が必要です。数が多くなるだけ電気料金もかかるため、できるだけ少ない数で効率的に照らすのがポイントです。例えば、ダウンライトの光を壁に当てるように設置すれば、反射した光で効率的に部屋を照らせます。

間接照明

間接照明とは、天井や壁に反射するように照明設備を設置し、その反射した光で部屋を照らすものです。そのため、凹凸のある壁紙やタイルとの相性が良い照明といえます。

直接光が当たる照明にはない、温かみのある落ち着いた雰囲気を演出できるのが特徴です。間接照明の光自体が空間のデザイン性を高めてくれます。リビングインテリアのアクセントとしてもおすすめです。

シャンデリア

シャンデリアは、装飾付きの照明器具です。シャンデリアには、シンプルなものからゴージャスなものまでさまざまな装飾デザインがあります。リビングの雰囲気や広さ、天井の高さなどを考慮して自分好みのものを選びましょう。

リビング照明の色の特徴

ここでは、リビング照明の色の特徴を解説します。おすすめの照明器具の機能も紹介するので、リビング照明選びの参考にしてください。

LEDライトの色には4つの色がある

最近のリビング照明の主流はLEDライトで、色には「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」の4色があります。

色	色味	色の特徴による適す部屋
電球色	オレンジがかった温かみのある色	リビングや寝室などのリラックスする部屋
温白色	明るい光色で落ち着きがある	リビングやダイニングなどの家族が団らんする部屋
昼白色	自然な光の色	キッチンや洗面所など、家事・メイクをする部屋
昼光色	さわやかな青みがかった色	リビングのほか、子ども部屋やワークスペースなどの勉強・作業する場所

色や明るさを変えられる調節機能付きがおすすめ

リビング照明にLEDライトを検討するなら、色や明るさを変えられる調整機能付き照明器具がおすすめです。

光の色によりリビングの雰囲気も変わってしまうため、一つの色を選ぶのは簡単ではありません。調整機能付き照明器具なら時間帯によって異なるリビングの使い方に合わせて照明の色を変えられます。

例えば、家族が集まる夜の時間帯は電球色にしたり、一人で仕事や勉強するときは昼光色にしたりなど、目的に合わせて調整できます。

ただし、調光機能付き照明器具に調光器非対応のLED電球をつけると不点灯などの原因になるので、注意が必要です。

おしゃれかつ快適なリビングにするための照明の選び方

照明選びは、自分や家族にとってリビングを過ごしやすい空間にするための重要なポイントです。ここでは、おしゃれかつ快適なリビングにするための照明の選び方を紹介します。

リビングの広さに合わせる

照明器具は、リビングの広さに合わせて選びましょう。

家電量販店などの照明器具を売っているところに、畳数の目安が記載されているので参考にできます。ただし、畳数の目安は一般的な天井の高さによる記載なので注意が必要です。

実際のリビングの広さや天井の高さで照明器具をイメージしたいなら、ショールームなどで実物を見ながら、どのくらい明るいのか、どこまで照らせるか確認する方法もあります。吹き抜けがあるなど、一般的な天井の高さでないリビングを検討しているなら、実物の確認はなお重要です。

さまざまなデザインを組み合わせる

リビング照明をさまざまなデザインで組み合わせる選び方もおすすめです。

前述したように、リビング照明には多くの種類があり、それぞれで異なる特徴があります。また、リビングで過ごす目的やシーンによって、適した明るさや色があると紹介しました。

照明の種類それぞれの特徴を把握してデザインを組み合わせれば、部屋の明るさや雰囲気を気分や目的に合わせて調整できたり、インテリアデザインのアクセントになったりするのでおすすめです。

理想のリビングでの過ごし方を考える

理想のリビングでの過ごし方をイメージして、過ごし方に合った色の照明を選びましょう。リビングは家族全員が集まる空間なので、家族で話し合って検討するのがおすすめです。

リビングの使い方は家庭それぞれ異なりますが、家族が集まる時間帯だけでなく、家族それぞれが過ごす時間帯もあります。例えば、晩酌の際に照明を落として楽しみたいとき、家事や作業などに集中したいとき、などさまざまです。

家庭によって想定されるリビングでの過ごし方・使用シーンを話し合い、理想のリビング照明を選びましょう。

おしゃれなリビング照明の実例

ここでは、おしゃれなリビング照明の実例を紹介します。自分や家族に合ったリビング照明選びの参考にしましょう。

インテリアを邪魔しないおしゃれなリビング照明

注文住宅の家づくり | CASE740光とともに

リビングのインテリアを邪魔しない、おしゃれな照明の実例です。高い天井には、天井に埋め込むタイプのダウンライトが採用されています。天井とフラットに設置されているため、すっきりとした空間になっているのが特徴です。

また、間接照明を天井に当てることで温かみがありリラックスできそうなリビングが演出されています。

黒のペンダントライトがワンポイントのリビング照明

注文住宅の家づくり | CASE730mist

リビング・ダイニングに、ワンポイントで黒のペンダントライトが設置されている実例です。

家族が集まるダイニングテーブルの上に、存在感のある照明が設置されています。リビングにはダウンライトが設置され、すっきりとした空間にまとめられています。

存在感あるペンダントライトと、最低限数のダウンライトを組み合わせたおしゃれなリビングです。

空間をやさしく照らしてくれるリビング照明

注文住宅の家づくり | CASE719Fƒat foam

照明を効率的に配置することで、やさしくリビング空間を照らしている実例です。リビングにつながるダイニングにはダウンライトが設置されていますが、リビングには直接照らす照明は設置されていません。

間接照明とリビングと隣接するワークスペースの光だけが、リビングを照らしています。やさしく温かみのあるリビング空間といえるでしょう。

照明で生活を豊かにしよう

照明の色や配置、種類を工夫することで、リビングに最適な照明が見つかります。リビングが過ごしやすいと毎日の生活にもハリがでます。

新築の家を建てるにあたって、リビング照明は必ずしもこだわる必要のない要素かもしれません。しかし、生活を豊かにするならとても重要な要素です。もちろん、今回紹介した以外の照明もたくさんあるので、業者の担当者と相談しながら決めると良いでしょう。

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