中庭(なかにわ)は、壁や建物で囲まれた、屋外にある屋根のない庭園や屋外の空間のことを指します。 パティオやコートハウスとも呼ばれます。
そこで今回は、フリーダムアーキテクツのホームぺージでお客様によくご覧頂いた中庭の建築実例をランキング形式で発表します。
目次
- 1 2022~23年 注文住宅の流行やトレンド
- 2 2024年度 フリーダムの注文住宅「中庭」人気ランキングベスト10
- 2.1 第10位 CASE663 シークエンスな空間が家族を包む家
- 2.2 第9位 CASE735 旗竿敷地の都市型コートハウス
- 2.3 第8位 CASE455 圧倒的なスケールを内包するオリエンタルな邸宅
- 2.4 第7位 CASE727 プライバシー性を高めた開放感ある住まい。
- 2.5 第6位 CASE711 平屋ならではの空間を活かした住まい
- 2.6 第5位 CASE632 ご家族への感謝の気持ちが生み出した邸宅
- 2.7 第4位 CASE736 日常と非日常が融合された唯一無二の住まい
- 2.8 第3位 CASE678 都会での暮らしを優雅に楽しむ邸宅
- 2.9 第2位 CASE706 倉庫のようなシンプルさが暮らしを豊かにしていく住まい。
- 2.10 第1位 CASE728 夢を叶えた安心して楽しく暮らせる住まい。
- 3 中庭の関連記事
- 4 中庭に関するよくある質問
2022~23年 注文住宅の流行やトレンド
2022年はウッドショックとウクライナロシア戦争の影響で、建築業界に大きな影響がありました。原材料高騰により、多くの建築会社が建築費用を値上げし、これから家を建てる人々は、最適な時期を検討する必要があります。
建築工事費用は令和元年から急上昇し、23年現在も上昇傾向が続いています。大手ハウスメーカーの坪単価も上昇し、坪単価が大幅に下がる可能性は低いとされています。ただし、家づくりは一生に一度の大事なことで、適切なタイミングで計画することが重要です。
2024年の注文住宅トレンドは、建築費用増加を踏まえた賢い選択に焦点を当て、考える人が多くなりました。リビング/ダイニング/キッチンを一体化させたコンパクトな間取りやスマートテクノロジーや持続可能性の高い家、在宅環境に適した書斎やスタディスペースなどの需要が増えています。
また、無駄な収納スペースを減らし効果的な収納と水回りを1つにまとめた家事楽動線、シンプルでモダンな外観や内装デザインの需要が増えています。
2024年度 フリーダムの注文住宅「中庭」人気ランキングベスト10
集計期間:2024年1月~2024年8月
第10位 CASE663 シークエンスな空間が家族を包む家
中庭を中心としたプランで構成された住まい。玄関周りに奥行きを持たせることで、スクエアなフォルムの外観に程よい抜け感を持たせた上品な印象に仕上げています。内部では、中庭と東側の庭に面して大開口を設け、そこから入る光が柔らかく拡散し、光で包まれたような明るい空間に。また中庭は、アウトサイドリビングとして日々の暮らしを彩ります。2Fホールに設けたスタディースペースとLDKを吹き抜けで空間を繋ぎ、家族を近くに感じられる暮らしを叶えました。
施工場所:神奈川県横浜市
価格帯:3,000万円台
シークエンス
シークエンスな空間が家族を包む家
第9位 CASE735 旗竿敷地の都市型コートハウス
商業施設街にほど近い場所に建つ都市型コートハウス。旗竿敷地でありながら中庭を内包することで各部屋に光を導く工夫をしています。 玄関からガラス戸越しにつながるLDKは開口部の無い玄関空間に視線の抜けをつくっています。 LDKと中庭を遮るように階段を配置していますが、スリット階段の上下に大きな開口部を設置することができ、 中庭を中心としてつながる諸室が明るく開放的な空間に。室内にはチークを基調とした温かみのあるインテリアを採用し、都市の喧騒から離れた家族が安らげる住まいとなりました。
施工場所:兵庫県
価格帯:ー
brighted home
旗竿敷地の都市型コートハウス
第8位 CASE455 圧倒的なスケールを内包するオリエンタルな邸宅
広大な中庭を中心としたレイアウトで計画することで、圧倒的な開放感を叶えた空間構成。インテリアでは、中国やバリのテイストを取り入れたオリエンタルな仕上がりに。照明の光を受けて、濃い色合いの多い中国家具が幻想的で落ち着くムードを醸し出す空間、バリ島のヴィラをイメージして造り上げた屋上テラスの洗練された空間。ひとつひとつのこだわりが交わり、他では味わえない唯一無二の邸宅を叶えました。
施工場所:東京都
価格帯:1億円以上
N邸(社長の邸宅)
圧倒的なスケールを内包するオリエンタルな邸宅
第7位 CASE727 プライバシー性を高めた開放感ある住まい。
高低差が大きい立地を生かして、間取りを設計。交通量の多い道路側は極力ふさぎ、シンプルな外観でプライベート性を高めたデザインで仕上げています。内部では、プライベート空間とお客様を迎えいれるLDK/玄関ホールに分け、2つの棟を階段で繋いだ造りに。ライトコート・階段ホール・テラスをうまく配置することでプライベートを確保しつつも、開放的で明るいLDKを実現しています。来客時でも、気兼ねすることなくゆったりと寛げる住まいになりました。
施工場所:埼玉県
価格帯:5,000万円以上
ライトコートハウス
プライバシー性を高めた開放感ある住まい。
第6位 CASE711 平屋ならではの空間を活かした住まい
閑静な住宅街の角地に建つ、子供がのびのび遊べる空間構成となった平屋。存在感が際立つ金属サイディングを採用し、シンプルながらクールな印象の外観に。中に入ると、外観からでは予想出来ないほどの開けた中庭が迎え、温かみのある家へと印象が変化します。平屋特有の横に伸びる空間、そして十分な広さをとった中庭によって、子供たちは立ち止まることなく走り続けられます。お施主様のこだわりが詰まった細部の納まりや、自作の表札や家具等が住まいを彩っています。モノづくりが得意なお施主様らしく、暮らしていく中でアップグレードされていくのが楽しみな住まいです。
施工場所:岐阜県美濃加茂市
価格帯:2,500万円台
「遊」・「作」
平屋ならではの空間を活かした住まい
第5位 CASE632 ご家族への感謝の気持ちが生み出した邸宅
親孝行のために、両親に家をプレゼントしたいという想いから始まった家づくり。そのため、「両親想い」を設計のコンセプトに進められました。LDKや屋上テラスは、ご兄弟も含めてご家族全員が集まった際に、誕生日会やバーベキューなど、心ゆくまで歓談を楽しめるようにプランを描くなど、家全体を通してご両親、そしてご家族への感謝が詰まった住まいとなりました。
施工場所:東京都
価格帯:1億円以上
H邸(社長の邸宅)
ご家族への感謝の気持ちが生み出した邸宅
第4位 CASE736 日常と非日常が融合された唯一無二の住まい
第一種低層住宅専用地域である閑静な住宅街に計画されたシンプルながらプライベート性の高い外観のお住まいです。敷地の高さ制限により建物高さを 抑えながらも、中庭から入る自然光をランダムな高さの天井デザインで、柔らかく反射し優しい光で包まれる空間に。また、中庭の外壁と内部の壁を同一にし空間に連続性を持たせることで、広がりのある空間に仕上げています。 日常と非日常を融合し、洗礼された唯一無二の空間を持つ住宅です。
施工場所:愛知県長久手市
価格帯:2,000万円台
アンモナイト
日常と非日常が融合された唯一無二の住まい
第3位 CASE678 都会での暮らしを優雅に楽しむ邸宅
アーバンリゾートをテーマに計画された邸宅。リビングとキッチンに隣接するように設けられたバルコニーは、ご家族やゲストとの食事を快適に楽しめるように、6m×6mの広大な空間を設けています。また、屋上テラスには、プールやデイベッドを配置し、都心を一望できる景観を楽しみながら優雅なひとときを過ごせる空間に仕上げています。
施工場所:東京都
価格帯:ー
K邸(社長の邸宅)
都会での暮らしを優雅に楽しむ邸宅
第2位 CASE706 倉庫のようなシンプルさが暮らしを豊かにしていく住まい。
桜の並木道にたたずむ倉庫のような住宅。 コンパクトな設計ながら、桜並木を切り取るピクチャーウィンドウや空間をつなぐ吹抜け、プライバシーを守り空へと視線を導く中庭、長い廊下がメリハリを創出し、心地よい広さを感じられる空間に仕上がっています。暮らしていく中で、住まい手が好みに合わせてカスタムするインテリアが日々を彩り、ライフスタイルに合わせて住まいをリロードしていく。使い勝手を制限しないからこそ生まれた豊かな住宅です。
施工場所:愛知県
価格帯:1,000万円台
Re:load
倉庫のようなシンプルさが暮らしを豊かにしていく住まい。
第1位 CASE728 夢を叶えた安心して楽しく暮らせる住まい。
ご主人様の夢と奥様が安心して楽しく暮らせる家づくりをコンセプトに作られた住まい。普段、お仕事で忙しい日々を過ごされているご主人様の癒し空間として、リビングに薪ストーブを設置し、愛車を眺めながら火の揺らめきが心地よい空間に仕上げています。水廻り空間は、奥様が快適に家事を進められる動線に配慮し設計。キッチンから見守りが出来る階段吹抜けは壁一面を本棚に、屋外にはキッズプールを設え、お子様がのびのび遊べる工夫もしています。また、立地を生かして2階のセカンドリビングや浴室には大開口を設けることで海を眺めれる空間に。ご家族らしさの沢山詰まった住まいになりました。
施工場所:三重県津市
価格帯:5,000万円以上
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夢を叶えた安心して楽しく暮らせる住まい。
中庭の関連記事
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「中庭・パティオ」に関する実例
中庭に関するよくある質問
中庭とはどういう意味ですか?
中庭とは、建物の内部に設けられた開放的な空間のことを指します。一般的には、家の中にある庭を指し、自然光を取り入れたり、風通しを良くしたりするために設けられます。
また、リビングやダイニングなどから直接アクセスできるように設計されることが多く、家族の憩いの場としても利用されます。
中庭の効果は何ですか?
中庭は、住宅の設計において多くの効果をもたらします。以下にその主な効果を挙げます。
1. 自然光の導入:中庭は、自然光を室内に導入する効果があります。これにより、室内の明るさを向上させ、快適な生活空間を作り出すことができます。
2. 通風の改善:中庭は、自然の風を室内に導入し、通風を改善する効果があります。これにより、室内の空気の循環を良くし、健康的な生活環境を提供します。
3. プライバシーの確保:中庭は、外部からの視線を遮断し、プライバシーを確保する効果があります。これにより、自宅でのリラックスした時間を過ごすことができます。
4. 緑の導入:中庭は、自宅に緑を導入する効果があります。これにより、自然とのつながりを感じながら、心地よい生活空間を作り出すことができます。
以上のように、中庭は住宅の設計において多くの効果をもたらします。これらの効果を最大限に活かすためには、中庭の設計には専門的な知識と経験が必要です。プロの建築家やデザイナーに相談することをお勧めします。
坪庭と中庭の違いは何ですか?
坪庭と中庭の主な違いはその位置と目的にあります。 坪庭は、一般的に家の外側に設けられる小さな庭のことを指します。
その名の通り、面積は数坪程度で、狭いスペースを効果的に利用して美しい風景を作り出します。坪庭は、主に視覚的な楽しみのために作られ、季節の移り変わりを感じることができます。
一方、中庭は家の内部、つまり建物の間に設けられる庭のことを指します。中庭は、自然光を室内に取り入れるためや、風通しを良くするために設けられます。
また、プライバシーを保ちつつ、開放感を楽しむことができます。
両者ともに、自然を身近に感じることができる空間ですが、その設置場所と目的が異なります。
中庭のメリット・デメリットは?
中庭のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
1. 自然光の導入:中庭は自然光を室内に取り込む役割を果たします。これにより、室内が明るくなり、開放感を感じることができます。
2. プライバシーの確保:中庭は家の内部に位置するため、外からの視線を気にすることなくリラックスできます。
3. 緑の空間:中庭に植物を配置することで、自宅に自然を取り入れることができます。
これにより、リラクゼーション効果や心地よい空間を作り出すことができます。
一方、デメリットとしては以下のような点が考えられます。
1. 管理の手間:中庭に植物を植える場合、定期的な手入れが必要となります。また、季節によるメンテナンスも必要となるため、手間がかかることがあります。
2. コスト:中庭を設けるためには、それなりのスペースが必要となります。そのため、土地や建築費用が増える可能性があります。
3. 安全性:中庭は一部が開放的な構造であるため、防犯面での配慮が必要となる場合があります。
中庭を設ける利点は何ですか?
中庭を設けることには以下のような利点があります。
1. 自然光の導入:中庭は自然光を室内に取り込む役割を果たします。これにより、室内が明るくなり、開放感が生まれます。
2. プライバシーの確保:中庭は家の内部に位置するため、外からの視線を遮断し、プライバシーを確保することができます。
3. 緑の導入:中庭に植物を植えることで、自然を感じることができ、リラクゼーション効果があります。
4. 換気・冷暖房効果:中庭は自然の風を取り込むことで、自然な換気を促し、また、夏は涼しく、冬は暖かくする効果があります。
5. 空間の拡張:中庭を設けることで、室内空間が広がったように感じることができます。
以上のような利点から、中庭は注文住宅の設計において重要な要素となります。
家の中庭とは何ですか?
中庭とは、家の建物の内部に設けられた開放的な空間のことを指します。
一般的には、四方を建物で囲まれた空間で、自然光や風を取り入れるため、またプライバシーを保ちつつ外部の景色を楽しむために設けられます。
中庭は、リビングやダイニングなどの生活空間から直接アクセスできるように設計されることが多く、家族の憩いの場として利用されます。
また、中庭は家の温度調節や換気にも役立ち、エコロジーな住まいづくりにも寄与します。
中庭の利点は何ですか?
中庭の利点は以下の通りです。
1. 自然光の導入:中庭は自然光を室内に導入するのに役立ちます。これにより、室内が明るくなり、電気代を節約することができます。
2. 通風:中庭は家全体の通風を改善します。これにより、室内の空気が新鮮に保たれ、健康的な生活環境が維持されます。
3. プライバシー:中庭は家の中心に位置するため、外からの視線を遮断し、プライバシーを保護します。
4. 緑の空間:中庭は自宅内に緑の空間を作ることができます。これにより、リラクゼーションやストレス解消に役立ちます。
5. 屋外活動:中庭は家族が集まって過ごすことができる屋外のリビングスペースとして機能します。バーベキューやガーデニングなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。
以上のように、中庭は自然光の導入、通風の改善、プライバシーの保護、緑の空間の提供、屋外活動の場としての機能など、さまざまな利点を提供します。
中庭のある平屋はいくらくらいしますか?
中庭のある平屋の建築費用は、設計内容や使用する材料、建築地の地価などにより大きく変動します。
一般的に、中庭を設けることで設計や施工が複雑になり、費用が増える傾向にあります。
また、平屋は二階建ての家に比べて建築面積が広くなるため、費用が高くなることもあります。
具体的な金額を出すのは難しいですが、一般的な注文住宅の場合、1,000万円から5,000万円程度が目安とされています。
より詳しい見積もりを得るためには、建築会社や設計事務所に直接相談することをお勧めします。
中庭を安くするにはどうしたらいいですか?
中庭のコストを抑えるためには以下のような方法があります。
1. デザインのシンプル化: 複雑なデザインや特殊な素材を使用するとコストが上がります。シンプルなデザインや一般的な素材を選ぶことでコストを抑えることができます。
2. 自分で作業を行う: 専門家に依頼すると費用がかかりますが、自分で作業を行うことでコストを抑えることができます。ただし、専門的な知識や技術が必要な作業は専門家に依頼することをおすすめします。
3. 既存の植物や素材を利用する: 中庭に既にある植物や素材を利用することで新たに購入する必要がなく、コストを抑えることができます。
4. 一度に全てを行わない: 中庭の改善を一度に全て行うとコストがかかります。必要な部分から順に改善を行うことでコストを抑えることができます。
これらの方法を参考に、ご自身の予算に合わせて中庭の改善を行ってみてください。
中庭のある家は高くなる?
中庭のある家の建築費は、一般的な家と比べて高くなる可能性があります。その理由は以下の通りです。
1. 設計費:中庭を設けるための特別な設計が必要となり、設計費が増える可能性があります。
2. 工事費:中庭を設けるためには、通常の家とは異なる工事が必要となります。例えば、中庭のある家では、屋根や壁の設計が複雑になるため、工事費が増える可能性があります。
3. 維持費:中庭の維持管理には手間と費用がかかります。例えば、植物の手入れや清掃などが必要となります。
ただし、中庭のある家には、自然光を取り入れやすい、開放感がある、プライバシーが保たれるなどのメリットもあります。
そのため、予算とニーズを考慮しながら、最適な家づくりを進めていくことが重要です。
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この記事を書いた人
FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。
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