
CASE728 My Style Home
「せっかく家を建てるのだから、どうせならかっこいい家にしたい」という方は多いもの。しかし、いざ家の設計やデザインを考えるとなると、具体的にどのような家にすべきかはなかなか定まりません。
何をもって「かっこいい」と感じるかは人それぞれです。ただおしゃれなだけではなく、デザインや空間、ライフスタイルまで総合的に検討した上で、自分と家族にあった「かっこいい家」を考えていきましょう。
この記事では、家の要素としての「かっこよさ」を解析し、設計を検討する際のポイントや設備を考えていきます。当社フリーダムアーキテクツが手掛けたかっこいい家の実例も写真付きで紹介します。ぜひ参考にしてください。
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目次
かっこいい家の特徴とは?

CASE711 「遊」・「作」
そもそも、かっこいい家にはどのような特徴があるのでしょうか。当社がさまざまなお客様の要望を具体化してきた経験では、かっこいい家には共通する以下の要素があります。
・見た目で惹きつける外観デザイン
・内装で醸す「かっこよさ」
・暮らしやすさ×機能性の融合
・全体の統一感とコンセプトがある
・自分らしさを表現している
それぞれ詳しく紹介します。
見た目で惹きつける外観デザイン
かっこいい家に共通する要素の1つが、自然と目が引き寄せられる特徴的な外観デザインです。単に派手というわけではなく、通行人が何気なく家の前を通ると吸い寄せられるような目を引くフォルムが特徴的です。
要素ごとに具体化すると、まず遠目からでも分かる個性的なフォルムや素材感があります。また、家の色使いや線の美しさ、左右非対称など形状にもこだわって作られています。
家単体だけでなく、周囲の景観と合わさった際の印象も重要です。雰囲気に合って調和している場合や、あえて一風変わった外観にして目立たせることもあります。
内装で醸す”かっこよさ”
内装のかっこよさは、空間設計の工夫と素材の選び方が影響してきます。例えば、吹き抜けや天井高、採光など、空間をどう見せるかによって住まいの印象は大きく変わってくるのです。
かっこよさの重要な要素の一つが開放感です。空間を大きく見せることができ、上質さを感じさせる内装にしやすくなります。また、落ち着いた色使いや素材の質感で「大人っぽさ」を演出することで、洗練された印象を与えることが可能です。
家具や照明、部屋に飾るアートの選定も、空間の印象を大きく左右します。かっこいい家の実現には、こうした要素も総合的に検討することが大切です。
暮らしやすさ×機能性の融合
かっこいい家を作るには、デザイン性だけでなく、日常の暮らしやすさも追求しなければなりません。生活動線や収納、快適さをデザインに溶け込ませることで、美しさと実用性を両立させられます。
当然ですが、家は生活の拠点であるため、デザインと同じだけ実用性も大切です。表面的な見た目の良さだけでなく「暮らしの質」に配慮することで、長く快適に過ごせる住まいを作り上げることができます。
例えば、家事を楽にするにはどのように動線を設定すればよいか、空調の配置によって温度や空気の流れがどう変わるのかなども、快適な家づくりには重要な要素です。こうした点も設計段階で整理しましょう。
全体の統一感とコンセプトがある
かっこいい家に共通する要素の一つが、家全体の明確なコンセプトと、統一された世界観があることです。外観から内装、庭まで一貫したデザインテーマが貫かれていることで、調和の取れた住まいになります。
全体のイメージが一貫していることで、住まい全体に一体感が生まれます。コンセプトが明快で、ブレがない設計になっていることで、住む人にとって居心地の良い空間になりますよ。
具体的には、内装の色を同系色で統一する、同じ素材を使うなど、設計思想の一貫性があることが大切です。これにより、洗練された印象の家に仕上げることができます。
自分らしさを表現している
かっこいい家には、住む人の個性やライフスタイルが反映されます。オリジナリティのある設計や間取りの工夫により、唯一無二の家族だけの特別な空間になります。
例えば、家族の趣味の空間が用意されている、ライフスタイルに合わせた作りになっていることなどが代表的です。
家を検討する際は、既製品の建て売りで十分という人も少なくありません。しかし、かっこよさを追求し、周囲に埋もれない住まいにしたいのであれば、画一的でない「その人だけの家」に仕上がっていることが大切です。

設計事務所が手がけた、かっこいい家の実例10選
当社フリーダムアーキテクツが手がけた完全自由設計の住宅の一部を10選紹介します。「かっこいい家をつくりたいけれど、いまひとつイメージが湧かない」という方はぜひ参考にしてください。
桜並木を切り取る窓と開放感が織りなす自由空間

CASE706 Re:load
こちらの家のは、桜並木を望むこだわりの立地に建てられています。室内の大きな窓からは、季節の移ろいを一枚の絵画のように切り取り楽しむことができます。
開放感のある室内は、自転車を壁に飾るなど、趣味のアイテムが生活空間に自然に溶け込んだ自由な内装です。家には中庭が用意されており、大きな開口部により室内と中庭が一体化した印象に。光をたっぷりと取り込めるプライベートな屋外空間を確保しました。
吹き抜けから降り注ぐ自然光が彩る上質な住まい

CASE768 Living with light
白とグレーを基調とした箱型のフォルムの家です。前を通ると視線が引き寄せられる、洗練されたたたずまいが印象的です。
内部はリビングの吹き抜けにより開放感のある空間となっています。2階からの豊かな自然光が1階全体に行き渡り、時間の経過とともに変化する光の表情を楽しめます。床から天井まで続く大きな窓により、屋外との一体感が生まれ、実際の面積以上の広がりを感じられる空間となりました。
外観に切れ込みを入れたようなデザインが印象的なファサード

CASE720 S×S
S字を組み合わせたような外観が特徴的なこちらの住宅。外観の垂直の切れ込みが建物に奥行きと立体感を与えており、街並みの中でひときわ目を引く個性的なたたずまいです。
濃紺の外壁に対し、切れ込みの中は木目調の素材を効果的に配置しました。色使いそのものはシンプルですが、単調にならず絶妙なかっこよさを演出しています。この切れ込みは、玄関やバルコニーにつながっていることがポイントです。単なる装飾ではなく、外部からの視線を遮りながら室内に効率的に採光できる機能性を備えています。
異なる4つの世界が重なる、ストーリー性ある邸宅

CASE769 othello
こちらの家は、さまざまな色の立方体を組み合わせたような外観が特徴的です。モノクロの外壁と打ちっぱなしのコンクリートのファサードは、個性的かつモダンな印象に仕上がっています。
家の内部は、外観と1階、2階、3階で異なる世界観を表現しています。内部もエリアによって内装の印象を変えており、ライフスタイルに合わせて最適にデザインされました。飽きずに長く愛着をもって住み続けられる住まいです。
水平ラインが美しいシンプルを極めた住宅

CASE760 自然体の家
こちらの家は、モノトーンで統一されたすっきりとしたシンプルなスタイルが特徴的。水平のラインが強調されており、極限まで無駄を排した美しい外観です。
画像からは窓が少なくやや閉鎖的な印象に見えますが、道路の反対側からリビングにしっかりと採光しており、土地の高さを活かした抜群の景色を楽しめます。外観と住み心地を両立させることこそ、かっこいい家の真価といえます。
静けさをまとう、美しいグレートーンの邸宅

CASE776 tone
傾斜地の住宅街にひっそりとたたずむこちらの家は、グレートーンがメインの洗練された外観が特徴的。内部も外観と同様グレーで統一されており、一貫性のある色使いがかっこいいですね。
リビングは画像奥側に配置されており、バルコニーと大開口でフラットに繋がった開放感のある空間となっています。傾斜地ならではの抜群の眺望が楽しめ、まるでホテルのような上質な印象に仕上がっています。
旗竿敷地に広がる、光とディテールの豊かな空間

CASE710 décor
こちらの家は、前面道路から小道を抜けた先にある旗竿地の家。この家は真上から見ると中庭を中心とした形状になっていて、奥まった土地ながら採光は抜群です。家の内部は光で満たされており、限られた間口のなかでも開放感のある明るい環境を作り出しています。
中庭に面した大きな開口部からは、光の陰りや空の表情を楽しむことができ、都市部にいながら自然との繋がりを感じられる住まいとなっています。
濃漆喰が創る、陰影と質感を愉しむ家

CASE747 濃漆喰の家
深いグレーの外壁が印象的なこちらの住宅は、自然素材ならではの重厚感と経年変化の美しさを楽しめる設計です。リビングは濃漆喰の質感が太陽の陰りに合わせて異なる表情を見せ、自然素材の魅力を感じさせてくれます。
建物をコの字型に配置することで、囲まれる形で中庭を設置できました。リビングとつながっており、家族のくつろぎの場となっています。プライベートな屋外空間を確保しながら、各居室への採光と通風が最適化されています。
光と風が遊ぶ、陰影豊かな心地よい住まい

CASE775 二色の陽射し
白い箱型の外観に深い軒を配置したこちらの住まいは、光と風が織りなす豊かな陰影を楽しめる形状が魅力です。外観は白とグレーの2色使いとなっており、すっきりと洗練された印象です。
玄関やバルコニーは、軒に対して奥まった形で配置されています。これにより、中からの開放感を確保しつつも、強い日差しを適度に遮ってくれます。太陽の移動によって家の陰影が変化し、異なる表情を見せてくれる変化に富んだ家になりました。
光と影がゆらめく、自然に抱かれた家

CASE778 紫翠の棲
この家でまず目を引くのが、贅沢に設置された大開口です。家の近くにはほかに建物がないため、自然の景色を贅沢に独り占めできます。木材をふんだんに使った外壁は、周囲の木々と自然に調和するデザインです。建物自体が森の一部として溶け込む設計となっています。
リビングと寝室に配置された大開口の窓からは、季節ごとに表情を変える風景が絵画のように切り取られ、時間とともに移ろう光と影が室内を彩ります。都市部では味わえない豊かな暮らしを実現できる住まいです。

かっこいい家をつくるための設計ポイント5つ

「かっこいい家」を実現するためには、具体的にどのような点を抑えておけばよいのでしょうか。ここでは、以下の5つのポイントを紹介します。
・外観デザインを最初に考える
・素材の使い方で差をつける
・色数を絞って洗練された印象に
・エクステリア・外構と統一感を持たせる
・機能美を意識した収納・動線計画
詳しく見てみましょう。
外観デザインを最初に考える
かっこいい家を実現するためには、まず外観デザインを最初に決めることをおすすめします。見た目は、家の第一印象を決める重要なポイントだからです。
例えば、凹凸のある彫刻的で印象的なデザインや、シンプルですっきりと洗練された外観の家は、芸術品のように町並みに映えるものです。
色使いや素材選びの工夫によっても、近隣の住宅と差別化を図ることができます。例えば、グレーやブラックなどの落ち着いた色味をベースに、木材やタイルなどの自然素材をアクセントとして使用することで、洗練された印象に仕上げられます。
素材の使い方で差をつける
素材の使い方も、家の印象を大きく左右するポイントです。印象的な質感の素材を選ぶことで個性を表現でき、画一的なデザインの住宅とはひと味違う印象になります。
同じ色味でも、素材の違いによって高級感や重厚感が変わります。質感を伝えやすい素材としては、無垢材や金属、左官壁が代表的です。これらは空間の印象を引き締める効果があり、メインで大きく使うことも、アクセントとして採用することもできます。
素材によって、光の当たり方や経年による質感の変化を楽しむこともできます。こだわりの素材を選ぶことは、「長くかっこよく住まう」ために重要な要素なのです。
色数を絞って洗練された印象に
洗練された住宅を実現するためには、色数を絞ることが重要です。色数を増やせば増やすほど、外観デザインをおしゃれにまとめることが難しくなります。好きな色を使いたい場合も、3色以内に抑えることを目指しましょう。
外観や内装は、ともに3色以内を目標にしてトーンを揃えると、空間に統一感が生まれます。グレーやホワイトなどの無彩色と、木目や石材など自然素材をベースにすることで、配色で失敗しにくくなりますよ。
差し色を入れたい場合は、光沢の少ないマットな色や、くすみ系の色を検討してみてください。主張しすぎず、全体の印象を崩さないため、すっきりと上品にまとめられます。
エクステリア・外構と統一感を持たせる
住まい作りでは、建物そのもののデザインだけでなく、外構との調和も意識してください。建物の魅力を最大限に引き出すためには、全体の統一感が重要です。
住まいには、建物だけでなくアプローチや塀、門、植栽などの外構も含まれます。こうした要素とうまく調和させることで、住宅全体の完成度がアップしますよ。
具体的には、素材や色味、デザインを建物の外観とそろえてみてください。例えば、外壁に使用した素材を門柱にも取り入れたり、建物の色味と合わせた舗装材を選択することで、統一感のある外構になります。
夜間のライティングも意識してみてください。屋外用のライトはさまざまな種類があり、防犯面だけでなくおしゃれに演出することにも一役買ってくれます。昼だけでなく夜間もかっこいい家にできますよ。
機能美を意識した収納・動線計画
室内の収納や動線計画も、かっこいい家には不可欠となります。機能美を追求した間取りは、かっこいい家を維持するためにも重要だからです。
大切なのは、「生活感を隠す工夫」です。キッチン・水回りの収納や、生活動線をしっかりと計画することで、スッキリとした空間が持続しやすくなります。
例えば、キッチンに家電を隠せる収納を設置すれば、使わないときは目に付かないようにしまっておけます。また、洗面所には日用品をまとめて収納できるスペースがあると良いですね。細々としたものが見えていると、物が多く散らかった印象になりやすいためです。
動線計画においても、朝の支度から日々の家事、帰宅後のくつろぎまで、家族の生活パターンを考慮しておくと、実態に沿った間取りにしやすくなります。使いやすくかっこいい家づくりに重要な要素です。

間取りで”かっこよさ”を実現するには

CASE757 トキノエンガワ
間取りを考えるうえで「かっこよさ」を実現するには、どのような特徴や要素があれば良いのでしょうか。ここでは、かっこいい家を実現するために検討したい以下の5つの要素を紹介します。
・開放感と抜け感を生む「吹き抜け」
・ON/OFFを切り替える「書斎・ワークスペース」
・屋内と屋外をゆるやかにつなぐ「テラス・ウッドデッキ」
・プライバシーと採光性を両立する「中庭・ライトコート」
・暮らしを整える「パントリー・ウォークイン収納」
・特別な時間を過ごせる「ホームシアター・趣味空間」
開放感と抜け感を生む「吹き抜け」
吹き抜けは、室内を広く見せ、明るい空間にするために効果的な設備です。天井高を最大限に活かし、ダイナミックな空間演出が可能になります。
吹き抜けのある部屋には開放感と抜け感を与えることができます。吹き抜けにあわせて窓を設置すれば、採光や通風の向上にも効果的です。また、上に向けて視線が広がる空間になるため、広々と居心地の良い家になります。
一つ欠点があるとすれば、吹き抜けのない空間と比較すると、やや冷暖房の効率が下がりやすいことです。そのため、広い空間でも快適に暮らせるよう、空気の流れや温度を意識した設計が必要となります。
例えば、壁や天井の断熱性能にこだわったり、吹き抜け部分にシーリングファンを設置したりすることにより対策が可能です。
ON/OFFを切り替える「書斎・ワークスペース」
家で働ける在宅ワークが広がりを見せるなかで、家の中でもONとOFFの切り替えが必要な世帯も増えてきました。こうした場合に重要なのが書斎やワークスペースの存在です。自分だけの集中できる空間を作ることは、かっこいい家づくりにも大切な要素です。
書斎やワークスペースは、集中できるよう落ち着いた色や素材をメインに設計することをおすすめします。こちらも、モノトーンや木材・石材などの自然素材を活かしたデザインを考えてみましょう。
機能美にも注目して設計すると、ものが散らかりにくく、すっきりとまとまった空間になります。例えば、ものの増減に対応できる可動棚を設置する、デスク下に大容量の収納を用意して卓上に不要なものを出さないといった工夫をすることで、内装が映えてさらに「かっこいい家」を実現しやすくなります。
屋内と屋外をゆるやかにつなぐ「テラス・ウッドデッキ」
かっこいい家にしたいのであれば、テラスやウッドデッキを有効活用し、リビングをより広く見せることも押さえておきたいポイントの一つです。設計しだいで、家族のくつろぎのスペースが、より開放感のある洗練された印象になります。
テラスやウッドデッキは、リビングにつなげるように配置することで、スペースを延長したように見えます。植栽や照明を設置すれば、夜も映える「アウトドアリビング」になるでしょう。
屋外空間のデザインをリビングの内装と揃えることで、統一感のある印象になります。見せ方しだいでは、リビングがそのまま屋外にも繋がっている、抜けるような開放感を演出できます。
窮屈さを感じさせないことは、かっこいい家づくりに欠かせない要素です。ぜひ検討してみてください。
プライバシーと採光性を両立する「中庭・ライトコート」
かっこいい家には、住みやすくかつおしゃれに見せることが重要です。そのために必要なのが、プライバシーと採光を両立することです。この点は、中庭やライトコートを活用すると実現しやすくなります。
中庭は、通行人からの視線を遮りつつ、光と風を取り込むのに最適な設備です。例えば、家の中心や、道路と反対側に中庭を用意することで、家族だけのプライベート屋外空間を実現できます。中庭と床を同じ高さにすることで、空間に一体感を持たせることができ、開放感が向上しますよ。
中庭に植栽したり水盤を設置すると、「静」のかっこよさを演出できます。窓から見えるように配置すれば、風景を額縁で切り取った一枚の絵画のように表現できますよ。
暮らしを整える「パントリー・ウォークイン収納」
かっこいい家づくりを支える設備として欠かせないのが、パントリーやウォークイン収納などのスペースです。せっかくおしゃれにデザインした家でも、ものが散らかっていると生活感が出てしまいます。散らからないよううまく隠すことで、空間をかっこよく保つことができます。
パントリーやウォークイン収納は、キッチンや玄関など、頻繁に通る場所に配置するのが良いでしょう。大容量の収納を作っておくことで、効率的な生活動線を実現できます。
見せない収納と見せる収納のバランスも重要です。例えば、お気に入りのおしゃれな家電や食器がある場合、あえてディスプレイすることで、インテリアの一部として活用できます。メリハリのある収納を考えてみてください。
特別な時間を過ごせる「ホームシアター・趣味空間」
ホームシアターや趣味の空間は、映画鑑賞や音楽、読書など、趣味に没頭できる空間として「かっこいい大人の余裕」を感じさせる設備です。防音仕様にしたり、間接照明やシックな内装を採用したりと、工夫することで非日常感を演出できます。家族のコミュニケーションの場としても活躍してくれますよ。

かっこいい家を完成させる「照明」と「音」の演出

CASE776 tone
住宅のかっこよさを決める要素として、照明と音環境の演出は欠かせません。光と音は空間の印象を大きく左右するからです。では、それぞれどのように計画すれば良いのでしょうか。詳しく紹介します。
照明で空間に陰影とリズムを生み出す
照明をうまく活用することで、空間に陰影をつけ、それぞれ異なる印象の演出が可能です。住まいの表情をより豊かにし、洗練された印象になります。
空間をより立体的に見せたいのであれば、ダウンライトや間接照明を活用してみてください。照明によって位置ごとにメリハリをつけられるため、平面的な空間に奥行きと動きを与えることができます。壁面や床への光の当て方ひとつで、印象は大きく変わってきます。
照明は、生活ゾーンごとに色や当て方を変えられるのが理想的です。エリアごとに適した照明計画を立てることで、用途や雰囲気に合わせた快適な暮らし方をサポートしてくれます。
昼夜で演出の仕方を変えることでも、家の表情が変わり、より「かっこよさ」を楽しめる設計にできます。
音環境に配慮して、心地よさと高級感を演出
「音」に着目して設計を考えることも、かっこいい家づくりに重要な要素です。音環境の整備は、快適さや暮らしやすさの向上に直結してくるためです。
例えば、テレビに接続するスピーカーは、天井埋め込み型のものやサウンドバーを採用することで、空間をよりスマートに見せることができます。動線を邪魔せず、空間を広く維持できるよう、設置の仕方を工夫してみましょう。
また、各部屋には遮音性・吸音性の高い素材を取り入れることで、部屋同士で音が響きにくい家にできます。
日常的にBGMが流れるようにすることで、部屋の雰囲気や空気感をコントロールすることもできます。ワンランク上の暮らしにおすすめです。

設計事務所と建てるからこそ、かっこいい家が叶う理由

家づくりにはさまざまな選択肢がありますが、その中でも設計事務所は、依頼者の理想やこだわりを丁寧にかたちにしてくれる存在です。もちろん、規格住宅を選べば設計事務所に依頼しなくても家を建てることは可能です。では、「かっこいい家」を実現するために、なぜ設計事務所と建てるという選択が魅力的なのでしょうか。その理由を探ってみましょう。
土地の特性を活かす設計力
設計事務所では、既存住宅では対応しきれない土地の特性を柔軟に活かすことができます。土地の形状や周囲の環境が特殊な場合でも、状況に合った家づくりができるのは、オーダーメイドならではといえます。
例えば、変形地や狭小地に家を建てる場合、規格型の住宅では限界があることが多いです。こうした場合でも、設計事務所の自由な発想によって「かっこよさ」を演出できます。
実績の豊富な設計事務所であれば、過去の実例があり土地にフィットした設計の引き出しも多いため、複数の提案を受けられます。
ヒアリングを通じた世界観の実現
設計事務所の大きな強みは、依頼者の要望を設計に落とし込み、理想の暮らしを実現することです。自分と家族に合った住まいをつくるのであれば、設計士の助けは不可欠です。
完全自由設計の注文住宅では、依頼者とその家族のライフスタイルや価値観をヒアリングし、それをもとに設計します。プロの提案力によって、自分らしいかっこよさを形にしてくれます。
また、家づくりでは要望をうまく言葉にできないことも多いもの。こうした部分を、打ち合わせを通じて汲み取り、想いを形にすることこそ、設計事務所が提供できる本来の価値といえるでしょう。

家づくりは”かっこよさ”と”ライフスタイルの調和”を大切に
家づくりで重要なのは、デザイン面でのかっこよさとライフスタイルを調和させ、真に「住みやすい家」にすることです。見た目だけ、実用性だけを重視すると、満足できる家にはならないかもしれません。
自分の思う「かっこいい家」がうまく具体化できないのであれば、一度実例を見てイメージを膨らませてみることをおすすめします。フリーダムアーキテクツでは、当社に家づくりをお任せいただいたお客様の住宅作品集を、ただいま無料でプレゼントしています。完全自由設計ならではのこだわりの住宅が揃っていますので、ぜひご家族でご覧ください。
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「かっこいい家」に関するよくある質問

ここでは、当社にお客様からよく寄せられる、「かっこいい家」を作る際の疑問をご紹介し、回答していきます。ぜひ参考にしてください。
かっこいい家と住みやすさは両立できる?
家のかっこよさと住みやすさは両立が可能です。注文住宅はデザイン偏重であってはいけません。採光や通風、動線なども考慮し、住む人が快適だと感じる家であってこそ、本当のかっこいい家といえます。
設計においては、デザイン面の魅力と、住まいとしての質を同時に追求することが基本です。例えば、家のシャープな外観を保ちながら断熱性能を確保したり、空間の広さと収納を両立させたりといった工夫は、設計力があれば十分に実現できます。
大切なのは、ライフスタイルに合わせて「美しさと住みやすさのバランス」を考えることです。信頼できるプロと相談しつつ、形にしていきましょう。
濃い色(黒・グレー)の外観はお手入れが大変?
濃い色の屋根や外壁は、薄い色の外観と比べると、色あせや汚れがやや目立ちやすい傾向があります。ただし、こちらも工夫次第で対策が可能です。
一口に濃い色の外壁といっても、光沢や撥水性の有無、仕上げの違いによってもメンテナンスの頻度に差が出ます。自然と汚れの落ちる高機能な外壁材などもありますので、一概にはいえません。
外観を黒やグレーなどにしたい場合、そのことを設計士に相談してみてください。質感を長期間維持しつつ、メンテナンスの手間を抑える素材や塗装を提案してくれるはずです。
かっこいい家を建てたいけど、具体的なイメージが固まっていません。どうすればいい?
漠然としたイメージであっても、設計士との打ち合わせを通じて、理想の家を具体化させることは十分可能です。
当社のお客様でも、ご相談当初はどんな家にしたいか固まっていない、という方は決して珍しくありません。「何となく」の感覚を読み取り、設計に落とし込むのがプロの技術です。
相談の際は、インターネットで見つけた好みの家の画像や、雑誌の参考ページなどを持っていくことをおすすめします。傾向を掴み好みを引き出してくれるでしょう。
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この記事を書いた人

FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。