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平屋の木造住宅は自然素材の木の使用で健康面でメリットがある上に、温もりのある家と言えます。そこで、この記事では平屋の木造住宅を建てるメリットや、おしゃれな平屋の木造住宅にするアイデア、さらには鉄骨造がおすすめな人について解説します。
この記事はこんな人におすすめ
- 平屋を木造で建てるか?鉄骨で建てるのか?迷っている方
- 平屋の木造住宅をおしゃれにするアイデアやポイントを知りたい方
- 平屋の木造住宅の建築実例を家づくりのヒントにしたい方
この記事でわかること
- 平屋の木造住宅は自然素材の木を使用した個性的な外観にできるだけでなく、鉄骨造に比べて建築費を抑えやすいこと
- 平屋の木造住宅をおしゃれにするポイントは外観を個性のあるデザインにし、内装は開放感のある空間にすること
- 平屋の木造住宅を建てる際は採光や風通しを確保し、防犯対策を徹底すること
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平屋を建てるメリット

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そもそも平屋にはどのような特徴があるのか、また住みやすいのか気になるでしょう。ここでは、平屋を建てる具体的なメリットを紹介します。
家事楽動線やスムーズな生活動線
平屋は家事動線・生活動線がスムーズになります。
毎日暮らす家で動線が複雑だと、日々の生活にストレスを感じるでしょう。例えば2階建て・3階建てだと、間取りによっては洗濯物を干したり、取り込んだりする度に階段の昇り降りが必要です。掃除する際も部屋から部屋への移動の際、掃除機を持って階段を移動することになります。
平屋なら生活空間がワンフロアになるので、家事のために階段を昇り降りする必要はありません。シンプルで快適な家事動線や生活動線にまとめられます。
家族の気配を身近に感じられる
家族とのコミュニケーションがとりやすいのも平屋のメリットです。
子ども部屋が2階にある場合、子どもが帰宅してすぐ部屋に移動してしまいコミュニケーションがとりにくいこともあります。また小さな子どもがいる家庭なら、子どもから目が離せず家事が思ったように進められないという悩みもあるでしょう。
平屋は子ども部屋もワンフロアで完結する上、間仕切りをあまりつくらない傾向にあるため、家族の気配を感じられます。コミュニケーションがとりやすく、家族を見守りやすい環境をつくれるのです。
地震や強風に強い
地震や強風に強いことも平屋の特徴と言えます。
自然災害が多い日本なので、地震や台風に不安を感じている人も多いでしょう。一般的に建物は高ければ高いほど強度が低くなります。これは、2階から上の階の部分が増えるほど1階で支える荷重が大きくなるためです。
平屋には2階がないため、1階への荷重負担が少なくなり、構造的に安定します。そのため、2階建てや3階建てに比べて地震や強風に強い家となるのです。

木造で建てるメリット

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ここでは木造で建てるメリットは以下の通りです。
・室内温度や湿度を快適に保てる
・健康面で安心できる家を建てられる
・リラックス効果がある
・鉄骨に比べて木造の方が建築費が安い
木造で建てるとどのようなメリットがあるかを知り、家づくりの参考にしてみてください。
メリット①室内温度や湿度を快適に保てる
木の家のメリットは、断熱性と調湿効果により快適な室内温度や湿度を保ちやすいことです。
木は金属やコンクリートよりも熱伝導率が低いので、断熱性能が高くなり、外気の影響を受けにくくなります。また、湿度が高いときは湿気を吸収し、低いときは排出する調湿効果があるのも木の特徴です。
季節を問わず一年を通して室内温度・湿度を一定に保ち、夏は涼しく冬は暖かい家となります。エアコンを効率的にしたり使用頻度を減らしたりなど、コストも抑えられるでしょう。さらに木材はCO2を吸収する働きもあるので、木の家は環境にもやさしい家なのです。
メリット②健康面で安心できる家を建てられる
健康面で安心できるのも木の家のメリットです。
木の家は自然素材である木を使用しているため、有害物質を含んでいません。有害物質による空気汚染を抑えられるので、健康面で安心できる家を建てられます。
シックハウス症候群の原因の一つとされるカビやダニの発生は結露によるものです。木の家は調湿効果があり結露を抑えることができるため、カビやダニの発生も抑えられます。
アレルギーやアトピー、シックハウス症候群が心配という人、小さな子どもやペットがいる家庭の場合、健康面で安心できる木の家がおすすめです。
メリット③リラックス効果がある
木の家は、リラックス効果が期待できます。
木の香り成分には癒やし効果があるとされるフィトンチッドが含まれているため、心地よい空間をつくり出しリフレッシュできるのです。
また天井や床などに木材を使用することで、木目の見た目や木の温もりを感じられ、リラックスやストレス解消の効果も期待できます。
メリット④鉄骨に比べて木造の方が建築費が安い
国土交通省の「地域別・構造別の工事費用表」によると、木造の工事費用は1㎡当たり21.7万円に対し、鉄骨造は31.4万円となっています。仮に30坪(約99.1㎡)の家を建てた際の建築費は木造が2,150万円、鉄骨造は3,111万円です。
また、平屋はワンフロアにすべての居住スペースを設ける必要があり、基礎と屋根の面積が2階建てよりも広くなります。そのため、平屋を建てる場合は坪単価が割高になるでしょう。
出典:地域別・構造別の工事費用表(1m当たり)【令和7年分用】|国税庁

鉄骨造がおすすめな人とは
建てる家の条件によっては、鉄骨造の方がおすすめな人がいます。鉄骨造のメリットは強靭な構造を設計できるため、3階以上の建築や柱と壁を最小限にした開放的な間取りを実現できることです。
ただし、平屋は2階以上の建物を建てる必要がなく、耐震性という点で心配はいらないでしょう。平屋でも「鉄骨造で安心したい」「鉄骨造の方が好み」という方は、鉄骨をおすすめします。

平屋の木造住宅をおしゃれにするアイデア
せっかく注文住宅を建てるのなら、よりおしゃれな家にしたいものです。ここでは以下の、平屋の木造住宅をおしゃれにするアイデアを紹介します。
・外観で個性を出す
・屋外とのつながり空間をつくる
・内装は開放感を出す
・木の家で建てた魅力的な平屋の実例
アイデア①外観で個性を出す
個性ある外観にすることは、平屋の木造住宅をおしゃれにする重要なポイントの一つです。
平屋の外観は工夫しないと失敗してしまうこともあるので、しっかりと検討しましょう。外壁は、2色を使い素材を変えてメリハリをつけたりするのもおすすめです。単色にはない、視覚的な印象を与えてくれます。
平屋はエリアごとに定められている高さ制限もほとんど気にする必要がありません。そのため、好きな屋根の形にしやすいです。
また、平屋は構造が2階建てよりも安定しているため大開口の窓を設置することも可能です。開口部を大きくとったり、細いスリット窓などで洗練された外観にしたりなど、個性的でおしゃれな外観を意識してみましょう。
アイデア②屋外とのつながり空間をつくる
屋外とつながりをもたせることも、平屋の木造住宅をおしゃれにするアイデアです。
例えば、テラスやウッドデッキでリビング続きの空間をつくれば、屋外とのつながりのある大空間を演出できます。屋外にテーブルやソファを置いて第二のリビングにしてみるのもおすすめです。またコの字型やロの字型の平屋に中庭をつくれば、プライバシー性と開放感を兼ね備えた屋外空間ができます。
平屋の木造住宅は屋外とのつながりをもたせることで、自然や四季の移り変わりを身近に感じられる暮らしが送れるでしょう。
アイデア③内装は開放感を出す
平屋の木造住宅の内装は、開放感を出すとおしゃれ感がアップします。
天井を高くしたり勾配天井にしたりすることで、居住空間に開放感が生まれるでしょう。間仕切りを極力減らせば、広々とした奥行きのある空間を演出できます。
また、単調にならないようにスキップフロアで空間に変化をつける方法もおすすめです。スキップフロアは間仕切りせずに床の高さで空間を区切るため、開放感を損ねることなく空間にメリハリをもたせることができます。

平屋の木造住宅の建築実例6選
ここでは、魅力的な平屋の木造住宅の建築実例を紹介します。実例を見て、理想の平屋をイメージしてみてください。
実例①仕事の疲れを癒してくれる平屋の木造住宅

CASE750 WHITE GATE
海を眺められる週末住宅として建てた、空の青や芝生の緑にも馴染む白いシンプルな外観がおしゃれな平屋の木造住宅です。
中庭に面する壁に大開口の窓を設け、室内からも庭を眺められるように工夫しました。室内にいながら自然の風景を楽しめるため、仕事の疲れを癒せるでしょう。

CASE750 WHITE GATE
夜は大開口の窓から漏れる灯りによって、LDKがショーウィンドウのように浮かび上がります。内装は平屋の耐震性の高さを活かして柱の使用を極力減らし、大開口の窓で開放感のある空間を演出しました。
ダウンフロアのあるリビングは、空間にメリハリを生み出しています。
実例②行き止まりのない開放的な平屋の木造住宅

CASE740 光とともに
バリアフリーで家中をスムーズに行き来できる、開放的な平屋の木造住宅です。
玄関から居住空間、トイレにいたるまで内装には一切の段差はなく、建具はすべて引き戸にしているため、家の中での移動がスムーズに行えます。また、回遊動線で行き止まりがない間取りも特徴的です。

CASE740 光とともに
LDKは勾配天井で空間を広く見せ、天窓を設置することで、LDK全体に自然の光が差し込んでいます。さらに、中庭からもプライバシー性を保ちつつ彩光が確保されています。
壁面収納やクローゼットで、上手に収納スペースをとっているのも参考になるでしょう。
実例③デザイン性の高い幻想的な平屋の木造住宅

CASE721 落ち着きのある家
落ち着きのある照明計画による、デザイン性の高い平屋の木造住宅です。
さまざまなバリエーションの窓を使うことでデザイン性を高め、開放的な空間になっています。建物の2面が道路に面していますが、ハイサイド窓を採用しプライバシーが確保されているのでカーテンは必要ありません。

CASE721 落ち着きのある家
玄関に入ると正面には視線が抜ける中庭があり、室内に自然光を届けています。床や家具、天井には大胆に木材を使用、LDKは垂木天井にすることでメリハリが生まれ高さが感じられます。
夜になるとスリット窓から室内の明かりがぼんやりと浮かぶ幻想的な外観が印象的です。
実例④個性的な外観と間取りを活かした平屋の平屋住宅

CASE685 flat scale
ウロコのような個性的な外装が特徴的な平屋の木造住宅です。
ウロコのような外装の平屋は、キューブ状のボリュームが二つ繋がったような印象的な外観となっています。家の正面の窓位置が工夫され、外部から室内への視界を遮っているため、プライバシーに問題はありません。

CASE685 flat scale
玄関の正面には外に視線が抜けるFIX窓、中へ入るとLDKの引き戸にガラスが使われていて、空間のつながりや広がりを感じられます。
縦長の落ち着いた色味のLDKで、開口部を大きくとることで閉塞感をなくしているのも特徴です。
実例⑤外と中のつながりをもたせるコの字型の平屋の平屋住宅

CASE683 丘の上のハウス
家の中にいても外とのつながりを感じられる、コの字型の平屋の木造住宅です。
黒の建物に、木材やシンボルツリーが外観のアクセントとなっています。建物はコの字型で、中心にある中庭にはウッドデッキが設置されています。LDKや寝室など居住スペースの窓が中庭を囲んでいるので、中と外とのつながりを感じられるのも魅力です。

CASE683 丘の上のハウス
LDKにはあえて梁を見せることで、デザイン性が生まれ、木の温もりがより感じられる内装デザインとなっています。また、天井の高さを変えて、空間にリズムを生み出しているのも特徴です。
実例⑥波のような屋根形状が印象の平屋の平屋住宅

CASE588 涅の櫂
存在感のある外観が特徴の平屋の木造住宅です。
漆黒の外壁に波のような屋根形状がアクセントとなり、個性的な外観に仕上がっています。正面はスリット窓が採用され、プライバシー対策も万全です。夜になるとスリット窓から光が漏れ、昼とは異なる外観を演出します。

CASE588 涅の櫂
室内は白を基調にして柔らかい印象になっているのが特徴です。玄関には広いシューズクローゼットがあり、直接室内へと入ることができます。
LDKは高天井にしつつも梁を見せることで、殺風景なデザインにならないよう工夫されています。大開口の窓だけでなく、LDKとテラスを同じ土間にすることで、より外部とのつながりが強調されています。

魅力が多い平屋の木造住宅を建てよう!
木造には温度・湿度を一定に保つことや健康面など多くの魅力があり、平屋住宅には暮らしやすさや家族とのつながりを保てるなどさまざまな魅力があります。ただし、家づくりに後悔しないためには、自分や家族の希望を形にして提案してくれる建設会社を選択することが重要です。
フリーダムアーキテクツは、木造の平屋住宅の建設実績が豊富にあります。高気密高断熱の家の提案はもちろん、平屋に適した土地選びも含めて提案できるので、ぜひご相談ください。フリーダムアーキテクツは完全自由設計のため、お客様のご要望に最大限お応えすることができます。
平屋の木造住宅を検討中でしたら、これまで弊社が手掛けた実例をぜひご覧ください。
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木造住宅や平屋に関するよくある質問

木造住宅や平屋を検討している際、「平屋はやめた方がいいのか?」「木造だと何年もつのか?」など、さまざまな疑問が浮かぶ方もいるでしょう。ここでは、木造住宅や平屋に関するよくある質問と回答を解説します。
平屋はやめた方がいい理由は何ですか?
平屋はやめた方がいいと言われる主な理由は以下の通りです。
・建築費が2階に比べて高い
・広い敷地面積が必要
・採光や風通しを確保しにくい
・プライバシー性や防犯面に不安がある など
都市部に平屋を建てる場合、広い敷地面積を確保するのが難しい上に、広い土地を確保できても土地代が高くなるため予算の見直しが必要になります。また、住宅街に平屋を建てる際は採光や風通しを確保するための設計はもちろん、防犯対策が欠かせません。
木造の平屋は何年もつ?
木造の法定耐用年数は22年とされています。ただし、法定耐用年数は税務の計算で用いられる指標で、実際に住める年数とは異なります。メンテナンスを定期的かつ適正に行い続けられれば家の寿命が延び、長く住むこともできるでしょう。
二階建てと平屋 どっちがいい?
2階建てと平屋のメリットとデメリットはそれぞれで異なる上に、予算や家族構成、ライフスタイルなどの条件によって選ぶ基準は変わります。以下の表を家づくりの参考にしてみてください。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 2階建て | ・平屋より工事費を抑えられる ・2階から光や風を取り込みやすくなる ・プライバシーの確保や防犯面を高められる |
・外壁の面積が広く、メンテナンス費用が高くなる ・災害対策への費用が高くなる |
| 平屋 | ・家事や生活の動線がスムーズになる ・家族の気配を身近に感じやすくなる ・災害にも強い家を建てやすくなる |
・広い敷地面積が必要かつ、土地代や固定資産税、メンテナンス費用も高くなる ・建物の中央は採光と通風の工夫が必要になる ・プライバシーの確保と防犯面の強化が必要になる |
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1995年創業、累計4,000棟以上の住宅設計実績と数々のグッドデザイン賞受賞歴。土地探しから設計・施工までワンストップで対応し、お客様の暮らしに合わせた理想の住まいを実現します。フリーダムマガジンでは、豊富な実績をもとにした後悔しない家づくりのポイントをお届けします。










