CASE693 "CONNECT"
緩やかに繋がる空間が心地よさを生む住まい。
住宅街の角地に計画された住まい。正面の開口を最小限に、中庭を設けることでプライバシー性と開放感のある空間を叶えています。内部では、中庭に面して多く設けた開口から入る風が、心地よく通り抜け空間を緩やかに繋いでいます。また、2階にもリビングを設け居場所の多い造りに。家族がそれぞれの時間を楽しみながらも、気配を近くに感じられる空間で穏やかな時を重ねています。
設計デザイン:フリーダムアーキテクツ施工場所:神奈川県
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開口部を最小限に抑えたシンプルな外観。
外壁には白と黒の二色を使用することで、コントラストが強調されています。
シンプルな外観だからこそ屋外照明が映え、昼間とは雰囲気の異なる外観となります。
外壁だけでなくタイルや玄関扉も黒で統一することで、より奥まった印象となります。
室内は白や木材を中心とした明るい空間となっており、黒で統一された外観や玄関とのコントラストが感じられます。
白を基調としたLDKには大開口窓が設けられ、中庭の様子が見えるようになっています。
LDKには壁付けのデスクスペースがあり、そこから外の景色が楽しめるようなスリット窓も設けています。
シンプルなLDKに彩りを与える、赤いアクセントクロスのニッチ壁。
インテリアとしても楽しめるペンダントライトが、丸いダイニングテーブルを照らします。
床や棚を黒とし、青い琉球畳を設けたモダンな和室。
中心にシンボルツリーを置いた中庭。
中庭は、四方が壁に囲まれているプライバシー性の高い空間となっています。
中庭に対して開口部を多く設けることで、開放的になるだけでなく、それぞれの空間の緩やかな繋がりを感じることが出来ます。
シンボルツリーにも照明を取り付けることで、夜も中庭の様子を楽しむことが出来ます。
中庭から見える、空を切り取ったような景色。
スケルトン階段を採用することで、階段からLDKへと視線が抜けます。
中庭の景色を楽しめるようになっているスケルトン階段。
階段を上がった二階には寝室だけでなくセカンドリビングも設けられています。
寝室とセカンドリビングを引き戸で仕切ることで、個室としても、一体化した空間としても楽しむことが出来ます。
セカンドリビングにもデスクスペースや、作り付けの収納棚が設けられており、快適に過ごすことが出来ます。
タイルの壁がアクセントになっている洗面所。
黒を基調とした浴室は、中庭に面した大きな窓を設けることで、中庭がある家だからこそできる開放的な空間となっています。