玄関ポーチで変わる家の第一印象!実例と新築時のチェックポイント | 注文住宅なら建築設計事務所フリーダムアーキテクツ

玄関ポーチで変わる家の第一印象!実例と新築時のチェックポイント

カテゴリー:注文住宅

玄関ポーチで変わる家の第一印象!実例と新築時のチェックポイント

玄関ポーチは、家の第一印象を大きく左右する重要な要素です。来客時の印象や住みやすさにも関わるため、注文住宅の設計時は慎重に検討する必要があります。

この記事はこんな人におすすめ

  • 新築住宅には玄関ポーチを設けるべき?
  • 玄関ポーチの建築実例やおしゃれなデザインを見たい
  • 家の第一印象を良くする玄関まわりの設計ポイントが知りたい

この記事でわかること

  • 玄関ポーチの役割とメリット
  • 玄関ポーチの設計時に気をつけたいポイント
  • 建築実例から学ぶおしゃれで機能的な玄関ポーチデザイン
玄関ポーチの実例も掲載

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そもそも玄関ポーチはどこのこと?玄関アプローチとの違い

そもそも玄関ポーチはどこのこと?玄関アプローチとの違い

そもそも玄関ポーチとはどこのことを指すのか、玄関アプローチと何が違うのか、区別がつかず混乱している人もいるかもしれません。

まず、玄関ポーチとは玄関扉の外側にある出入りのためのスペースのことです。「ポーチ」は建物の外壁から突き出している部分のことで、建築用語では庇型ポーチと言います。玄関ポーチには屋根や庇(ひさし)を付ける場合が多いですが、出入りのしやすさにも影響するので、慎重に選びましょう。

一方、玄関アプローチとは門から玄関までの通路を指す言葉です。玄関ポーチとはまったく別の部分ではありますが、デザイン面や機能面を考えると、両者のつながりを意識して設計するのが非常に重要になります。

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玄関ポーチを作る時のポイント

玄関ポーチは家の印象を大きく左右する部分であり、また、人が出入りする場所でもあるため、メンテナンス性や防犯性、動きやすさにも配慮する必要があります。意識すべきポイントを解説しましょう。

玄関ポーチはバランスの良い大きさにする

まず着目すべきは玄関全体の敷地がどれくらい取れるかです。もちろん狭いよりは広いほうが良いに越したことはありませんが、一般的には玄関ポーチに使える敷地には限度があります。 敷地全体のなかでどれくらいの広さを使うのかによって、その印象や使い心地は大きく変わると言っても過言ではありません。狭過ぎても広過ぎても使い心地は悪くなってしまいますから、バランスの良いサイズ感を考えていきましょう。

また、玄関ポーチに階段を使うなら、その配置もとても重要です。ポーチの広さを優先して階段部分に使う敷地が狭くなれば、その分だけ急な階段となり、つまずきやすいというリスクがあります。 奥行きが広くなれば雨が降り込む問題は避けられますが、広過ぎるとつい物を置き過ぎてしまうといった問題もあるでしょう。逆に、階段にゆとりを持たせ過ぎるとポーチが狭くなってしまい、雨が降り込みやすいのはもちろん、玄関のドアを開けにくいという問題もあり得ます。

理想的な広さかどうかは、実際に住んでみないことにはわかりにくい部分ではあります。しかし、だからこそきちんと満足のいく広さになるようバランスを優先するのはとても大事です。

道路や駐車場からアプローチしやすい玄関ポーチにする

道路や駐車場からアプローチしやすい玄関ポーチにする

玄関ポーチの形ですが、道路や敷地内の駐車場からどのように玄関ドアへ向かうのかによって取るべきスタイルは異なってきます。主な種類を挙げると、階段にするか、スロープにするかの2つです。他の方法としては両方を取り入れる、つまり2WAYにするという手段もあるでしょう。 アプローチのしやすさという面ではどちらも甲乙付けがたいですから、家族全員が使いやすいと思う方を選んでみることをおすすめします。

また、道路と駐車場のそれぞれから玄関ポーチまでの距離にも配慮しましょう。狭いとそれだけ階段やスロープの角度は急になりがちですから、アプローチはしにくくなります。この場合は、どちらかと言えば階段にしたほうが自然な造りにしやすいでしょう。

それから、バリアフリーも兼ねるのならスロープや2WAYにしたほうが便利です。階段だけだとお年寄りには上り下りがきついですし、車椅子の場合は第三者が持ち上げる必要があります。 家族構成によっては一般的なアプローチのしやすさだけではなく、お年寄りにも優しい設計にしておくと安心です。家主の一任で決めるのではなく、家族全体の意見や気持ちを取り入れつつ、アプローチしやすい玄関ポーチにしてみましょう。

デザイン性と機能性を考えた庇や屋根の大きさにする

デザイン性と機能性を考えた庇や屋根の大きさにする

新築の玄関ポーチについて決める際、広さやアプローチのしやすさだけではなく、その周りについても考えましょう。シンプルな庇(ひさし)だけにするのか、柱を設けた庇にするのか、それとも横に壁を設けるのかでデザインは大きく異なります。

あくまでもシンプルさにこだわりたいのであれば、庇のみにしたほうが見た目はすっきりとします。しかし、シンプル過ぎて味気ないという見方もあるでしょう。雨が降ったときには、玄関ポーチに雨が入り込みやすいというデメリットもあります。

装飾も施したいのなら柱のついた庇や屋根を設けるのもありですが、こちらも横殴りの雨が降った際にはポーチまで入り込んでくる可能性が高いです。横に壁を設けると雨が入り込みにくいですし、囲っていることで外見的な防犯性も高まります。

ただ、壁を設けることで外装部分のお手入れやメンテナンスをしなければならない部分が増えるというのが難点です。玄関ポーチへの日差しも入りにくくなりますし、通気性を優先したいのなら向いていないと言えます。見映えに関しては好みの問題なのでどちらにすべきだとは言い切れませんが、このような機能面を参考に玄関ポーチの周りについて考えてみてください。

滑りにくくメンテナンスがしやすい床材を選ぶ

玄関ポーチは家の外にあり、人の目にも触れやすい部分であるため、こまめに掃除をするのが望ましいです。また、デザイン性だけを追求するあまり、滑りやすい素材を用いてしまうと自分や家族が転倒し、大けがをすることがあるので避けましょう。

床材は、デザイン性だけでなく、雨や雪で転倒することがないよう、滑りにくく安全な素材を選ぶのが重要です。防汚コーティングがされた素材なら汚れが付着しにくく、掃除がしやすくなっています。また、耐久性の高い素材ならメンテナンスの手間がかからないので、長い間見た目をきれいに保ちながら使い続けられるでしょう。

防犯性も意識して照明を選ぶ

玄関ポーチが薄暗いと万が一不審者が入ってきたとしても気づけず、盗難や暴行などの犯罪に巻き込まれる可能性があります。おしゃれさを保ちつつも、必要な防犯性を保てるよう配慮して証明を選びましょう。取り入れて欲しい工夫のひとつが、ダウンライトです。玄関ポーチの天井部分につけるとおしゃれな雰囲気になります。

また、ダウンライトだけでは明るさが足りなければ、ポーチライトを付け足してみましょう。センサー付きのものを選べば、人が通った時だけ光るので、おしゃれな雰囲気を保ちつつ、必要な時に明るさを確保できるのが大きなメリットです。

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玄関ポーチの屋根はつけるべき?屋根を後付けする時の注意点

家を建てる段階で玄関ポーチに屋根をつけるか迷った結果、必要になった時につけようと考える人もいますが、あまりおすすめはできません。後付けすること自体は可能ですが、家自体のデザインとあわせる必要があります。

加えて、玄関ポーチの屋根の大きさが1メートルを超える場合は、建築面積に含まれるため、固定資産税が高くなったり、建ぺい率の制限に抵触したりすることもあるため注意が必要です。

現実的には、玄関ポーチの屋根は後付けをするよりも、新築時から使うシーンをイメージして付けたほうがトラブルもなく、また、一体感のあるデザインにできるので望ましいでしょう。

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おしゃれで機能的!玄関ポーチの建築実例

フリーダムアーキテクツでは、これまでにもおしゃれで機能的な玄関ポーチのある家をたくさん手掛けてきました。ここではごく一部ですが、建築実例を紹介します。

夜は光が集まる温かみのある玄関ポーチ

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木目の玄関扉が温かみを感じさせる玄関ポーチ

CASE759 陽光照らすイエ

シンプルな白いキューブ型の外観でありながら、玄関ポーチを奥まった位置に設けることで、日中はさりげない演出が可能です。日が落ちた後は、照明を点けると光が集まり、温かみのある印象を与えます。

また、白い外壁に対して木目の玄関扉とグレーの床タイルを採用し、素材のコントラストがさりげないアクセントとなるように計画しました。外観の印象を引き締めつつ、柔らかさを持たせて、来訪者を迎え入れる玄関を目指した設計です。

ルーバーの壁で囲まれた木の温もりを感じる玄関ポーチ

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外部からの視線を和らげる木のルーバーで囲まれた玄関ポーチ

CASE753 円佇の家(えんていのいえ)

外観と調和する木のルーバーで玄関ポーチを緩やかに囲い、外部からの視線を和らげています。また、夜間は内部の灯りがルーバー越しに漏れ、柔らかな光が植栽を照らす印象的な空間を演出します。

さらに、足元から自然光を取り入れるために、地窓や浮かせたシューズボックスを設置。タイルの床や自転車を置けるスペースなど、快適性にも配慮した玄関ポーチに仕上がりました。

建物とマッチしたシャープな庇のある玄関ポーチ

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正面の開口部を極力少なくしたプライバシー性の高い玄関ポーチ

CASE731 あさもやのいえ

通りに面した立地条件を踏まえて、玄関ポーチ正面の開口部を極力少なくし、ミニマルな玄関まわりを計画しました。シャープな庇を設けることで、シンプルさを維持しつつ、建物全体の印象と調和するような立体構成を意識しています。

また、外部からの視線を遮るために、テラス前にはコンクリート壁を配置することで、静けさと安心感を感じられるよう配慮しました。屋内には大開口の窓を設け、外観とは対照的に、光と開放感に満ちた空間を実現しています。

キューブを切り取ったような造形が美しいモノトーンの玄関ポーチ

ファサードの一部をくり抜いたようなデザインの玄関ポーチ

CASE695 MEGAPHONE-HOUSE (メガホンハウス)

建物の外形に溶け込むよう、ファサードの一部をくり抜いたようなデザインの玄関です。シンプルながらも印象的な陰影が生まれ、外観全体にリズム感を与えています。

また、内側には質感の異なるタイルを張り、素材の切り替えによって空間の奥行きと落ち着きを演出しています。グレー×ブラックのモノトーンで統一し、外観との調和を保ちつつ、上品な存在感を持たせた設計です。

三角屋根が印象的なナチュラルテイストの玄関ポーチ

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切妻屋根をかたどった三角形のフレームを設けた玄関ポーチ

CASE471 HOME BASE

玄関ポーチに切妻屋根をかたどった三角形のフレームを設けて、住宅全体の世界観を印象付けています。夜になると、内部の灯りが木目をやさしく照らし、来客を暖かく迎え入れる表情に変わります。

また、屋根・壁・扉に木材を用いて、シンプルながらもナチュラルで温かみのある雰囲気を演出している点もポイントです。外構のアプローチ動線と素材感のバランスにこだわり、全体の調和を図っています。

シンプルな外観を際立たせる切り込みデザインの玄関ポーチ

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建物の一部をくり抜いたようなデザインの玄関ポーチ

CASE760 自然体の家

切妻屋根と塗り壁による端正なフォルムで構成された外観に対して、玄関ポーチは建物の一部をくり抜いたようなデザインとしました。シンプルな立面に陰影のリズムを加えることで、無駄を削ぎ落とした構成の中に奥行きと静かな存在感を持たせています。

また、色味を抑えたデザインで、周囲の景観とも調和しつつ、凛とした佇まいを演出しています。

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玄関ポーチの事例から理想の広さ・外観を探してみましょう

玄関ポーチにおいて最も重視すべきと言っても良いのが広さです。適切な広さの玄関ポーチでないと外見的なバランスは崩れてしまいますし、何より使いにくくなってしまいます。

しかし玄関ポーチの適切な広さは、土地の広さや家族構成などで大きく変わってきます。そのため、具体的にどのくらいの広さが良いとは断言しにくいものです。そこでオススメなのが、様々な事例を参考にすることです。

フリーダムアーキテクツでは、玄関ポーチを含めた住宅外観を検討するための参考資料として「住宅作品集」をご用意しております。住宅作品集では、フリーダムアーキテクツが手がけた住宅のうち、約40例を豊富な写真と共にご紹介しています。

外観の写真だけでなく、間取りや価格、それぞれの家のこだわりポイントもあわせて解説しています。家づくり計画を立てるにあたり、ぜひ参考にしてください。

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玄関ポーチに関するよくある質問

玄関ポーチに関するよくある質問

ここでは、玄関ポーチに関するよくある質問とその回答を紹介します。玄関ポーチの必要性や広さなどを説明していますので参考にしてください。

玄関ポーチは必要?

玄関ポーチは法律上必須ではありませんが、日常生活において使い勝手の良いスペースです。特に雨の日には、傘の開閉や荷物の出し入れをスムーズに行え、濡れることなく出入りできます。また、外観デザインのアクセントにもなる上、防犯性やプライバシーの面でも有用です。

玄関ポーチによって玄関まわりに奥行きが生まれ、建物全体の印象を引き締めます。さらに、道路や隣家からの視線をやわらげる効果や、照明やインターホンの設置によるセキュリティ性の向上など、実用性とデザイン性の両面でメリットが期待できます。

玄関ポーチの一般的なサイズは?

玄関ポーチの広さは、最低でも1.5m × 1.5m程度が一般的です。傘の収納や靴の履き替えといった動作や、ベビーカーや荷物を一時的に置くことを想定すると、さらに奥行きや幅に余裕を持たせる必要があります。

ただ、玄関ポーチは建築基準法上「建築面積」に含まれる場合があるため、間取りや法的制限とのバランスを考慮することが重要です。玄関ポーチに、柱で支えられているひさしがある場合や、壁で囲まれている場合も、建築面積に含まれます。

玄関ポーチを広くするメリットは?

広めの玄関ポーチは、自転車やベビーカーを一時的に置ける実用的なスペースとして機能します。また、家族や来訪者が一度に出入りする際にも、混み合わずスムーズな動線を確保できます。

さらに、植栽や照明を設置すれば、おしゃれな外観を演出でき、おもてなしの場になるでしょう。腰かけベンチや宅配ボックスなどを置いても余裕ができ、空間の活用の幅がぐっと広がります。このように、玄関ポーチは外と中をつなぐスペースとして、日常の利便性と美しさを両立させるよう設計することが大切です。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

フリーダムアーキテクツ
設計チーム

1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。

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