バイクガレージハウスのある暮らし|間取りの実例や価格を解説 | 注文住宅なら建築設計事務所フリーダムアーキテクツ

バイクガレージハウスのある暮らし|間取りの実例や価格を解説

カテゴリー:注文住宅

ゆとりのあるビルトインガレージ

CASE637 『Assemble』

バイクガレージハウスのある家は、愛車を盗難やイタズラ、雨風による劣化からしっかり守れることが魅力です。ただし、動線の良い間取りや騒音・ニオイの対策なども考えておかないと、暮らしにくい家になってしまいかねません

この記事はこんな人におすすめ

  • 愛車を守るためガレージ付きの住宅を建てたい
  • 価格相場を把握しておきたい
  • バイクガレージハウスのメリットや注意点を知っておきたい

この記事でわかること

  • バイクガレージハウスに必要な広さ
  • バイクガレージハウスの価格相場
  • バイクガレージハウスの間取り実例
  • バイクガレージハウスを建てるメリットと注意点
ガレージハウスの実例も掲載

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バイクガレージハウスのメリット

ソファーやテーブルを置くだけでなくバイクも眺めることが出来る趣味部屋

CASE593 CAMP

バイクガレージハウスを作ることで、以下のようなメリットを享受できます。

・愛車を盗難や天候から守れる
・バイクを汚れやサビから守れる
・時間や天候を気にせずバイクいじりができる
・バイクをスタイリッシュに保管できる
・趣味のスペースとしても利用できる

各メリットの詳細もまとめました。

愛車を盗難・イタズラや天候から守れる

警視庁が公表している「犯罪統計」によると、2023年のバイクの盗難件数は9,946件です。日割り計算すれば、1日あたり約27台ものバイクが日本のどこかで盗まれていることになります。鍵やチェーンをしていても決して安全ではなく、集合住宅や一戸建ての駐車場で発生する盗難事件は少なくありません。

盗難に至らなくても、落書きやボディの傷つけといったイタズラの被害に遭う場合もあり、愛車を大切にしているオーナーにとっては無視できないリスクです。その点、シャッター付きのガレージがあれば、愛車をしっかり守ることができます。

また、屋外に保管していると台風の際に強風でバイクが倒れたり、飛来物がぶつかったりするケースもありがちです。しかし、シャッター付きのガレージ内に保管すれば、転倒や飛来物による破損を防止できます。

バイクを汚れやサビから守れる

ガレージは屋根と壁(シャッター)に囲まれた空間であり、雨風・雪・砂埃・紫外線といった外部環境の影響をほぼ受けないので、バイクを汚れやサビから守ることができます。バイクカバーはどうしても隙間ができるため、外部環境のダメージを完全に防ぐことは困難です。

また、ガレージ内に保管すれば、雨による電装パーツの劣化、タンクの小キズやタイヤの劣化などを防止できることもメリットといえます。愛車の良好なコンディションを維持することで、故障のリスク低下や下取り価格アップにつながる点も見逃せません。

時間や天候を気にせずバイクいじりができる

バイクガレージハウスは居住スペースのすぐ近くにバイクを屋内保管するため、時間や天候を問わず気軽にバイクいじりができることもメリットです。照明やシャッターを使うことで、いつでもメンテナンスや修理ができます。

また、ガレージ内はプライベート空間なので、近所の目が気になりません。バイクのそばで仲間と談笑したり、音楽をかけながらバイクをいじったりすることもできます。

バイクをスタイリッシュに保管できる

ガレージがない場合、バイクを家の前に駐車してバイクカバーをかけることになります。

一方、ガレージがあると家の前をスッキリさせつつ、スタイリッシュに保管できるため、せっかくの愛車をカッコよく管理したい方にもおすすめです。

趣味のスペースとしても利用できる

ガレージは主にバイクの保管やメンテナンスを目的とするスペースですが、それ以外に趣味のスペースとして利用することも可能です。例えば、アウトドアグッズやサーフボードを収納したり、DIYの工具・作業台を置いてモノづくりを楽しんだりするなど、さまざまな使い方ができます。

また、カフェテーブルとスツールを置けば、ちょっとしたおもてなし空間が完成するため、コーヒーやお酒を楽しむのも一案です。

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バイクガレージに必要な広さ

バイクガレージに必要な広さは、バイクの種類やサイズによって変動します。

原付(原動機付自転車)の平均サイズは全長1.7m程度、幅0.7m程度です。原付だけ保管するなら、人の移動を考慮しても1.5帖分のスペースで事足りるでしょう。

中型バイクの場合、平均サイズは全長2.2m程度、大きくても全長2.4m程度です。車体を斜め気味に駐車することになりますが、2~3帖分のスペースで保管できます。

大型バイクの場合、1,000ccのバイクの平均サイズは全長2.3m程度ですが、大きいと2.7mを超えることもあります。排気量や車種でサイズが変動しやすいため、3帖程度を目安にスペースを確保しましょう。

なお、国土交通省は車に必要な駐車スペースに関して、以下のようなルールを定めています。

・普通乗用車 幅2.5m×奥行6.0m
・小型乗用車 幅2.3m×奥行5.0m
・軽自動車 幅2.0m×奥行3.6m

車と一緒にバイクを駐車する場合、車の駐車スペースも踏まえて検討しましょう。また、ガレージ内でメンテナンスを実施したり、趣味のスペースとして使ったりする場合、広さに余裕を持たせたいところです。

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バイクガレージハウスの価格相場

一般的なビルトインガレージの価格相場は、坪単価で算出すると1坪あたり50万~80万円程度です。1帖=約0.5坪なので、上記で解説した必要な広さを踏まえて計算してみましょう。

また、電動式のシャッターを取り付けたり、高グレードの建材を用いたりすると、最終的な費用は大きく変動します。ハウスメーカーの担当者に詳しい価格を確認したうえで、具体的な建築プランを検討しましょう。

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バイクガレージハウスの間取り実例

ここまで解説してきた内容を踏まえつつ、フリーダムアーキテクツが手掛けたバイクガレージハウスの間取り実例を紹介します。理想のバイクガレージハウスのイメージが膨らむので、ぜひ参考にしてください。

愛車を眺めながらソファでくつろぐ夢の空間

バイクも車も保管できる広いガレージハウス

CASE637 『Assemble』

バイクと車をまとめて保管できる、広々としたインナーガレージを設けた住まいです。大きなソファも配置し、自慢の愛車を眺めながらゆっくりくつろげる空間に仕上げています。

ガレージ内のスペースには余裕があるため、趣味に特化した自分だけの秘密基地のように使うことも可能です。

町屋風の住まいに馴染むレンガ調のガレージ

レンガ調の町屋風の外観に溶け込むガレージハウス

CASE607 懐(ふところ)

町屋風の外観に溶け込む重厚な印象のガレージハウスです。蔵の趣を持った扉を開けると、バイクや自転車を数台置けるゆとりの空間が広がります。

さらに、壁面収納で工具やヘルメットを整理でき、収納力を高める工夫をご提案しました。さらに、換気窓を設け排気や湿気を逃がすことで、におい対策まで抜かりない機能的な空間となっています。

リビングから眺めるギャラリーのようなガレージ

愛車を鑑賞しながらくつろげるガレージ

CASE301 ガレージハウス

車3台とバイクを収納できる大型ガレージを設けた、美しい愛車を鑑賞しながら贅沢な時間を過ごせる住まいです。夜間にライトアップされたガレージは、本格的なギャラリーのような存在感を放ちます。

リビングからガレージ全体を見渡せる構造になっていますが、リビングのデザインはモノトーン基調を採用しているため、窓への映り込みを気にせず鑑賞できることもポイントです。

コンパクトでも愛車をしっかり守るバイクガレージ

コンパクトだけど愛車を守ってくれるガレージ

CASE235 Family base

バイク1台がすっぽり収まるサイズのガレージを設けた、居住スペースを大切にしつつ趣味も存分に楽しめる住まいです。ガレージ自体はコンパクトですが、シャッターを取り付けているので、愛車をしっかり守ることができます。

また、家の中から出入りできる勝手口もあるため、気軽にメンテナンスや整理整頓ができることもポイントです。

暮らしを楽しむバイクガレージ付き狭小住宅

趣味スペースとして活用できるガレージ

CASE184 ラッパ型の狭小住宅

南北に伸びている狭小地を無駄なく使いつつ、バイクガレージも設置した住まいです。狭小住宅でありながら内部は広々とした空間を実現し、快適性や利便性を高めています。

1階部分には土間を設けており、バイクガレージ兼趣味スペースにしています。家全体をビンテージ家具が似合うデザインに仕上げ、レトロな風合いを演出していることも特徴です。

玄関とバイク車庫を兼用した斬新なガレージ

玄関と車庫を兼用した間取り

CASE172 つながりを大切にした住宅

こちらの家は、玄関とご主人の趣味であるバイクの車庫を兼用した斬新な間取りが特徴です。

玄関を広く確保し、床は耐久性の高い土間コンクリートを選びました。この土間コンクリートは耐久性が高くメンテナンスも楽なため、ガレージの床としても最適です。

土間スペースには収納がたっぷりあり、バイク用品だけでなくアウトドア用品や外遊びの道具など多目的に収納できます。趣味のスペースを十分確保しつつ、ほかの間取りへの影響を最小限に抑えたアイデアが光る間取りです。

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バイクガレージハウスを作る際の注意点

バイクガレージハウスを作る場合、以下のような注意点があります。

・動線の良い間取りを考える
・音や排気ガス対策をする
・防犯対策をする

それぞれ内容を詳しく解説します。

動線の良い間取りを考える

使いやすいガレージを作るためには、動線を意識することが大切です。ガレージを1階もしくは地下に設置するか、平屋にビルトインガレージを設けるかなど、位置や構造を踏まえて動線の良い間取りを考えましょう。

また、道路までのアクセスや玄関・シャッターの位置関係、勝手口の有無なども検討すべきポイントです。

音や排気ガス対策をする

バイクや車を家から出す場合、ビルトインガレージ内でエンジンをかけることになります。排気ガスが屋内に充満すると危険なので、換気扇や窓を取り付けましょう。

また、バイクや車のエンジン音・振動は、家族や近隣住民にとってストレスになる可能性もあります。寝室をガレージから離れた場所に配置する、ガレージの壁に防音材を取り付けるといった対策が必要です。

防犯対策をする

ビルトインガレージは屋外の駐車スペースより防犯性に優れていますが、屋根や壁が死角を作ってしまい、かえって盗難のリスクが高まってしまう可能性もあります。

愛車を安全に保管したいなら、防犯カメラ・防犯アラーム・センサーライト・鍵付きシャッターなどを設置し、防犯対策を強化することが大切です。

ガレージハウスの注意点に関しては、こちらの記事でも解説しています。
おしゃれで人気のガレージハウスの実例15選!メリットや注意点、おすすめの間取りなども解説

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バイクガレージハウスのある憧れの暮らしを手に入れよう

バイクガレージハウスはバイクを愛する方にとって憧れの住まいですが、種類やサイズに応じた必要な広さ、価格や注意点をきちんと把握して作る必要があります。知識や情報が不足したまま作ると、バイクを駐車する際に不便が生じたり、予算がオーバーしたりするかもしれません。

バイクライフをより充実させるためにも、自分に合ったバイクガレージハウスを実現しましょう。

フリーダムアーキテクツのガレージハウスの建築実例はこちら
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ガレージハウスに関するよくある質問

ガレージハウスに関するよくある質問

ガレージハウスをご検討中の方からは、ガレージハウスの欠点や固定資産税についてのご質問をよくいただきます。それぞれの疑問にお答えします。

ガレージハウスの欠点は何ですか?

ガレージハウスの欠点は以下のとおりです。

・居住スペースが削られる
・騒音やにおいが気になる
・構造が複雑になるため、建築費用が高くなる

まずスペース面では3坪程度が必要となるため、リビングや寝室が2階になるなど居住空間のレイアウトが制限されます。また、騒音やにおいの問題もあり、車の出し入れの音や排気ガスが室内に流れる可能性があります。

さらに、コスト面では、広い開口部を支えるための構造補強やシャッター設備が必要となり、建築費が通常の住宅より高くなりがちです。

これらの問題の多くは、早い段階でご相談いただければ解決できます。居住スペースと騒音・においの問題は間取りの工夫で対処できますし、コスト面も開口寸法やシャッター方式の見直しといった費用を抑える方法をご提案できます。

ガレージハウスは固定資産税がかからない?

ガレージハウスはビルトイン型は固定資産税がかかります。バイク用のガレージハウスは建物の一部と扱われるため、原則税金がかかります。

建物とされる条件は、「外気分断性(三方以上の壁と屋根で風雨をさえぎっている)」「土地への定着性(簡単に動かせない)」「用途性(居住や駐車などに使える)」の3つです。ガレージハウスは通常これらの条件を満たすため、課税対象となります。

独立ガレージ(母屋と別棟)も同じ理由で課税対象です。このため、節税をお考えの方には、壁で囲わないカーポートという選択肢もご提案できます。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

フリーダムアーキテクツ
設計チーム

1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。

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