中庭に工夫を施した平屋のポイントと建築実例を紹介! | 注文住宅なら建築設計事務所フリーダムアーキテクツ

中庭に工夫を施した平屋のポイントと建築実例を紹介!

カテゴリー:注文住宅

中庭に工夫を施した平屋のポイントと建築実例を紹介!

平屋には、生活動線が楽である、解放感があるなどの魅力があります。また、コンパクトで無駄のない間取りが実現しやすく、階段の上がり下がりがないことからメンテナンスが容易であることも特徴です。一方、2階建てなどの住宅と比較して間取りが単純であることが多く、こだわりやデザイン性を追求しにくいのでは?と考える人も少なくありません。

しかし、単調な印象の平屋でも中庭を設けることで現代的かつおしゃれな住宅になります。ここでは、平屋に中庭を設ける場合のポイントについて紹介します。

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平屋に中庭を設けるメリット

平屋に中庭を設けるメリット

CASE411 軒の家

中庭のある家は、採光性がいいという特徴があります。一般的に、中庭を設ける場合は居住空間との間をサッシや窓などで仕切り、家の中から中庭を眺められるよう設計します。太陽の光はサッシや窓を通して家の中に入り込むため、日中は照明設備に頼らずとも自然の光を楽しめるのです。

すべての部屋を中庭に面して配置すれば、どの部屋も明るく、中庭の緑を楽しめる空間になります。中庭は基本的に、家の中からよく見えることを前提に設計するため、プライベートな庭の空間を楽しめるでしょう。

また、サッシや窓を開けることで、気軽に風の通り道を確保できるというメリットもあります。窓の開放には外からの目が気になるという人も多いのですが、中庭に面している窓であれば視線を気にすることなく開けられるでしょう。

もちろん、見た目の印象も格段にアップします。緑のある空間はとても心が和むものです。普段の生活における安らぎはもちろん、大切なお客様をもてなす際にも特別な空間を演出できるでしょう。中庭のある家は、より一層解放感があり、家全体がおしゃれな雰囲気になります。外観のよさを向上させ、家にいながらにして外の空気も感じられるのは、中庭ならではのメリットといえるでしょう。

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平屋に中庭を設けるデメリット

中庭は生活の中に潤いをもたらしてくれる一方、デメリットもあります。まず、建築費用が高額になるということです。中庭を設けるには、その分居住空間を狭くするか、中庭のスペースをプラスで確保するかの二者択一になります。希望する居住スペースに中庭をプラスするとなると、広いスペースが必要となり、単純に計算してもその分の建築費用が上がることになるでしょう。

また、建築費用は外壁の数が多いほど高くなるのが一般的です。中庭に面する壁はすべて外壁となり、家の形状も複雑なものとなり、建築費用が高くなる要因になることも否めません。外壁に設置するサッシも機能や性能のいいものを選ぶ必要があり、その分の費用にも注意が必要です。住宅は10〜15年に1度のメンテナンスが必要になるといわれています。外壁が多い中庭のある家は、どうしても塗装などのメンテナンス費用が高くなる傾向があり、特殊な作業が必要となることも少なくありません。

また、日頃の手入れも少し手間がかかります。きれいな眺めを維持するためにはサッシの拭き掃除は欠かせません。中庭はあくまでも屋外なので、季節によっては落ち葉が溜まったり、虫や湿気に悩まされたりする可能性もあるでしょう。寒冷地では冬場の積雪や凍結に対する対処も必要になります。もちろん、どこまでのメンテナンスを求めるかには個人差がありますが、最低限行わなければならないことも中庭のない家と比較すると多くなるでしょう。

中庭のある家は開口部が多いため、外気の影響を受けやすいという特徴もあります。冷暖房のコストが上がったり、花粉やPM2.5などのアレルギー物質が気になったりする場合は特別な対処が必要になるかもしれません。中庭のある家を検討する際は、このようなデメリットに対してどのように対処するか、事前に確認しておくことが大切です。

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中庭のある平屋の形とは?

中庭のある平屋の形とは?

CASE420 光庭の家

中庭のある平屋には、コの字型、ロの字型、L字型の形状があります。家を上から見たときにどの文字の形になるかで分類されると思っていいでしょう。

コの字型は、中庭を囲むように居住空間を配置し、四辺のうち一辺を囲わない形状です。プライバシーを守りながらも程よい解放感も得られ、一辺分のスペースに余裕が持てるので中庭を広くとることも可能になります。

ロの字型は家の中心に中庭を配置する形で、プライベートな中庭を実現できるのが特徴です。コートハウスのようなイメージで考えるとわかりやすいでしょう。ペットがいる場合や子どもを安全に遊ばせたい場合には非常に利便性の高い形です。一方、広い敷地が必要となること、庭に溜まる雨水や雪解け水の排水に万全の対策が必要になることなど、注意点も少なくありません。

L字型は、四辺のうち二辺が囲われていない形です。この形は、意外にも日本家屋に多く、農村部などではよく見受けられるため、馴染みがある人も多いでしょう。中庭のある家としては比較的コンパクトな土地でも建築が可能で、緩やかにプライバシーを守ってくれます。中庭に面する居住空間は少なくなりますが、メンテナンスのしやすさや費用面でのメリットが多いといえるでしょう。

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中庭がある平屋の間取りの例

中庭がある平屋には、さまざまな間取りがあります。まず、中庭を中心とした間取りです。これは、家のどの場所からも中庭が見えるという特徴があり、ロの字型の中庭に多い傾向です。具体的には、玄関から入ってまた玄関へ戻ってくるまで、中庭の周囲をぐるりと回る動線になります。中庭には観賞としての機能を求め、特に中庭への出入りを希望しない場合はこのタイプの間取りがいいでしょう。

テラスを併設している間取りは、中庭に接する箇所にウッドデッキなどを設け、くつろいだり遊んだりできるのが特徴です。中庭への出入りが容易で、昼寝や洗濯物を干すこともできます。中庭にちょっとした機能を求めるのであれば、出入りできるテラスがあると満足度が上がるでしょう。

中庭の面積を広めにとっている間取りは、中庭にさまざまな用途を求める人に向いています。シンボルツリーの植え込みのみならず、椅子やテーブルを置いてお茶を飲んだり、パラソルを設置して簡単な作業をしたり、小規模な家庭菜園を楽しんだりといったことも可能です。

かなりのスペースが必要となりますが、観賞だけではなく何らかの用途があると考えると、利便性は高いといえます。なんといっても、季節の移ろいを存分に感じることができるのは広い中庭ならではの利点です。テラスを第2のリビングとして考えれば、中庭の利用価値はさらに上がるでしょう。

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中庭がある平屋の建築実例

フリーダムアーキテクツでは、これまでにも多くの中庭がある平屋を手がけてまいりました。ここでは、以下の5つの中庭がある平屋の建築実例を紹介します。

なお、ここで紹介する以外の平屋の建築実例は、こちらの記事からご覧ください。
注文住宅の「平屋住宅」特集

中庭を囲む多様な空間

中庭を囲む多様な空間

CASE228 ワンストーリーハウス

この家は、一見「白い壁に囲まれた何の変哲もない平屋」に見えるかもしれません。しかし、一歩足を踏み入れると緑の芝生とウッドデッキが印象的な中庭が現れます。LDKや和室は中庭を囲むように配置しました。各部屋には窓の巾や高さ、トップライトを活用して変化を持たせています。

また、外装・内装ともに白い壁と木目を基本に、シンプルモダンな雰囲気でまとめました。どの場所から見るかによっても印象が大きく変わる、平屋建てとは思えないほどさまざまな表情を持つ家です。

中庭を内包したコの字型の平屋

中庭を内包したコの字型の平屋

CASE433 奏の家

各部屋がコの字型になる形で中庭を取り囲んでいるデザインが特徴的な家です。外観は黒と木目でまとめシックな雰囲気に、内装は白を中心に明るくまとめています。また、中庭を取り囲む各部屋には大きな窓を設置。光がふんだんに差し込むうえに、換気の面でもすぐれた構造になっています。

屋根も軒を極力下げることでダイナミックなデザインに仕上げました。屋根ふところが小屋裏収納として利用できるようになっているため、収納面でも優れた家になっています。「奏の家」という名前の通り、家族の生活が奏でる音を優しく見守る家です。

視線の広がりを作る中庭

視線の広がりを作る中庭

CASE721 落ち着きのある家

二面道路に面している土地でも、工夫次第で開放感があり、落ち着いた家は作れます。この家は、正面に中庭を配置し、視線の広がりをつくることで開放感がある仕上がりになりました。道路に面してハイサイド窓を配置したり、中庭に植栽を行ったりするなど、プライバシーを確保するための工夫も盛り込まれています。

琉球畳を用いたモダンな和室から中庭の景色を見たり、ペンダントライトや間接照明を配した柔らかな光を放つリビングで夜を過ごしたりなど、落ち着いた過ごし方のできる家です。

夜でも快適なライトアップされた中庭

夜でも快適なライトアップされた中庭

CASE719 Flat foam

土間の玄関やウッドデッキの中庭とフラットにつながる開放感のあるLDKを中心に、白と木目でまとめられた平屋建てです。木が多用されていることから、シンプルではあるものの、温かみのある空間に仕上がっています。

壁に棚を配置したり、同じ部屋でも天井の高さをあえて違えたりすることで、機能性とおしゃれさを両立しました。中庭には照明が設けられ、夜でも快適に過ごせるようになっています。

外観は白いキューブに窓やエントランスがついたシンプルなものですが、快適かつ優しい雰囲気が特徴的な住宅です。

大胆な大開口を叶える中庭

大胆な大開口を叶える中庭

CASE661 環(めぐる)いえ

この家を上から見ると、中庭が切れ目のない環(わ)のように各部屋に囲まれているのがわかります。ゆったりとした敷地があるからこそできるぜいたくな作りです。中庭はLDKとつながっており、窓を開ければ一層開放感が増します。さらに、中庭の天井はガラス張りになっていて、空も見ることが可能です。

内装は木目と白を基本に、差し色として紺色のタイルを使いました。仕事や家事がしやすく、お子さんが自由に遊べるスペースも確保した子育てにも向いている平屋建てです。

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平屋に中庭を作るときの注意点

平屋に中庭をつくる際の注意点は、以下の2点です。

・生活動線・家事動線の妨げにならないようにする
・中庭の屋根の有無で固定資産税は変わる

まず、中庭をつくる際は、生活動線・家事動線の妨げにならないよう注意しましょう。たとえば、リビングとトイレが離れていて、中庭を一周しなければ行き来ができない状態だと不便です。リビングとトイレを同一線上に配置するなど、家族が不便さを感じないための配慮が必要になります。

また、中庭に屋根をつくると、その部分の面積も固定資産税の計算にあたって算入されるため、税額は上がります。中庭をつくる際は、この点を含めて屋根を付けるかどうか検討しましょう。

加えて、中庭を作った場合、その分居住スペースは狭くなります。土地が中庭を作っても十分な居住スペースが保てる広さを有しているかを確認しましょう。

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平屋を建てるなら中庭を検討しよう

中庭は2階建て以上の家であっても設けることは可能です。しかし、中庭ならではの解放感を楽しむのであれば、屋根の低い平屋が向いています。また、敷地内に庭を設けるのであれば、いっそのこと中庭にするという選択肢もあるでしょう。

多少のデメリットがあることは事実ですが、中庭があると想像以上にできることの幅が広がるものです。中庭は、家での時間を優雅に楽しみたい人や日々緑のある生活を楽しみたい人、子どもを安全に遊ばせたい人など、さまざまなニーズに対応してくれます。中庭のある平屋で、おしゃれで潤いのある生活を楽しみましょう。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔

1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。

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