
CASE495 舞台の家
ウッドデッキは、木材などで作られた屋外の床スペースです。屋外での軽食やバーベキューなどさまざまな使い方ができる一方で、定期的なメンテナンスが必要な上、直射日光の影響などで使わなくなる可能性も考えられます。設置前には、用途や環境をよく検討することが大切です。
本記事では、ウッドデッキの選び方やメリット・デメリット、おしゃれなウッドデッキの建築実例を紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
- ウッドデッキの特徴や選び方のポイントを知りたい人
- ウッドデッキのメリットや活用方法を知りたい人
- ウッドデッキで後悔しないために、デメリットや注意点を把握したい人
この記事でわかること
- ウッドデッキは外観デザインと室内の開放感を高める要素になる
- ウッドデッキの設置場所や建て方によって使い道や雰囲気は大きく変わる
- ウッドデッキは素材によって耐久性やメンテナンス方法が異なる
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ウッドデッキとは
ウッドデッキとは、木材や木質系の床材で作られた屋外の床スペースのことです。多くの場合、リビングと同じ高さに設置され、室内から段差なく庭へ出られる点が特徴です。また、室内と屋外が緩やかにつながることで空間に広がりが生まれ、生活動線もスムーズになります。
ウッドデッキと似た言葉にテラスがあります。テラスは、コンクリートやタイル、石材などでできた屋外床を指し、一般的には地面と同じ高さで施工されます。

ウッドデッキの選び方

CASE484 やまのいえ
ウッドデッキを選ぶ際は、素材や機能性、設置方法など複数の視点から検討することが重要です。耐久性やメンテナンス性、見た目の好み、予算とのバランスによって適した選択肢は異なります。ここでは、ウッドデッキ選びの主なポイントを紹介します。
腐らない樹脂の人工木
一般的な人工木のウッドデッキは、プラスチック系樹脂と木の粉を混ぜ合わせて作られます。耐久性が高く、水分やシロアリの影響を受けにくい点が特徴です。
また、腐食しにくく、定期的な防腐処理や塗装が不要なため、メンテナンスに手間をかけたくない場合や、長い期間きれいな状態を保ちたい場合に適しています。近年は、木目や色合いなどを天然木に近づけた製品も多く、見た目と機能性を両立しやすい素材と言えます。
風合いを楽しむ天然木
天然木のウッドデッキは、木ならではの質感や風合いを楽しめるため、自然素材にこだわりたい場合に選ばれています。また、経年変化を味わえる点も特徴です。
ウッドデッキに使われる天然木は、大きくハードウッドとソフトウッドに分けられます。ウリンやイペ、セランガンバツなどのハードウッドは耐久性が高く、屋外利用に向いています。一方、スギやヒノキ、SPF材などのソフトウッドは加工しやすい反面、耐久性では劣る傾向があります。
いずれのタイプでも、防腐処理やシロアリ対策、定期的な塗装などのメンテナンスが必要です。
紫外線対策には屋根付きを選ぶ
ウッドデッキに屋根を設置することで、紫外線対策としての効果が期待できます。屋根が直射日光を遮るため、床材の日焼けを防止できる上、夏場の温度上昇も抑えられます。
また、天気の良い日にバーベキューや読書をする際も暑すぎず、眩しくならずに済むため快適に楽しめるでしょう。雨や雪の影響を受けにくくなり、結果として耐久性の向上につながります。
加えて、洗濯物を干すスペースとしても活用できるため、機能性と快適性を両立したい場合にもおすすめです。
安く抑えたいなら置くだけタイプ
コストを抑えてウッドデッキを作りたい場合は、置くだけタイプが適しています。必要な工具や部品がセットになっている製品が多く、専門知識がなくても設置できるよう配慮されています。
ただし、デザインの自由度やオプションの拡張性は、一般的なウッドデッキよりも限られます。また、設置後に本格的な外構工事を行うことは難しいため、用途や将来の計画を踏まえて検討しましょう。

ウッドデッキの設置費用
ウッドデッキの設置費用は、仕様や条件によって大きく異なります。国土交通省が工務店やリフォーム会社を対象に行ったアンケート調査では、戸建て住宅にウッドデッキを新設する場合の費用目安は約10〜80万円です。
ただし、実際の費用はウッドデッキのサイズや素材、手すりや階段、屋根の有無などによって変わります。機能性やデザイン性にこだわるほど費用は高くなる傾向があるため、希望する使い方を整理した上で検討することが重要です。
参考:国土交通省HP「リフォームの内容と価格について」

ウッドデッキのメリット

CASE576 回廊の家
ウッドデッキは、屋内と屋外をつなぐ中間的な空間として、暮らしをより快適にする多くのメリットがあります。ここでは、代表的な以下のメリットを紹介します。
・軽食やバーベキューなど幅広く活用できる
・リビングに開放感を演出できる
・外観のアクセントになる
軽食やバーベキューなど幅広く活用できる
家の外と中をつなぐ開放的なウッドデッキは、多目的に活用できます。晴れた日にはバーベキューや外での軽食など、リビングの延長としての使い方が可能です。
また、DIYやガーデニングの作業スペースとしても活躍するため、趣味の時間を取り入れやすくなります。子どもやペットがいる家庭では、ウッドデッキは外遊びの場としても重宝します。室内から目が届きやすく、安心して遊ばせられるでしょう。
リビングに開放感を演出できる
リビングの床とウッドデッキの高さを揃えることで、空間に一体感が生まれます。床の段差が解消されることで、室内と屋外の境界が緩やかになり、リビングが視覚的にも広く感じられるでしょう。
また、窓を開けけば風や光が自然に入り込み、開放感を演出できます。屋内外の繋がりを重視した住まいづくりに最適です。
外観のアクセントになる
木の風合いを感じられるウッドデッキは、住まいの外観に自然なアクセントを加えます。素材が持つ温かみによって、無機質になりがちな外構デザインをやわらかく演出できます。
また、モダンスタイルや和モダンスタイルなど、さまざまな住宅デザインになじみやすい点も特徴です。外壁やフェンス、植栽とのバランスを意識すると、エクステリア全体の統一感が高まります。

ウッドデッキのデメリット
ウッドデッキには多くの魅力がある一方で、デメリットや注意点もあります。設置後に後悔しないためにも、以下の項目について把握しておきましょう。
・塗装や掃除などのメンテナンスが必要
・目隠しがないと人目が気になることがある
・夏は高温になりやすい
塗装や掃除などのメンテナンスが必要
ウッドデッキは常時屋外にあるため、雨や風、紫外線の影響で劣化しやすい傾向があります。日頃の掃除に加え、塗装の塗り直しや傷んだ部分の補修などの定期メンテナンスが必要になり、時間や費用もかかります。
また、ウッドデッキの下部は空間が狭く、枯れ葉やゴミの掃除の負担を感じることも考えられます。湿気がこもりやすく、雑草が生えやすいため、設置時には防草対策を行いましょう。
目隠しがないと人目が気になることがある
ウッドデッキは屋外に設置するため、目隠しがないと外からの視線が気になる可能性があります。特に道路に面している敷地や、隣家との距離が近い場合は、対策をしないと思うように使えなくなってしまうことも考えられます。
目隠し用のフェンスは、高さ120cm以上が目安です。80cm前後のフェンスでは高さが足りない可能性もあるため、設計の段階でよく検討しましょう。
夏は高温になりやすい
夏場のウッドデッキは、直射日光や気温によって床材が高温になりやすく、素足だと熱く感じる場合があるため注意が必要です。屋根や庇、タープなどを設置することで、日差しを和らげられます。
また、日除け用のアイテムは、快適性を高めるだけでなく、ウッドデッキ表面の劣化を抑える効果も期待できます。一年を通して快適に過ごせる空間を作るためにも、暑さ対策を事前に検討しておくことが大切です。

おしゃれなウッドデッキの建築実例
ここからは、フリーダムアーキテクツが手掛けたウッドデッキの建築実例を紹介します。実例を見ながら、ウッドデッキの素材の選び方や配置、目隠しの工夫などを具体的にイメージしてみましょう。
庭と一体となるウッドデッキ

CASE495 舞台の家
アウトドアリビングのように、ウッドデッキとリビングが一体化し、自然を身近に感じられる空間に仕上がっています。リビングとの連続性を高めるため、両サイドで天井の素材や柄を揃えています。
天気の良い日は窓を全開にして、家族や友人と食事を楽しむのも良いでしょう。自宅にいながら、屋外の心地良さを目一杯取り込めます。
アジアンリゾートホテルのようなウッドデッキテラス


CASE470 HOUSE.ASIAN / HORIZONTAL
アジアのリゾートホテルをイメージしたウッドデッキ。室内から連続する天井の照明が、外との繋がりや高級感を演出しています。室内の壁も窓を突き抜けて外に繋げており、内外の一体感や開放的な広がりを印象付けています。
ウッドデッキで挟まれた開放的な庭のある家

CASE576 回廊の家
中庭に面して大きな開口を設けた、光あふれる開放的な住まいです。やわらかな自然光が両棟に行き渡り、明るい室内空間を実現しています。また、LDKと個室は庭を介して配置され、どの場所でも屋外の空気を感じられるよう工夫されています。

CASE576 回廊の家
また、中庭を囲うように動線が巡る回廊プランで、プライバシーを確保しやすい点も特徴です。来客時には一方の空間にゲストを招き、もう一方は家族だけの時間を過ごす、といった使い分けが可能です。
玄関&リビングに面した「室内から外を感じる」ウッドデッキ

CASE573 次代の家
LDKの窓側に設置したテーブル兼収納棚の高さと、ウッドデッキの高さを揃えたウッドデッキ。イスに座ったとき、外の景色がきれいに抜けて見えるような工夫をしています。

CASE573 次代の家
こちらは玄関エントランス部分。玄関へ入ると、左手にウッドデッキ&植木が迎えてくれます。ウッドデッキが外観のアクセントにもなっています。
内と外の境界を曖昧にした開放的なテラス

CASE585 いしのいえ
室内と屋外の境界を曖昧にすることで、外の風を感じられるLDKを実現しています。床や天井の繋がりを意識した設計により、テラスまで視線が抜けるレイアウトです。

CASE585 いしのいえ
また、内外装には石を用い、外観は重厚感のある佇まいに、室内は光によって異なる表情を楽しめます。ルーバー裏のバルコニーや屋上テラスが、都市部でもプライベートなくつろぎをもたらします。
外の景色とリビングを繋げるバルコニーテラス

CASE484 やまのいえ
2階LDKに連続して設置したバルコニーデッキ。2階にありながらひろびろとしたバルコニーには、テーブルやイス、ソファーを置いてくつろげる空間に。川沿いの雄大な景色をめいいっぱい楽しめるよう、バルコニーは外壁で覆うのではなく柵を設置しています。
リビング部分の天井とバルコニー部分の天井には同じ素材を使用。バルコニー部分の床も室内と同系色の色の木材を使用して繋がりを持たせるようにしています。
都会の夜景をゆったり楽しめるプライベートルーフトップ

CASE486 デザインへの挑戦
プライベート性の高い屋上ルーフバルコニーを備えた、都会の住まいです。一日の終わりに、都市部ならではの夜景を楽しみながらゆったりとした時間を過ごせます。
敷地形状や法規制による制約の中で、暮らしやすさとデザイン性の両立を重視して、仕上がりにこだわりました。コンパクトながらも洗練されたプランを実現しています。

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注文住宅であれば、住まい全体のデザインや暮らし方に合わせて、理想のウッドデッキを計画できます。ウッドデッキのある住まいを多数手掛けてきたフリーダムアーキテクツなら、動線や外観との調和まで含めた提案が可能です。
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ウッドデッキについてのよくある質問
ウッドデッキについて寄せられることの多い質問に、フリーダムアーキテクツがわかりやすく回答します。
ウッドデッキはDIYできますか?
ウッドデッキのDIYは可能ですが、安全性や耐久性、仕上がりの美しさを考えると難易度は高めです。特に、基礎や構造部分の施工が不十分だと、ぐらつきや劣化の原因になるため注意が必要です。
置くだけタイプのウッドデッキを設置する程度であれば、DIYの経験や知識が浅くても対応できる場合があります。ただし、外観のデザインを損なう可能性もあり、長く安心して使うためにも専門業者に相談しましょう。
ウッドデッキの屋根は後付けできますか?
ウッドデッキに屋根を後付けすることは可能です。ただし、後付けの場合はデザインや納まりに制限が出る場合があります。新築時に住宅全体の外観デザインと合わせて計画すれば、意匠性と機能性の両立がしやすくなります。
ウッドデッキの使い方を具体的にイメージして、屋根の必要性を事前に判断することが重要です。
ウッドデッキの広さはどのくらいがいいですか?
ウッドデッキの適切な広さは、用途や家族構成によって異なります。例えば、洗濯物を干す目的であれば、3〜4畳程度が目安です。子ども用プールや、家族・友人とのバーベキューを想定する場合は、さらに余裕が必要になるでしょう。
使い方を具体的に整理した上で、工務店の担当者に相談しながら検討することをおすすめします。
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この記事を書いた人

フリーダムアーキテクツ
設計チーム
1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。










