
CASE508 Slither Link
「一軒家を建てるなら、外から見ても素敵な家にしたい」「休日は庭でゆっくり過ごしたい」といった思いから、庭付きの一軒家を検討する方が増えています。
本記事では、建築実例を交えつつ、おしゃれな庭づくりのポイントや魅力を紹介します。さまざまな庭付き一軒家の実例を参考にして、理想の住まいのイメージを明確にするためにぜひお役立てください。
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目次
おしゃれな庭付き一軒家の魅力とは
おしゃれな庭付きの一軒家を建てることで、家そのものの価値や満足度の向上、自宅での過ごし方の幅が広がるといったメリットが考えられます。
家の価値と満足度を高められる
おしゃれな庭を作ることで、家全体の印象が格上げされやすい傾向があります。また、日ごろ安心して快適に暮らすためには、外構を含めた住宅のデザインと機能性を両立させることが重要です。
建物だけで完成しているように見えても、外構の完成度が低いと、全体の印象がちぐはぐになってしまう可能性があります。反対に、外構に力を入れることでしっかりと設計された家という印象が強まり、満足度も高まるでしょう。
加えて、フェンスや植栽による目隠しや外からの視線のコントロールによって、日常の安心感や快適性を高めることが可能です。
「庭空間」が暮らしに豊かさと余白を与える
自然を身近に感じる暮らし方を好む方が増えている中で、庭付きの一軒家の人気も高まっています。また、庭は趣味や子どもの遊び場、憩いの場など多目的に使えるため、暮らしに豊かさをもたらしてくれる点も魅力です。
土地が限られていても、工夫次第で庭付き一軒家を実現できます。実績の豊富な工務店に要望を伝えてみると良いでしょう。

後悔しない!おしゃれな庭づくりの6つのポイント

おしゃれな庭付き一軒家を実現するためのポイントは、以下の通りです。
・建物との統一感を持たせる
・ゾーニングで使い勝手を考える
・植栽で季節感と立体感を演出
・照明で夜の表情もデザインする
・プライバシーの確保と開放感のバランス
・素材にこだわる(ウッド、石、タイルなど)
各項目について詳しく解説しますので、家を建てた後に後悔しないようにチェックしましょう。
建物との統一感を持たせる
外構と建物の統一感を意識することが重要です。外構の素材や色使いを、建物の外観デザインと合わせることで一体感が生まれます。また、植栽や照明を選ぶ際にも、モダンやナチュラルなど建物のスタイルとの調和を考えると、外構全体がおしゃれな印象に仕上がります。
屋根や外壁の色、形状にリンクしたフェンスや門扉を選ぶとスムーズです。さらに、窓まわりや玄関アプローチのデザインも、建物のスタイルとの統一感を持たせるように意識するとまとまりやすいでしょう。
ゾーニングで使い勝手を考える
外構では、駐車場や玄関アプローチ、庭といったようにスペースを区分けし、それぞれの使いやすさを追求する設計を考えることが重要です。また、家族の動線や日常の暮らし方に合ったレイアウトが、快適な生活の実現につながります。
プライベートゾーンとパブリックゾーンを切り分けることによって、プライバシーや防犯性の確保にも役立ちます。さらに、ゾーニングを意識した外構は、家全体の調和と統一感を高める効果も期待できるでしょう。
植栽で季節感と立体感を演出
外構に植栽を取り入れることで、外構全体に柔らかさと温かみが加わり、住まいが引き立ちます。また、四季折々の花や葉の色の変化が、庭に季節感をプラスでき、新鮮さと豊かな雰囲気を演出できます。
具体的には、高さや形の異なる植物を組み合わせて、立体的で奥行きのある空間を作り上げると良いでしょう。また、シンボルツリーを中心に低木や草花を配し、自然なグラデーションを作ると景観が美しくなります。常緑樹と落葉樹をバランスよく配置すれば、年間を通じて変化と安定感を両立でき、家の印象が格上げされます。
照明で夜の表情もデザインする
外構のセンスをレベルアップさせるには、照明も工夫してみましょう。庭の照明は、防犯面だけでなく、夜の印象を高めるための重要な要素です。タイマーや人感センサーを採用すれば、実用性とデザイン性を両立できます。
アプローチや植栽を照らすことで、奥行きや立体感が生まれます。また、間接照明やアップライトを使えば、柔らかな光で落ち着いた雰囲気を演出することが可能です。さらに、光の色味や角度にもこだわることで、昼とは異なる表情を引き出せます。
プライバシーの確保と開放感のバランス
一軒家の庭は、プライベートな空間であるのと同時に、くつろげるような開放感も必要なため、そのバランスが外構設計の重要なポイントです。プライバシー性を確保しつつ、明るさや風通し、季節感などにも配慮して配置を考える必要があります。
生け垣や常緑樹などの植栽や目隠しフェンスを使えば、外からの視線を遮りながらも、閉塞感を軽減できます。また、フェンスは完全に囲わずにスリット(隙間)や高さの強弱を活かしたデザインにすることで、風通しや明るさを確保できるでしょう。
さらに、植栽による自然な目隠しは、季節感や彩りが加わるため、無機質になりがちなモダン外構にも柔らかさを与えてくれます。外からの視線が気にならない場所には、大きな窓やデッキを設けて開放的な空間を確保することで、室内外のつながりを活かせます。
素材にこだわる(ウッド、石、タイルなど)
庭や外構に使用する素材は、家全体の印象を大きく左右します。ナチュラルにもモダンにも、素材選び次第で自在に演出できるため、建物と外構に調和する素材や色を選びましょう。
例えば、ウッドはナチュラルで温もりのある雰囲気を作れます。ウッドフェンスやウッドデッキを設置することで、庭と室内との自然なつながりを生むことも可能です。また、石材は高級感・重厚感を演出できるため、玄関アプローチや門柱、アクセントに取り入れると引き締まった印象になります。
タイルは、モダンで都会的な印象を与える素材です。テラスやアプローチ、ステップなどに使いやすく、色や質感のバリエーションも豊富なため、希望のスタイルやテイストに合ったものが見つかるでしょう。

おしゃれな庭付き一軒家の建築実例
ここからは、おしゃれな庭付き一軒家の建築実例を紹介します。実際の住宅を参考に、自宅の庭や外構について考えてみましょう。
植栽と塀で魅せるナチュラルモダン外構

CASE772 大らかにツナガル
シンボルツリーや植栽に囲まれた緑あふれる一軒家です。グレーの落ち着いた外壁と、木製ルーバーが全体の調和を生み出し、温かみのある印象を与えています。また、開放的な立地を活かした庭は、プライベート感があり、さまざまな用途で活用できるでしょう。
中庭×ウッドデッキでくつろぎのプライベート空間

CASE576 回廊の家
木の目隠し壁やシンボルツリーが外観のアクセントになっている住宅です。接道面は開口部を減らすことでシンプルにまとまっていますが、日が落ちてからは照明によって異なる雰囲気を演出します。
また、玄関の正面に広がる中庭は、ウッドデッキとLDKがフラットにつながり、ゆったりと過ごせるプライベート空間に仕上がっています。
石と緑のコントラストが映えるモダン外構

CASE767 ウチソトのドマ
単色の外壁に、植栽や木の軒天井が映えるモダンな住宅です。通りに面した方角に植栽を設けることで、周囲の視線を遮りつつも閉鎖感のないテラスを作り出しています。夜になると照明が当たる軒天井部分の木目が引き立ち、昼間とは違った表情を見せてくれます。
また、壁に開口部を設けたインナーガレージや、オープンさを楽しめるバルコニーにより、開放感を確保している点もポイントです。
狭小地でも光と緑を取り込む中庭スタイル

CASE597 Ambiguous Expression
グレーを基調として外観と内装を統一したコの字型の一軒家です。中央の中庭に面して開口を多く設け、ホールにはスケルトン階段を配置することで、家全体の明るさを確保できるよう工夫されています。
また、目隠しがない部分の窓は曇りガラスとし、開放感とプライバシー性を両立させている点もポイントです。
中庭と濃漆喰が調和するモダンな住まい

CASE747 濃漆喰の家
開放的な中庭と、特徴的な形状の建物が印象的な住宅です。平屋と2階建てを組み合わせたようなユニークな建物で、内部には繊細な左官技術が求められる漆喰壁が施され、柔らかい質感の空間を演出しています。
また、外部とのつながりを活かした中庭には芝生が敷かれ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

庭まで含めて“我が家”に。理想の暮らしを設計しよう
おしゃれな庭付きの一軒家は、住宅そのものの価値や暮らしの満足度を高めることができます。庭や外構を設計する際には、建物との統一感やゾーニング、プライバシー性を考慮することが重要です。また、植栽や照明、ウッドデッキなどの素材にこだわることで、季節感と立体感のある豊かな住まいを作り出せるでしょう。
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おしゃれな庭付き一軒家に関するよくある質問

ここからは、おしゃれな庭付き一軒家についてよくある質問と回答を紹介します。
庭は管理が大変?
庭付きの一軒家では、掃除や植栽の水やりなどの管理が必要なため、人によっては大変と感じることがあります。手入れが必要なものと、さほど手がかからないものを組み合わせてメリハリを付けることで、無理なく管理できる庭を作れます。
また、タイル敷きや雑草が生えにくい人工芝の採用などにより、日々の管理の負担を軽減できるでしょう。
外構はどれくらいの費用がかかる?
一般に、建物本体に見合った外構を作るには、本体工事の約5〜10%の費用が必要とされています。ただし、土地の面積やデザインによる差が大きいため、予算に見合った外構を実現するために工務店に相談してみましょう。
外構と建物とのバランスが重要になるため、全体を見据えた予算計画を立てることが大切です。
敷地が狭くてもおしゃれな庭は作れる?
中庭やスリット植栽などを用いて、立体的な設計をすることで、狭小地でもおしゃれな庭を実現できます。建物と一体化させた設計によって、限られた空間を効率よく活用することが重要です。
また、ガーデニング初心者は狭いスペースから始めることで、無理なく手入れを続けやすいというメリットもあります。
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この記事を書いた人

FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔
1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。