注文住宅の見積もりを見て、「オプションとは何だろう?」と疑問に思ったり、オプション費用の高さに驚いたりしている方もいるのではないでしょうか。
注文住宅のオプションはハウスメーカーに特有のものであり、あらかじめ会社が定めている標準仕様に設備や素材の変更を加える場合に追加費用が発生します。予算を守りながら後悔のない家づくりを進めるためには、まずオプションの仕組みを正しく理解し、本当に必要なものを見極めることが大切です。
そこでこの記事では、4,000棟のデザイン住宅の実績を持つフリーダムアーキテクツが、注文住宅のオプション一覧や部位ごとの費用相場、上手な選び方を詳しく解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- 注文住宅のオプションって何?用語について正しく理解したい方
- オプションが高すぎる?費用相場について知りたい方
- オプション選びで後悔しないためのポイントが知りたい方
この記事でわかること
- そもそも注文住宅のオプションはハウスメーカー特有のものであり、各会社ごとに確認が必要なこと
- 注文住宅のオプション選びに正解はないが、まずはどこまでが標準仕様なのか明確にする必要があること
- 理想のオプションをすべて追加すると高額になるため、高いと感じたら設計事務所などにも見積もりを取るのがおすすめであること
Contents
注文住宅の標準仕様とオプションとは

そもそも自分たちで自由に仕様を決めるはずの注文住宅で、なぜオプションがあるのか疑問に思う方もいるでしょう。実は注文住宅には大きく分けて、①フルオーダー住宅、②セミオーダー住宅、③企画(規格)型住宅の3つの種類があります。
このうち、間取りや設備をすべて自分たちで決める①のフルオーダー住宅ではオプションという概念はありません。しかし、ハウスメーカーがあらかじめ「標準仕様」を設定している②セミオーダー住宅や③企画住宅では、標準仕様から機能を追加したり、素材をより高級なものに変更したりすることをオプションと呼びます。
会社によって標準の範囲は異なるため、標準仕様よりも上のグレードを選ぶと、そのぶん費用がプラスされる仕組みです。
注文住宅のオプション総額の平均額
注文住宅のオプション総額は100万〜200万円ほどになるのが一般的ですが、選ぶ内容で大きく変わります。コンセントの追加なら数万円で済みますが、設備をグレードアップすると数百万円になることもあります。
特に高額になりやすいのがリビングやキッチン、玄関、外構です。リビングは吹き抜けや壁面収納などこだわりをすべて採用すると10万〜250万円程度かかるケースもあります。またキッチンのグレードアップに20万〜100万円程度、玄関のスマートキー等に5万〜10万円程度がかかります。
さらに外構は選ぶ設備によって20万円から、大規模なものでは200万円程度に上ることもあります。各社の提案を比べるなら、こうした希望のオプションをすべて盛り込んだ総額で検討することが大切です。
注文住宅のオプションが高すぎると感じたときの対処法
実際に見積もりを見て、オプション費用の高さに驚く方は少なくありません。注文住宅のオプションは、キッチンや収納、外構から配線計画まで対象が幅広く、一つひとつは数万円でも積み重なると高額になってしまいます。基本的に標準仕様のままでも生活はできるため、まずは本当に必要かを見極める必要があります。
そもそもオプションという悩みは、ハウスメーカーの「標準仕様プラスα」という構造から生まれるものです。フリーダムアーキテクツのようにイチから作り上げる設計事務所であれば、最初からすべてを自由に決めるため、オプションという概念自体がありません。予算に合わせた自由な提案を受けたい方は、一度設計事務所に見積もりを依頼してみるのもおすすめです。
関連記事:注文住宅を設計事務所と建てるメリットとは?工務店・ハウスメーカーとの違いも解説
注文住宅のオプション一覧
では、一般的に注文住宅ではどのようなものがオプションとして扱われるのでしょうか。具体例をあげて、詳しく見てみましょう。
リビング・ダイニングのオプション

リビング・ダイニングで人気の設備の中では、以下のものがオプションに分類されることが多いです。
| 床暖房 | 雪国など寒さの厳しい地域で特に人気が高い。導入コストが高く他の暖房設備との比較が必要。 |
| 全館空調 | 家全体を一定の温度に保つためヒートショック対策に。家に高い断熱性能を要求するため建築コストは高め。 |
| 暖炉 | おしゃれで暖房としての性能も高いため人気の設備。煙突が必須なためメンテナンスコストに注意。 |
| 造作棚 | 家に合わせたジャストサイズの作り付け棚。家と一体化しているため取り外しが自分でできない場合も。 |
| ペット用ドア | ドアや引き戸に取り付けるフラップ型の小型ドア。ペットが行き来できて便利なため愛犬・愛猫家に人気。 |
| キャットウォーク | 壁や天井に取り付ける猫用の通路。室内飼いの猫の運動不足予防に検討される。 |
キッチンのオプション

キッチンのオプションとしては、システムキッチンの機能やグレードに関係するものが多くなっています。
| キッチンの種類変更 | 標準仕様と別のタイプに変更する場合はオプションの対象。アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどが代表的。 |
| 食洗機 | システムキッチンへのビルトイン食洗機の追加はオプションで提供されることが多い。 |
| パントリー | キッチンに付ける収納棚。食材や調理家電の収納に便利なため人気の設備。 |
| 水栓 | おしゃれなデザインのものや、浄水付き・タッチレスなど高機能なものはオプション扱いになることも。 |
| シンク | ステンレス以外の素材のものや、標準仕様より大きいものはオプションで提供される。 |
| ビルトインオーブン | システムキッチンの中に埋め込まれているタイプのオーブン。設置に場所を取らず、料理好きから人気のオプション。 |
| 自動洗浄機能付き レンジフード | 蒸気や油煙を排気してくれるレンジフードのうち、自動洗浄機能のついたものはオプション扱いのことが多い。 |
浴室のオプション

浴室に設備を追加した場合や、各設備を機能付きのものにグレードアップしたい場合などは、オプションの対象となっています。
| 浴槽の種類 | 浴槽の素材の変更、ジェットバスなど機能付きのものはオプション扱い。バスタイムを楽しみたい層に人気。 |
| 浴室暖房乾燥機 | 浴室の乾燥や、お風呂場を洗濯物の乾燥室として利用できるようになる。洗濯の負担が大きい子育て世帯に検討されることがある。 |
| ダブルシンク | シンクと水栓を2つに増やす洗面所のオプション。朝の混雑が解消されるため子どものいる家や共働き夫婦に人気。 |
| シャワー | ミストシャワーなど機能付きのシャワーヘッドはオプション扱い。 |
| 浴室テレビ | 浴室の壁に防水仕様のテレビを埋め込める。お風呂好きでリラックスタイムを大切にしている層に支持されるオプション。 |
| 手すり | 滑りやすい浴室で安全を確保するために導入されるオプション。高齢者のいる世帯で検討されやすい。 |
トイレのオプション

トイレの各設備や内装をアップグレードさせる場合、オプションとして追加料金が発生することが多いです。
| トイレの種類 | タンクレストイレの導入や、自動開閉機能付きの便座を希望対応する場合オプション扱いに。衛生面を重視してトイレを選ぶ人から検討される。 |
| 手洗いカウンター | サイズや素材を標準機能と異なるものにする場合や、収納を追加する場合はオプションとなることがある。 |
| タオルハンガー | 標準的なタオルハンガーよりデザインにこだわりたい場合や、本数を増やす場合はオプションの対象となる。 |
| フロアクッションやタイル | 素材や柄を標準仕様と異なるものに変えたり、防臭などの機能付きのクロスを採用する場合などはオプション料金が発生することも。 |
玄関のオプション

玄関は、標準仕様の設備に機能を追加したり、防犯アイテムを付け足す場合にオプションの対象となります。
| 宅配ボックス | 宅配便をいつでも受け取れるため、共働きの世帯などで人気の高いオプション。多方向から荷物を入れられるものもあり種類やデザインも豊富。 |
| モニター付き インターホン | 標準仕様に含まれることもあるが、画面サイズの拡張やスマートフォン連携など機能を追加したい場合はオプション扱いになることがある。 |
| スマートキー | カギを持たずにドアの開錠・施錠ができる。ICカードやスマートフォン、番号タイプなど種類が豊富。 |
| 防犯カメラ | 玄関先に付けることで防犯効果が期待できる。台数や機能によってオプションの金額が異なる。 |
| 機能門柱 | インターホンや郵便受けなどの、さまざまな機能が搭載されている一体型の門柱。宅配ボックスを個別で置きたくない場合や防犯カメラをスマートに設置したい場合に検討される。 |
外装に関するオプション
外装のオプションとしては、外壁材のグレードアップや設備の追加などで費用が発生することが多いです。
| 屋根の種類 | 標準仕様よりハイグレードな屋根材を希望する場合は、オプションの対象となります。オプション対象の屋根材は、珍しい色やデザイン、耐久性の高さなどの機能面で優れていることが多いです。 |
| 外壁の種類 | 外壁に塗る塗料のグレードを上げたり、外壁材を高級なものに変更する場合、オプション扱いとなります。 |
| ウッドデッキ | 主に庭など1階の屋外スペースに設置する木製の床。オプションで導入できることが多く、家族世帯や愛犬家から検討されることがあります。 |
| 屋外照明 | 標準仕様の屋外照明よりハイグレードなものや、センサー式など機能が追加されたモデルを検討する場合はオプションの対象に。 |
内装に関するオプション
内装のオプション費用は、高級な素材の採用やグレードアップによって発生することが多いです。
| 床材 | 高級木材や特殊加工、アレルギー対策などの施された床材を使用する場合などはオプションの対象。子育て世帯やペットのいる家庭で検討される。 |
| クロス | 希少なデザインのクロスや、防炎防臭機能のグレードが高いものはオプションの対象となっていることがある。 |
| 間接照明 | オプションで間接照明を追加したり、高級なものにグレードアップできる。 |
| 窓やサッシ | ペアガラスなど断熱性能の高いものや、標準仕様より大きいサイズのものはオプションの対象となることがある。 |
光熱費削減につながるオプション
家の機能性を高め、光熱費削減につながる設備も、オプションで追加できる場合があります。
| 太陽光発電 | 屋根に太陽光発電のパネルを設置し、お金をかけずに電気を使える設備。設備の導入が高額になりやすく導入は予算とのバランスを判断する必要がある。災害対策として検討されることも。 |
| エコキュート | 空気の熱を利用してお湯を沸かすエコ型給湯器。導入費用が高めなためオプションとなっていることが多い。 |
| 蓄電池 | 太陽光発電システムとセットでオプションとなっていることが多い。電気代を抑えられるため、長期的な節約を見据えて導入を検討されることがある人気の設備。 |
| HEMS | ホームエネルギーマネジメントシステムの略称。家庭内の電力使用を最適化できる管理設備。エコに暮らしたい層から導入を検討される。 |
関連記事:新築の住宅には何が必要?欠かせない設備を徹底解説!
オプションをつけて後悔した事例を紹介
注文住宅のオプションは、建築時には必要だと感じたものでも、期間の経過に伴い導入を後悔してしまうこともあります。家を建ててからがっかりしないよう、ここでは注文住宅を建てた人が後悔したオプションの事例を紹介します。ぜひ参考にしてください。
家族で入れる広いお風呂
「子どもと一緒に入浴するなら、お風呂は大きめの方が良い」と考える方は多く、大きめの浴室は人気の高い設備です。
しかし、実際は子どもと入浴できるのは短期間です。成長するとともにお風呂は一人で入るようになるため、後になってお風呂が大きすぎると後悔することもあります。
また、ユニットバスは通常1坪ほどのサイズが一般的なのですが、1.25坪~の大きめの規格のものを採用すると、浴室に必要な面積も相応に広くなります。お風呂そのもののコストが高くなるだけでなく、家の建築面積も大きくなるため、結果的に大幅な費用増につながる可能性もあるでしょう。
おしゃれな見せる収納

キッチンやリビングの見せる収納は、インテリアにもなり物の置き場所も確保できる一石二鳥の設備です。そのため人気も高く、注文住宅を建築する際に希望される方は多いです。
ただし、見せる収納は人目に触れる分清潔に保たなければなりません。そのため掃除の負担が大きくなりやすく、導入してから後悔することも。
例えば、食器棚を造作にして見せる収納にした場合、食器が埃で汚れないようまめに掃除が必要です。共働きの場合など、家事にあまり時間をかけられない家庭には向かないこともあります。慎重に検討してから導入しましょう。
高さが制限される小屋裏収納
小屋裏収納とは、天井裏と屋根裏のスペースを有効活用した収納のことです。「高さ1.4m以下」「広さ下階の2分の1未満」であれば床面積に算入されないため、狭小住宅などでは大きめの収納スペースとして検討される設備です。
しかし、小屋裏収納は、導入後に「意外と使わなかった」と後悔されるケースもあります。高さがあまりないため出し入れが面倒になったり、小屋裏収納の利用にはしごを登らなければならないなど、頻繁に物を出し入れするのには向かないことも多いためです。
物を取り出しやすいよう工夫をしたり、日常的に上がらずに済むよう、季節家電や客用布団など出し入れする頻度の低い物の収納に利用したりと、使い方にはひと工夫必要です。
たくさんの間接照明
間接照明はおしゃれな雰囲気を演出できるため、注文住宅を検討する方から特に人気があります。建築時にたくさんの間接照明を設置することもあるのですが、実際に生活を始めてみると、雰囲気の良さよりも実用的な明るさを求める傾向が強くなり、結果としてあまり使用しないことも。
また、間接照明を多く設置すると、それだけ掃除の手間も増えることになります。電球など照明器具には埃が溜まりやすいためです。照明一つひとつの掃除はすぐできても、大量にあると日々の負担は大きくなります。
間接照明を検討する際は、本当に必要なのか、掃除の負担は問題ないかを慎重に考えてみてください。
採光を確保する天窓
天窓は、室内に自然光を取り込むため、採光面を重視して取り入れられることがあります。
しかし、角度によっては直射日光を室内に取り込むことになるため、夏場の気温が上昇しやすく冷房の効率が落ちる、紫外線によって室内設備の劣化が早くなるといった問題もあります。
また、高所に設置することになるため、まめに掃除することが難しいことも問題です。セルフメンテナンスができないケースも多く、業者に依頼しなければならない場合もあります。結果として、ランニングコストが多くかかり、設置を後悔したという声が散見されます。
開放感のあるスケルトン階段
スケルトン階段は、段同士をつなぐ蹴込み板を取り払ったタイプの階段のことです。おしゃれで開放感のあるデザインから人気で、注文住宅でもよく検討される種類です。
しかし、蹴込み板がない分階段の下からの視線が気になり、導入を後悔したという声もあります。特に女性からは「スカートを履いていると利用しにくく快適に使えない」という意見が少なくありません。
また、階段の隙間から落ちてくるゴミや埃が気になることもあるようです。階下に物を置くと上から降ってくるゴミで汚れるため、有効活用しにくくなります。床に落ちた掃除の手間も増えるため、こちらも導入は慎重に検討しなければなりません。
注文住宅のオプションの上手な選び方

注文住宅のオプションは、予算や使い勝手の面から、何でも追加すれば良いというものではありません。では、自分や家族に合ったオプションを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。
注文住宅のオプションの上手な選び方を紹介します。
まずは標準仕様を把握する
説明したように、オプションとは標準仕様以外の設備のことを指します。考え方としては、標準仕様では満足のいく機能や仕上がりが見込めない場合に変更するものです。そのため、デザインや材質にこだわりを持ちたいときや機能性を充実させたいときに、オプションに変更するというように考えます。
ただし、どのような設備であってもオプションに変更すれば必ず使いやすくなるわけではないということです。わざわざ設置したのに結局使わないなら、その分のお金が無駄になってしまいます。それなら、グレードアップすることなく標準仕様のままで費用を抑えた方がいいかもしれません。
注文住宅は、建てる前に自分の要望に合わせて、設備を自由に組み替えられるのが魅力の一つです。それだけにまず標準仕様の範囲をしっかり見ておく必要があります。そして、どの部分をどう変更すればオプション扱いになるのか確認しておきましょう。
見積もりが標準仕様だけで作成されていると、後からオプションに変更すればその分金額が上がります。オプションの金額が妥当なものか判断するためにも、まず標準仕様の内容をきちんと把握することが重要です。
欲しいオプションを洗い出す
余分な追加費用をかけることなく、暮らしやすい注文住宅を建てるには、はじめに欲しいオプションを洗い出しておきましょう。すべての設備をオプションに変更したり追加したりすると、その分高くなるため、必要な機能は何か、譲れないデザインや材質はどの部分かを絞ってオプションを利用することで無駄の削減につながります。
また、モデルハウスを見学したり、担当者に相談したりしてアイディアが浮かんだら、日ごろからメモを取っておくようにしましょう。そうすることで、必要な設備を漏らすことなく組み込むことができます。そこから優先順位をつけていくと、もっとも欲しい設備が何か洗い出せます。
洗い出しができたら、住宅メーカーの標準仕様をチェックしてみましょう。メーカーによっては、欲しい設備が標準仕様として組み込まれている場合があるためです。住宅メーカーのカタログなどを取り寄せ、見積もりを取る前に機能や材質について把握しておくと失敗を防げます。
場所別で必要なオプションを考える
オプションをどこまで追加するか選ぶには、場所別で考えていく方法もあります。例えば、リビングなら床暖房や薪ストーブ、さらにペアガラスなど高機能のガラス窓もオプションとして用意されているのが一般的です。
これらのオプションは導入時には費用がかかるものの、いざ住み始めてみると光熱費が節約できる可能性があります。導入する際の費用だけで考えるのではなく、ランニングコストも含めて費用対効果で比較して選ぶようにしましょう。
キッチンなら、レンジフードの種類や食洗機の有無、さらに吊り戸棚の昇降機能やコンロの機能などがオプションとして用意されていることが多いでしょう。キッチンのレイアウトや機能は、どのような生活スタイルかによって向き不向きが分かれます。デザイン性にこだわるあまり、扉の素材を変えるだけで金額が大幅に上がることもあるので注意しましょう。
バスルームのオプションには、浴槽の素材や色、壁や床材の種類と色、そして換気扇や浴室乾燥機能などがあります。浴室は北側に配置することが多いことから、冬のヒートショックを防ぐための暖房などもオプションになることもあります。これらのオプションは、メーカーのショールームで実物を見ておくと使い勝手が確認できます。色や素材の感触なども、実際に見ておいた方が失敗を防げるでしょう。
予算の上限を決めて優先順位をつける
予算の上限を決めておくことも、家づくりでは重要なことです。良さそうだと感じたオプションをどんどん取り入れてしまうと、予算オーバーになる可能性が高くなります。注文住宅を発注する前に予算を算出しておき、その中でいくらまでオプションに回せるか確認しましょう。
予算をまったく決めないままオプションを選んでしまうと、予算を無駄な部分に振り分けてしまうこともあります。しかし、予算の上限をきちんと決めておけば、優先順位の高いものから選ぶことができます。
まず、どのような生活をするか想像しておきましょう。そのうえで、何が自分たちに必要なのかを考えて選ぶことが大切です。見た目は良くても、実際の生活に必要ないならお金をかけるだけ無駄に終わってしまいます。また、後から追加できそうなものは優先順位は下げ、実際に生活を始めてから必要かどうかを考えてみるのも方法です。
オプションのデメリットを確認する
オプションはメリットばかりではありません。デメリットについて確認しておくことも大切です。オプションは、標準仕様のものよりも装備のグレードが高く機能が充実しており、見栄えも良いことが多いでしょう。しかし、生活スタイルによっては標準仕様の方が使いやすい場合もあり、標準仕様で十分かもしれません。
オプションには追加費用がかかります。欲しいと思っても、まず冷静にオプションを付けることの必要性やメリット・デメリットについて考え、確認してみましょう。自分が使うことを想像し、メリットよりもデメリットの方が大きいと感じたら必要ないという判断ができます。
機能だけでなく、材質についても考えることが重要です。日頃のお手入れに時間がかかったり、こまめなメンテナンスが必要だったりすると、それもデメリットになります。
注文住宅のオプションは厳選して取り入れよう
モデルルームは多くのケースでオプションが使われており、全部取り入れたくなってしまうかもしれません。しかし、すべてにオプションを取り入れようとすると予算はいくらあっても足りません。
無駄を省くには、本当に必要なものを厳選して取り入れることが大切です。快適で無駄のない注文住宅を建てるなら、フリーダムアーキテクツにご相談ください。完全自由設計が可能なため、ご自身や家族のこだわりを実現させた住まいをつくれます。
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注文住宅のオプションについてのよくある質問
注文住宅のオプション選びで迷いやすいポイントや予算の抑え方について、よくある質問にフリーダムアーキテクツが回答します。
注文住宅で人気のオプションが人気は?
注文住宅のオプションで特に人気を集めているのが、最新のキッチン設備です。食洗機やタッチレス水栓、大容量の収納など、家事の時短や衛生面に貢献するアイテムが多く選ばれています。
また、高性能な断熱材や樹脂サッシ、ペアガラスといった、ZEH基準にも対応できる断熱性能をアップさせるオプションも注目されています。毎月の光熱費を抑え、快適に暮らすために外せない要素だからです。
さらに最近では、家電を遠隔操作できるスマートスピーカー対応や、家庭のエネルギーを管理するシステムなど、スマートハウス関連の設備を取り入れる方も増えています。
注文住宅で「やっておけば良かった」と後悔されがちなオプションは?
生活の利便性を高めるタッチレス水栓や、ガレージの電動シャッター、宅配ボックスなどは、後からやっておけば良かったという声が多い設備です。
また、コンセントの増設や収納の拡充も、住み始めてから位置や数の不足に気づきやすいポイントといえます。これらは入居後に後付けの工事をすると、かえって費用が高くついてしまうケースが少なくありません。そのため、設計の段階から実際の生活動線をイメージして、優先的に検討しておくのがおすすめです。
注文住宅のオプションの総額はどのくらいに抑えるべき?
注文住宅のオプション総額は、選ぶ内容によって数百万円から、こだわりを詰め込むと1,000万〜2,000万円ほどになる場合もあります。
しかし、そこまで追加すると予算オーバーになってしまうケースも少なくありません。そのため、ライフスタイルに応じて本当に必要な設備を厳選することが大切です。もしオプションを減らせず悩むなら、建築会社の仕組み自体を見直してみるのも良いかもしれません。
何が標準仕様かは会社ごとに異なりますが、設計事務所なら最初からすべてを自分たちで選べるため、そもそもオプションという概念にとらわれずに予算配分ができます。
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