【ロの字型の平屋】間取り・建築実例集!間取りづくりのポイントを紹介 | 注文住宅なら建築設計事務所フリーダムアーキテクツ

【ロの字型の平屋】間取り・建築実例集!間取りづくりのポイントを紹介

カテゴリー:間取り

【ロの字型の平屋】間取り・建築実例集!間取りづくりのポイントを紹介

CASE661 環(めぐる)いえ

ロの字型の平屋はプライベート感のある中庭を作れるので憧れる人も多くなっています。しかし、ロの字型の平屋にこだわるあまりに、必要な部屋を確保できなければ元も子もありません。

そこで、L字型平屋ではどんな間取りが可能なのか、建築実例やメリット・デメリットとともに紹介するので参考にしてください。

この記事はこんな人におすすめ

  • 平屋の形状でロの字型を検討している
  • ロの字型の平屋の間取り例を見たい
  • ロの字型のメリットやデメリットを確認したい

この記事でわかること

  • ロの字型の平屋の間取り例や建築実例
  • ロの字型の平屋のメリット
  • ロの字型の平屋のデメリットと対策方法
ロの字型の平屋の実例も掲載

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ロの字型の平屋とは?

ロの字型の平屋とは?

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ロの字型の平屋とは、上から見るとカタカナの「ロ」のように見える、中庭を建物で囲む形に設計された平屋のことです。

ロの字型の場合、四方が壁で囲まれますが、二方を囲むものをL字型、三方を囲むものをコの字型ということもあります。L字型、コの字型の平屋の場合、一方、もしくは二方が外に面していますが、ロの字型では一切外に面していません。そのため、プライバシー性の高さという意味では最も優れています。

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ロの字型の平屋の間取り

ロの字型の平屋の間取りを、意識したポイントとともに4つ紹介するので決める際の参考にしてください。

玄関からLDKにも個室にもアクセスしやすいロの字型の間取り

玄関からLDKにも個室にもアクセスしやすいロの字型の間取り

玄関から、LDKにも個室にもアクセスしやすいロの字型の間取りを紹介します。玄関から向かって右に進むとLDKや和室に、左に進むと個室(洋室)にアクセスできる間取りです。LDKを通らずにそれぞれの個室にたどり着けるため、プライバシーにも配慮した配置になっています。

なお、浴室やパウダールーム、キッチンは玄関から遠い場所にまとめる形になっているのも特徴です。

コンパクトな中庭を設けた正方形の間取り

コンパクトな中庭を設けた正方形の間取り

コンパクトであっても、中庭を設けることで風通しは良くなり、採光も確保できます。そして、土地があまり広くない場合でも、中庭の広さを調整すれば、部屋の広さを確保することは可能です。この間取りでは、中庭は3.7帖とコンパクトにすることで、17.3帖のLDKを中心に相応の広さがある部屋を確保できました。

中庭がある家を望んでいるものの、土地があまり広くない場合はぜひ参考にしてください。

ダイニングキッチンから中庭に出入りしやすい間取り

ダイニングキッチンから中庭に出入りしやすい間取り

天気の良い日は中庭で食事をしたい、という理由でロの字型の平屋を希望する人もいるかもしれません。この間取りでは、ダイニングキッチンを中庭に面して作り、出入り口を設けました。出来上がった料理を運んだり後片付けをしたりするときも、出入りがスムーズなのがメリットです。

また、家の各所にクローゼットやパントリー、収納スペースを設けて機能性の高い家に仕上げました。

LDKに広々とした中庭からの光が差し込む間取り

LDKに広々とした中庭からの光が差し込む間取り

この間取りでは、16.4帖もの広い中庭にLDKを面させることで、光をふんだんに取り込める設計になっています。子どもが遊ぶスペースにしたり、ホームパーティーを開いたりと、さまざまな用途で中庭を活用できます。

また、各個室に収納スペースを設け、キッチンにはパントリーも備えることで、家全体の機能性を高めました。

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ロの字型の平屋を建てるメリット

ロの字型の平屋を建てるメリット

ロの字型の平屋を建てることには、以下のようなメリットがあります。

・家族のためのプライベートな屋外空間ができる
・子どもやペットが安全に遊ぶことができる
・中庭を通って各部屋にアクセスできる
・風通しがよく採光が確保できる
・おしゃれでデザイン性の高い住宅になる

家族のためのプライベートな屋外空間ができる

ロの字型の平屋のメリットの一つに、家族のためのプライベートな屋外空間ができることが挙げられます。例えば、子どもとのプール遊びや洗濯物干しに対し、外から見える場所で行うことに抵抗感を感じる人はいるでしょう。しかし、ロの字型の家であれば周囲からの視線が気にならないため、気兼ねなく行えます。

また、春や秋など天候の良い時期はセカンドリビングにするなど、さまざまな目的で活用できるのも魅力です。

子どもやペットが安全に遊ぶことができる

子どもやペットが中庭で安全に遊べるのもロの字型の平屋のメリットです。交通量の多い場所で、家が道路に面していた場合、子どもやペットが飛び出すのは非常に危険です。事故により大けがをしたり、万が一のことが起きたりする可能性も十分にあります。

しかし、ロの字型の平屋であれば、中庭は四方を壁や窓で囲まれているので、道路に飛び出す危険はありません。事故が起きるリスクも低く、安心して遊ばせられます。

中庭を通って各部屋にアクセスできる

ロの字型の平屋では、中庭を通って各部屋にアクセスできます。平屋はワンフロアにすべての部屋が配置されるため、部屋同士の距離が遠くなることがあるのがデメリットです。部屋間の移動は毎日のことである以上、あまりに距離が遠いとストレスになりかねません。

しかし、中庭を作れば部屋同士の行き来ができるので動線が短くできます。子どもやお年寄りなどがいる家にも適した配置と言えるでしょう。

風通しがよく採光が確保できる

ロの字型の平屋にすると、風通しがよく採光が確保できます。正方形の平屋にはさまざまなメリットがあるものの、中央部分は窓を設置しにくく、家全体の雰囲気が暗くなってしまうことがあるのがデメリットです。

しかし、中庭を設けるために大きな窓を設置すれば、光を取り込みやすく、風の通り道もできます。家自体の雰囲気が明るくなるうえに、通気性も向上させられるため、カビ防止という意味で衛生面でも効果的です。

おしゃれでデザイン性の高い住宅になる

おしゃれでデザイン性の高い住宅になるのも、ロの字型の平屋ならではの強みです。中庭から採光が確保できるので、窓の形をシンプルにできます。リビングから中庭を望めるので、植栽や間接照明などでおしゃれな雰囲気にできるのもメリットです。

また、中庭に面する部分で開口部を確保できるため、あえて外側を窓の少ないシンプルな壁にすると、よりおしゃれに仕上がります。

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ロの字型の平屋を建てるデメリット

ロの字型の平屋を建てるデメリット

一方で、ロの型の平屋を建てることには、以下のようなデメリットもあるため注意が必要です。

・建築コストが高くなりやすい
・ある程度の敷地の広さが必要になる
・中庭の掃除やメンテナンスの手間がかかる
・排水対策をしなければならない

建築コストが高くなりやすい

ロの字型の平屋を建てるデメリットの一つに、建築費が高くなりやすいことが挙げられます。ロの字型の平屋は外壁や窓の数が増えることに加えて、複雑な形状から工期が長くなりやすいためです。裏を返せば、建物の形をできるだけシンプルにしたり、窓の種類や数を見直したりすることで費用は抑えられます。

建築事務所の担当者と話し合い、どうしても譲れない条件とある程度は譲歩できる条件を洗い出し、最適な設計を見つけましょう。

ある程度の敷地の広さが必要になる

ロの字型の平屋を建てるデメリットとして、I型(長方形)やL型の平屋に比べて広い敷地が必要になることが指摘できます。

ロの字型は建物が外周に沿って広がるためコンパクトにまとめにくいことから、相応の広さの土地を用意しなくてはいけません。そのため、土地の広さを確保するなら、郊外など比較的地価が安いエリアで探すことを視野に入れましょう。コの字型にする、中庭を小さくする方法でもある程度は対応可能です。

中庭の掃除やメンテナンスの手間がかかる

こまめな中庭の掃除やメンテナンスも必要になることも、ロの字型の平屋ならではのメリットと言えます。中庭の様子が室内から見えることになるため、落ち葉やゴミが溜まるのはやはり好ましくありません。

また、植栽の手入れやウッドデッキの防腐、塗装メンテナンスも中庭を快適にし、安全に使い続けるためには必要になります。ローメンテナンスの植栽や掃除しやすいウッドデッキを選ぶなどの対策を講じましょう。

排水対策をしなければならない

排水対策が必要なことも、ロの字型の平屋を建てるデメリットとして挙げられます。ロの字型は建物に囲まれているため、雨水が溜まりやすいのが実情です。雨水が溜まると虫が発生したり、悪臭が漂ったりするなど衛生面での問題が生じます。

最低でも1箇所以上の排水溝を設けるとともに、定期的な清掃を欠かさないようにしましょう。

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ロの字型平屋の間取りづくりのポイント

ロの字型平屋の間取りづくりのポイント

完成したロの字型平屋が居心地の悪い家にならないようにするには、以下のポイントを意識してください。

中庭の使い道を考えておく

1つ目のポイントとして挙げられるのは「中庭の使い道をあらかじめ考えておく」ことです。中庭の使い道を決めずに設置してしまうと、結局使わなくなって後悔することがあり得ます。無駄なスペースになるくらいなら、最初から別に部屋を作ればよかったと思うかもしれません。

中庭を作る際は、そもそも中庭が本当に必要なのか、どういう目的で使いたいのかについて、家族の間で意見をすり合わせましょう。単に通気・採光のためだけに中庭を作るなら、あえて狭い中庭にして、その分を部屋に回すのも一つの選択肢です。

生活動線や家事動線を考慮する

ロの字型平屋に限ったことではありませんが、生活動線や家事動線に配慮することも重要です。ロの字型平屋ならではの特殊な事情として、建物が中庭を囲むように広がるため、部屋の距離が遠くなってしまうことが挙げられます。

動線を不便にしないためには、家族が頻繁に使う部屋(キッチン・洗面・トイレ)などはできるだけ同じゾーンにまとめると効果的です。ただし、どのような間取りが適しているかは、中庭を通って移動することを前提にするか否かによっても異なるため、担当者と相談しましょう。

家族に適した広さにする

家族にとって最適な広さにすることも、ロの字型平屋の間取りづくりのポイントとして大切です。広すぎると部屋同士の移動が大変になるうえに、建築費も高くなってしまいます。

また、中庭を作ったことで居室が狭くなり、後々後悔する可能性もゼロではありません。ロの字型平屋に限らず、家を建てる際は広さ、部屋の数や使い道も含め、家族間で納得のいく条件をすり合わせましょう。

また、子どもが独立した時に空いた部屋や中庭を将来的にどう使うかも含めて話し合っておくとさらに効果的です。

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ロの字型の平屋の建築実例

ここでは、フリーダムアーキテクツデザインが今まで手掛けたロの字型の平屋の建築実例を紹介します。

LDKとフラットにつながる中庭

LDKとフラットにつながる中庭

CASE721 落ち着きのある家

LDKとフラットにつながる中庭が特徴的なロの字型の平屋の事例です。中庭と室内はガラス扉で区切られており、まるで一つの部屋のように見えるようになりました。「落ち着きのある家」という作品名の通り、室内は木目と白い壁を基調にシックにまとめています。

LDKの天井を垂木天井にすることで、メリハリをつけました。琉球畳を用いた中庭に面した和室は、景色を眺めながらくつろげる空間になっています。

LDKのどこからでも様子を見守れる中庭

LDKのどこからでも様子を見守れる中庭

CASE661 環(めぐる)いえ

家のほぼ中心に広い中庭を配置し、LDKのどこからでも様子を見守れるようにしたロの字型の平屋を紹介します。中庭の壁にも間接照明を取り付け、外が暗くなっても問題なく使えるようにしました。子どもの遊び場所として、そして家族のくつろぎの場としても中庭を活用できます。

また、玄関を入ってすぐの廊下の突き当りに中庭を配置したことで、視線が抜け、開放的に感じられる工夫を凝らしました。

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おしゃれで暮らしやすいロの字型の平屋を建てよう

ロの字型の平屋は暮らしやすいうえに、工夫次第でとてもおしゃれに仕上がるのが大きな魅力です。ただし、何となく決めても家族全員が納得できるロの字型の平屋は建てられないので、しっかりとイメージを固めてから計画を立てましょう。

フリーダムアーキテクツデザインでは、今回紹介した以外にもさまざまなロの字型平屋を手掛けています。作品集にも多数掲載されているので、ぜひ一度ご覧ください。

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ロの字型平屋の間取りに関するよくある質問

ロの字型平屋の間取りに関するよくある質問

ロの字型平屋の間取りに関する疑問について、よくある質問形式で回答とともに紹介します。

平屋のロの字間取りにはどれくらいの敷地が必要?

まず、建物面積として一般的には30〜40坪程度確保できることが望ましいです。そのため、建ぺい率60%の土地なら最低でも50坪以上の敷地が必要になる場合が多くなっています。また、駐車場や中庭以外の庭も確保したい場合は、さらに広い敷地が必要です。

実際の数値は個々の建ぺい率によっても異なるため、既に土地がある場合は、ロの字型平屋を立てること自体が可能かを相談しましょう。

中庭はどんな使い方がある?

中庭はリビングと一体化してアウトドアリビングにすることが可能です。また、植栽や家庭菜園、子どもの遊び場、ペットスペースなど多用途に活用できます。基本的に外から中庭が見えない構造であるため、周囲を気にせず使えるのが大きな魅力です。

ただし、バーベキューなど火を使う場合は、火事にならないよう注意するとともに、近隣への気遣いを忘れないようにしましょう。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

フリーダムアーキテクツ
設計チーム

1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。

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