CASE701 path
表情豊かなベンチのある住まい。
住宅密集地に計画された住まい。真っ白で高い外壁に縦長いスリットが印象的な閉ざされた外観。内部は、敷地の奥行きを長い廊下とLDKから中庭まで続くベンチが強調し、シンプルに構成された間取りをスタイリッシュに演出している。また、中庭に面して吹抜けと大開口を採用し、広い空を持たせたリビングは昼と夜とで異なる光を受け止め住まう人に安らぎを与えている。
設計デザイン:フリーダムアーキテクツ施工場所:
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白いキューブにスリットが入った、プライバシー性の高いデザイン。
夜は内部から光が漏れ、暗い中でもスリットが強調されます。
タイル張りの玄関には、正面に鏡が設けられています。
まっすぐ伸びるホールの突き当りに窓があることで、視線が抜け、行き止まりを感じさせないようプランニングされています。
ホールの壁には収納が設けられており、スマートかつ豊富な収納を実現しています。
壁沿いに設けられたコンクリートのベンチや、カウンターキッチンなど、直線的な印象で統一されたLDK。
空間に馴染む、ダイニングテーブルと一体型になった白いカウンターキッチン。
LDKには大開口窓が設けられ、LDKと同じベンチがある中庭へと繋がっています。
吹き抜け全体に光が入るよう、天井付近まで窓が設けられています。
LDKの窓際部分が吹き抜けとなっていることで、空間の広がりが感じられます。
吹き抜けの二階部分にはスリットが設けられており、一階とのコミュニケーションも可能となっています。
一部分のみが吹き抜けとなっていることで、LDK全体にメリハリが生まれ、より開放的に感じることが出来ます。
内装と一体化するような照明が、LDKを明るく照らします。
中庭にも屋外照明が取り付けられており、夜もそとの様子を楽しむことが出来ます。
木製の箱型階段にはスリット窓を設けることで、自然光が入り、閉鎖的になりすぎないようになっています。
スリット窓や、壁付けのデスクが設けられた、シンプルな寝室。
ホールの空間を利用し、外の様子が見える位置に手洗いカウンターが設けられています。
白を基調とした中に、黒い薄型手洗いがアクセントになったトイレ。
壁に囲まれた二階のバルコニーは、プライバシーを確保しつつ外の様子を感じることが出来ます。