【間取り付き】小さい家のメリットやおしゃれな間取りのコツを解説! | 注文住宅なら建築設計事務所フリーダムアーキテクツ

【間取り付き】小さい家のメリットやおしゃれな間取りのコツを解説!

カテゴリー:注文住宅

【間取り付き】小さい家のメリットやおしゃれな間取りのコツを解説!

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予算や土地の条件によって、家の大きさがコンパクトになる場合があります。特に都心部では土地価格が高く、十分な敷地を確保しにくいため、小さな住まいを選ぶ方も少なくありません。しかし、限られた広さでも、ゆとりを感じられる間取りやおしゃれな室内にできるのか不安と考える方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、延床面積20坪前後を想定し、小さい家のメリットや注意点、間取りのアイデアや実例をご紹介します。

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小さい家のメリット

小さい家のメリット

小さい家は「狭くて不便そう」と思われがちですが、実は、暮らしやすさやコスト面での魅力がたくさん詰まっています。

小さい家ならではのメリットは以下のような点が挙げられます。具体的に紹介します。

・建築コストを抑えられる
・家事・生活動線が短くなる
・家族とコミュニケーションがとりやすい
・掃除やメンテナンスの手間を減らせる

建築コストを抑えられる

小さい家は施工面積が限られているため、建築コストを抑えやすい利点があります。さらに、屋根の形をシンプルにしたり、1階と2階の面積をそろえた総二階にしたりすると、材料や構造が効率化されてコストがさらに下がります。

こうして節約できた分をインテリアや設備にまわすことで、おしゃれな家づくりが実現しやすくなるでしょう。

家事・生活動線が短くなる

小さい家は、間取りをできるだけシンプルにして廊下を少なくするため、移動距離がぐっと縮まり、家事や日常の動きがとてもスムーズです。

例えば、キッチンと洗面所を隣り合わせにすると、料理と洗濯を同時に進めやすくなり、家事効率が上がります。また、バスルームと洗濯機置き場、物干しスペースを一直線に配置すれば、入浴しながら洗濯機を回し、洗って干すまでの流れが可能です。

家族とコミュニケーションがとりやすい

小さい家は、空間に広がりを持たせるために、扉や壁をできるだけ少なく設計する傾向があります。そのため家族同士の気配を感じやすくなり、自然と声をかけ合う場面が増えていくでしょう。

また、個室がコンパクトになるため、居心地の良いリビングに家族が集まりやすくなる世帯が多いようです。つかず離れずの距離感が心地よく、コミュニケーションがとりやすい暮らしが生まれます。

掃除やメンテナンスの手間を減らせる

小さい家は、暮らしの中でかかる掃除やメンテナンスの手間をぐっと減らせる点が大きな魅力です。壁や床の面積が小さくなる分、日々の掃除にかかる時間も少なくなります。

また、外まわりの面積も狭いため、外壁や屋根のメンテナンス費用を抑えやすい点もメリットです。特に平屋なら、工事の際に大掛かりな足場が不要ですので、その分メンテナンス代やリフォーム代が安くなる傾向があります。

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おしゃれな小さい家を建てる間取りのコツ

小さい家では、限られた空間をどれだけ広く、心地よく感じられるかが間取り設計のカギになります。ここでは、小さい家を建てる間取りのコツを5つに分けて解説します。

・できるだけ区切りや廊下を減らす
・吹き抜けや高天井にする
・スキップフロアやロフトをつくる
・収納を工夫する
・アウトドアリビングをつくる

できるだけ区切りや廊下を減らす

きるだけ区切りや廊下を減らす

CASE665 LUCE

小さな家は仕切りを減らすだけで視線が奥まで抜け、実際の面積以上に広く感じられます。特にリビング、ダイニング、キッチンは区切るのではなく、LDKで一室にまとめたほうがスペースを最大限に使えます。

また、寝室や子ども部屋など、プライバシーを大切にしたい場所以外は、空間をゆるやかにつなぎ、廊下もできるだけ省くとよいでしょう。例えば、リビング階段にすると、廊下が最小限ですみます。

吹き抜けや高天井にする

吹き抜けや高天井にする

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小さい家では、吹き抜けや高天井を取り入れると、縦方向に空間が広がり、開放感を演出できます。吹き抜けは2階の床を設けず、上下のフロアをつなぐ設計で、視線が遠くまで抜けて広さを感じやすくなります。

一方、高天井は天井自体を高く仕上げ、2階を確保しながらも、ゆとりを得られる方法です。例えば、リビングの天井の高さを2.5メートルから3メートル以上にすると、同じ床面積でも圧迫感がなく、のびやかな印象になります。

スキップフロアやロフトをつくる

スキップフロアやロフトをつくる

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小さい家をより機能的に使いたいなら、スキップフロアやロフトを取り入れるのもおすすめです。

スキップフロアとは、同じ空間の中で床の高さを一部変えた構造です。例えば1階と2階の間に「中二階」を設けたり、リビングの一角を一段上げて小上がりにしたりすると、書斎や子どもの遊び場など、もう一部屋分のスペースを確保できます。

また、ロフトは屋根裏の高さを利用してつくる空間で、限られた床面積でも収納や趣味のコレクションスペースなどに使えます。どちらの工夫も、暮らしにゆとりと楽しさをプラスできるため、小さい家にはぴったりの方法です。

収納を工夫する

収納を工夫する

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小さい家では、収納を増やしすぎると居住スペースが狭くなり、反対に少なすぎると物があふれてしまいがちです。バランスをとりながら、無理なく片づけられる工夫が求められます。

例えば、造作収納(あらかじめつくり付けた収納)を活用すれば、家具を置くスペースを省きながら十分な収納量を確保できます。また、階段下や壁の厚み、天井近くの空間など、デッドスペースを活かす工夫も効果的です。

アウトドアリビングをつくる

アウトドアリビングをつくる

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小さな家でも開放的な空間を楽しみたい方には、アウトドアリビングの活用がおすすめです。例えば、リビングとウッドデッキを掃き出し窓でつなげば、実際の広さ以上のゆとりを感じられます。

また、家の中心に中庭を配置すれば、外からの視線を避けながら、採光や風通しを確保できます。食事やくつろぎの時間を楽しむ場所としても活躍し、暮らしに変化をつけられる点も魅力です。

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暮らしやすい小さい家の間取り

暮らしやすい家を検討する際は、実際の間取りを参考にするとイメージが広がりやすくなります。ライフスタイルや家族構成に合う間取りを探してみてください。

間取り①南側にLDKを広く確保した小さい家【20.29坪】

間取り①南側にLDKを広く確保した小さい家【20.29坪】

こちらの約20坪の小さな平屋住宅は、北側に玄関を配置しています。そのため、日当たりの良い南側に広々としたLDKを設けることができました。

さらに、廊下はできるだけ減らし、各部屋のスペースをゆったりと確保。各部屋には大容量の収納が備え付けられているため、生活感を抑えたおしゃれな室内を実現しやすくなります。

間取り②限られたスペースを活用した4LDKの小さな家【20.04坪】

間取り②限られたスペースを活用した4LDKの小さな家【20.04坪】

この横長の平屋は、約20坪の限られた広さながら、4LDKの間取りを実現しています。

4.5帖の3つの部屋は子ども部屋や書斎など、6.0帖の部屋はベッドと机をゆとりをもって置ける広さがあり寝室などに利用できます。小さい家でも、プライバシーをしっかり守れる間取りの好例といえるでしょう。

さらに、各部屋に収納があるだけでなく、玄関のシューズクローゼットや廊下の収納も備えているため、室内をすっきりと保てます。

間取り③コンパクトで快適な小さな家【18.03坪】

間取り③コンパクトで快適な小さな家【18.03坪】

こちらの約18坪の家は、1人暮らしや2人暮らしにちょうど良い広さで、コンパクトながらも快適に過ごせる間取りです。凹凸のないシンプルな形状により、無駄が少なく、建築費も抑えやすくなっています。

LDKから寝室へ直接つながる動線も特徴のひとつで、廊下の面積を減らしつつ、暮らしやすさにも配慮されています。

間取り④各スペースが広々と感じる小さな家【24.79坪】

間取り④各スペースが広々と感じる小さな家【24.79坪】

こちらの約25坪の平屋住宅は、8帖の寝室や18帖のLDKなど、各スペースをしっかりと広く確保しています。玄関ホールにもゆとりがあり、家全体が開放的な印象です。

さらに、LDKとつながる寝室の扉を開け放てば、ひと続きの大空間として使うことも可能です。小さい家でも、間取りの工夫で広さを感じられる設計となっています。

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工夫次第で小さい家でも快適に暮らせる!

小さくて機能的な家は、建築費を抑えつつ、家事の動線や暮らしやすさを効率よく整えられる点が魅力です。掃除やメンテナンスも手軽になり、家族との距離も自然と近く感じられます。

ただし、面積が限られているため、廊下を少なくしたり、スキップフロアやロフトを設けたりといった間取りの工夫が大切です。

フリーダムアーキテクツでは、小さい家の設計実績が豊富にあります。ご家族のご希望を丁寧にうかがいながら、ライフスタイルや将来の変化を見据えた間取りを提案しており、土地探しからのお手伝いも可能です。

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小さい家に関するよくある質問

家づくりを本格的に考え始めると、費用のことや平屋・2階建てといった建て方について、さまざまな疑問や悩みが出てくるのではないでしょうか。ここでは、小さい家に関してよく寄せられる質問にお答えします。

家は500万円で建てられますか?

住宅金融支援機構の調査によると、注文住宅の平均建築費は約3,861万円で、延床面積は約36.1坪(約119.5㎡)で、坪単価の相場は約107万です。単純計算では、500万円の予算だと5坪未満となり、コンパクトな家になります。

しかし、資材や設備のグレードを抑えれば、住めるだけの空間を確保できるケースもあります。最近では、3Dプリンターを使ったハウスメーカーでは、300万~500万円台で建てられる住宅も登場しています。

出典:住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」

1000万円で家は建てられますか?

住宅金融支援機構の坪単価の相場107万円の場合、予算1,000万円では延床面積が10坪以下の家が建てられます。ただし土地がなく、土地代を含めての予算1,000万円の場合は現実的ではありません。

また資材の高騰などによって、建築費が高くなっているため、さらに坪単価が上がっている可能性もあります。

出典:住宅金融支援機構「2023年度 フラット35利用者調査」

平屋をやめた方がいい理由は何ですか?

平屋は暮らしやすい一方で、やめたほうがいいと言われる理由もあります。主なものは以下のとおりです。

・建築費(坪単価)が2階に比べて高い
・広い敷地面積が必要
・収納や部屋数が不足する可能性がある
・採光や風通しを確保しにくい
・プライバシー性や防犯面に不安がある
・水害リスクがある など

特に都市部では、十分な敷地を確保すること自体が難しく、2階建てや3階建てが適しているケースが多く見られます。
ただし、採光や風通しは設計で工夫できますし、防犯対策も設備や外構で補えます。平屋のデメリットを理解したうえで、ライフスタイルに合うかを検討するとよいでしょう。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

フリーダムアーキテクツ
設計チーム

1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。

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