二人暮らしにおすすめの間取りは? 必要な広さや考え方のポイント | 注文住宅なら建築設計事務所フリーダムアーキテクツ

二人暮らしにおすすめの間取りは? 必要な広さや考え方のポイント

カテゴリー:注文住宅

広いLDKの一角に、ヌックのおこもりスペースを用意した二人暮らしの家

CASE770 籠(こ)もれる家

二人暮らしの間取りは、どんな暮らし方をしたいかに合わせて検討することが大切です。寝室を共有してミニマルに暮らす1LDKから、個室を確保できる2LDK、趣味や仕事部屋をつくりやすい3LDKまで、ライフスタイルに応じて最適な間取りは異なります。

本記事では、二人暮らしにおすすめの間取りや必要な広さ、家づくりのポイントをわかりやすく解説します。これから住まいづくりを始める方は、ぜひ参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ

  • 二人暮らしの家を検討中の人
  • 1LDKでも大丈夫? 二人暮らしの間取りで悩んでいる人
  • 理想的な広さは? 二人暮らしの家を建てる際の考え方が知りたい人

この記事でわかること

  • 1LDKや2DKなどの間取り別の暮らし方
  • 広さ別の二人暮らしのシミュレーション
  • 二人にフィットした無駄を省いた住まいを作るヒント
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二人暮らしにおすすめの間取りとは

2人で過ごす時間を重視した吹き抜けの開放的なLDK

CASE712 澄

二人暮らしの場合、次のような間取りがおすすめです。

・1LDK
・2K
・2DK
・3LDK

どの間取りが適しているかは、二人のライフスタイルや生活リズムによっても大きく変わります。それぞれの特徴を以下で解説するので、自分たちにとって過ごしやすい間取りを選ぶ際の参考にしてください。

1LDK

1LDKとは、8帖以上のLDK(リビング・ダイニング・キッチン)に加えて、1つの居室が設けられている間取りのことです。居室は寝室として使うケースが一般的で、特にカップルや夫婦に選ばれやすいタイプといえます。

部屋数は少ないものの、LDKが広めに確保されている物件が多く、ソファやダイニングセットを置いてもゆとりを感じられるのが魅力です。「最小限の空間でシンプルに暮らしたい」「一緒に過ごす時間を大切にしたい」という二人にはぴったりでしょう。

ただし、生活時間が大きく違う場合や、仕事や趣味で一人の時間を確保したい場合は注意が必要です。友人同士や親子など、今後関係性が変わる可能性がある場合には、避けたほうが良いかもしれません。

2DK

2DKとは、ダイニングとキッチンに加えて居室が2つある間取りのことです。一般的には、DK部分の広さが4.5帖〜8帖未満のものを指します。

1LDKと同様に比較的コンパクトですが、2つの個室があるため、お互いのプライバシーを確保しやすいのが大きなメリットです。二人の生活リズムが異なる場合や、寝室を分けたい場合などに向いています。

一方で、広々としたリビングがないため、ダイニングキッチン以外でくつろぐスペースがほしい場合や、「二人でゆったり過ごす時間を大切にしたい」という人には少し物足りないことも。個室を重視し、共同スペースは必要最低限で十分という二人に適した間取りです。

2LDK

2LDKとは、10帖以上のLDKに加えて居室が2つある間取りのことです。個室をそれぞれ確保できるため、プライベート空間を大切にしながら、広いLDKで一緒にゆったり過ごせるのが特徴です。

リビングにゆとりがある分、ダイニングセットや大きめのソファも置きやすく、友人を招いて食事をしたり、ホームパーティーを開いたりしやすい点も魅力。寝室を共有する場合は、残りの部屋を仕事や趣味に活用でき、生活と仕事の切り替えもスムーズに行えます。

1LDKでは手狭に感じる方や、共同スペースと個室のどちらも大切にしたい二人には、2LDKはバランスの良い選択肢です。最低限の広さではなく、ゆとりのある二人暮らしを楽しみたい人に特におすすめです。

3LDK

3LDKは、LDKに加えて3つの居室がある間取りです。個室をそれぞれ確保できるうえ、広いLDKに、さらにもう1部屋を趣味部屋・ワークスペース・ゲストルームなど自由に使えるのが魅力です。

賃貸では家賃が高めになる傾向がありますが、物件の購入を検討している夫婦や、長く暮らすことを前提にしている二人には非常に人気があります。将来的にライフスタイルが変化した場合にも柔軟に対応できるため、「これから先も快適に暮らせる家を選びたい」という人に特におすすめの間取りです。

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二人暮らしにおすすめの家の広さ


CASE622 fit

二人暮らしにちょうど良い広さは、ライフスタイルやどんな暮らしをしたいかによって大きく変わります。ここでは広さごとのイメージを紹介するので、住まい選びの参考にしてください。

40㎡

40㎡は、帖数に換算すると約24帖です。キッチンやお風呂、トイレ、廊下などの生活設備が約8帖を占めるため、実際に居住スペースとして使えるのは16帖前後になります。荷物があまり多くない二人や、生活リズムが似ていて一緒に過ごす時間をたくさん取りたい人にはちょうど良い広さでしょう。

間取りは1LDKや2DKが中心で、「家にいるときは相手の存在をいつも感じていたい」という二人に向いています。一方で、荷物が多い場合は収納が不足しやすいため注意してください。

想定できる具体的な間取りとしては、8帖のLDK+8帖の寝室、10帖のLDK+6帖の寝室といったパターンがあります。

50㎡

50㎡は帖数に換算すると約30帖で、実際に居住スペースとして使えるのは22帖前後です。荷物や家具が多い二人や、リモートワーク用のスペースを確保したい場合には、50㎡以上の広さがあると快適に過ごせます。

選べる間取りの幅も広く、広めの1LDKからコンパクトな2LDKまでさまざまです。くつろぎを重視したいなら広々としたLDKのある1LDK、生活リズムが異なる場合やプライベート空間を確保したい場合は2LDKが向いています。

具体的には、14帖のLDK+8帖の寝室、または14帖のLDK+4帖の個室2部屋といった間取りが考えられます。

60㎡~

60㎡は約37帖に相当し、実際に居住スペースとして使えるのは29帖前後です。2LDKからコンパクトな3LDKまで対応でき、よりゆとりのある二人暮らしが叶います。

二人それぞれの個室に加えて、仕事部屋や趣味部屋などもう1部屋を設けられるため、暮らし方の幅が大きく広がる点も魅力です。リモートワークが多い人や、趣味の道具が多い人などにとっては、特に快適な広さでしょう。

戸建てを検討している場合には、テラスやランドリールーム、パントリー、シューズインクローゼットなど、収納や設備を充実させることも可能です。将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応したい二人に最適な広さといえます。

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二人暮らしの間取りを考えるポイント

中庭を中心にキッチンやパントリーが配置された回遊性の高いLDK

CASE661 環(めぐる)いえ

二人暮らしの間取りを検討するときは、次のポイントを押さえておきましょう。

・2人のライフスタイルにフィットしている
・回遊性があり生活動線がスムーズ
・それぞれの物を管理できる収納
・無駄を省いたシンプルな住まい
・造作家具を採用する

上記のポイントについて、それぞれ以下で詳しく解説します。

2人のライフスタイルにフィットしている

二人暮らしに「正解の間取り」はなく、住む人の価値観やライフスタイルによって最適な形は大きく変わります。個室が必要か、趣味のスペースをどう分けるか、共有スペースでどんな時間を過ごしたいかなど、さまざまなシーンをシミュレーションしながら間取りを考えていきましょう。

また、「どちらがどの家事を担当するか」といった日々の暮らし方まで想定しておくと、水回りの配置や収納量なども、自分たちに合った形に調整しやすくなります。

回遊性があり生活動線がスムーズ

快適な二人暮らしには、暮らしやすい動線づくりが欠かせません。行き止まりがなく、玄関からキッチン、洗面所、寝室へとスムーズに移動できる「回遊性」のある間取りなら、家事や身支度の流れがぐっとスムーズになります。

また、断熱性・気密性が高い最近の住まいであれば、必要以上に扉を作らず空間をゆるやかにつなげることで、エアコンの台数を抑えることも可能です。広さや設備だけでなく、それぞれの配置やつながり方にも目を向け、生活動線を意識した間取りを目指しましょう。

それぞれの物を管理できる収納

二人暮らしでは、自分のものは自分で管理するのが基本です。「どちらかの荷物がリビングにあふれてストレスになる」といった状況を避けるためにも、最初からそれぞれの収納場所をしっかり確保しておきましょう。

また、収納スペースの配分に偏りがあると、不公平に感じてしまう原因にもなります。できるだけ平等にスペースを割り振り、お互いが気持ちよく暮らせる収納を計画しましょう。

無駄を省いたシンプルな住まい

大人の二人暮らしなら、それぞれが好きなように空間を使い、すっきりとした生活を楽しめます。例えば「二人でゆったり過ごせる広いLDKがあれば十分」という場合は、思い切って廊下をなくしたり、リビングの一角を寝室にしたりと、従来の間取りにとらわれない工夫も取り入れられます。

また、「玄関ホールをなくしてすぐLDKにつなげる」「浴槽を設けずシャワールームのみにする」など、生活スタイルに合わせて必要なものだけを選ぶことで、より自分たちにフィットした住まいづくりが可能になります。

造作家具を採用する

注文住宅で二人暮らしの家を建てるなら、既製品ではなく造作家具を取り入れるのもおすすめです。テレビボードやキッチン収納を造作すると、必要以上に大型家具を置かずに済み、空間を広々と使えるようになります。

さらに、耐久性が高く長く使えるうえ、将来的に大きな家具を処分する手間がなくなる点もメリットです。見た目にも統一感が生まれ、すっきりとした居心地の良い空間に仕上がります。

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注文住宅で理想的な二人暮らしの間取りを実現しよう

二人暮らしに最適な間取りは、ライフスタイルや理想とする暮らし方によって大きく異なります。注文住宅であれば、二人のこだわりを細部まで反映した設計ができるため、ぜひ選択肢に加えてみてください。

フリーダムアーキテクツでは、お二人の希望に寄り添い、個性豊かで快適に暮らせる住まいをご提案しています。カップル・夫婦の新生活はもちろん、お子様が巣立った後のセカンドライフなど、幅広い二人暮らしのスタイルに対応可能です。

理想の二人暮らしを形にしたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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二人暮らしの間取りについてよくある質問に回答

二人暮らしの間取りについてのよくある質問に、フリーダムアーキテクツが回答します。

二人暮らしの間取りの理想的な広さはどのくらいですか

国土交通省の「住生活基本計画」では、二人暮らしの場合、最低でも30㎡の広さが健康で文化的な住生活の基準とされています。ただし、これはあくまで「最低限」の目安です。

実際に快適に暮らすことを考えると、55㎡前後の広さが理想的で、間取りとしては広めの1LDK〜2LDKが人気です。さらに、戸建てを検討している場合は、75㎡程度(約23坪)以上を確保しておくと将来的なライフスタイルの変化にも柔軟に対応しやすく、長く住みやすい住まいを実現できます。

二人暮らしのLDKは何帖くらい必要ですか

二人暮らしの場合、LDKは10〜12畳あると快適に過ごしやすいでしょう。一方、3〜4人で暮らす場合は、一般的には12〜17畳ほどが目安となります。

ただし、LDKでどのように過ごしたいかによって必要な広さは変わります。「ソファで映画を楽しみたい」「ダイニングを広めにしたい」「並んで料理をしたい」など、希望の暮らし方を二人で話し合いながら、ちょうど良い広さを検討してみてください。

夫婦二人暮らしの家づくりの注意点は?

夫婦二人暮らしの家を建てる際は、将来的にスペースが余りすぎないように注意しましょう。部屋数が多すぎると、使わない空間が増えて掃除や管理の負担が大きくなる可能性があります。

趣味や仕事用の部屋を確保したい場合でも、3LDK程度までに抑えておくと、スペースにゆとりを持ちながらも過剰になりすぎず、ちょうど良いバランスを保てます。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

フリーダムアーキテクツ
設計チーム

1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。

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