Garage Life2015年1月号
クルマと暮らす夢の空間 Vol.4
鋭意プランニング中のガレージハウスは
“夕日が美しい景勝地”
海を臨む素晴らしいロケーション リゾートスタイルのガレージハウス
高速道路を使えば都市部からもクルマで約1時間という立地ながら、美しく陽が沈むのを目前にすることのできる海辺というロケーション。この土地はすでに購入済みで現在も仲間たちを呼んでBBQ などを楽しんでいるという、そんなリゾートライクな場所でのガレージハウスプランニングが始まった。
オーナーの所有車であるボクスターと964を収めるためのガレージハウスは、外観を幾何学模様のようにしたことが、まず特徴のひとつとして挙げられる。 エッジの効いたシャープなデザインは、ランボルギーニ・ガヤルドやアヴェンタドールなどのデザインにも通じると、建築家との打ち合わせで話が弾んだ。リビングでは、ゆっくりとソファでくつろぎながら、2 台の愛車を堪能できるようガレージとリビングは視界を遮らないガラスで仕切ることにした。スペースを広く使うことで、開放的な生活環境を生み出す。
海側は開口を大きく持たせている。美しい夕日を最大限に愉しむため、真西に窓を設計した。春分の日や秋分の日には、この真西に陽が沈むのだ。こうして自然とも同化したガレージハウスを実現する。 住み手、愛車、自然が一体となるように、様々な趣向を凝らすガレージハウス。こういった取り組みはCarくらすならではのものと言えるだろう。
“魅せるガレージハウス”づくり、年内完成をめざし着々と進行中
前号で紹介したガレージハウスプロジェクトのひとつ、三方が道に面した物件の建築が、着々と進行しているので、その様子を覗いてみよう。まだ土地を購入しただけの状態だったところから、三方の道路を活用した“魅せる家”の原案が完成し着工。地盤改良からはじまり、基礎工事、棟上げと、徐々に家の様子が見えてきた。 ここまで出来上がってくると、オーナーもだいぶイメージがつかめるようになってきただろう。やはりパースの中だけでは、分かりにくい部分もある。建築現場に足を運び、様子を知ることは重要なことだ。このガレージハウスは外へ“魅せる”と同時に、生活環境内からもガレージを“魅せる”工夫が施されている。その点もこの段階から確認することができれば、さらに良いイメージが湧き、手を加えることができるかもしれない。ガレージづくりは自らが参加することで、より楽しめるものだ。
■Garage Life
クルマをより楽しむための趣味空間=“ガレージ”にスポットを当てた、
日本で唯一!趣味のガレージ専門誌
季刊誌:3,6,9,12月1日発売
発行:ネコ・パブリッシング
http://www.garagelife.jp/