【建築事例付き】外構の目隠しは必要?目隠しをするメリットとアイデアを紹介!

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外構は、家の外壁や門、車庫、玄関アプローチ、庭、物置など家の建物の外にあるもの全般を指します。家を新築する際は、外壁の素材や色、門のデザインといったように人目に付きやすいものに気を配りがちですが、新居が完成したあとに後悔しがちなのが、室内を目隠ししてくれるフェンスなどの設置です。

特に道路に面した家で目隠し対策をしないと、通行人の目線が気になって悩む恐れがあります。この記事では、新築時に押さえておきたい目隠しの種類やポイントなどについて詳しく説明します。

目隠しをする必要はある?

CASE745 自由が丘の家

家を新築する際にブロックや植栽を設置して目隠しをするメリットと注意点を紹介します。

メリット①プライバシーを確保できる

外構を設置するメリットは、通行人の視線を遮り、室内のプライバシーを確保できることです。人通りの多い道路に面した家は外構がなければ視線を遮ることができないため、外から丸見えになるおそれがあります。

ブロック塀やフェンスで目隠しをすれば、室内にいても通行人の視線を気にせずに安心して暮らせます。

メリット②家が華やかになる

華やかな外観をデザインできることも目隠しをするメリットに挙げられます。家は建物と駐車場だけだと、寂しい印象を受けることもあるでしょう。目隠しとしての役割がある外構ですが、おしゃれなデザインも多いため、設置することで家全体をおしゃれな印象に仕上げられます。

注意点①圧迫感があることも

目隠しのためにブロック塀などを設置する際に気をつけたい注意点は、庭のスペースが減り、開放感がなくなるおそれがあることです。通行人の視線を遮るために、家を囲う塀やフェンスを設置するのが一般的です。

使用する建材によっては圧迫感のある庭になることもあるでしょう。圧迫感のない建材を選ぶことをおすすめします。

注意点②採光や風の通り道を確保できない

採光や風の通り道を確保せずに外構を設置すると、採光が取れない、風通しが悪いという状態を招きかねません。採光や風通しのよい家にするためには、事前にしっかりと設計する必要があります。

設計が不十分だと採光や風の通り道を確保できず、風通しが悪く、日中でも暗い家になってしまいます。外構を設置する際は、光と風の通り道を確保できるように設計しましょう。

目隠しする前に押さえておきたいポイントとは

通行人の視線が気になるからといって、やみくもに目隠ししてしまうのはNGです。目隠しが高すぎると、家へ日光が届かず室内が暗くなってしまったり、風通しが悪くなったりする恐れがあります。

さらに家の外観が重苦しく見えてしまうケースもあるなど、かえって悪影響が出る可能性があるのです。そうならないためにも、目隠しを設置する前に次の3つのポイントを押さえましょう。

ポイント①目隠しの高さ

1つ目は目隠しの高さです。日本人であれば、大人でも190cmを超える身長の人は少ないので、無理に背丈の高い目隠しをする必要はありません。目安としては地面から1.5~1.9mの高さがあれば十分でしょう。

ポイント②素材選び

2つ目は、採光や風通しも考えて目隠しの素材を選ぶことです。目隠しと聞くと厚手のフェンスなどでしっかり家の前を覆うタイプを想像する人もいるかもしれませんが、それでは圧迫感が生じますし、光や風が家まで届きにくくなってしまいます。

目隠しの中には擦りガラス調で採光性のあるアイテムもあるので、そういったタイプを選ぶといいでしょう。

ポイント③デザイン性

3つ目は家のデザインとのバランスや、家の中から見たときの見た目を重視するという点です。例えば、純和風の家に洋風なウッド調の目隠しをしては雰囲気がちぐはぐになってしまいます。また、家の中から見える風景が悪くならないように庭の雰囲気と合ったデザインを選ぶことも大切です。

外構の目隠しアイデア3選

CASE737 RUSTIC

目隠しをするためのアイデアを3つ紹介します。アイデアを組み合わせることでおしゃれな外構も設計できるので、ぜひ参考にしてください。

フェンス

フェンスは採光や風の通り道を確保しつつ、通行人からの視線を遮断できます。フェンスに使用される素材はさまざまで、家のデザインに合わせたものを選べます。たとえば、木目調やスチール製、ポリカーボネートパネルなどがあります。設置する場所や目的に合わせた高さに調整することも可能です。

フェンスを設置するメリットは比較的安価なため、設置費用を抑えられることです。また、メンテナンスもほとんどいらないため、管理の手間もかかりません。フェンスは目地幅の種類が多く、採光や風の通り道の設計を踏まえた上で適切なものを選ぶことができます。

色やデザインも豊富で、好みや家のイメージに合わせたフェンスを選べば、家全体のデザインを崩すことなく統一感を出せます。ただし、フェンスの種類によっては圧迫感が出てしまうため、色や素材、高さをよく検討して選びましょう。

植栽

植栽は、華やかな庭をつくりたい人や植物が好きでお手入れするのが苦でない人におすすめの外構です。花木を植えるだけで済むため、大がかりな工事は必要になりません。

植栽のメリットは見た目のよさを確保しつつ、目隠しできることです。フェンスのように圧迫感を出さずに目隠しの役割を果たしてくれます。目隠ししたい場所に背の高い花木を植えるため、家の中から見えても違和感がありません。

ただし、植栽はフェンスと比べてメンテナンスの手間や費用がかかります。植えた花木を放置し続けると見た目が悪くなるため、定期的に剪定業者に依頼する必要があります。この場合、その都度依頼費用を支払わなければなりません。

また、枝が土地の境界を越えて近隣住民との間でトラブルになるリスクも高まります。植栽のメンテナンス費用を安く抑えるなら、自分で枝の剪定や防虫対策などの手入れをするとよいでしょう。

ブロック塀

ブロック塀はコンクリートブロックを積んで仕上げている塀で、日本でも一般的な外構です。ブロック塀には、コンクリートを打ちっぱなしにしたスタイリッシュなコンクリート塀や、塗り壁・タイル・レンガなどで表面を仕上げたブロック塀もあります。

ブロック塀のメリットは耐久性に優れており、頑丈な外構を作れることです。鉄筋を入れて施工し、建築基準を満たしたブロック塀を設置した場合、30年程度の耐久性があるとされています。また、目隠しが必要な高さにブロックを積み上げられるため、通行人からの視線を遮断できます。

ただし、家の四方をブロックで覆ってしまうと、風の通り道を確保できません。また、侵入者がブロック塀の内側に入ってしまった場合、外から家の中の様子がわからないため、空き巣被害のリスクが高まってしまいます。

さらに、メンテナンスを怠った結果、地震などによりブロック塀が倒壊し、通行人が怪我をするなどの被害者が出た場合、刑事責任を問われる可能性もあります。ブロック塀を設置した場合は、定期的なメンテナンスを行い、事故が起きないように管理することが大切です。

組み合わせでさらにおしゃれに!

外構はさまざまな建材やアイテムを組み合わせることで、おしゃれな印象を与えられます。たとえば、場所によってフェンスと植栽を使い分けたり、ブロックの上にフェンスを設置したりすれば、目隠し効果が上がるだけでなく、デザイン性もアップします。

外構の目隠しの建築事例

外構のアイデアが具体的に思い浮かばないという方もいるかもしれません。ここでは、目隠しの建築事例を紹介します。

実例①CASE735 brighted home

旗竿敷地の特徴を活かして玄関のプライバシー性を確保した家の事例です。隣家のブロック塀+フェンスに面している駐車スペースは、低いコンクリート塀を採用しています。コンクリート塀と玄関アプローチも同じ素材を使用しており、統一感のあるスタイリッシュなデザインに仕上がっています。この事例のように、1階の窓を高い場所に配置して通行人の視線を遮断するのも一つのアイデアです。

注文住宅の家づくり|CASE735 brighted home

実例②CASE732 pass

車通りが多い交差点の角地に建つ家の事例です。玄関正面に設置したルーバータイプの木製フェンスは、採光と風の通り道を確保できるように設計されています。もう一方の道路に面した側にはフェンスを設置せず、玄関からガレージへ行き来がしやすいような動線を設けています。また、1階の窓がある場所に花木が植えられており、家の中や外から見ても見た目が自然です。

注文住宅の家づくり|CASE732 pass

実例③CASE575 緑を楽しむ家

豊かな自然に囲まれた住宅街にある家の事例です。1階のウッドデッキに合わせて、木目調のフェンスをデッキの一部と2階のバルコニーに設置し、統一感のあるデザインにしています。隣家との境界には低いブロック塀とフェンスを組み合わせた外構を設置しており、すっきりとした印象がうかがえます。家の裏側にあるガラス窓を植栽で目隠しすることも忘れていません。

注文住宅の家づくり|CASE575 緑を楽しむ家

おしゃれで機能性のある目隠しを作ろう!

外構に目隠しをするためのアイテムを設置することは空き巣などの防犯対策になるだけでなく、家全体をおしゃれな印象にしてくれます。ただし、採光や風の通り道などを考慮して設計しないと、圧迫感を受けたり、家の中が暗くなったりする場合があります。おしゃれで機能性の高い目隠しをつくるためにも、しっかりと専門家に相談しましょう。

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