京都府南部にある木津川市は、都市部の喧騒から離れた穏やかな空気が広がっているエリアです。一方で、京都市内や他府県へのアクセスもしやすいので、注文住宅を建てたいファミリー層からも注目されてきました。この記事では、木津川市に家を建てる際、知っておくべき地域の特徴や人気スポット、注意点などを解説していきます。
Contents
木津川市にある学校・病院・公的施設を紹介
#学校
まず、木津川市には幼稚園、保育園、こども園が充足しており、幼い子供と暮らす環境が整っています。市のホームぺージによると、幼稚園は3つ、保育園は9つあり、保護者にとっての選択肢が広いといえるでしょう。さらに、市内には13の小学校と5つの中学校があります。(【木津川市】入学・入園を参照)
市内のどのエリアに住んでいても、通学には困りません。義務教育期間中の子供と安心して暮らせます。ちなみに、「木津川市カウンセリングルーム」も設けられており、教育やいじめ対策について親が気軽に相談を受けられる仕組みが用意されています。
#病院
総合病院からクリニックまで、幅広い医療機関が揃っており、万が一の事態でも安心です。軽症の患者が気軽に立ち寄れる施設から、緊急時の搬送先まで市内に立地しているのは魅力です。そのほか、レディスクリニックや耳鼻咽喉科、眼科や歯科まであるので、体調を崩しても市外に出かける必要はありません。心療内科もあるため、日々のストレスを抱えているなら相談してみましょう。
#公的施設
体育館や文化センター、グランドなど、さまざまな施設が市民に開放されています。利用時には予約が必要であるものの、スポーツクラブや文化サークルなどの活動に生かせます。さらに、公園の多さも木津川市で暮らすメリットです。テニスコートやグランドで運動ができるほか、ふらりと立ち寄るだけでも心が洗われます。コストがかからないので、手軽な家族サービスを探している住民をサポートしてくれるスポットになります。休日の気分転換にも活用してみましょう。
木津川市の子育て事情!新婚夫婦に向いている環境か?
#小・中学校の就学援助制度
経済的な事情により、義務教育を受けることが困難な子供のため、木津川市では「小・中学校の就学援助制度」を設けています。この制度を利用すると、学用品や通学用品、校外の活動費や給食費などの一部を市が負担してくれます。また、木津川市では外国語の会話ができる学習支援員を随時募集しているのも特徴です。外国籍で日本語が堪能でない子供にとって、日本の学校教育についていくことは難しくなりがちです。木津川市では学習支援員を置き、国籍に関係なく市民が適切な教育を受けられる手助けを行っています。
なお、低所得者層を対象にして「高校生給付型奨学金」も設けられました。中学卒業後、進学の意思があるにもかかわらず経済的な事情であきらめなければならない子供に市は手を差し伸べています。総じて、木津川市は子供が安心して勉強できる環境を整備しているエリアだといえるでしょう。
#のどかな風情を残す住宅街
かつて木津川市は農村地帯が広がるエリアだったため、決して栄えているとはいえない状況でした。そのかわり、古き良き日本の暮らしがそこかしこに見られた一帯でした。ただし、戦後、少しずつ商業施設や交通機関が整っていき、新興住宅街として知られるようになっていきます。21世紀の木津川市は、農村特有の静けさと現代的な開発地帯が入り混じった、住み心地のよい場所に変わりました。生活するのに十分な商業施設や公的機関が揃っているにもかかわらず、夕方以降は閑静なムードが漂います。木津川市は新婚夫婦、ファミリー層が住むのにぴったりの地域なのです。
木津川市の見どころ!人気スポットや観光地まとめ
#平城京ゆかりの建造物や史跡
奈良時代、平城京が置かれていた場所の近くに木津川市は位置しています。そのため、当時の名残を感じさせる建造物や史跡がたくさん見られます。たとえば、「恭仁京」は聖武天皇が平城京を離れた際、日本の首都となった場所です。また、当尾地区には石仏や石塔が数多く存在し、奈良時代以来、仏教の中心だったことを示しています。当時は世俗化した仏教から遠ざかり、原点に立ち返ろうとした僧侶たちが当尾で修業したと言い伝えられています。そのため、石塔や石仏も南都仏教の伝統的なビジュアルを踏襲しています。
さらに、廃線となった「大仏鉄道」の線路跡を辿ってみるのもおすすめの散策コースです。木津川市の農業地帯も通るので、四季折々の野菜を眺めながら歩くのも一興です。散策が好きなら「山背古道」も一度は訪れたいコースです。山際を曲がりくねって進んでいく古道は、自然を感じながらゆっくり歩きたい人にぴったりといえます。
#主な商業施設
木津川市内の商業施設としては「イオンモール高の原」が有名です。アパレルから生活雑貨、飲食店までがそろった総合的なショッピングモールとして、老若男女から愛されています。休日には家族連れで出かけ、買い物をしてからフードコートに立ち寄るのは定番コースです。そのほか、アル・プラザ木津、ガーデンモール木津川など大型商業施設が複数市内にあるのは便利です。京都市内や大阪府まで出向かなくてもショッピングが気軽に楽しめます。
注文住宅を木津川市に建てるなら?忘れずにおきたいポイント
#京都府南部の気候
日本の中でも、京都府南部は春夏秋冬の気候がはっきりしています。真夏は猛暑になる一方で、冬場にはマイナスにまで落ち込むことも珍しくありません。そのため、快適に暮らすには注文住宅の間取りを慎重に考えましょう。日光の差し込みにくい構造になっていると部屋が暗くなるだけでなく、冬場に室温が下がってしまいかねません。ただ、あまりにも日光にばかり気を取られていると夏場に高くなりすぎてしまいます。部屋によって「冬に過ごしやすい」「夏向き」などの区分けができていると、年中暮らしやすくなります。
#風景に溶け込みたい
平城京の雰囲気を残す木津川市は、素朴でありながらも落ち着いた風景が魅力です。せっかく木津川市に住むなら、景色の一部となるようなデザインを目指しましょう。個人のこだわりだけに固執してしまうと周囲の景観に溶け込めない家になってしまいます。専門家に相談しながら家のイメージを固めていけば、デザインの完成度を高められます。
#注文住宅の業者を選ぶポイント
実績や費用はもちろん、「総合力」も業者選びのポイントです。注文住宅を建てる際には、土地選びからデザイン、建築工事にいたるまでトータルプロデュースしてもらえる業者を探しましょう。なぜなら、作業ごとに違った業者に声をかけていると統一感のない家ができあがってしまうこともあるからです。業者がどれだけ依頼者に寄り添ってくれるかを確かめるには、できるだけ多くの相手を比較検討することです。まずは資料請求をして、業者の概要をチェックしましょう。
フリーダムアーキテクツで木津川市に理想の注文住宅を
さまざまな業者を比較検討すると、それぞれの業者の長所も短所も見えてきます。木津川市のように、独特の雰囲気を持つエリアで住みたいなら特に、注文住宅の業者選びは重要です。
建築設計事務所「フリーダムアーキテクツ」は依頼主に総合的な提案ができるプロフェッショナル集団です。最初は資料を請求して、実績や得意分野、コストなどを確認してから連絡してみましょう。
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