
CASE711 「遊」・「作」
平屋を建てるとき、外観を決めるのは難しいものです。できれば、平屋ならではの特徴を最大限に活かしたいところですよね。平屋は敷地の広さがある程度必要ですので、2階建てに比べると数は少ない傾向です。しかし、だからこそ希少性があり、他の人とは違うオリジナリティが発揮できるでしょう。
平屋の外観で気をつけるべきポイントは屋根、窓、外壁などが主になります。そこで今回は、シンプルモダンや和モダンなど、人気のスタイル別におしゃれな平屋の外観実例32選をご紹介します。外観をおしゃれに仕上げるポイントも解説しているので、ぜひ理想の平屋をイメージしながらチェックしてみてください。
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目次
シンプルモダンでおしゃれな平屋の外観実例
シンプルモダンな平屋は流行に左右されにくく、長く愛着を持って暮らせるデザインが魅力です。ここでは、色数を抑えて統一感を出し、直線的でスマートな印象を与えるシンプルモダンな平屋の外観実例をご紹介します。
シンボルツリーが彩りを添えるシンプルな外観

CASE686 桜並木の平屋
白とグレーを基調とした外壁に木目調の軒天がさりげなくアクセントを添える、シンプルモダンな外観が魅力の平屋です。玄関付近にはシンボルツリーを植えて、シンプルなデザインに自然の彩りをプラスしました。

CASE686 桜並木の平屋
夜になるとハイサイドライトから室内の光がやさしく漏れ、さらに印象的な表情を見せてくれます。また、外壁に内部の様子が見える窓を設けているのも大きな特徴です。
直線的でシャープな平屋の外観

CASE711 「遊」・「作」
金属サイディングを採用した外観は、シンプルながらもクールで洗練された印象に仕上がっています。開放感のある駐車スペースに面してスリット窓を設けることで、プライバシーを守りながらも外との繋がりを感じられるよう工夫しました。
2つのキューブが繋がったシンプルな外観

CASE683 丘の上のハウス
2つのキューブが連なるようなデザインが印象的な、黒を基調としたシンプルな平屋住宅。シンボルツリーや木材のアクセントが、モダンな外観に温かみをプラスしています。

CASE683 丘の上のハウス
横から見ると屋根には斜めのラインがあり、一部を切り取ったようなスペースには植栽を配置して自然との調和も感じられるつくりです。中央にある白い壁のエントランスは屋外照明が当たると黒い外壁とのコントラストが際立ち、昼と夜で異なる雰囲気を演出します。
目隠し壁をアクセントにしたシンプルな外観

CASE437 LG
旧街道沿いの間口6メートル×奥行き30メートルという細長い敷地形状を活かし、奥行きを感じさせるプランニングを実現した平屋です。
外観は単色でまとめ、周囲の景観に自然と馴染むよう配慮しました。その中にアクセントとなるグレーの目隠し壁を配置し、シンプルなデザインに程よく個性をプラスしています。さらに、この壁が接道側からエントランスを隠してくれるため、プライバシーもしっかり確保。洗練されたデザインと機能性を両立させた実例です。
白いキューブ型のシンプルな外観

CASE719 Flat foam
白く四角いキューブの中に、窓やエントランスがくり抜かれたような外観が印象的な平屋です。無駄を省いたミニマルなデザインが、洗練された雰囲気を醸し出しています。
中庭を内包するようなつくりになっており、外からの視線を遮りながらも光や風をしっかり取り込めます。まるで柔らかなfoamに包まれるような、やさしさと安心感のある住まいに仕上げました。
ルーバーで風通しを確保した平屋

CASE420 光庭の家
のどかな風景に包まれた敷地に建つ、シンプルな箱形の平屋住宅。黒の外壁が落ち着いた印象を与えつつ、しっかりと存在感も演出しています。側面には大きなルーバーを設置し、外からの視線を遮りつつ風通しを確保しました。建物と壁で中庭をぐるりと囲むことで、開放感とプライベート性の両立を実現した平屋です。
開口部を最小限に抑えたプライベートな平屋

CASE750 WHITE GATE
青空や芝生といった自然の風景にやさしく溶け込む、白くシンプルな外観の平屋住宅です。正面にはスリット窓のみを設け、開口部を最小限に抑えて室内の開放的な空間とのコントラストを意識したデザインです。

CASE750 WHITE GATE
壁や地面には屋外照明を設置し、夜間でも明るく安全な外観に仕上げました。
ライトアップで立体感を演出した外観

CASE773 hairsalon Laetitia loco
白いキューブ状のフォルムが印象的な、ヘアサロンの外観実例です。地面に取り付けられた間接照明が外壁をやさしく照らし、夜には立体感のある美しい外観を演出します。窓と一体感のあるガラス扉の奥には白を基調としたクリーンな印象の内装が伺え、外観からも清潔感や安心感を演出します。
ウロコのような黒い外装を纏った平屋

CASE685 flat scale
ウロコのような黒い外装が目を引く、個性的な外観です。キューブ状のボリュームがふたつ連なったようなフォルムで、独特の存在感が感じられます。外壁に設けられたスリット窓から室内のあたたかな光が漏れ、夜の外観は日中とは違った印象に。玄関まわりは壁と扉を黒で統一し、外壁と一体感をもたせて存在感を抑えました。
プライバシーを確保した1.5階建ての家

CASE468 1.5階建ての家
道路側からは見上げられ、反対側の隣地からは見下ろされるという、周囲との高低差がある敷地に建てられた平屋。周囲からの視線を遮りながら、十分な採光を確保できるかが大きな課題でした。
そこで、2つの中庭を効果的に配置して室内への光を取り込みつつ、中庭が隣地から見えないよう建物の高さを調整しました。法的には平屋建ての扱いになりますが、1.5階建て並の箱型ボリュームに。1.5階部分にはバルコニーや中庭など、内外混在する要素を配置しています。
ガラススクリーンでプライバシーを確保した平屋

CASE426 コアのある家
ご夫婦の「終の棲家」として設計された、落ち着きある平屋住宅。既存の美しい庭園をそのまま活かしつつ、道路側にはガラススクリーンを新たに設置しました。これにより、外からの視線を遮ってプライバシーとセキュリティを確保しています。
一方で、庭園に対しては開放的なつくりになっており、長方形の建物を配置して屋内外の一体感を演出しました。プライバシーと開放感を両立する、穏やかな暮らしに寄り添う住まいです。

自然素材を取り入れたナチュラルな平屋の外観実例
木や石などの自然素材を取り入れると、やさしくナチュラルな雰囲気の外観に仕上がるのが魅力です。ここでは、自然素材を上手に取り入れた、おしゃれな平屋の外観実例をご紹介します。
中庭のある穏やかな佇まいの平屋

CASE680 寛か(くつろか)な平屋
中央部に中庭を設けたコの字型の平屋住宅です。屋根や外構に使用された木材が白い外壁にアクセントを加え、全体に柔らかくナチュラルな印象を与えています。
玄関までのアプローチはモルタル仕上げのスロープになっており、バリアフリーにも配慮された設計です。さらに、玄関扉の上部は開口部になっていて、外部から自然光をしっかり取り込めるよう工夫しています。
白×木目が美しい外観

CASE661 環(めぐる)いえ
田園風景が広がる穏やかなロケーションに建てられた、白い外壁が印象的な住まいです。木製の壁や玄関扉、シンボルツリーが調和し、ナチュラルで温かみのある雰囲気に。特に、木目の玄関ポーチの壁が、シンプルな外観の中で美しいアクセントとなっています。
玄関とは別に室内へと出入りできる開口部と階段も設けており、自然や四季の移ろいが感じられる設計です。
自然豊かなアプローチに誘われる平屋

CASE698 「景の家」
屋根と壁に同じ素材を使った落ち着いたファサードが印象的な平屋。駐車場棟と住居棟が程よい距離感で配置されており、自然豊かなアプローチ空間やリビングと繋がる中庭が設けられています。
アプローチは植栽に彩られた小道をイメージしており、よりナチュラルな雰囲気を演出します。中庭に植えられた緑と調和する黒の外壁に、木の玄関扉が温もりを添える、美しくバランスのとれた外観です。
鮮やかなネイビーの外壁と片流れ屋根がおしゃれな平屋

CASE447 CASA Oltremare
閑静な住宅地に建つ平屋住宅。鮮やかな群青色の外観には、板張りのアクセントが加わり、明るい印象に仕上がっています。片流れ屋根も目を惹くおしゃれなデザインです。
内部は大小2つの中庭と勾配天井により、伸びやかな空間を演出。特に南側に配した中庭は、大開口の窓を開け放つことでLDKとの繋がりが生まれ、開放感がより広がります。さまざまな工夫を凝らし、コンパクトな敷地を感じさせない、広がりのある住宅となりました。
三角屋根の2棟を並べた二世帯住宅

CASE635 三角屋根でつながる家
親世帯・子世帯それぞれの棟を並列に配置した、平屋の二世帯住宅。白を基調とした外観がアプローチの植栽と調和し、柔らかくナチュラルな印象を与えます。
棟が独立しているため生活音を気にせずに過ごせる一方、気軽に行き来できる距離感でコミュニケーションもとりやすいように工夫しました。物干し場など一部のスペースを共有する設計で、利便性と家族の繋がりの両方を大切にした住まいとなっています。
グレーの外壁と軽やかな軒が印象的な家

CASE570 REF
こちらの平屋は、奥へと細長く伸びた敷地に建てられています。軽やかに伸びた軒は、雨風や日差しを和らげる日本家屋の知恵を活かしつつ、モダンなフォルムを取り入れて現代的な外観に仕上げました。
外壁は柔らかなグレーで統一し、室内のインテリアとも調和しています。木目の扉や植栽がナチュラルなアクセントとなり、落ち着いた中にもあたたかみを感じさせる佇まいです。
明るく穏やかな居心地の良い住まい

CASE560 ma
夫婦と愛猫の3人で暮らすご家族が、それぞれにとって心地よい「間(ま)」を見つけられるように設計された平屋の住まい。明るいグレーの外壁に、デッキ部分のブラウンの壁と豊かな植栽が調和し、自然体でナチュラルな雰囲気を生み出しています。内装も木のあたたかみが感じられる雰囲気に揃え、穏やかな空気に包まれた住空間となっています。
懐かしさのあるアメリカンポップな平屋

CASE163 アメリカンポップな家
平屋の特徴を活かし、勾配天井による開放感あふれる贅沢な空間を実現した実例です。外観のテーマは「アメリカンポップ」。ブラウンとオレンジを組み合わせた配色で、ポップで遊び心のある印象を演出しています。さらに、一部に木目を取り入れることで、ナチュラルさと温かみもプラスしました。

和モダンでおしゃれな平屋の外観実例
落ち着いた雰囲気が魅力の和モダンな平屋は、年齢を重ねても暮らしに自然と馴染む心地よい住まいです。伝統的な和の要素にモダンなデザインを組み合わせれば、若い世代からも支持されるスタイルに仕上がりますよ。
ここでは、和モダンの魅力を活かしたおしゃれな平屋の外観実例をご紹介します。
光と風が通る家

CASE649 光の通り道
コンクリートの目隠し壁や黒い外壁により、外からは開口部が目立たない落ち着いた外観の平屋。外壁はグレーを基調とし、ルーバーなどの木材が柔らかなアクセントとなって和モダンな雰囲気を演出しています。
中庭に面した大きな開口部には縁側があり、内部は光を多く取り込む明るい空間に。通り抜ける光と風が住まい全体に心地よさをもたらす、穏やかな空気が流れる住まいです。
住宅街にフィットする外観

CASE622 fit
住宅密集地の中にありながら、周辺の景観と調和するよう計画された平屋住宅です。建物のボリュームを抑え、温かみのあるグレーの外壁に木のルーバーをアクセントとして取り入れることで、落ち着きのある外観に仕上げました。夜になるとルーバーの隙間から室内の柔らかな光がこぼれ、道行く人にもやさしい印象を与えます。
ナチュラル和モダンのテラスが印象的な平屋

CASE671 実りの平屋
田園風景の広がる伸びやかな敷地に、周りの環境を阻害しないように建物の高さを抑えた平屋を計画。水平に広がる伸びやかなプランに、LDKは高さ方向にも強弱をつけ、吹き抜けを設けた開放感のある魅力的な空間に仕上げています。
外構や外壁に木材を多く使用し、自然豊かな環境に溶け込むようなデザインとしています。
鎖樋が印象的なシックな外観

CASE721 落ち着きのある家
2面道路に面した開放的な敷地に建てられた、シックな平屋住宅。外観は黒い外壁で統一され、懐かしさを感じさせる鎖樋を採用することで和の趣を感じさせる落ち着いた雰囲気に。室内はLDK全体を垂木天井とし、夜にはスリット窓から柔らかな光とともに美しい木目が見える印象的な外観となっています。
伝統の趣とモダンな装いを兼ね備えた家

CASE433 奏の家
軒を可能な限り低くすることで、屋根全体にダイナミックな印象を持たせました。屋根裏部分は小屋裏収納として有効活用しています。
墨色の外壁に深く張り出した軒を重ねたフォルムは、伝統的な趣を感じさせながらも現代的なデザインに。一部に木目をあしらうことで外観に温かみとアクセントが加わり、〈いま〉を生きる家族にふさわしい住まいとなっています。
ネイビーと木材を組み合わせた落ち着いた外観

CASE740 光とともに
ネイビーを基調とした外壁に、軒天井や目隠しを兼ねたルーバーの木材がアクセントとなり、落ち着いた中にも温かみを感じさせる外観に仕上がっています。
手すりやスロープを設けることで、車から降りてそのままスムーズに室内へと入れるよう、使いやすさにも配慮しました。また、ダウンライトやスポットライトで夜間も外まわりが明るく照らされ、安心して移動できる環境が整えられています。
砂利敷きの庭が和のテイストを添える平屋

CASE508 Slither Link
開放感のある立地に建つ、シャープな印象の平屋住宅。外構には砂利敷きの庭が広がり、和モダンで落ち着いた外観を演出しています。
玄関アプローチにはゲートのような屋根が設けられ、より個性的な外観デザインに。また、アクセントとして取り入れたルーバーから室内の明かりが外へとやさしく漏れることで、より洗練された印象を与えてくれます。
白の外壁に格子の扉が和を感じさせる平屋

CASE228 ワンストーリーハウス
ほぼ正方形のゆとりある敷地に建てられた住まい。中庭を囲むように、高さの異なるボリュームや各部屋がバランスよく配置されているのが特徴です。外観はシンプルな白でまとめ、玄関には格子の扉を採用しました。やさしい木の風合いがナチュラルな雰囲気を醸し出し、シンボルツリーとあわせて和の趣を感じさせます。

注文住宅ならでは!個性的な見た目で唯一無二の外観実例
既存のスタイルにとらわれず自由な発想で個性的な住まいを実現できるのは、注文住宅の大きな魅力のひとつ。ここでは、ライフスタイルや好み、周囲の環境に合わせてデザインされた、唯一無二の外観実例をご紹介します。
美術館のようなモダンな平屋

CASE634 アトリエを持つ家
まるで美術館のような洗練された雰囲気が印象的な、モダンなデザインの平屋。自宅と仕事場としてのアトリエが一体となった住まいで、ゆとりあるアプローチにはお施主様のこだわりでサボテン型のオブジェを設置しました。外観はシンプルながらも存在感があり、仕事とプライベートの空間が心地よく調和しています。
5枚の外壁が格好よくおしゃれな平屋

CASE515 WALL
『とにかく格好いい住宅を』、そんな要望から設計をスタートしました。プライバシーを確保しつつ開放性のある中庭を持つコートハウスです。外観の特徴でもある5枚の壁が内部にも繋がり、建物全体の空間を構成しています。唯一無二の格好よくおしゃれな平屋になりました。
崖に向かって開口部が開かれた平屋

CASE472 突き抜ける家
断崖に面した立地に建つ、印象的な佇まいの平屋です。

CASE472 突き抜ける家
通り側は複数のボックスを組み合わせたような構成で、黒い外壁に木のアクセントが映える外観が特徴。外側に向いた窓は最小限に抑え、プライバシーを確保しています。
多彩な軒が豊かな表情を生み出す平屋

CASE411 軒の家
大小さまざまな軒が特徴のこちらの平屋は、軒のデザインによって多彩な表情を見せてくれます。浅い軒は夏の直射日光を柔らげて室内を快適に保ち、深い軒は「半外部空間」として機能し、屋内外の境界を曖昧にしています。
波のような屋根形状がアクセントの外観

CASE588 涅の櫂
漆黒の外壁に波を描くような形状の屋根がアクセントとなり、ひと目で印象に残る個性的な外観を演出しています。接道側は開口部を最小限に抑えて落ち着いた表情を見せる一方で、反対の開けた面には大きな開口部を多く設けました。

CASE588 涅の櫂
夜になるとスリット窓からあたたかな光が漏れ、昼間とは異なる趣の外観が楽しめるのも魅力です。

平屋の外観デザインの失敗例

平屋住宅の外観を決める際に、失敗しがちなパターンを4点紹介します。
まず、全体のイメージが固まっていない段階で、外観をパーツで決めてしまう場合です。素材や色でいいものが見つかると、それを使いたくなる気持ちはわかりますが、パーツだけで選ぶと失敗する確率が上がります。外壁を決める前には必ず、全体像のイメージができあがってからにしましょう。
次に、テラスに実用性がないパターンです。平屋住宅には2階がないため、洗濯物は1階に干すことになります。しかし、テラスを一応作ったものの、庇(ひさし)がほぼ無いような作りにしてしまうと、雨や鳥の糞などを防げないこともあるでしょう。テラスはデザインだけでなく、実用性を考慮することが大切です。
3点目のポイントとして、屋根の大きさにも注意しましょう。平屋住宅は1階の面積が広くなるため、それに比例して屋根も大きくなります。大きな屋根を利用して、太陽光発電のソーラーパネルを設置することもできます。しかし、屋根が大きいことのデメリットもあります。たとえば、大雨が降った際にその雨を受ける面積が大きいため、どこかの箇所で雨漏りする可能性が高くなります。
最後に、窓の大きさについてです。平屋は1階部分しかないため、可能なら大きな窓を設けたっぷり採光を行い、開放感のある住まいにしたいことでしょう。しかし、大きな窓は外部から家の中が見えやすくなってしまいます。家の前の人通りが多い場合は、窓の大きさをよく検討した方がいいでしょう。

外観デザインをおしゃれに仕上げるポイント

CASE426 コアのある家
平屋の外観をおしゃれに仕上げたいなら、次のポイントを意識しましょう。
・おしゃれな屋根の色や形を意識する
・バルコニーをアクセントにする
・窓のサイズを工夫する
・理想の色にこだわる
上記4つのポイントについて、以下で詳しく解説します。
おしゃれな屋根の色や形を意識する
平屋住宅の外観を考えるときは、まず屋根を意識しましょう。平屋の場合必然的に屋根は低く外から見える屋根の面積が広くなるため、その家の外観を印象づける重要ポイントになります。家全体のバランスを見ながらおしゃれになる、屋根の形や色、素材を選ぶといいでしょう。
バルコニーをアクセントにする
バルコニーも平屋の外観に大きく作用します。平屋は面積が広いため、日当たりの加減がバラバラになったり、風通しが悪い部分ができてしまったりすることがあるかもしれません。日当たりのいい所は、リビングなど長い時間くつろぐ部屋に割り当てるのが基本ですが、洗濯物を干す場所としてバルコニーを設けるのもいいでしょう。
ウッドバルコニーなど自然素材のバルコニーは、柔らかさとともにおしゃれさも演出します。
窓のサイズを工夫する
窓のサイズを工夫するだけで、外観の印象が大きく異なってきます。大開口の窓を設けると開放的でおしゃれな平屋になるでしょう。しかし、窓の大きさは外部からの視線を考慮することも大切です。家の前の人通りが多く外からの視線が入りやすい場合、プライバシーの面で問題が出てくるかもしれません。
理想の色にこだわる
平屋住宅の外観を印象付ける要素のひとつとして外壁の色はとても大切です。色使い次第で、モダンでおしゃれにしたり、シックでクールな雰囲気にしたりできるでしょう。
一般受けしやすい色はグレーや白色といわれています。しかし、白系統にした場合は光のあたる角度によって汚れが目立ちやすいケースがあることを覚えておきましょう。
複数の色を組み合わせるとき、全体を引き締まった印象にしたい場合は基本色を多めに使うようにしましょう。白やグレーなどの基本色の割合を大きくすることで、統一感を出すことができます。たとえば、白色8割、黒色2割、肌色1割のような組み合わせにすると、穏やかでまとまった配色になります。
まとまった印象ではなく、際立った配色にしたいときは、モノトーン系以外の色をメインに使うのがポイントです。たとえば、緑とオレンジ、赤と肌色などの配色がそれにあたります。
色合いは日の当たり方や場所で印象が変わるものです。色合いを簡単に確認する手段として、塗料メーカーが製作している色見本帳や、塗り板を使う方法があります。家が実際に建てられる場所で、これらを使えば、日当たりによる色の雰囲気も確認が可能です。色見本帳や塗り板は住宅会社の担当者に依頼することで手に入れることができるでしょう。
外壁については「平屋の外壁は何色がいい?おしゃれな色や素材の考え方」でも解説しています。より自分の理想に近い、おしゃれな平屋を手に入れたい人は、ぜひ参考にしてください。

おしゃれでかっこいい外観の平屋を作ろう
2階建て住宅に比べて数は少ないものの、平屋にも外観デザインのバリエーションがいろいろあります。シンプルな昔ながらの平屋もあれば、大きい1枚屋根で特徴を出したり、子どもが遊ぶための空間を広く取るために、変形したりする平屋もあります。
外壁はグレーや白でシンプルにまとめてもいいですし、ポップなカラーを取り入れてアクセントをつけてもおもしろいです。平屋ならではの特徴を活かしつつ、自分好みの外観デザインを実現させましょう。
フリーダムアーキテクツには「家づくり」に関する各種相談窓口がございます。おしゃれな平屋の家づくりを検討されている方、土地をお探しの方、新築・中古問わず住宅の購入を検討されている方、すでにフリーダムアーキテクツとご契約されている方など、どのようなご相談にも無料でお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。
◆◆「フリーダムアーキテクツが手掛けたデザイン住宅の作品集を今なら無料でお届けします。」◆◆
関連記事:注文住宅の「平屋住宅」特集

平屋の外観についてよくある質問に回答
平屋の外観についてよくある質問にフリーダムアーキテクツが回答します。
平屋の外壁は何色がおすすめですか?
長く住む家だからこそ、自分自身が心地よく感じる色を選ぶことが最も大切です。好みのテイストや外観デザインに合わせて決めるのが基本ですが、迷った場合は周囲の環境や街並みに調和する色を選んでみてください。
ベージュやグレー、ブラウンといった自然に馴染む色味は、落ち着いた印象を与えてくれます。一方、黒い外壁はシックでモダンな印象を演出できますが、すべて黒にするとやや重たい印象になりがちです。黒を基調としたい場合は、木材などの自然素材を取り入れて柔らかさを加えるとバランスの取れた外観になります。
平屋の外観で失敗しやすいポイントは?
平屋の失敗例として、「間取りにこだわりすぎて外観まで気が回らなかった」というケースは意外と多く見られます。平屋は構造的にボリュームが出にくいため、意識しないと平坦でのっぺりした印象の外観になりがちです。
また、すべての部屋が1階にあるため、窓の配置によっては外からの視線が気になり、落ち着かない空間になってしまうことも。平屋ならではの魅力を引き出すためには、外観デザインも含めたバランスの良いプランニングが重要です。
平屋の建築費用が高い理由を教えてください
平屋はすべての部屋が1階にあるため建物の面積が広くなり、その分、基礎工事や屋根工事の面積も大きくなります。これが、建築費用が高くなる主な理由のひとつです。
また、ある程度広い敷地が必要になることから、土地取得費用が高くなる傾向があります。さらに、プライバシー確保のために庭やフェンスなどの外構工事を充実させるケースが多く、これも建築費用が膨らむ要因です。
ただし、必ずしも平屋の方が高額になるわけではなく、土地の面積や形状、間取りや設備などによってコストは大きく変わってきます。
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この記事を書いた人

FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。