都心など、狭小地に立つ住宅。
狭小地では、土地の持つポテンシャルを最大限引き出すことでより空間を広く感じさせ、快適な暮らしを実現させることができます。
狭小敷地に負けない快適で自由な家づくりのポイントを、参考事例とともにご紹介します。
Contents
狭小地なのに広々ゆったりLDK!そのポイントは・・・?
こちらの住宅、狭小地とは思えないほど広々とした開放感・明るさを感じますよね。
狭小住宅では、空間を活かしたデザインを行うことでより快適な暮らしを実現できるんです。
狭小地を最大限活かして、理想の暮らしを手に入れるためのポイントをご紹介します。
ポイント1「光の採り入れ方」
狭小地では、「光の採り入れ方」が重要なポイントとなってきます。
室内に十分な明るさを取り入れることで、窮屈さを感じさせない設計に。
限られた立地条件の中で明るさを確保できるよう天井を高くし、開放感と採光を両立させています。
こちらの住宅では、階段室などに設けた引き戸をガラス張りにすることで、外部からの光を取り入れつつ、熱を逃がさないようにしています。
こうすることで、暖房を付けなくても暖かく、明るい空間が維持できるよう工夫を凝らしています。
こちらの住宅も狭小地なのですが3階建てにしており、2階のLDKと3階の吹き抜け部分を作ることでたくさんの光を取り入れています。
ポイント2「屋上スペースの有効活用」
別角度からの写真です。
プライバシーの確保をしつつ、開放感のあるルーフトップに設計してあります。
視線を遮るものがなく、休日のくつろぎを存分に味わえる空間に仕上がっています。
狭小地であっても、工夫次第で理想の暮らしを実現できるんですね。
ロフトを活用して書斎スペースを確保!
こちらの住宅では、2階のリビングからさらに階段で上がったロフト部分にご主人の書斎をつくっています。
狭小地だからとあきらめずに、上部の空間をうまく活用することで理想の暮らしを実現することができます。
ポイント3「スキップフロア」や「段差」の設置
床の高さを少しずつずらす「スキップフロア」という方法も、狭小地を広く見せる工夫のひとつです。
同一のフロアでもその段差によって空間に変化が生まれ、実際の面積以上に広がりを感じることができます。
こちらも狭小住宅の玄関とは思えないような奥行を感じます。
階段をすこし浮かせたところから設置したり、壁も数枚をずらして重ねることで空間に変化を生み出して閉塞感を感じさせないつくりになっています。
階段下にもスペースを生み出すことで、狭小地ながら開放感をつくりだしています。
「スキップフロア」を室内に設けることで、狭い空間でも変化が生まれ、収納力もUPします。
ポイント4「壁一面の大きな窓」
狭小地の場合、壁の圧迫感や閉塞感をカバーしてより空間を広く開放的に見せることがポイントとなってきます。
このように壁一面に窓を設置することで、光を十分に取り入れるだけでなく、外の景色も見えて実際の空間よりも広く開放的に感じることができます。
ソファー後ろの壁にも窓を設置して、より開放感のある空間に仕上げています。
窓のフチにすこし奥行を持たせ、ちょっとした休憩スペースとしても使えるようにしています。
狭小地でも快適な住まいを実現するため、細部にまでこだわっています。
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