【Mさん邸】「人と猫の共存」を考え抜かれたデザイン住宅。 | 注文住宅なら建築設計事務所 フリーダム

【Mさん邸】「人と猫の共存」を考え抜かれたデザイン住宅。

カテゴリー:お客様の声

インタビュー

気の向くままに外を眺めたり、日向で寛いでいたり。その場にいるだけで、癒しを与えてくれる猫と過ごす快適な住まいは、愛猫家にとって憧れの住まいではないでしょうか。今回は、3匹の猫ちゃんと快適に過ごせるデザイン住宅を叶えられたMさんに、家づくりのエピソードを伺ってきました。

「家づくりのきっかけは、飼育している猫3匹が楽しめる家にしたいということでした。もともと猫が好きで、猫を飼うならペットショップではなく、多頭飼育崩壊などで幸せになれていない保護猫を救いたいと考えていました。そこで、ペット可の賃貸で飼育を始めたのですが、家賃が高い事や年齢的にも自分達所有の家が欲しいと思ったことから家づくりを決意しました。」

殺処分が優先的に決まってしまったという保護猫の情報をSNSで奥様が見つけられたことをきっかけに、保護猫を譲り受けたMさん。この日も、秋晴れの心地よい陽射しを受けクッションで気持ちよさそうに眠る猫ちゃん。お二人の暖かな想いに包まれ、穏やかな日々を過ごしているのが伝わってきます。

「始めは、中古戸建てのリノベーションを検討していました。しかし、猫が運動不足にならないように上下運動が出来る工夫など、やりたいことを叶えるとなると新築戸建てと同じかそれ以上に費用が掛かるということと、気に入る物件に出会うことができなかったことで、新築の注文住宅へと切り替えました。」

新築を検討し始められてからは、土台となる土地探しから始められました。

「夫婦共働きですが、二人とも電車での通勤をしていないので、駅からの距離よりも住宅街で広さを確保出来ることを重視していました。この土地は、周辺の道路幅が広く交通量が少ないことが気に入り、購入しました。土地探しと並行して、住宅会社探しのため住宅展示場にも足を運びました。フリーダムさんのことは、 “猫のための家づくり”という特集に惹かれ購入した建築専門誌で知りました。実際に相談していく中で、他社さんで感じていた“数ある中の1件”ではなく、私達自身を見てくれていると感じられたことやデザイン性に惹かれ決めました。」

Mさんは、相談会に来られる前に「設計事務所って敷居が高そうだな」と感じておられたそうです。しかし、不安に感じておられたアフター対応の内容へ安心感を抱いていただけたことや、同じ猫好き担当者の“ぜひ、お手伝いをさせていただきたい”という想いも伝わり、フリーダムでの家づくりを決断されたと笑顔でお話してくださいました。

「家づくりのテーマが猫と快適に過ごせるデザイン住宅ということで、イメージづくりのためネット検索をよくしていました。思っていたよりも、当時は情報が少なく意外に感じたことを覚えています。その中でも、フリーダムさんは過去事例に数件、猫の家があり参考にしました。後は、打ち合わせで担当者さんから提案を頂いたりしながら、形作っていきました。」

近年は完全室内飼いの猫が増え、運動不足にならないようにキャットタワーやキャットウォークなど様々な工夫をDIYで取り入れる方も増えてきましたが、新築注文住宅の実例で紹介されている物件はまだ多くはありません。担当者も猫が好む幅や段差の高さを調べ、注文住宅だからこそできる工夫の検討をしていました。

「間取り決めでは、猫が上下運動できる工夫や楽しめるだけでなく、私達も快適に過ごすために必要なことは何かと、猫との共存もよく考えました。結果、猫に触られたくないものを置いておく部屋を設け、それ以外は自由に出入りできるようにしました。また、人用のトイレ付近に猫用のトイレ場所を設けることで、お手入れが楽になっていますね。」

猫との共存は間取りを決める時だけでなく、家づくり期間を通して考える時間が多かったと語るMさん。悪戯することも好きな猫だからこそ、大切にしているものや触れてほしくない物には触れられない環境を作ることも、お互いが快適に過ごせる空間には必要です。

「取り入れて良かった工夫は、やはりキャットタワーです。海外のデザイナーさんの作品をネットショップで見つけ、採用しました。タワーの上で寛いだり、ロフトへの通り道として猫がよく使ってくれています。」

猫の隠れ場所にと設けておられるロフトへは、キャットタワーからダイレクトに行けるほか、リビングの上部にキャットウォークを設け、ぐるりと周れるような工夫もされています。また、キャットウォークからは、キャットスペースにもアクセスでき、立体的な空間の移動ができる動線が描かれています。

「素材を決めていく際には、強度に注目しました。ショールームに何度も足を運び、実際に見て触れながら比較検討を重ねました。デザインでは青色が好きなので、壁紙や洗面台などで取り入れアクセントにしました。一度決めると、その後変更が出来ない部分を決断していくのは、より慎重になっていたのも思い出ですね。」

爪がひっかかると、その場で爪とぎをしてしまう猫のことも考え、耐久性の高い素材を選ばれています。ここまで、猫目線での快適な住まいにするための工夫を沢山お話してくださったお二人ですが、Mさんご夫妻が快適に過ごせるために取り入れられたことも伺ってみました。

「私達自身の暮らしの快適性という面では、動線と2階リビングにこだわりました。特に洗濯動線が短くできたのが良かったです。脱衣所で室内干しが出来るようにしているので移動することなく干せて、乾いた洗濯物は隣接するWICに移動させるだけです。ハンガーで全て収納できる大きさにしているので、その点も良かったです。2階リビングにこだわったのは、隣地との間に1階分程の高低差があり、このエリアが第一種低層地域に指定されているので、陽当たりを阻害されにくかったからです。長い時間を過ごすリビングの陽当たりを良くしたいと思い、始めから希望していました。その他には、足を延ばして入れるバスタブの大きさや床暖房を取り入れるなど、快適さを重視した住宅設備選びをしましたね。」

第1種低層住居専用地域では、2階建てまでの住宅しか建築できません。そのため現在、平屋住宅の隣地で建て替えがされたとしても、2階の陽当たりや景観が大きく変わることが無いのもMさん邸の敷地の特徴です。そうして完成した猫と共存する快適な住まい。イメージされていた暮らしの通りになったのでしょうか?

「想い描いていた通りになっています。帰宅した時に家を見上げると、外観のアクセントにもなっている猫窓から猫が出迎えてくれているのが見えたり、リビングで猫が遊んでいるのを眺めたりと完ぺきです。」

ポコポコとした窓が多く設けられ、外観のアクセントになっている猫窓。小さめの窓が多く設けられているため、建物内を移動する中で見える景色が変化するのを楽しめる空間に仕上がっています。最後にお気に入りの空間を伺ってみました。

「一番はリビングですが、寝室の作りも気に入っています。担当者さんの提案でWICと寝室を仕切る壁を天井より低くしたことと、起きた時に目線の先の壁の下部に奥行きをつくったことで広がりのある空間になっています。」

「幸せになれていない猫を救いたい。」

Mさんご夫妻の陽だまりのような暖かさが具現化したお住まいで、猫と人が快適に過ごせる穏やかな時間が流れています。

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この記事を書いた人

長谷川 稔

FREEDOM ARCHITECTS
長谷川 稔

1971年生まれの関西出身者。情報出版会社を経て2014年よりFREEDOM株式会社へJoin。現在プロモーション担当としてフリーダムの魅力を伝えています。

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