• 新築するなら内装にこだわりを!知っておきたい6つのポイント

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    新築住宅を建てるなら、内装にはとことんこだわりたいですよね。
    しかし、予算の関係上、こだわるにしても限りがあります。思い通りの内装にするには、こだわるところと節約できるところのメリハリをつけること。
    そのためには、新居での生活をより具体的にイメージすることが大切です。

    そこで今回は、内装についての知識を解説し、内装を考えるうえで知っておきたいポイントを6つ紹介します。
    内装の失敗例から資材の選び方、節約方法、収納スペースについてまで、さまざまな観点から取り上げますので、ぜひ覚えてくださいね。

    注文住宅で新居を建てる!仕上げはどうしたい?

    注文住宅というと個性的なイメージがありますが、実際建てるとしたらどちらがいいですか?
    150人にアンケートを取りました。

    【質問】
    注文住宅で新居を建てる場合、仕上げは個性的にしたいですか?オーソドックスにしますか?

    【回答数】
    個性的な仕上げ:45
    オーソドックスな仕上げ:105

    調査地域:全国
    調査対象:【年齢】20 –
    調査期間:2017年03月21日~2017年03月27日
    有効回答数:150サンプル

    オーソドックスのほうが飽きないと思う!

    「オーソドックスな仕上げ」を好む人が全体の7割という結果になりました。

    ◆個性的な仕上げは飽きてしまうといけないので、オーソドックスな方が飽きが来ないと思います(パート・アルバイト/女性/30代)

    多かったのが、オーソドックスのほうが飽きないという回答。
    対して「個性的な仕上げ」と答えた人は、どうせ注文住宅を作るのだからこだわりたい!という人が多くいました。

    ◆一生住んでいくものなので、こだわって建てたい(会社員/女性/20代)

    オーソドックス派の意見としてはほかにも、もし売却するなら個性的だと売りにくそう、目立ちたくない、という内容の回答が多く見られました。
    また、個性的だとあとで後悔しそうという意見も……。たしかに個性的な住宅はそれだけ住む人を選ぶかもしれません。

    だからこそ、その人だけにあった家になるとも言えそうです。
    逆にスタンダードな住宅は多くの人が使いやすいということですから、あとは好みの問題とも言えるのではないでしょうか?

    内装を考えるうえで知っておきたい6つのポイント

    ①失敗事例から学ぶ新築の内装計画!

    新築物件で失敗しがちなのが、コンセントの数不足です。まずは今使っている家電の数を把握し、どこで何を使うかリストアップしましょう。間取り図を見ながらその家電はどこで使うのかを考え、間取り図に記入していくと失敗が防げます。

    次に、クローゼットの間口が狭いこともありがちです。
    せっかく広く作ったウォークインクローゼットも、間口が狭くて荷物が入らないということになったら、残念ですよね。設計の段階で収納したい荷物を把握し、あらかじめ横幅を測っておきましょう。

    一方、部屋のスペース配分に対する考えが甘かったということも、内装計画の失敗として少なくありません。
    広いリビングにしたら収納が狭くなった、寝室はもっと狭くても良かったなど、部屋の広さを間違えると一気に使いにくくなります。

    新築住宅の内装を考える中でイメージを膨らませるのは大切ですが、実際の使い勝手を考えるのも重要です。
    さらに、壁の色がサンプルと違う点もおさえておきましょう。

    サンプルの色より面積の広い壁のほうが明るい色は明るく、暗い色は暗く見えます。
    照明のあたり具合によっても変わりますので、変わった色の壁にする場合は注意しましょう。

    詳しくは、「新築の内装はどう決める?失敗事例から学ぶ住まいづくり」をご参照ください。

    ②新築の内装は壁材にもこだわりを!

    新築の住宅は内装をこだわりたいもの。そこで、おすすめの壁材を4種類紹介します。

    1.クロス

    クロスは安価で工期が短く、扱いやすいのがメリットです。
    いろいろな模様や柄のデザインがあるので、安いコストでオシャレな壁にしたい人におすすめです。

    2.塗り壁

    塗り壁は日本で昔から使われている壁材です。
    仕上がりは左官職人の腕に左右されるところはありますが、素材の質感を楽しめ塗り方によってデザインも楽しめます。ただし、メンテナンスしにくいのが難点です。

    3.無垢材

    木材を壁材として使用する住宅も多くありますが、部屋に高級感を出すなら無垢材がおすすめです。調質保湿に優れ、やさしい木材の風合いがすてきです。合板は無垢材より安価なため、安く木材の風合いを楽しみたい人にピッタリです。

    4.壁タイル

    壁タイルは耐久性が高く、内装のみならず外装にも使われています。耐水性もあるので水回りに適しています。
    デザインの違うタイルを新築住宅の壁に並べて、オリジナルデザインを楽しむこともできます。
    デメリットはコストが高いことが挙げられますので、使用箇所を制限するなどでコストカットを図りましょう。

    詳しくは、「新築ならこだわりたい内装の壁!4種類の壁材を徹底比較!」 をご参照ください。

    ③内装費の効果的な節約で満足度の高い新築住宅

    新築住宅の内装で節約できる場所を考えてみると、さまざまな場所があることに気付きます。
    まずは和室です。和室は洋室よりも作るのにコストがかかるため、和室の構造をシンプルにしたり、壁材を和風デザインのクロスにしたりすることで節約できます。
    思い切って和室を作らないという方法もあります。

    壁を少なくするのも節約に有効です。
    壁が多い住宅は通風や採光が確保できないこともあるので、壁を取り払って広々とした空間にするほうがいい場合もあります。
    家族間のコミュニケーションを重視する家庭にもおすすめ。

    木製建具は作り付けではなく既製品を使用することで節約可能です。
    作り付けの木製建具はあると便利ですが、オーダーメイドで頼むと予算は跳ね上がります。既製品の家具を買ったほうが安く済むことが多いため、新築住宅の内装で節約を考えている人は一考してみてください。

    一方、節約できない部分として基礎や構造部分があります。
    住宅の基礎部分や構造部分は、耐震面で不安が残りますし、将来リフォームすることになったときにも関係してきますので節約はできないと考えておいたほうが無難です。
    リフォームは住宅の構造を活かして新しく建物を構築しますので、基礎と構造は頑丈にしておきましょう。

    詳しくは、「新築の内装をコストダウンするには?節約しつつ満足度を高めるポイント」をご参照ください。

    ④新築の内装で使いたい!住宅用床材4選

    ここでは、新築住宅の内装で使ってみたい床材を4種類紹介します。

    1.無垢フローリング

    自然派住宅に多く取り入れられる無垢フローリングです
    。調質、保湿性に優れており、肌触りがやさしいです。温かみのある室内空間にしたい人にピッタリです。デメリットは天然素材ゆえ割れたり反ったりしやすいことです。

    2.複合フローリング

    リフォームなどでも広く使われている複合フローリングです。
    重ねた合板の上に化粧シートを張った床材です。無垢材のように調質、保湿性はありませんが、コストが安く、扱いやすいのがメリットです。
    小さいお子さんがジュースをこぼしても簡単に拭き取れます。

    3.クッションフロア

    オフィスの床材として広く使われているクッションフロアも、住宅の内装で使われるケースが多くあります。
    塩化ビニールにクッション材が入っている床材で、クッション性があるため足腰にやさしく、小さい子どもや高齢者のいる住宅で使われます。

    耐水性があるのでトイレや洗面所などにもおすすめです。
    ただしやわらかいので跡が付きやすく、熱に弱いので陽当りの良い部屋には向きません。

    4.コルクタイル

    おしゃれさを追求した新築住宅を希望するならコルクタイルという方法もあります。
    耐久性、耐水性、防炎性に優れているため、キッチンや洗面所に適しています。ただし、コストが高いので、予算と相談する必要がありそうです。

    詳しくは、「新築の内装にこだわりを!主な床材4種類を比較!」 をご参照ください。

    ⑤新築の内装で重要なコンセントの配置を考える

    コンセントは内装の中でも地味な存在なのか、新築住宅の中で意外と忘れられがちです。
    いざ使おうと思っても数が少ない、位置が悪くて使いにくいなどのケースが多く見られます。

    まずは間取りを考えるときに、生活している様子を思い浮かべてみましょう。
    テレビは何台どこの部屋に置くのか、掃除するときはどこにコンセントがあればOKなのか、具体的なことを考えてみると、コンセントの配置に適した場所が見つかります。

    ウォークインクローゼットの中にコンセントがないというケースも新築住宅ではよくあることです。
    中が暗いと物が取り出しにくいですし、掃除機もかけにくいので、忘れないようにしたいものです。

    また、家の中の家事を取り仕切る主婦目線でもチェックしましょう。
    特にキッチンは家電が多いので、コンセントの数も多くしたほうが使いやすいです。コンセントは生活を支える「縁の下の力持ち」のような存在、内装は派手なところばかりではなく、地味なところにも目を向けましょう。

    詳しくは、「新築の内装はコンセントやスイッチ類の配線計画が重要!」をご参照ください。

    ⑥内装工事の重要項目!失敗事例から分かる新築の収納

    新築住宅を建てる際、内装で気をつけたいのが収納に関する失敗です。

    限られた敷地面積の場合、収納スペースを狭くして居室スペースを広く取ろうとすると、収納スペースがなくて困ることになる人が多いようです。
    いくら部屋を広くしても荷物をしまう場所がなければ、荷物は部屋に置くしかありません。
    部屋の中がいつまでも片付かず、せっかくの新築が台無しになってしまいますね。

    また、収納スペースは広く取ったものの、出入り口の間口が狭くて荷物が入らない……という失敗事例もあります。
    これを防ぐには荷物の横幅をきちんと測っておくこと。
    間取り図を見て、どの荷物をどこにしまうか最初に決めておくこと、この2点です。出入り口にドアを設置する際は、引き戸か折戸がスペースを取らずにおすすめです。

    最後に、収納スペースにもきちんとコンセントを取り付けるようにしましょう。
    収納スペースの中を掃除したり間接照明をつけたりなど、いろいろと重宝します。収納スペースは、ほかの内装とのバランスを考えながら検討してください。

    詳しくは、「新築の内装は収納計画が大切!失敗事例に学ぶ成功のポイント!」をご参照ください。

    新居での生活をイメージすることがポイント

    新築住宅の内装は楽しく考えたいものですが、利便性や効率性もきちんと重視したいですよね。
    内装で失敗しないコツは、新居での生活を具体的に思い描くことです。
    どういう内装なら気持ちよく、かつ便利に生活できるのかイメージを持っていれば、失敗のリスクを防ぐことができます。

    とは言っても、いきなり新居での暮らしをイメージすることは難しいもの。そこで、ぜひフリーダムの住宅作品集をご参考にしてみてください!
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