埼玉県全域の
注文住宅と建築実例

埼玉県の住みたい街ランキングは以下の通りです。1位さいたま市、2位川越市、3位所沢市、4位川口市、5位和光市です。このランキングは、「あなたが既婚者でご家族で家を購入するとしたら、埼玉県内のどこに住みたいですか」という名目で取られた注文住宅に関するアンケートになります。そのため、交通の便だけでなく、子育ての支援や周囲の環境なども土地を選ぶ上で重要な要素としてみられていました。

例えば、アンケートでさいたま市に投票した人は、その理由として、都心へのアクセスが良いため通勤通学が便利なだけでなく、子育て支援が手厚いことも挙げていました。また、川越市のように、ほどよく自然があり、歴史的な街並みや神社があることも魅力の一つのようです。そして何より多かったのが、ランキング上位の街は治安が良く、物価が安いという意見でした。やはり快適な暮らしをする上で、物価が安く治安が良いというのは最も基本的で大切なことなのでしょう。なお、他に見受けられた意見としては、自分が昔住んでいたから、というものや、親や親戚が住んでいるからというものがありました。

埼玉県の住みたい街ランキング1位のさいたま市は、埼玉県の南部に位置する県庁所在地です。政令都市にも指定されていて、さいたま市の行政区は、浦和区、大宮区、中央区、南区、見沼区、岩槻区、緑区、西区、桜区、北区です。さいたま市は医療設備も充実しており、市の公式ホームページでも、充実した案内がされています。子供が急病で困ったときに、看護師からアドバイスを受けることができる「さいたま市子ども急患電話相談」というサービスもあるので、お子さんのいるご家族には心強いでしょう。

埼玉県の住みたい街ランキング2位の川越市は、県内における人口第3位の街です。旧武蔵国入間群であり、中核市と業務核都市、保健所行政令市に設定されています。川越市は城下町として栄えた都市で、城跡や神社、寺院など、歴史的な建築物が多数残っています。その文化財の多さは神奈川県鎌倉市や栃木県日光市に次ぐ多さであり、「歴史都市」に歴史街づくり法で認定されるほどです。市内の観光名所には年間約776万人（※1）訪れるとされ、観光都市としても知られています。川越市役所のホームページから詳しく学区を確認することが可能で、条件を満たしていれば、決められた学区以外の小中学校に通う申し立てをすることもできます。なお、公立の小学校だけでなく、私立の小学校もあるので、小中高一貫での進学を希望するご家族にも適したエリアだといえるでしょう。

首都東京から30km県内にある所沢市は、埼玉県の住みたいランキング第3位です。武蔵野台地のほぼ中央に位置し、柳瀬川や東川が流れています。基本的に温暖な気候ですが、冬は北西から季節風が吹くでしょう。また、西武グループの本拠地であると同時に、プロ野球・埼玉西武ライオンズの本拠地球場である「メットライフドーム」が設置されている場所でもあります。

（※1）川越市産業観光部観光課「川越市入込客数」参照。

人口が日本で9番目に多く、約130万人（※2）もの人口を誇るさいたま市。関東地方の中央部にあり、唯一内陸県に位置する政令指令都市でもあります。首都東京からも近く、面積は約217平方キロメートル（※2）です。地形では山地や丘陵といえる場所がなく、ほぼ全域において台地や低地が広がっています。標高が低く、周囲を低地に囲まれているのが特徴です。大宮大地という関東ロームによって成る台地があり、鴻沼川、芝川、綾瀬川が流れています。都心に近く、20km圏内にあるため、ベッドタウンとしての性質が強いです。特に京浜東北線や宇都宮線、高崎線や埼京線などの、東京都心部に直結した沿線に人口が集中する傾向があるでしょう。

埼玉県の住みたい都市ランキング第2位の川越市は、人口約35万人（※3）を誇り、この数字は埼玉県内で3番目に多いです。面積は109平方キロメートル（※4）で、入間川が川越市街地を囲んでいます。市内からは関東平野を取り囲む山々を眺めることもできるでしょう。川越市の交通網は江戸時代から発達し、周辺の都市への交通が放射状に開けてはいますが、市内環状道路の整備や主要道路の拡幅が課題であるといわれています。川越駅、川越市駅、本川越駅が川越市の中心街地にあり、この3路線は都心方面に直結しているため利便性が高いです。また、線形も直線的なので移動にかかる時間も短時間で済むでしょう。

埼玉県の住みたい都市ランキング第3位の所沢市は、人口約34万人（※5）が暮らす、茶園や畑が占める土地の広い農業を中心とした街です。首都東京に近いため交通の便は良いです。池袋を起点とした、西武池袋線と西武新宿線の2つの幹線が市内を横断しています。また、関越自動車道が国道463号と所沢ICで接続し、国道254号と国道463号は入間市へと続いています。面積は約72平方キロメートル（※6）で、所沢駅前のプロペ通り付近の地域は繁華街として栄えており、多くの飲食店や衣料品店が店を構えています。

（※2）さいたま観光国際協会「基本情報」参照。
（※3）川越市「人口と世帯数」参照。
（※4）国土交通省国土地理院「全国都道府県村別面積調」参照。
（※5）所沢市「令和2年2月末日現在の総世帯数と総人口」参照。
（※6）所沢市「所沢市の面積と位置」参照。

埼玉県の観光スポットといえば、江戸時代の面影がある川越市が有名です。他にも秩父など自然が多いスポットも人気を集めています。さらに、上記の施設以外で注目を集めているスポットとして、宮沢湖畔メッツァに建設されたムーミンパークがあります。北欧童話の世界に大人も子供も魅了されてしまうと話題です。ムーミンパークは誰でも気軽にくつろぐことのできる公園で、子ども達は豊かな自然のなかでのびのびと遊び回ることができます。個性的な建物が多くあるので、どの場所で写真を撮ってもインスタ映え間違いなしです。

また、所沢航空記念公園も見所の一つです。埼玉県の所沢市は日本人が初めて飛行機に乗った地であることから、日本の航空の始まりの地とされています。所沢航空記念公園にはジャンボジェット機や小型機が展示されているだけでなく、シミュレーターでヘリコプターの操縦を体験することも可能です。大空の歴史とロマンを感じることができるでしょう。

観光に来たら外せないのがその土地のグルメです。埼玉で有名なのが焼き鳥です。東松山の焼き鳥は全国7大焼き鳥の一つとされており、かしらにこめかみの部分を使用し、ピリ辛の味噌だれをつけるのが主流です。専用の焼き鳥機で両面を一緒に焼き上げることでジューシーな仕上がりを実現しています。秘伝の味噌だれがくせになる美味しさだと評判なので、一度足を運んでみると良いでしょう。