CASE626 Triangle
四角形に比べて、活用が難しそうなイメージのある三角形の土地ですが、工夫次第で形状を活かしたおしゃれな住まいが手に入ります。
この記事では、三角形の土地に家を建てるメリット・デメリット、間取り例を紹介します。個性を感じるスタイリッシュな住まいを実現させたい方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
三角形の土地にも家を建てることは可能?
三角形の土地でも、建築する場所にあわせて間取りなどを工夫すれば、満足度の高い家を建てることは可能です。
たとえば、建物を建てたときに余る部分を駐車場や庭にしたり、三角形の頂点に玄関を設け、奥に向かって広がる間取りにしたりするなど、アイデア次第で形状を活かした住まいを作れます。
三角形の土地ならではの特徴を理解し、立地環境や土地条件にあった活用方法を取り入れましょう。
変形地での家づくりはこちらの記事をご確認ください。
変形地に家を建てる!メリット・デメリットや地形を活かした間取りや実例を紹介
三角形の土地に家を建てるメリット
三角形の土地は、長方形や正方形といった四角形の土地と比較すると、活用しにくそうですが、以下のような利点もあります。
・同じ敷地面積の土地より安く購入できる
・固定資産税が安くなる
・個性的なデザインの家を建てやすい
まずは、三角形の土地に家を建てるメリットを詳しく紹介していきます。
同じ敷地面積の土地より安く購入できる
三角地は好みが分かれるため市場価値が低く、同じ立地・面積であれば、四角形の土地よりも販売価格が安い傾向にあります。最寄り駅や主要道路、学校などに近い、利便性の高い場所であっても、比較的手頃な価格帯で土地を購入できるでしょう。
初期費用を抑えられれば、断熱・耐震性能といった性能部分や上質な外壁材の導入など、他の場所にお金を使えます。
固定資産税が安くなる
三角形や台形といった変形地には「不整形地補正率」が適用され、土地の評価額が安くなります。固定資産税や都市計画税、相続税といった、土地を所有する上でかかる費用も抑えられるのが魅力です。
土地自体の価格に加えて、ランニングコストも節約できるため、余裕のある資金計画を実現しやすくなります。
個性的なデザインの家を建てられる
三角形の形状を活かすことで、スタイリッシュかつオリジナリティのある家を建てられます。他にはない、個性を感じられる住まいをつくりたい人におすすめです。
できるだけ敷地の形を有効活用した自由設計が可能な設計会社や建築士に依頼しましょう。
三角形の土地に家を建てるデメリット
CASE626 Triangle
三角地に家を建てるのであれば、理想の住まいを実現させるために、メリットに加えて、以下の3つのデメリットも理解しておきたいところです。
・家具を配置しにくい
・依頼できる建築会社が限られる
・風水的に良くないと言われる
デメリットの対策方法も確認しておけば、土地の形状を活かした、個性的でおしゃれな住まいが叶うでしょう。
家具を配置しにくい
三角形の土地のデメリットとして、家具のレイアウトが難しいことが挙げられます。土地の形に合わせて三角形の家を建てると、頂点となる角にデッドスペースができやすくなります。
ただし、以下のような工夫によってデメリットをカバーできるでしょう。
・収納棚などであれば造作家具としてつくってもらう
・ラダーラックを置いて見せる収納にする
・一人掛けのソファの定位置にする
中途半端な空間ができることを想定して計画することが、後悔しない家づくりのポイントです。
依頼できる建築会社が限られる
三角地は四角形の建物と比べて、設計が複雑になるケースが多く、対応していない建築会社もあります。加えて、ハウスメーカーの定番である規格住宅の採用が難しいため、土地自体の購入価格を抑えられても、施工費が高額になる可能性も考えられます。
三角形の土地に満足度の高い家を建てるのであれば、変形地を得意とする施工会社に依頼すると良いでしょう。
風水的に良くないと言われる
三角形の家は風水的に、あまり良くないと言われる場合もあります。気になる人は以下のような風水対策をとると、不安が和らぐでしょう。
・建物を三角形以外の形にする
・三角地の角に花壇をつくる
・三角地の頂点部分に木を植える
三角形の角をなるべくなくすことで、運気を改善させる効果が期待できると言われています。
三角形の土地を活かした間取りの実例
CASE626 Triangle
三角地に合わせて建てられた、三角形の住まいです。ブラックの外壁から突き出た、木製のバルコニーが目を引きます。
尖った形状のバルコニーの下を、車を一台停められるように設計することで、デッドスペースになりがちな三角形の頂点を有効活用しました。
LDKはウッドデッキのバルコニーとフラットにつないで、開放感を演出しています。バルコニーには目隠しを設置しているため、外からの視線を気にせず、プライベートな時間を楽しめます。
個性的でスタイリッシュな三角形の家を建てよう
一見活用しにくそうな三角形の土地でも、工夫次第で個性豊かな理想の住まいづくりが可能です。
フリーダムアーキテクツなら三角形の土地はもちろん、変形地の形状に合わせた住まいを実現できます。まずは、変形地・傾斜地の建築実例や、デザイン住宅の作品集を見ながら、理想の家を具体的にイメージしてみてください。
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この記事を書いた人
FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。