フリーダムの女性設計士に聞きました
特別なことではない。
女性の意見が家を形成する。
「調理場が狭くて、料理のときに置く場所がなくて困っています」、「夫や子供が全然片づけてくれない!」、「洗濯物を干すのに、一日家の中を何往復もするのが大変!」、「子どもがまだ小さく、危険が無いか気になって、家事に専念できません」、「洗面所がいつも水浸しで、お掃除が大変」、「お友達を呼びたいけど、物が多く雑然としていてきれいに片づけられない」などなど。家事や育児にはいつもたくさんの悩み、ストレスがつきものではないでしょうか。でもせっかく新しい家を建てるのであれば、一つでも多く悩みを解決して、毎日の生活をより快適にしたいものですね。
実際に設計の打ち合わせをしていると、生活動線、収納スペースの確保、来客時の配慮など、女性がさまざまな側面にこだわりを持って設計相談されるケースは少なくありません。時には、横で聞いているご主人が「そんなところまでこだわるの?」と驚かれることも。
ここでは、これから家づくりを始めようとお考えの皆さまに少しでも参考にしていただけるよう、女性ならではの目線、住まいの機能、設計上の工夫などについて実例を交えて詳しくご紹介していきます。もちろん、これからご紹介する内容は、男性の方々にもぜひご覧いただきたいです。女性のこだわりポイントに理解を深めていただくことで、女性からの評価もアップすること間違いなしです。ご夫婦間での円滑な住まいづくりにぜひお役立てください。
収納編
賃貸住宅の場合は、すでに割り当てられている収納スペースをいかに有効活用するかを考えます。
しかし、注文住宅をつくるのであれば、持ち物の種類や量に応じた快適な収納スペースを設計しましょう。
必ずしも「収納は大きければ大きいほど良い」とは言えないことが分かりますよ。
生活動線編
「洗濯機と物干しスペースが遠い」「洗濯しながらのキッチン仕事が不便」「一日何度も階段を往復して足がパンパン」。
こんなイライラに悩まされないように、生活動線をしっかりと熟慮して、快適な住空間を実現しましょう。