平屋(ひらや)は、階数によって建築物を区分する際の一区分で、1層の建築物を指します。 平家(平屋)や1階建て(いっかいだて)、フラットハウスとも呼ばれます。
そこで今回は、フリーダムアーキテクツのホームぺージでお客様によくご覧頂いたスキップフロアの建築実例をランキング形式で発表します。
目次
- 1 2022~23年 注文住宅の流行やトレンド
- 2 2024年度 フリーダムの注文住宅「平屋」人気ランキングベスト10
- 2.1 第10位 CASE411 様々な大きさの軒をもつ豊かな平屋住宅
- 2.2 第9位 CASE649 光と風が遊びに来る住まい
- 2.3 第8位 CASE721 ゆとりのある大人な平屋住宅
- 2.4 第7位 CASE686 サクラが四季の移ろいを知らせる平屋住宅
- 2.5 第6位 CASE661 四季の移ろいを五感で楽しむ住まい
- 2.6 第5位 CASE671 周囲の景観に馴染む平屋住宅
- 2.7 第4位 CASE622 街にfitし、暮らしにfitする平屋住宅
- 2.8 第3位 CASE719 平屋のコートハウス
- 2.9 第2位 CASE634 暮らしに豊かな彩りをデザイン
- 2.10 第1位 CASE711 平屋ならではの空間を活かした住まい
- 3 平屋の関連記事
- 4 平屋に関するよくある質問
2022~23年 注文住宅の流行やトレンド
2022年はウッドショックとウクライナロシア戦争の影響で、建築業界に大きな影響がありました。原材料高騰により、多くの建築会社が建築費用を値上げし、これから家を建てる人々は、最適な時期を検討する必要があります。
建築工事費用は令和元年から急上昇し、23年現在も上昇傾向が続いています。大手ハウスメーカーの坪単価も上昇し、坪単価が大幅に下がる可能性は低いとされています。ただし、家づくりは一生に一度の大事なことで、適切なタイミングで計画することが重要です。
2024年の注文住宅トレンドは、建築費用増加を踏まえた賢い選択に焦点を当て、考える人が多くなりました。リビング/ダイニング/キッチンを一体化させたコンパクトな間取りやスマートテクノロジーや持続可能性の高い家、在宅環境に適した書斎やスタディスペースなどの需要が増えています。
また、無駄な収納スペースを減らし効果的な収納と水回りを1つにまとめた家事楽動線、シンプルでモダンな外観や内装デザインの需要が増えています。
2024年度 フリーダムの注文住宅「平屋」人気ランキングベスト10
集計期間:2024年1月~2024年6月
第10位 CASE411 様々な大きさの軒をもつ豊かな平屋住宅
さまざまな大きさの軒をもつ平屋の計画です。 浅い軒が夏の直射光を和らげ室内を快適にする一方、 深い軒が「半外部空間」を作り、外部と内部の境界を曖昧にします。 また、コンクリート平板デッキを内部とフラットにすることで、この境界がさらに曖昧に。 そして内部と外部のシームレスな空間を引き締めるため、 視線や動線の先に二つの樹木を配置をしました。 刻々と変化する樹木が中心性を持ち、豊かな空間を演出する家となりました。
施工場所:千葉県長生郡
価格帯:2,500万円台
軒の家
様々な大きさの軒をもつ豊かな平屋住宅
第9位 CASE649 光と風が遊びに来る住まい
人間の生活は自然の摂理との調和の中にあるべきだと考え、 日々の暮らしの中で自然の美しさや豊かさや快適さを感じることができ、 人間の生活が自然の豊かな多様性の一部であると実感できるような家を目指しました。 自然を感じられる家にするためには庭の存在が欠かせません。 「家庭」という言葉が、家と庭で成り立っているように、その2つは人の生活にとって切りはなすことができない大切な要素です。 そこで、LDKに隣接して2つの庭を配置。南側は軒を深くし、木洩れ日のような暖かな光を、北側は軒を浅くし柔らかい光を取込む造りに。 また、中庭に面する廊下に大開口を設け、家族の気配を感じられる空間に仕上げています。通り抜ける光と風が、家族を繋ぎ心地よさをもたらします。
施工場所:千葉県
価格帯:ー
光の通り道
光と風が遊びに来る住まい。
第8位 CASE721 ゆとりのある大人な平屋住宅
2面道路に面した敷地に計画された平屋住宅。道路に面してハイサイド窓を採用しカーテンが不要な内部空間には、ハイサイド窓と中庭から入る自然光が合わさり柔らかく広がる明るい空間になっています。夜には、夜空の薄明かりを楽しめる旅館のような落ち着きのある照明計画で、大人な空間を演出。LDKと和室、玄関をフラットに繋ぐ中庭が、住まいにゆとりを創出し、暮らしに癒しを添えてくれています。
施工場所:関西エリア
価格帯:ー
落ち着きのある家
ゆとりのある大人な平屋住宅。
第7位 CASE686 サクラが四季の移ろいを知らせる平屋住宅
城下を流れる川沿いの桜並木。それに寄り添うよう建てられたこの家は、 幾年も変わらぬ季節の移ろいと共にゆっくりとした時間が流れる。 南の光はハイサイドライトから取り込むとともに視界は北側の並木に向けた。 河原の遊歩道を歩く人々の視界を遮りながらも、春には鮮やかな桜を望む。
施工場所:静岡県
価格帯:ー
桜並木の平屋
サクラが四季の移ろいを知らせる平屋住宅。
第6位 CASE661 四季の移ろいを五感で楽しむ住まい
空を広く感じられる、ゆったりとした敷地に計画された平屋住宅。切れ目のない環(わ)のように外部を建築で囲むことで、家中を環(めぐる)ことができるようにしています。建物の中心には、広い中庭を配置。中庭に面して大開口を設けることで、周囲からの視線を気にすることなく安らげる空間に仕上げています。また、明るい光で包まれるやわらかな空間に家族が集い、四季折々の住まい方が楽しめます。
施工場所:岐阜県各務原市
価格帯:4,000万円台
環(めぐる)いえ
四季の移ろいを五感で楽しむ住まい。
第5位 CASE671 周囲の景観に馴染む平屋住宅
田園風景の広がる伸びやかな敷地に、周りの環境を阻害しないように建物の高さを抑えた平屋を計画。水平に広がる伸びやかなプランに、LDKは高さ方向にも強弱をつけ、吹き抜けを設けた開放感のある魅力的な空間に仕上げています。また、生活動線、家事動線も意識し、家族が自然とリビングに集まるプランニングも特徴のひとつ。住まい方に必然性を持たせ、豊かな暮らしをデザインしました。
施工場所:愛知県安城市
価格帯:3,000万円台
実りの平屋
周囲の景観に馴染む平屋住宅。
第4位 CASE622 街にfitし、暮らしにfitする平屋住宅
住宅密集地に周辺の景観に馴染む建物ボリュームで計画された平屋住宅。温かみあるグレーの外壁に木のルーバーがアクセントの落ち着いた佇まいの外観に仕上げています。内部は、通り土間や勾配天井、トップライトを設け光と風が自然と抜けていく心地の良い空間に。また、通り土間に面して大開口を設けるなど、視覚的な広さを感じられる豊かな空間に仕上げています。街にfitし、暮らしにfitする、そんな住まいとなりました。
施工場所:福岡県
価格帯:1,000万円台
fit
街にfitし、暮らしにfitする平屋住宅
第3位 CASE719 平屋のコートハウス
山裾の住宅街でのびやかに計画した平屋のコートハウス。リビングを中心に各部屋をつなげた廊下の無い間取りに、スキップフロアで室内にアップダウンを設けることで、図面以上の拡がりを持たせた空間構成に。また中庭を内包することで生まれたプライバシー性の高いアウトドアリビングや、小階段からゆるやかにつながるゲストルームや子供部屋、水回りはアクセスのし易い回遊性のある動線を描いています。住まい手の暮らしを、やわらかなfoamで包んだようなやさしい住まいに仕上がりました。
施工場所:兵庫県姫路市
価格帯:2,000万円台
Flat foam
平屋のコートハウス
第2位 CASE634 暮らしに豊かな彩りをデザイン
自宅と仕事場であるアトリエが一体となった平屋のお住まい。その中で、ONとOFFが切り替えられるように、居住棟とアトリエ棟を切り離したプランを描きました。お施主様のご希望でアプローチにはサボテン型のオブジェを採用し、美術館を思わせるような趣に仕上がっています。LDKは奥行のある空間で描き、広大な庭をどこからでも望めるように、壁一面に設けた大開口が抜群の開放感を創出。加えて、リビング壁に施したアクセントウォールや一面を赤色に染めた隣接小部屋などが、空間に彩りを与えてくれます。居住棟とアトリエ棟を繋ぐ猫ちゃん専用の通路を設けるなど、猫ちゃんの快適な暮らしまでこだわり抜いた空間創りも特長のひとつです。仕事もプライベートも包み込む、お施主様ならではの快適なお住まいに仕上がっています。
施工場所:埼玉県久喜市
価格帯:5,000万円以上
アトリエを持つ家
暮らしに豊かな彩りをデザイン
第1位 CASE711 平屋ならではの空間を活かした住まい
閑静な住宅街の角地に建つ、子供がのびのび遊べる空間構成となった平屋。存在感が際立つ金属サイディングを採用し、シンプルながらクールな印象の外観に。中に入ると、外観からでは予想出来ないほどの開けた中庭が迎え、温かみのある家へと印象が変化します。平屋特有の横に伸びる空間、そして十分な広さをとった中庭によって、子供たちは立ち止まることなく走り続けられます。お施主様のこだわりが詰まった細部の納まりや、自作の表札や家具等が住まいを彩っています。モノづくりが得意なお施主様らしく、暮らしていく中でアップグレードされていくのが楽しみな住まいです。
施工場所:岐阜県美濃加茂市
価格帯:2,500万円以上
「遊」・「作」
平屋ならではの空間を活かした住まい
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平屋の建築実例
平屋に関するよくある質問
平屋いくらくらいで建てれる?
平屋の建築費用は、土地の価格、建物の広さ、設計や仕様、選ぶ建築会社などにより大きく変動します。
一般的に、100平米の平屋を建てる場合、建築費用だけで約2000万円~3000万円程度が目安とされています。
ただし、これはあくまで一般的な価格であり、高級な素材を使用したり、特殊な設計を要望したりすると、それ以上の費用がかかることもあります。
具体的な費用を知りたい場合は、複数の建築会社に見積もりを依頼し、比較検討することをおすすめします。
なぜ今平屋が人気なのか?
平屋が人気な理由はいくつかあります。
1. バリアフリー: 階段がないため、高齢者や小さな子供がいる家庭にとって安全で使いやすい。また、車椅子を使用する方にも適しています。
2. リビング性: 一階全体を生活空間として使うことができるため、広々とした開放感があります。
3. プライバシー: 二階建ての家と比べて、窓からの視線が気になりにくいため、プライバシーが保たれます。
4. メンテナンス: 屋根や外壁のメンテナンスが容易で、長期的なコスト削減につながります。
5. デザイン性: 平屋特有の低い屋根と広い床面積は、モダンでスタイリッシュなデザインを可能にします。
以上のような理由から、多くの人々が平屋を選んでいます。
スキップフロアは階数に算定されますか?
スキップフロアは、一般的には階数に算定されません。スキップフロアは、一部分が半階分だけ高くなっている構造のことを指し、その部分は全体の階数に含まれないことが一般的です。
ただし、建築基準法や地方自治体の条例により、一定の高さを超えるスキップフロアは階数に含まれる場合もあります。
具体的な計算方法や基準は、設計を行う建築士や地方自治体に確認することをおすすめします。
平屋 2人暮らし 何坪?
平屋の家で2人暮らしを考える場合、必要な広さは大体20~30坪程度とされています。
これは、リビング、ダイニング、キッチン、寝室2部屋、バスルーム、トイレ、収納スペースなど、必要な部屋を確保した上での目安です。
ただし、ライフスタイルや趣味、将来的な家族構成の変化などにより必要な広さは変わるため、具体的なプランを考える際は専門家と相談することをおすすめします。
平屋とはどういう意味ですか?
平屋とは、建物の階数が1階だけの住宅のことを指します。
一般的には、地上1階建ての住宅を指し、2階以上の建物は2階建て、3階建てと呼ばれます。
平屋はバリアフリーに優れ、高齢者や小さな子供がいる家庭に適しています。
また、開放感を楽しむことができ、リビングやダイニングなどの生活空間を広く取ることが可能です。
平屋の利点と欠点は何ですか?
平屋の利点と欠点は以下の通りです。
【利点】
1. バリアフリー:階段がないため、高齢者や小さな子供、身体に障害を持つ方でも安全に生活できます。
2. メンテナンス:屋根や外壁の修理が容易で、メンテナンスがしやすいです。
3. レイアウトの自由度:間仕切りを自由に設定できるため、自分のライフスタイルに合わせた間取りが可能です。
4. 自然光の取り入れやすさ:全ての部屋が外に面しているため、自然光を取り入れやすいです。
【欠点】
1. 敷地面積:平屋は一階建てのため、同じ広さの家を建てる場合には二階建てよりも広い敷地が必要です。
2. プライバシー:全ての部屋が外に面しているため、カーテンやブラインドなどでプライバシーを保つ必要があります。
3. 防犯性:一階全体が窓になるため、防犯性には注意が必要です。
4. コスト:敷地面積が広くなると、それに伴い建築費用も増える可能性があります。
平屋と2階建てではどちらが安いですか?
一般的に、同じ床面積の場合、平屋の方が2階建てよりも建築費が高くなる傾向があります。
これは、平屋の場合、基礎や屋根の面積が広くなるため、材料費が増えるからです。
また、土地面積も平屋の方が多く必要となるため、土地費用も考慮すると総額では平屋の方が高くなることが多いです。
ただし、設計や使用する材料によっては価格は変動しますので、具体的な費用は建築会社に相談することをおすすめします。
平屋が人気な理由は何ですか?
平屋の人気の理由はいくつかあります。
まず、平屋は一階建ての家であるため、階段の昇り降りがなく、高齢者や小さな子供がいる家庭にとっては安全性が高いという利点があります。
また、部屋間の移動が容易であるため、生活の利便性も向上します。
さらに、平屋は天井が高く設計されることが多いため、開放感があり、自然光をたくさん取り入れることができます。
これにより、明るく広々とした空間を実現することが可能です。
また、平屋は建築デザインの自由度が高いという特徴もあります。
一階建てであるため、間取りや設計に制約が少なく、自分の理想とする住まいを具現化しやすいです。
最後に、平屋は地震に強いというメリットもあります。建物の高さが低いため、地震の揺れを直接受けにくく、構造的にも安定しています。
以上のような理由から、平屋は多くの人々にとって魅力的な住まいとなっています。
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この記事を書いた人
FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。
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