さいたま市の
注文住宅と建築実例

さいたま市は2001年に大宮市、与野市、浦和市が合併して誕生しました。
2005年にはさらに岩槻市とも合併し、関東有数の大都市となっています。
さいたま市の面積は217.49平方キロメートル、人口は2018年12月1日時点で、全国で9番目です。
埼玉観光国際協会の「基本情報」を参照。
気候は穏やかで、1年中過ごしやすく、雨も比較的少ない方といえるでしょう。
市内にはJR東北新幹線、埼京線、上野東京ラインなど、バラエティに富んだ鉄道があります。
特に大宮駅は東日本の玄関口と呼ばれるほど、大きなターミナルです。道路網は東北自動車道、国道16号、西大宮バイパスなどがあります。首都高速大宮線は東京都心に行く際に、とても便利です。

さいたま市の治安は住む場所によって良し悪しがあります。大型の商業施設が立ち並び、繁華街も充実した大宮区は、やや犯罪率が高い傾向です。治安の良さで選ぶなら、さいたま市南区がよいでしょう。南浦和駅周辺はマンションが多く落ち着いた雰囲気です。百貨店や商店もそれなりにありますので、生活のしやすさも問題ないでしょう。深夜まで営業しているスーパーもあり、帰りが遅いときには重宝します。

さいたま市西区も治安がよい街です。西区周辺はさいたま市のなかでも田舎なため、落ち着いた雰囲気が漂っています。指扇駅周辺は少し栄えていますが、基本的には住宅街と田んぼがメインの地域です。ゆったりした環境で暮らしたい人にとっては持ってこいの街といえます。しかし、住む場所によっては買い物に若干苦労するかもしれません。

さいたま市は子育ての支援が充実しています。2013年に設置された「保育コンシェルジュ」では、子どもが保育所に入れなかった際のフォローや子育て全般の相談をすることが可能です。生後4カ月までの赤ちゃんがいる家庭に訪問し、子育ての情報を提供する「ハローエンゼル訪問事業」も新米のお父さん、お母さんにとっては有難い制度でしょう。子育てでなにか困ったことがあれば、子育てポータルサイトの「さいたま子育てWEB」を閲覧するのもおすすめです。

教育面のテーマは「国際社会をたくましく豊かに生きる子どもの育成」となっています。小学校、中学校ともに英会話に力をいれ、コミュニケーション能力の向上を目指しているのが特徴です。「放課後・土曜日チャレンジスクール」ではスポーツなどを通し、積極性を養う取り組みが行われています。

さいたま市にはたくさんの観光スポットが揃っています。有名なもののひとつとして、大宮区にある「鉄道博物館」があげられるでしょう。鉄道博物館ではシミュレーターで電車の運転を仮想体験できたり、駅弁を電車のなかで食べたり、鉄道好きでなくても楽しめるアトラクションが充実しています。遠くから来る人もとても多く、さいたま市のなかでも特に人気のある施設です。

サッカーが好きであれば、埼玉スタジアム公園は見逃せないスポットといえるでしょう。浦和レッズのホームスタジアムというだけでなく、日本代表の試合も時折開催されています。サッカー界の聖地といっても過言ではないかもしれません。フットサルやバスケのコートもありますので、スポーツ好きにはぴったりの施設です。サッカーの試合がないときでも、花見が楽しめる大きな公園として需要があります。アクセスは浦和美園駅から徒歩15分です。運動をしたいのであれば、総合スポーツクラブのレッズランドも候補に入るでしょう。テニスコートが何面もあり、天然芝のサッカー場が売りとなっています。大自然のなかを颯爽と走ることができるレンタサイクルも大人気です。

のんびりとした雰囲気を楽しみたいときには「市民の森・見沼グリーンセンター」に足を運んでみましょう。場所はさいたま市の郊外にあり、土呂駅から徒歩10分かかります。芝生広場、健康歩道、林間テラスなど自然に囲まれたスポットが盛りだくさんです。巨大な敷地面積のため、ゆっくりと散歩を楽しむことができるでしょう。リスを触ることができる「リスの家」は特に人気があり、家族連れやカップルでいつも賑わっています。

1月から6月の時期であれば、さいたま市緑区にある「美園いちごランド」にも注目です。とてもおいしいいちごを堪能することができます。美園いちごランドならではの貴重な品種もありますので、要チェックです。デートや家族で出かける際など、どのようなシチュエーションでも盛り上がるでしょう。秋口になると、近郊で梨狩りやブドウ狩りも可能です。アクセスは東浦和駅から徒歩30分となっており、やや不便な場所にあります。

注文住宅を検討したとき、ハウスメーカーに任せる人は多いでしょう。確かに安定感はありますが、ハウスメーカーは効率性を重視する傾向があることを知っておく必要があります。こちらから指定しなければ、使用する建材や設備は比較的安価で、オーソドックスなものを選ぶでしょう。耐久性を上げたければ、意図的にオプションを使用する必要があるのです。ただし、オプションをつければつけるほど、高価になりますので、どこかで妥協はしなくてはなりません。そのあたりのバランスを自分で考えるのは少し難しいでしょう。予算を抑えて、手早く家を建てたいのであれば、ローコスト住宅も選択肢に入ります。ローコスト住宅になると、自由なカスタマイズはできなくなりますし、メンテナンスが比較的早期に必要になることは覚えておきましょう。

ハウスメーカーではなく、工務店に注文住宅を依頼する方法もあります。さいたま市は優れた設計をする工務店が数多いです。施工に関する賞を複数獲得しているところや、現在では貴重な「石場建て」に対応しているところもあります。広告を控えたり、自産自消の天然素材を使用したりすることで建築コストを抑えているのも特徴です。そのため、工務店では安く、クオリティの高い家作りが期待できます。ただし、工務店はハウスメーカーに比べると保証面では少し部が悪いです。

さいたま市では職人が腕を競い合っていますので、工務店選びを間違えなければ、きっと理想的な家が実現できるでしょう。ハウスメーカーはアフターフォローが強いので、安心感では工務店より上かもしれません。どちらもメリット・デメリットがありますので、自分のニーズにあった方を選択するようにしましょう。デザインを重視し、こだわりの強い家づくりを目指すなら設計事務所もおすすめです。デザインだけでなく耐震性能が高い設計も任せることができます。