Garage Life2014年4月号
クルマと暮らす夢の空間 Vol.1
新感覚ガレージコンセプト
“Carくらす”
硬質な素材を使ったショーアップスタイルや、木材の風合いを大切にしたヴィンテージ調など、世界には様々なガレージがある。オーナーや愛車によってコンセプトは多種多様なものだ。
そんなガレージのある暮らしに密着したフェイスブックが誕生した。その名も“Car くらす”。ガレージ情報はもとより、スポーツカーはもちろん名車・旧車や、写真投稿など、クルマを愛するすべてのオーナーに共通する、あらゆる話題を発信する。
Carくらすで紹介するガレージ物件の第一弾は、全国14ケ所で展開する『建設設計事務所フリーダム』が手掛けたガレージハウスだ。クルマやバイクを趣味としたオーナーの生活、そして日常での使い勝手を入念に計算して作り上げられたものとなっている。
まず注目したいのは敷地内の建造物のレイアウトだ。ガレージと住居部分で挟み込むように中庭を設置したことで、プライバシーを守りながらも、生活環境には光が降り注ぐ開かれた空間を演出。
3台のクルマとさらにバイクを、ゆとりを持って格納できるサイズとしたガレージは、表側には2枚の大型ガレージドアを装備することで入出庫を容易なものとし、内側に向いた面は巨大なガラスを用いて、リビングから常に愛車を眺めることができ、クルマの存在をより一層身近なものとされている。リビングフロアをガレージフロアよりも高く設定し、ガレージ内の様子を見下ろせるようにしている点も記述しておく必要がある。
コンクリート打ち放しの一層部分と、ブラックアウトされた二層部分との間には、スリット状の窓を設置し、あたかも二層部分が浮遊しているかのような錯覚を感じさせる。このような大胆かつダイナミックなデザインは、オーナーの満足度を高めてくれるポイントとなっている。
クルマやバイクとともに生活するステージとして、この上ないものに仕上がっている。
■Garage Life
クルマをより楽しむための趣味空間=“ガレージ”にスポットを当てた、
日本で唯一!趣味のガレージ専門誌
季刊誌:3,6,9,12月1日発売
発行:ネコ・パブリッシング
https://www.neko.co.jp/tax_magazine/garagelife