GOETHEVol.12
Q. 住宅セミナーは数あれど、
失敗しないセミナー選びを教えてください。
家造りに対する想いを伝えるために
会社設立当初、僕自身が担当者としてお客様に家造りの考えを話す機会も多かったが、組織が大きくなるほどそうもいかない。お客様にとっては、自分が家造りを託す会社のトップは何を考え、どんな思いで家を造っているのかという不安もあるだろう。また直接「社長の話が聞きたい」というありがたいお声もいただくように。そこで今年春から開始したのが「失敗しないためのデザイン住宅」をテーマにしたセミナーだ。 大手ハウスメーカーなどでは常時開催しているセミナーだが、フリーダムは他とは違う。何しろ営業マンのいないフリーダム。話をするのは、僕を筆頭に家造りの最初から最後まですべてを担当するデザイナー本人だ。「デザイン」と「機能・コスト」という相反する要素の両立に悩むデザイン住宅だからこそ、その両方を理解する人間による生の情報を伝えることができる。さらなる強みは、住宅設計軒数が年間約320棟という経験の豊富さ。間取りも年間約3000プランを作りだす。もちろん失敗もあったが、失敗を成功へとつなげた経験は、他社とは比較にならないと自負している。
営業主体にならない本当のセミナー
作り手だけではなく、セミナーではフリーダムで家を建てたお客様も参加し、家造り前後の体験や感想を忌憚なく話していただいている。その他にも、フリーダムが立ち上げた未公開土地の販売「みんとち」も紹介。土地売買のカラクリなど、ここでしか聞けない話も満載だ。
もちろんセミナーには想像以上にコストや集客の手間がかかる。例えば、大手ハウスメーカーなら、広告などを展開し通常、1組呼ぶのに10万円以上かかるのが相場。だから、コスト回収のためにその後の営業活動も必死のはず。しかしフリーダムの強みはここにも。開催告知は、自社WebサイトやFBのコミュニティサイト「にゃんくらす」など自社が主催するメディアを使用。「にゃんくらす」は1回のタイムラインを3万人が閲覧する人気ウォールゆえ、集客にあまり労力はかからない。そのおかげで販促費などのコストを抑えられるから、営業主体のセミナーにする必要がないのだ。だから「強引に勧誘される?」なんて心配は無用。お客様には「失敗しない家造り」のポイントを純粋に知ってほしい、という僕たちの意図はそこにある。
フリーダムには商品がない。それはお客様ひとりひとりのライフスタイルを住宅という形にするのが僕たちのやり方だからだ。ウェブサイトや雑誌では伝わらない、生身のフリーダムを伝えるのが僕たちのセミナー。伝えたいことはまだまだたくさん(笑)。ぜひ1度、この熱い思いを聞きにセミナーへ!
■GOETHE (ゲーテ)
仕事を充実させ、その哲学を人生に反映させている人間たちの
物語を凝縮した、ライフスタイルマガジン
月刊誌:毎月24日発売 発行: 幻冬舎
http://www.gentosha.co.jp/goethe/