新築玄関の必須アイテム!ポストはどこにどんなものを置く?

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新築玄関の必須アイテム!ポストはどこにどんなものを置く?

玄関に設置するポストというとどのようなものをイメージしますか?
実際のところ、ポストのデザインや設置場所のバリエーションはさまざまです。
設置場所によってどんなタイプのポストが置けるのかも異なります。郵便物や新聞が届く大切なスペースですから、毎日の使い心地の良さを考えたポスト選びをしましょう。
新築住宅の場合は特に細かな部分までこだわることができますから、満足のいくポスト選びができるようにポイントを押さえておきましょう。

ポストの置き場所は大きく分けて3つ

ポストの置き場所は大きく分けて3つ

ポスト自体のデザインは豊富にありますが、設置場所に関しては主に3つに分けられます。
1つは道路に面したところ、もう1つはアプローチやポーチなどといった玄関から近いところ、そして最後は玄関の扉や壁です。道路に面していると、郵便物を配達する側がポストに入れやすいという面があります。
ただ、誰でも触りやすい場所であるため、盗難のリスクがありますし、玄関からは一番遠いので取りに行くのが面倒でもあるのが特徴です。アプローチやポーチへの設置は道路よりも奥になるため、防犯性は少し高まります。
しかし、それでも同じように盗難リスクは避けにくいでしょう。
玄関の扉や壁に埋め込んでおくタイプの場合、家の内側から郵便物をチェックできる、盗難されないというメリットがあります。
ただし、デザインにもよりますが、郵便物を届ける側にとってはポストを見つけにくくなってしまいます。
町の回覧板や大型の封筒など、ポストに入りきらないような郵便物の場合は、結局玄関ドアを開けて取らなければならない不便さもあるので考慮したほうが良いでしょう。
このように設置場所が異なるだけで、メリットやデメリットも大きく異なるので、どんな点を優先したいか考えつつ選ぶことをおすすめします。

ポストはどこに設置するのがベスト?

ポストの設置場所によってメリットとデメリットは異なりますが、実際のところはどこに設置するのが一番良いものなのでしょうか?
ベストだと思うポストの設置場所についてうかがってみました。

【質問】
自宅のポストはどこに設置するのがベストだと思いますか?

【回答数】
道路沿いに設置:25
玄関ポーチの近くに設置:33
玄関の壁に埋め込む:42

調査地域:全国
調査対象:年齢不問・男女
調査期間:2017年07月14日~2017年07月21日
有効回答数:100サンプル

自宅のポストはどこに設置するのがベストだと思いますか?

玄関の壁が便利?ポーチの近くや道路沿い派も少なくない

アンケートの結果、最も多かったのは玄関に埋め込むという意見で、その詳細は以下の通りです。

・できれば家から外に出ずに受け取りたいので、玄関の壁に埋め込み型がいい。(30代/男性/正社員)
・盗難の心配がなさそうだから。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・場所を取らないで良いと思います。(20代/女性/正社員)

家から外に出なくて済むからというのが大きな理由のようです。
毎日のようにチェックするなら、外にまで行かなければならないとなると億劫に感じてしまうのかもしれませんね。
ほかにも、盗難リスクの軽減や省スペースといったメリットを考えていることがうかがえます。
次に多かった意見は玄関ポーチへの設置でした。

・ある程度は敷地内がいいですね。郵便物を取られるのも嫌なので。(30代/男性/正社員)
・家の中から取りにいくのに便利で、外からもわかりやすく見えやすいから。(60代/女性/専業主婦(主夫))

ある程度は敷地内であることに安心感を抱けるようです。
また、取りに行きやすいことと外からの見えやすさの両方を兼ね備えている意見にもあるように、両方のバランスを考慮したメリットがあると言えるかもしれません。
少数派になったのは、道路沿いに設置するという意見でした。

・配達する人が敷地内に入らないように道路側に設置したい。(30代/男性/個人事業主・フリーランス)
・郵便屋さんが困らないと思うからです。少し防犯上の不安はありますが、対策はカギをかけるくらいでしょうか。(40代/女性/専業主婦(主夫))

このように、配達する人に敷地内に入って欲しくないからという回答が主な理由のようです。
知らない人が家の敷地内に入ってくると不安や不満を抱いてしまうものなのかもしれませんね。

アンケートの結果を確認しても、設置場所によってそれぞれメリットが異なることが見て取れますね。
それぞれに良さがあると言えますし、どんな点を優先したいかを考えつつポストの設置場所を考えるのが良さそうです。

場所や用途によって選べる!種類豊富なポスト

場所や用途によって選べる!種類豊富なポスト

ポストらしいデザインを強調したいのであれば、独立したタイプのものがおすすめです。
個性的なデザインが豊富にあるので、好みのものを見つけやすいでしょう。また、独立したポストは設置場所を自由にカスタマイズできるというメリットがあります。
この場合、一般的には道路側に面した所に置くものですが、希望によっては玄関ドアのすぐそばや階段の横など、好きな所を選ぶことも可能です。
玄関のドアや門に設置するタイプの場合、表側はできる限りシンプルでわかりやすいデザインのものがおすすめです。もし、デザインや設置場所を変えたいと思った場合、簡単な施工で変更もできます。
門やドア、壁に設置する場合にはできる限りシンプルなデザインのものを選んだほうが良いでしょう。
独立したポストのように気軽な変更はなかなか難しいですから、数十年経っても飽きが来ないようなものにするのが無難です。また、シンプルでポストだとわかりやすいほうが配達する人も見つけやすいというメリットがあります。
設置したい場所やポストの用途によって選べる種類は限定されてきます。目的に合った最適な種類のポストを選びましょう。

ポスト選びはサイズにも注意して

ポスト選びはサイズにも注意して

単に好みのデザインだけで選んでしまうと、大きな郵便物では入らない可能性が考えられます。きちんと入らなければ配達する側に迷惑がかかってしまいますし、盗難リスクの面でも良くはありません。
大きな郵便物でもきちんと納まるようなポスト選びをしましょう。家に届く郵便物の種類を把握したうえで選ぶことも大切ですが、長年使うとなると時間とともに郵便の状況は変わる可能性もあります。
どんな荷物でも対応できるように、大型配達物も問題なく入るような大型のポストも検討してみると良いでしょう。
また、外出している時間が長い人も、ポストの容量に気を配る必要があります。こまめにきちんとチェックしているのならあまり問題視しなくても大丈夫な部分ではありますが、一度に多くの配達物が届くこともないとは限りません。
そんなときでも問題なくポストに入れられるように、余裕のある大きさにするのが望ましいです。
毎日使うものだからこそ、サイズが合わないとなれば不満を抱きやすくなります。
住宅全体の規模で考えるととても細かな部分ではありますが、せっかく新築で住宅を建てるのなら、ポストのサイズにもこだわりを持ちましょう。

まとめ

新築住宅のポストの設置を考える際に、まず重要なのは設置場所です。
どこに設置するのかによって選ぶべきポストの種類やデザインは異なってきます。
また、設置場所次第で使いやすさの面も違いますから、活かしたいメリットや避けたいデメリットについて考慮しつつ選ぶようにしましょう。
デザインと機能性に満足できるようなポスト選びができれば、毎日の配達物のチェックも快適になるはずです。

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詳しくは、新築の玄関作り!各パーツの選び方や決め方のポイントをご参照ください。

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