CASE468 1.5階建ての家
発想の転換で1.5階建てに感じる平屋
ひな壇造成された敷地に建つ住宅。 道路側からは見上げられ、反対側の隣地からは見下ろされる状況下で、周辺に対するプライバシー確保と採光計画の両立が課題に。これに対して、2つの中庭を配置することによる採光計画と、中庭が隣地から見下ろされないよう建物高さを調整したことにより、課題を解決。法的には平屋建てとなるところ、1.5階建て並の箱型ボリュームとなりました。1.5階部分では、バルコニー・中庭・ロフト・居室の高天井部分といった内外混在した要素を配置することで、視線の抜けと風の通り道を創出しています。また、柱と梁から成るグリッドフレームを強調するなど、平屋建てでも2階建てでもないこの住宅の、特徴的な空間性をより顕著に表現しました。
設計デザイン:フリーダムアーキテクツ施工場所:兵庫県川西市
※表示中の価格は建築当時のものです。
現在の価格は異なりますのでご了承ください。