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CASE711「遊」・「作」
5LDKの平屋は間取り次第で住みやすい家にできます。長く住み続ける場合は、将来のライフスタイルを見越した間取りづくりが大切です。
この記事では、5LDKの平屋を建てるのにどのくらいの広さが必要か、費用相場はどれくらいか、疑問を解消する内容を紹介します。5LDKの平屋を建てるメリットやデメリット、間取りづくりのポイントからさまざまな間取りのアイデアもふんだんに紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
- 1 5LDKの平屋の広さはどのくらい?
- 2 5LDKの平屋がおすすめな人
- 3 5LDKの平屋を建てるのにかかる価格相場
- 4 おしゃれな5LDK平屋の間取り
- 5 5LDKの平屋を建てるメリット
- 6 5LDKの平屋を建てるデメリット
- 7 5LDK平屋の間取りづくりポイントや注意点
- 8 素敵な5LDKの平屋を建てよう!
5LDKの平屋の広さはどのくらい?

CASE685 flat scale
5LDKの平屋を建てるにはどのくらいの広さが必要になるのか、気になる人もいるでしょう。ここでは、国土交通省の情報を参考にしながら、5LDKに住む場合の目安となる広さを紹介していきます。
5LDKの平屋の広さはどのくらい必要?
5LDKに5人家族が住むと仮定した場合、国土交通省が公表する「住生活基本計画における居住面積水準」をもとに、目安となる広さを計算してみました。
・一般型誘導居住面積水準:25㎡×5人+25㎡=約45坪
・都市居住型誘導居住面積水準:20㎡×5人+15㎡=約34坪
一般型誘導居住面積水準とは、都市部や都市の郊外を除く一般地域に戸建住宅を建てる際に必要とされる住宅面積の基準のことです。都市居住型誘導居住面積水準は、都市の中心部や周辺の地域に共同住宅を建てる際の基準となる住宅面積を指します。
LDKや居室の広さをはじめ、レイアウトによって必要な広さは異なるものの、平屋の5LDKを建てるには34坪以上の広さが必要と言えます。さらに趣味や書斎スペース、ゲストルームをつくりたい場合は少なくとも40坪の広さを確保する必要があるでしょう。
出典:国土交通省|住生活基本計画(全国計画)
5LDK平屋の間取りイメージ

5LDKの平屋を建てる際の間取りのイメージは、さまざまなパターンが考えられます。
家族構成 | 間取りのイメージ |
---|---|
夫婦2人+子ども3人 | ・LDK+主寝室+子ども部屋3つ+書斎(趣味部屋) ・LDK+主寝室+子ども部屋3つ |
夫婦2人+子ども2人 | ・LDK+主寝室+子ども部屋2つ+書斎(趣味部屋)+ゲストルーム ・LDK+寝室2つ+子ども部屋2つ+書斎(趣味部屋) |
夫婦2人+子ども2人+祖父母2人 | ・LDK+主寝室+子ども部屋2つ+主寝室+書斎(趣味部屋) ・LDK+寝室2つ+子ども部屋2つ+主寝室 |
5LDKの平屋を建てるのに必要な土地の広さ
5LDKの平屋を建てるには、34坪の広さが必要です。34坪の平屋を建てる際に確認すべきことは建ぺい率です。建ぺい率とは、敷地面積に占める建築面積の割合のことを指します。平屋は居住スペースがワンフロアで完結する家のため、仮に建ぺい率が50%の土地に建てる場合は約70坪、建ぺい率60%の土地なら約60坪の広さが必要です。
バーベキューやガーデニングを楽しむのに広い庭を設けたり、風雨による汚れ防止のためにカーポートを設置したりする場合は、さらにスペースに余裕のある広い土地を探す必要があります。
建ぺい率80%といった土地も存在しますが、周囲に2階建てや3階建ての高い建物が建つ可能性が高い上に、隣家との距離が近く採光がとりにくく周囲の視線が気になる恐れがあります。建ぺい率の高い土地に平屋を建てるのは避けた方がよいでしょう。
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5LDKの平屋がおすすめな人
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ここからは、5LDKの平屋を建てるのにおすすめな人の特徴を詳しくみていきましょう。5LDKの平屋がおすすめな人の主な特徴として以下が挙げられます。
・子どもの人数が多い
・二世帯住宅で暮らしたい
・趣味や仕事のスペースを確保したい
・来客が多い
子どもの人数が多い家族
子どもが3人以上いる家族の場合は、5部屋を確保すればそれぞれが個室を持つことが可能です。例えば夫婦2人+子ども3人ならそれぞれが個室を持てます。夫婦2人+子ども4人の場合は、主寝室1つに子ども部屋4つといった間取りで対応できます。
二世帯住宅で暮らす家族
5LDKの平屋は、完全同居型の二世帯住宅で暮らしたい人にもおすすめです。キッチンやユニットバスなどの水回りは1つで済むため、それぞれの世帯に1つずつ水回りをつくるよりも建築費用を抑えられます。
平屋の二世帯住宅ならコミュニケーションがとりやすく、親の介護が必要になった場合でもバリアフリーに対応できます。
趣味や仕事で部屋数が必要な家族
5LDKの平屋は、5人家族より少ない家族構成にもおすすめです。例えば夫婦2人+子ども1人や、夫婦2人+子ども2人の家族構成でも、趣味や仕事のためのスペースを確保するのに適しています。部屋を多くつくることでシアタールームや読書部屋、リモートワーク時の会議用個室など、用途に合わせて活用できるメリットがあります。
来客の多い家族
5LDKの平屋は来客が多い場合にも向いています。主寝室と子ども部屋の他にゲストルームをつくることができます。友人が頻繁に遊びに来たり両親が寝泊りに来たりする場合でも、ゲストルームがあれば来客に対応できます。
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5LDKの平屋を建てるのにかかる価格相場

5LDKの平屋の予算を検討する際に参考になるのが価格相場です。ここでは、5LDKの平屋を建てる際に目安となる建築本体価格と、それ以外にかかる費用について詳しくみていきましょう。
建築本体価格
木造の平屋住宅の坪単価は、40~60万円が一般的な相場です。仮に35坪の5LDKの平屋を建てる場合、建築本体価格の目安は1,400~2,100万円です。建築本体価格は、住宅性能や設備のグレードによって前後します。オプションをつけると坪単価はさらに上がります。
坪単価が70万円で、35坪の5LDKの平屋を建てた場合の建築本体価格は2,450万円です。ただし、前述した費用は建築本体価格のみで、他にも後述する費用を見込んだ予算を考える必要があります。
建築本体以外の価格
5LDKの平屋を建てる際は、建築本体価格の他に附帯工事費や諸費用も発生します。附帯工事費とは、建物以外にかかる工事費用のことです。主な工事として地盤や外構、ガス、照明器具の設置などが挙げられます。諸費用は登記手続きに必要な費用の他、保険料や地鎮祭にかかる費用、雑費などが含まれます。
家を建てる費用の内訳は建築本体価格が70%、附帯工事費が20%、諸経費が10%の割合が一般的です。例えば、坪単価40万円で35坪の5LDKの平屋を建てる場合は合計で2,000万円かかります。合計の内訳は以下の通りです。
・建築本体価格:1,400万円
・附帯工事費:400万円
・諸経費:200万円
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おしゃれな5LDK平屋の間取り
ここからは、5LDKの平屋の間取りを決める際の参考になるおしゃれな間取りを7パターン紹介します。5LDKの平屋を建てたいものの、「具体的な間取りのイメージが思い浮かばない」という人もぜひ参考にしてみてください。
間取り①ゆとりのある5LDK平屋
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こちらの5LDKの平屋は全体的にゆとりを持たせた間取りです。LDKは21帖と広く、各居室は大容量の収納スペースがありながら、6帖の広さを確保しています。
特徴①視線が広がるLDK
平屋ならではの横長の形状を活かし、21帖のLDKは縦長に配置されています。キッチンからリビングまで視線が抜けるため、家事をしながら子どもの見守りや家族とのコミュニケーションが可能です。玄関から近い居室は、ゲストルームとして利用するのも1つの方法です。
特徴②ゆとりのある各居室
主寝室は10帖の広さがあり、残り4部屋の居室は6帖の広さです。6帖あればベッドや学習机などの場所をとる家具を置いてもスペースに余裕があります。居室も長方形で、さまざまなレイアウトに対応できます。また各居室に収納があるため、各自で荷物の整理や管理が可能です。
特徴③バリアフリーにも対応できる水回り
洗面所やトイレなど、水回りのスペースにもゆとりがあります。一般的な家に比べて水回りが広く、収納やカウンターを置いても狭いと感じることはないでしょう。水回りが広いため、バリアフリーにも対応できます。
間取り②中庭のある5LDK平屋

こちらは10帖の広さの庭を設けたロの字型の形状をした平屋の間取りです。中庭に沿って回遊できる廊下があり、四方どこからでも中庭に出入りできる特徴があります。中庭を通り抜けてLDKと居室を行き来することも可能です。
特徴①ロの字型の平屋
平屋の形状は正方形に近い四角で、中庭があるためどこからでも日光が当たります。中庭に面する廊下にはすべて窓が配置されており、天気のいい日は中庭を通り抜けることでスムーズに行き来できます。
洗濯をしてから中庭までの移動距離が短くなり、洗濯物を干す際の負担軽減も可能です。4.5帖のウォークインクローゼットがあるため、衣類の収納に困りません。
特徴②プライベート部分を上手に隠せる動線
玄関を入ってすぐ左には扉付きのシューズインクローゼットがあり、反対側は和室です。和室を応接間として使用できるため、急な来客があっても慌てずに対応できます。トイレを玄関の側に置くことで、来客があっても家族のプライベートな部分を見せずに済む上に、お互い鉢合わせして気まずい状況になるのを防げます。
特徴③バーベキューもできるLDK
中庭はLDKとひと続きになっており、窓を開けばアウトリビングのような開放感のある空間にすることも可能です。十分な広さがあるため、友人を呼んでバーベキューを楽しむのもよいでしょう。
間取り③ストレスのない生活・家事動線の5LDK平屋

家事動線を特に重視した平屋の間取りです。水回りを集結させることで家事効率をよくし、ストレスのない暮らしができる特徴があります。
特徴①光が差し込む中庭
家の中央に15帖の広々とした中庭がある5LDKの平屋です。玄関のエントランスは1.5帖と奥行きはないものの、中庭と面する壁には大きな窓が設置されており、玄関から中庭へと視線が抜けるように工夫されています。中庭を通して光が入るため、明るい玄関を印象づけます。
LDK側にも中庭に接する壁に大開口の窓があり、全開することで中庭をアウトドアリビングとして活用するのもおすすめです。中庭を通り抜けて各居室に移動できるため、生活動線もスムーズです。
特徴②家族用と個別に分けられた使い勝手の良い収納
3帖のウォークインクローゼットや1.5帖のシューズインクローゼットの他、4つのベッドルームにはそれぞれ収納があります。収納は各所に設けられているため、家族用と個人のものを別々に収納できて便利です。
また、キッチン横にはパントリー収納があるため、ストックや備蓄食品などはパントリーにしまい、普段使いするものはカップボードに収納しておけます。
特徴③身支度もスムーズな水回り
洗面台は2人が並んで身支度ができる広さで、トイレも2つ設置されているため家族が多くても朝の身支度で渋滞するのを避けられます。トイレの1つは玄関の近くに設置しているので、ゲスト用として活用するのもよいでしょう。
間取り④家族の距離感が程よい5LDK平屋
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20帖のLDKと13帖以上の広さのテラスがある平屋の間取りです。LDKを中心に置きながら、居室を散らばらせることで家族のプライバシーを確保しています。
特徴①LDKを中心にレイアウトした間取り
LDKが家の中央にあり、左側に子ども部屋、右側に主寝室と水回りといった配置となっています。LDKは縦長であるものの、ダイニング・キッチンは横長に配置されており、食器や料理を運ぶのに便利です。
子どもが水回りを使用する時は必ずLDKを通る動線になっているため、家族とのコミュニケーションも活発になりそうです。LDKとテラスをつなげると、30帖以上の大空間を生み出せます。
特徴②家族の距離感や動線がスムーズな配置
主寝室と子ども部屋はLDKを境に離して配置することで、程よい距離感を保てるように工夫されています。主寝室の周辺には書斎と水回りを配置しており、夜に仕事をしても主寝室への移動が簡単です。また部屋干しもできるため、乾いた衣類をウォークインクローゼットやシューズインクローゼットに収納できます。
特徴③メリハリのある収納
主寝室や子ども部屋、和室にはそれぞれ収納スペースがあります。家族用の収納スペースは、2.5帖のウォークインクローゼットとシューズインクローゼットです。
間取り⑤採光を確保できるL字型の5LDK平屋
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こちらはL字型の平屋の間取りです。L字型の間取りにすることで、採光や風通しを確保しやすくなっています。空き巣などの侵入経路になりやすい窓の数を減らすことは、防犯対策として有効です。
特徴①吹き抜けのある開放的なLDK
LDKに吹き抜けを設けることで、水平方向だけでなく垂直方向にもゆとりを感じられます。リビングには畳スペースを隣接させており、子どもの寝かしつけやリラックススペースとして活用できます。LDKと隣接するもう1つの部屋は、リモート会議や子どもの勉強場所など、集中したい時の利用に便利です。
特徴②水回りへの動線がスムーズな間取り
主寝室は水回りと隣接しているため、朝起きてすぐに歯磨きや洗顔などの身支度をスムーズにできます。またランドリールームでは洗濯物を干すことができ、乾いた衣類は隣のウォークインクローゼットに収納できるので家事の負担を減らせます。
シューズインクローゼットから洗面所までは直接移動できる動線のため、帰宅後すぐに手洗いできて衛生的です。キッチンと水回りは1ヵ所にまとめることで効率のよい家事動線を実現しています。
特徴③採光を確保した配置
広い5LDKの平屋ですが、L字の形状にしたことでどの部屋でも日当たりがよくなるように工夫されています。LDKの右側には2つの居室をつなぐ屋外の通路が設置されており、LDKから直接外に出ることも可能です。
間取り⑥店舗併用の広々とした5LDK平屋

ヘアサロンを併設した5LDKの平屋の間取りです。居室を約5帖の広さに抑えることで、約21帖のLDKと約19帖のヘアサロンの広さを確保しています。
特徴①店舗併用住宅<
玄関を中心に左には独立した居室とヘアサロンがあり、右はLDKと3つの居室、水回りに分かれています。LDKや居室、シューズインクローゼットの扉をすべて閉めておけば、来客があってもプライベートな空間を見られずにサロンへ案内できます。
サロンは、同時に2人の来客に対応できるバーバーチェアが2台と1人用の流し台、カウンター、トイレのスペースも確保できる広さです。ホールには緑が植えられており、お客様にリラックスしてもらえる空間となっています。
特徴②家事動線のよい広々居住スペース
LDKの広さは21.4帖で、6人が座れる広さのダイニングテーブルを置くことも可能です。各居室にはLDKを通り抜けて出入りできる間取りに工夫されているため、いつでも家族の気配を感じられます。
キッチンには屋外に出られる扉があり、ゴミ出しも簡単です。水回りがまとまっていて洗濯物もそのまま外に干すことができ、効率のよい家事動線に工夫されています。
特徴③使い勝手のよい収納
収納は各居室にあるだけでなく、廊下やLDKから通り抜けられる大容量のシューズインクローゼットがあります。キッチンの横にも収納スペースがあり、パントリーとしても活用できます。
間取り⑦所々にリラックス空間のある5LDK平屋

2台分の駐車スペースを確保した5LDKの平屋の間取りです。暮らしやすさだけでなく、各所にリラックスできる空間を設けています。
特徴①中庭のあるロの字型の平屋
中央に中庭を配置したロの字型の平屋です。中庭を中央に置くことで光を取り込みやすく、どの部屋も採光を確保できます。中庭に面する壁は一面ガラス窓のため、晴れた日は洗濯物を取り込んだり、中庭を通って部屋を移動したりするのに便利です。
特徴②開放感のあるLDK
18.5帖のLDKには吹き抜けの他に畳スペースや中庭があり、水平方向と垂直方向のどちらにも広がりが感じられる工夫がなされています。各居室は3.5帖とコンパクトであるものの、広々としたLDKや中庭の存在が開放感を生み出しています。
またキッチンから水回り、中庭へと動線がつながっており、効率のよい家事動線と言えるでしょう。
特徴③所々にあるリラックス空間
開放的なリビングや各部屋への行き来に便利な中庭など、家族とのつながりを感じられるようにさまざまな工夫がなされています。その一方で、1人になって時間を有効活用できるスペースやリラックスできる空間が設けられています。
例えばバスルームの横のバスコートで夏の夜に涼んだり、畳スペースでお昼寝をしたりするのもおすすめです。寝室横の書斎では寝る前に仕事や読書などもできます。

5LDKの平屋を建てるメリット
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5LDKの平屋を建てると、以下のようなメリットがあります。
・家族が多くても個室を持てる
・趣味や仕事スペースを確保できる
・バリアフリーに対応できる
・ライフスタイルの変化にも対応できる
・太陽光発電パネルを設置できる
家族の人数が多くても各自が個室を持てる
5LDKの平屋は家族5人までであれば、それぞれ個室を持てます。家族とのコミュニケーションを大切にしつつ、個人のプライバシーを保てるでしょう。特に子どもは成長するにつれて個室を欲しがる傾向があるため、個室の確保は家族にとってメリットです。
趣味や仕事部屋を設けることができる
5LDKの平屋は多くの部屋を確保でき、趣味や仕事に利用できる空間を設けられます。自宅でリモート会議に参加する場合、家族の声や様子が気になりやすいため個室を設ければ安心して業務に取り組めるでしょう。また、個室は趣味に集中したい時や、来客が寝泊りする時にも使用できて便利です。
バリアフリー設計にできる
5LDKの平屋を建てるメリットは、バリアフリーに対応できることです。平屋は、階段の移動が必要な2階建てや3階建てと比べると、ワンフロアに居住スペースを完結させられます。段差をなくしてフラットな移動が可能で安全な動線を確保できるため、小さな子どもから高齢者まで安心して暮らせる環境を用意できます。
家族構成やライフスタイルの変化に対応できる
5LDKの平屋は5つの部屋をつくれるため、子どもが増えたり親と同居したりすることになってもすぐに対応できます。子どもが独立して部屋が余る場合は、書斎として利用するのも1つの手です。また、夫婦の寝室を別々にするなど、家族構成やライフスタイルが変化した場合にも対応できるため、部屋数が無駄になりません。
太陽光発電パネルを載せやすい
5LDKの平屋は太陽光発電に最適です。5LDKの平屋に必要な広さの目安は約34坪で、一般的な住宅と比べて屋根の面積は広い傾向があります。面積が広いほど太陽光発電パネルを設置できる数を増やせる上に、設置場所にも困りません。平屋ならではの屋根の広い面積を活用して太陽光発電を行えば、光熱費の削減効果が期待できます。
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5LDKの平屋を建てるデメリット
5LDKの平屋を建てるメリットは多いものの、少なからずデメリットも存在します。5LDKの平屋を建てる主なデメリットは以下の通りです。
・2階建てや3階建てよりも広い土地が必要
・建築費用が割高
・長くなりがちな家事動線
・日当たりや風通しの工夫が必要
広い土地が必要
34坪の広さの平屋を建てるには、建ぺい率が60%の土地の場合、60坪の土地が必要です。車2台を駐車できるカーポートを設置する場合は、さらに広い土地を探す必要があります。一般的に土地の面積が広くなるほど土地代は高くなり、固定資産税をはじめとする税金も高額になる傾向があります。
建築費が割高になる
平屋は、同じ面積の2階建てよりも建築費が高くなる傾向があります。平屋の建築費が割高になる理由は基礎や屋根など、2階建てと比べてコストがかかる部分の面積が大きいためです。5LDKの平屋となると、基礎や屋根の面積が必然的に広くなるため、コストは割高になります。
動線が長くなり掃除や家事が大変
5LDKの平屋は一般的な平屋と比べても部屋数が多く、移動距離が長くなります。特に水回りを効率的な動線にしていなければ、家事動線が長くなって住みにくい家になる恐れがあります。
採光や風通しの確保が難しくなる
5LDKの平屋の間取りは入念に計画しなければ、採光や風通しが悪くなる恐れがあります。平屋は一般的に家の中心部まで光が届かない、風の通り道を確保できない、といった問題が起こりやすく、後悔する人が少なくありません。また、すべての部屋に2方向の窓をつくるのが難しいため、日当たりの悪い部屋ができないように工夫する必要があります。
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5LDK平屋の間取りづくりポイントや注意点
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ここからは、5LDKの平屋の間取りを考える際のポイントや注意点を紹介します。間取りづくりのポイントや注意点を参考にしながら、後悔のない間取りの平屋住宅にしましょう。
ライフステージの変化を見越して計画する
子どもの独立や親との同居など、家族構成やライフステージは時間とともに変化します。5LDKの平屋の間取りは、将来の変化を想定した上で検討することが重要です。例えば、リモートワークを行わなくなった場合や、趣味が変わって専用の部屋がいらなくなった場合などを想定して間取りを計画するとよいでしょう。
動線を工夫する
5LDKの平屋は必然的に家の面積が広くなるため、動線を工夫する必要があります。特に水回りの家事動線を工夫しないまま間取りを決めてしまうと、動線が長くなって不便に感じやすいでしょう。効率的な動線にするにはキッチンに勝手口をつける、ウォークスルークローゼットをつくる、洗面台やトイレを2つにするのも1つの方法です。
採光や風通しを確保する
5LDKの平屋の採光や風通しを確保するには、どこからも風が通る設計や勾配天井にすることをおすすめします。ただし、採光や風通しを意識しすぎるとプライバシー性が低くなりかねません。プライバシーを守りながら採光や風通しを確保するなら、風が吹く場所や暗くなりやすい方角や時間帯など、細やかな提案をしてもらえる建築会社に相談しましょう。
収納スペースを十分に確保する
収納の場所や広さを考慮せずになんとなくで決めると、使い勝手が悪く住みにくい家になる恐れがあります。まずは収納すべきものの量と大きさを把握し、大きなものを収納するスペースと普段使いするものをしまうスペースを分けて、細かく検討しましょう。
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素敵な5LDKの平屋を建てよう!
5LDKの平屋は約34坪の広さの土地が必要です。住みやすい間取りにするなら、動線の工夫や採光・風通し・収納を確保する必要があります。ただし、長く住み続ける場合は将来的な変化も見越して間取りを検討することが重要なため、平屋の設計実績が豊富な建築会社に相談することをおすすめします。
フリーダムアーキテクツは、平屋住宅の設計実績が豊富な建築設計事務所です。5LDKの平屋の間取りを設計した実績もあり、ライフスタイルや将来の変化などに合わせた提案を心がけています。また、平屋に適した土地選びのサポートもしています。無料でデザイン住宅の作品集を配布しているので、ぜひお問い合わせください。
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FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。